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山の宴

よっちゃん、つとぴ夫婦に誘っていただいて奥多摩を歩いてきた。今年初めての山歩き。


2011年2月8日

青梅線車中で合流し、車中でそれぞれ持ち寄った食料などを口頭で確認。鷹ノ巣山に稲村岩尾根コースから登るために奥多摩駅で8:10の日原鍾乳洞行き乗り、車中で色々話しているうちに、何故か酉谷もいいね、ということになり急遽石尾根の鷹ノ巣山から長沢背稜の酉谷山に目的地変更。


8:40 日原鍾乳洞 出発

ひたすら林道を行く。このコースを歩くのは2年前の12月に息子と歩いて以来。

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途中林道沿いの斜面の落石防止防護工事中。ご苦労様です。

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これは何に使う道具だろう?

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小川谷林道終点から三又までのあいだは多少ザレているところがあったが、問題ない。

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11:10 三又 

ここが静かなのも渓流釣り解禁前の2月いっぱいで、解禁後はつり人が増える。私も10年以上前に二度ほど解禁直後にテントを張って釣りにきたことがあるが、数は釣れるがリリースサイズがほとんどだった。年によっては解禁時に雪がたっぷり残っていることもある。放流ものではないサビつきの岩魚が釣れる。今年は雪はなく、水量も少ない。

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ここからは何度か高巻いて沢から離れることもあるが、概ね酉谷沢に沿って付いた道を行く。このあたりの道も昔に比べ、高巻きが多くなった。

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途中、旧酉谷小屋跡のあたりで、沢が枯れる前に水を4Lほど汲む。避難小屋前の水場が枯れていると困るので、駅で汲んだ2Lと併せて6L、ザックが重くなったが、ここからはあと一息。


13:20 酉谷避難小屋着

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無人。水場は枯れてこそいなかったが、雫がぽた、ぽた程度。コッフェルを置いておいたが、30分で1L貯めるのも難しい。

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荷を解いてひと休みしたあと、空身で酉谷山頂上へ。尾根上と秩父側には雪が少しだけ。薄雲が出ていて展望はいまひとつ。

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小屋に戻ったあとはそれぞれ持ち寄った材料を出して、つとぴが背負ってきた鍋とカセットコンロでおでん。酒はワイン、泡盛、麦焼酎。4時くらいに単独年配ハイカーが一人到着。前夜鷹ノ巣避難小屋に泊まり雲取経由で長沢背稜を歩いて来られたという。あつあつのおでんと酒で体を暖めて、会話も弾む。春に一緒に歩いた真の沢林道の話や、これから歩きたい奥秩父の藪の話・・・・話は尽きないが、酒が尽きて20時頃にはお開きに。



2011年2月9日

5時過ぎに起きて、湯を沸かし3人でコーヒー。外は-4℃だが室内はプラス2℃。この小屋は狭くて密閉性が高いので暖かい。前夜のおでんの残りを温めなおしてうどん、粗びきウインナーを加えて朝飯に。食後コーヒーを飲みながら今日の予定を検討。とりあえず、長沢背稜を東に向かうことに。荷をまとめて小屋の中を掃いて出発。

7:30 出発。期待した夜半の雪はそれほどでもなかったようで小屋の前で5cmほど。それでも昨日とはまったく違う光景に心踊る。

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まずは下のトラバーズ道ではなく県境の尾根道を行くことにする。軽アイゼンをつけて尾根に踏み跡を刻む。

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坊主山、七跳山までは尾根を辿り、そこからは昼過ぎのバスに間に合うように通常の登山道に降りて軽快に距離を稼ぐ。


10:30 一杯水避難小屋。雪もやんだ。ヨコスズ尾根を下る。この尾根を歩くのは久しぶり。

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12:40 東日原。バスで奥多摩へ。

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「天益」の餃子でビール、と決めていたのに本日休業の札。他も週の中日で定休の店が多くしかたがないので、駅の2階の蕎麦屋で酒と蕎麦。ここはつまみは漬物くらいしかない。物足りないので駅前をうろうろしていたら天益の路地の奥に一軒だけ暖簾のかかっている店を見つけて入ってみた。「蕎麦処 おく」。家庭的な味のつまみが揃っていて酒がすすむ。さしの入った馬刺しも旨い。また遅くまで・・・
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by mobydick67 | 2011-02-10 22:39 | 山歩き

奥多摩をぐるりと縦走する 2 


2010年11月6日

夜中に喉が乾いて目が覚めたのでテントの外に出てみると満点の星空。北を見ると秩父の街の灯りも稜線越しに一つのラインになって見えた。

5:10 自然に目が覚めた。鳥の囀りや鹿の鳴き声、風の音もない静かな朝。

テント内で1℃。晴れている割には冷え込まなかった。下がふかふかの落ち葉なので、地面からの冷えは少なかった。フライの内側は結露しているが下に滴り落ちるほどではない。湯を沸かし、まずはお茶を作り、昨夜準備(水を入れておくだけ)しておくのを忘れたアルファー米梅しそご飯に湯を注ぐ。これと乾燥野菜を加えた味噌汁で朝御飯。食後に練乳入りインスタントコーヒー。昼御飯用にアルファー米ドライカレーに湯を注ぎ、コージーに入れておく。 

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6:30 日の出とともに出発。

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6:40 長沢山山頂。

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長沢背稜は東京都と埼玉県の県境尾根沿いに付けられた道で、よく踏まれているのは東京側の尾根より少し下につけられた巻道だが、尾根上の県境上にも踏み跡があり今回は「尾根歩き」なのでなるべくこちらを歩く。

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昨日歩いた石尾根の上に頭を覗かせる富士。

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左が尾根道、右が巻き道。鞍部でこのように合流する。

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小ピークを下り、滝谷の峰手前鞍部に出ると突然開けた場所に出てびっくり。ヘリポートが造られていた。

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切り倒された切り株には水道局マークの焼印。

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ここを歩くのは2年ぶりだが、以前はこんなものはなかったので最近作られたのだろう。

滝谷の峰は踏み跡不明瞭だったので尾根筋を離れ巻道を行く。

タワ尾根入り口。以前なかったトラロープが張られ、登山道ではないという注意書きがあった。

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8:50 酉谷山 山頂。ここも南側の木が刈られて以前より見晴らしがよくなっている。一応酉谷避難小屋も覗いてみた。水は出ていた。

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途中、坊主山を巻くあたりでショルダーハーネスにつけて時々鳴らしながら歩いていたiPodを落としたことに気づき愕然。酉谷山頂ではまだ確かにあったはずなので、荷物をデポして来た道を戻ることに。幸い急ぎ足で20分ほど戻ったところで落ち葉に埋もれそうになって落ちているのを発見。助かった。デポした荷まで戻り、細引きで簡単には落ちないように細工して再装着。

10:00 七跳尾根分岐。七跳尾根は歩いたことがないのでいつか歩いてみたい。

10:30 ハナド岩。石尾根が一望できる。

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このあたりで3、4人の単独ハイカーとすれ違った。腹が減ったのでジップロックに入れて持ってきたグラノーラとミックスナッツのミックスを歩きながらボリボリ食う。

11:00 天目山。避難小屋には降りないで尾根筋を進む。

尾根筋には、このような赤い札とコンクリート製の杭が随所にあり、時々古い朽ちた木製の杭も残る。

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12:00 仙元峠。ハイカーが一人日向で気持よさそうに休んでいた。

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12:15 蕎麦粒山山頂。4、5人が絶好の展望を楽しんでいた。ここからは尾根筋のトンネルのような広い防火帯を行く。

ボ&ガンボ


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12:50 日向沢の峰。ここからまだ少し棒ノ折山方向に顕著ではない尾根は続くが、ここで長沢背稜を離れ川乗山のほうに向かう。

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13:50 川乗山。山頂は山ガール、ボーイ、おばさん、おじさん、おじいいさん、おばあさんで大賑わい。昼食をここで食べようと思ったけどあまりに人が多いので足を止めないでこのまま歩くことに。

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舟井戸までは渋滞していた道も、そこから尾根の登りにとりつくとまた静かになった。

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大ダワから最後のピーク本仁田山を目指す。なかなかきつい。

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15:10 本仁田山。頂上手前の鞍部に林業用モノレールが施工されていた。東京都が一望できる静かな山頂。あとは下るだけだ。

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16:00 安寺沢登山口。なんとか陽が落ちる前に無事下山。

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16:30 奥多摩駅。ぐるり縦走終了。長い線が繋がって大きなまるができた。

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尾根歩きを満喫した二日間。川乗山から先はさすがにきつかったけど。


結局昼飯は食いそびれたので腹も減ったし、喉も乾いたので、風呂はパスして天益に直行。カウンターで生ビール、餃子、いいちこ、馬刺し、天ぷら・・・・夕方を過ぎると客が増えて忙しそうになってきたのでお暇して、人身事故でダイヤの乱れた電車を乗り継ぎ、桜上水でijiruと飲みながら山の近況報告や今後の予定を検討・・・・次の山行を約束して長い二日間を〆た。
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by mobydick67 | 2010-11-11 18:47 | 山歩き

長沢背稜 2

2日目(12月21日)

朝飯、撤収を済ませ7時に出発。雪は15~20cmほどで締まっていて歩き易い。天気もよく雪も乾燥しているため私はスパッツを着けないで歩いたがまったく問題ない。
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芋の木ドッケの手前の急な登りの部分は以前より登りやすくなったように思えたが気のせいだろうか。芋の木ドッケで三峰側の道からトレースがあり、ここから雲取まではよく踏まれていた。
雲取山荘前のベンチで早い昼食、ちからラーメンを食べる。水は昨日沢で汲んだものをここまで運んだが、山荘近くには結構雪があったので必要なかったかもしれない。ここの水場は確か冬は使用不可だったはず。飯を食べながら今日の目的地を息子と相談。

1.奥多摩小屋前で幕営
2.もう少し先、石尾根のどこか鞍部で幕営(冬至でもあるし時間的に鷹ノ巣非難小屋まではいけそうにない)
3.三条の湯で幕営

1.は見晴らしのよいテン場で水場もあり魅力的だが到着が昼過ぎになってしまい時間をもてあましてしまう。2.は水を奥多摩小屋から運ばなくてはならない。冬用の装備で結構荷が重くまた1日分の水を運ぶのはちょっとつらい。3.はいつものワンパターンだが、ビールと温泉がタッグを組んで手をこまねいていてとてもその魅力に抗えそうもない。
ということでいろいろ自分に言い訳しながら三条の湯に目的地を定め、余っていた水も行動分のみ残して捨て、いざ出発。雲取頂上は快晴で見晴らしがよく富士、秩父西部の山がよく見えたが温泉に惹かれてすぐに出発。
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水無尾根を駆け下りて、14:30三条の湯着。テン場は他に誰もおらず、小屋のほうも泊まりは一人だけと聞いた。
テントを設営して風呂とビール、残ったワインボトル半分ほど、晩御飯。夕方くらいから風が強く谷間の幕営地にも結構風が吹く。ラジオを聴くと関東地方には強風波浪注意報。尾根の上にある奥多摩小屋前のテン場だと結構強い風が吹いているだろうと想像しながら眠りに就く。ちなみに今回プラティパスに入れて持参したワインはチリ産でアコンカグワ・ヴァレーで造られたもの。奥多摩の三条沢の谷間でこれを飲み干した。

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by mobydick67 | 2008-12-24 15:47 | 山歩き

長沢背稜 1

12月20,21、22日と息子と奥多摩を歩いてきました。久しぶりの長沢背稜。

1日目(12月20日)

奥多摩駅8:35発のバスでから中日原へ。土曜だが冬なのでバスはあまり混んでいない。バスのなかで周りの人の持ち物を見てみると、OSPREYのザックやBLACK DIAMONDのポールを持っている人が割と多い。両方とも私も使用しているが、数年前ならザックはグレゴリーかミレー、ポールはレキが大多数を占めていたような気がする。世の中変わりましたね。ロストアローさん、健闘してますね。
東日原で降りたほとんどの人は稲村岩経由で鷹ノ巣に登ったようです。鍾乳洞方面に向かったのは私たち以外に2,3名のみ。タワ尾根の登り口を確認して(いつか登ってみよう)、小川谷林道をずんずん歩く。山側には落石防護ネットが張り巡らされ、以前より少し景観悪くなりました。林道終点から登山道にはいるが、ここから三叉までのあいだの斜面をトラバースする道も、以前はザレて道が無くなっているところが数箇所あったがきれいに整備され危険な箇所はなくなっていた。最近皇太子が雲取山からの下山路にここを使ったといううわさを聞いたがそのせいか。
三叉でおにぎりを食べてこんどは沢沿いに高度を上げていく、途中沢が枯れるあたりで念の為水を汲んでおく。12:00頃酉谷非難小屋に通過。小屋は基礎部分の土砂が崩落しているため使用禁止。小屋前の水場は枯れてなかった。いったん縦走路である水源林道を横切ってそこから10分ほど登ると酉谷山頂上。このあたりから雪が出てくる。頂上付近で15cmくらい。
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今日はこの酉谷山から長沢山までのあいだのどこかよいところでテン泊予定。ちなみに酉谷山頂上から翌日の芋の木ドッケまでのあいだ雪上にトレースはなく獣の足跡があちこち錯綜していて紛らわしいが、地図をみながら尾根を外さないよう西に進む。滝谷の峰をあたりでタワ尾根との合流地点を後日のために確認し、さらに30分ほど進んで、ちょうど天祖山からの道と合流して長沢山に登り始めるあたりの尾根のタワで秩父側が広くなっているところを今夜の幕営地とする。今回はシェルターに春に買ったGOLITEのVALHALLA 2+を持参。一応4シーズン対応ということなので、寒冷気候下で試用してみようと持ってきたがあいにくこの日はあまり気温が下がらず、翌朝5:30に外で約-4℃、ベンチレーションを半開したテント内床近くでも0℃で「シングルウォールは寒い」というのを実感することはできなかった。ちなみに二箇所のベンチレーションを半開のままねたため、テント内の結露はほとんどなかった。ただ前室のSilLite部分はまったく含水していなかったが、それ以外の2面に使われているEPICは触ると若干湿っていた。
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by mobydick67 | 2008-12-24 14:31 | 山歩き