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ワカンはアカン?

アルミワカンはあかん?いやあかんのは私のほうです。アルミワカンはとてもイカした道具だ。幾度これに助けられたことか・・・。まだ春になって間もない腐った雪がたっぷり残った奥秩父の北面の沢で、ズボズボ踏み抜いて沢に落ち、底の岩にワカンの歯がガリガリ当たるような状況で無理して使った私が悪いのです。バラバラになってしまいました。スマン、ワカン。

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去年はそれ以降ワカンの出番もなく、高いものではないけどそんなに安くもないので買い直すのももったいないし、せっかくこれまで苦楽を共にしてきた道具なので直してみることにした。愛用のエキスパートオブジャパン・スノーシューズの歯はリベットで固定してあるが、過剰な力がかかってリベットが折れてしまったようだ。山ではとりあえずタイベック(インシュロック)で応急修理して事無きを得たけど少しグラグラしている。

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後発の類似品マジックマウンテン(MAGIC MOUNTAIN) トレースライン は歯がネジ固定式になっていて、補修、交換できることがウリ。これを機にネジ固定式にしてみようと思う。

リベットが打ってある穴はもともと2.5mmΦ。インシュロックで補修するときに手持ちのものが太すぎてうまく入らず、十徳ナイフのリーマーで少し広げて入れたので今回は4mmのネジを使う。歯の部分のパイプの外径が約25mmなので長さは30mm。ネジ頭が小さいトラスステンレスネジ4×30、ナットを16セット使用。最初は内側をナットにしようかと思ったけど靴が当たることもあるので外側に。ただワッシャーを1枚ナット側に噛ませてもネジが2mm以上余る。

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このへんは上記トレースラインはよく考えられていて、あまり飛び出さないようにナットを使用せず、両側が六角仕様ネジ頭式になっている特殊なものが使われている。探してみたけどおそらく特注品のようで入手できなかった。

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また、固定面が曲線なので、ワッシャーをかましても締めるときにナットを何かで固定しないと滑って締まらない。山で外れたときのために予備のネジとナットを持ち歩くとしても、固定にはプラスドライバーと小型スパナかプライヤーが必要で面倒。で、特殊ねじをたくさん扱っている秋葉原のネジの西川に行ってフランジナットを入手。

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これならナットがすべらないのでドライバーだけで固定可。厚みも普通のものより少しあるので余りも少なくなった。

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あとはネジロックでもすればとりあえずは使えそう。当分使う予定ないけど。でも春になったらまた奥秩父のクサレ雪をこれでガシガシ歩いて見ようと思う。愛してるよワカン♡♡♡




by mobydick67 | 2013-02-10 22:58 | 道具

奥秩父 山、谷、峠そして人・・・そして? 1

タイトルがまるまるパクリですいません。奥秩父 山、谷、峠そして人 山田哲哉については、いつかここに書こう書こうと思いながら、あまりの大著なためこれまでついつい躊躇してきました。それでも近いうち必ず書いてみようと思ってます。まあそれはおいといて・・・


2012年5月3日

天気予報では関東は5月としては記録的な雨量の大雨だと言っているし、また甲武信小屋情報では今年はGWとしては残雪が記録的に多いというけど、とりあえず天気は回復傾向、気温も上昇し雨も降れば雪も少しは融ける(腐る?)だろうと予定どおり奥秩父を歩きにでかけることにした。

最寄り駅から電車に乗るとなぜかイジルとHピーが。今年は経路が違うので山では別行動、互いに予定通りに歩けばすれ違うこともない。塩山で降りる二人を見送り、ゆっくり鈍行列車の旅。途中小淵沢の乗り換え時にホームの立ち食い蕎麦で腹ごしらえ。GW中はいつも観光客でぎゅうぎゅうに混みあう小海線も乗客は疎ら。信濃川上駅からのバスに乗った登山客は自分を含めて二人だけ。共に梓山で降りた。毛木平方面に向かうその若者と別れ、11:15、小雨のなか梓川沿いの緩い坂を歩き始めた。

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12:00 町田市市民休暇村

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GWにここから入山するのも今年で三年目。ただし、今年は一人だ。もう誰も一緒に歩いてくれない。雨は上がり蒸し暑くなってきたのでレインジャケットを脱ぎ出発。日が長くなったとはいえ今日も長い道程、ペースをあげて歩く。

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最初の崩壊した作業小屋を通りすぎて少し歩くと・・・

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道はこの濁流のなか。いつもは踝くらいの深さで、幅も4、5歩程度なのに・・・・。枝を拾って杖にして渡るが、膝まで水に浸かりすでにこの地点で靴の中を濡らしてしまう。


さらに30分ほど藪に戻りつつある林道を歩くと、朽ちて崩壊した橋のある梓川本流を渡渉するポイント。ここも水が多いがもう靴を濡らしているので強引に渡渉。

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渡るとすぐにもう一つ朽ちかけた橋があるがこれも危険なのでもう一度左岸から右岸に渡渉して戻るとすぐに崩壊した作業小屋。ここからは完全に藪化した林道跡を進むことになる。


けものの痕跡と・・・

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ひとの痕跡。

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3つ目の作業小屋の裏に回り込むようにつけられていた林道跡は鉄砲水で完全に分断されていた。

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このあたりから足元は雪、その上は藪。

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少し歩くと道は完全に途絶え沢床に消える。タイミングをあわせたように大粒の雨が降り始める。

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予想はしていたが水量も多く、腐りはじめた残雪もたっぷり。

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ずぼずぼ股まで踏み抜き、踏み抜いた下には冷たい水が待ち構えている。堪らずアルミワカンをつけて歩くことに。渡渉しにくくなるが背に腹ははかえられない。

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少し広い右岸を行くが、時には冷たい沢を左岸に渡りまた戻る。以前はなかったピンクテープ、赤テープ、赤ペンキが主に左岸つけられていて、少し興ざめ。

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最初に歩いた2年前に道を間違えた支流ポイント。北方向からの流れは完全に雪の下に伏流。西よりから流れてくる本流に沿って進む。

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このあたりから流れは半分くらい雪の下。渡渉も沢を覆った雪の上。そろそろと渡って上手く渡れるときもあれば、踏み抜いて腰の下まで水に浸かることも・・・。対岸にジャンプして上手く渡れることもあれば、ずりずりずり落ちて水に浸かることも・・・・。

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雨、雪、沢水にいい加減うんざりして、震えながら歩いていると、以前はこれが岩小屋だと思っていたニセ岩小屋に着いた。16:20。

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hachiさんによると本物の岩小屋はさらに先らしい。冷えた体に鞭打って先に進む。ニセ小屋から10分くらい進むと右側に大きな枝沢。ただし完全に雪の下で沢音だけが聞こえてくる。大きな岩のようなものが先に見える。本流との合流点から70メートル進んで先ほど見えた大きな岩の裏側に回り込むと大きな岩小屋があった。

16:40 梓川岩小屋。

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前に雪が150cmほど積もって小さく見えるが中はかなり大きい。テントだと5張り程度。雑魚寝なら15人くらいが雨露をしのぐことができるだろう。

中から。

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とりあえず、荷を降ろし雨のなかの薪を集める。集めた濡れた薪に火をつけようと苦労していると、体がブルブル震えてきて寒さが我慢できなくなったので、焚き火&岩小屋でテントなしで泊まる案を諦め、持参したBig Agnes Copper Spur UL1を岩小屋の中に張る。

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完全に雪の下に伏流化した沢から雪に穴をあけて水を汲み、テントのなかに入ってコンロの火をつけると焚き火のことなんてどうでもよくなった。とりあえず熱いお茶を淹れて体を暖めたら、スルメやチーズをツマミにボンベイサファイヤをちびちびやりながら夕飯の準備。

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今夜はいただきものの賞味期限切れアルファー米でカレー。100均のシリコン蓋となんちゃってコージーを使って暖かいカレーライスを食べると、さらにカレーが食いたくなったので、カレーポップコーンも。

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これをつまみに音楽を聞きながらまたちびちび飲んでいたけど、よっぽど疲れていたのかあぐらをかいたまま酒の入ったコップを抱え込んで寝てしまったようで気がついたらもう22時。つりそうになった足を揉みほぐして、寝袋にもぐりこんだ・・・・


Kath Bloom 1981-1984

by mobydick67 | 2012-05-08 23:26

アルミワカンの応急修理

先日の奥秩父残雪歩きでも使用したエキスパートオブジャパン スノーシューズL (アルミワカン)。軽さの割にはしっかり浮力もあり今回も大活躍。雪の多いときにはテントのペグ代わりにも使える。でも使いかたが雑なせいか、爪とワカン部分を固定するリベットがかなり外れてしまっている(MAGIC MOUNTAIN(マジックマウンテン) トレースライン TJWN01はここがリベットではなくネジとナットで固定されているようだが緩んで落ちたりしないのかな。アルミパイプ径はエキスパートオブジャパンのものより若干細い)。固定箇所は片足全4箇所で各固定箇所が4個のリベットで止められているので簡単に使用できなくなったりはしないが、停滞で暇だったので手持ちの道具で修理してみた。といっても、結束バンド(別名ケーブルタイ、商品名インシュロック)を通して締め付け余ったところをナイフで切っただけ。結束バンドにはかなり引張強度があるので、針金などよりは耐久性があるだろう。

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今回使ったのは普通に100均などで手に入る幅3mm長さ150mm程度のもの。この他に幅5mm全長300mm程度のT60R-HSWも2、3本あると心強い。前にも書いたが同じメーカーの同じ幅のものなら複数繋げて使うことも可能。切れたアイゼンベルト、靴紐の代用、剥がれた靴底の固定、テントやザックの応急補修、2、3本使ってストックを縛ればタープのポール代わりにもなるし、アイディア次第で汎用性は高い。山を歩くときは2、3種を2、3本つづエマージェンシーキットに忍ばせておくと色々役に立つ。

その他にもこうやって別に一本持ち歩くのもいい。

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着火剤にもなるガムテープをライターに巻いて使っている人は多いと思うが、そこにインシュロックを1本挟んで(ループにしないで二つ折りにするだけ)おけば、エマージェンシーグッズ3品をひとつにまとめることができるし、ミニカラビナを付けてネックループにぶら下げておけば、山で火を使うときに酔っ払っていてもライターを探してジャケットやパンツのすべてのポケットをまさぐらなくて済むのでとても便利。
by mobydick67 | 2011-05-13 20:51 | 道具

冬山歩きの装備 ~アルミワカン~



エキスパートオブジャパン スノーシューズ
(L)

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所謂、アルミワカン。1月の奥秩父縦走時に携行し、大変重宝した。こんな便利なものならもっと早く買っておけばよかった。サイズは足のサイズではなく体重や荷の重さを考慮して選べばよいようなので、テント縦走目的なので迷わずLサイズで。バンド式なので着け外しが面倒かと思ったが馴れれば割と苦にならない。また緩みもほとんどない。縦走山行記にも書いたが、右足のリングが切れて意図せず片足装着で浮力をテストすることになったのだが、ワカンなしで膝までなら、ワカンありでふくらはぎくらい、なしで腰までならありで膝ぐらいという感じ。膝と腰では埋まっている長さは2倍だが、ラッセルに要する体力は4、5倍くらいというのが実感なのでワカンの効果は絶大に思える。もちろんMSRのスノーシューなどならもっと浮力が稼げるかもしれないが、すべての行程をスノーシューで行ける所ならよいが、外して担ぐことも考慮すればこの軽さのほうに利点がある。

ちなみに先日の八ケ岳にも携行したが、雪は奥秩父より深かったがしっかりトレースがついていて出番がなかった。トレッキング・ポールと合わせてテントのスノーペグ代わりに使用した。

アイゼンワカン(アイゼンをつけた上にワカンをつける)も試したが、今使っている10本爪だと前のリングは前から5,6本目の爪の前に、後ろリングは土踏まずにというふうに装着するのがいちばんしっくりくる。本来なら後ろのリングも前から7,8本目の爪の後ろで踏めばよいのかもしれないが、そうすると前後のリングがかなり離れてしまい二つをつなぐ可変式のリングがぎりぎりになってしまう。(ちなみに同行し他づめちゃんの12本爪の場合はちゃんと土踏まず前後の爪の外側でリングを踏むことが出来る)5,6本目のつめがリングに常にあたった状態になってしまうため歩いて5,6時間ほどでリングが切れてしまった。前のリングを5,6本目の後ろ、後ろのリングを7,8本目の後ろにしたほうがよいのか?でもそうすると前がそのうち土踏まずのほうにずれてきそうだし、今度は後ろのリングが切れそう・・・。もしかしたらもっといいつけ方があるのかな・・・とりあえず当分アイゼンワカンはしないでおく。


リングが切れてこのままでは使えないので、さっそくエキスパートオブジャパンにメール問い合わせ、予備も含めて4本ほど送ってもらった。1つ630円!ただのリングだがけっこう高い・・・。左も少し切れそうになっていたがこれは糸で繕って補修。

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同封されていた月報によるとどうやら来季よりすこしでデザインが変わるようだ。現行モデルはつま先側だけがすこし上に反っているが、今度は前後両方が反ったデザインになる。その効果は?

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他社からは前後ともストレートのやつもでている。ちなみにづめちゃんの古いエキスパートオブジャパンのやつは前後ともストレートでこれだとアイゼンを効かせたいときに裏にして使うという裏技?もあるそうだ。塗装してあるやつもありますね。シンプルな道具だけど細かいところでいろいろ差別化されてるなあ・・・。
by mobydick67 | 2010-02-24 07:31 | 道具

成人の日に甲武信ヶ岳 再チャレンジ

昨年に続き、今年も成人の日の連休に甲武信ヶ岳に行こうと思う。
昨年は出発日の深夜から大雪(塩山、山梨市街地には除雪車がでていた)で、西沢渓谷から徳ちゃん新道を登ったが2100mを越えたあたりから強烈なラッセルを強いられ結局小屋までたどり着けず、2440mあたりの縦走路との分岐点でテント泊、翌日もとても頂上までいけそうもないのでそのまま来た道を下山した。
今年もまた今日は一日中雨。当然山は雪だろう。今日の夜半にはあがり、晴れるようだがどのくらい新雪が積もっただろう?やはりアルミワカンを購入しておくべきだったか…
by mobydick67 | 2009-01-09 18:32 | 奥秩父:山歩きと備忘録