2月末に上京以来30年住んだ世田谷区から、隣の狛江市に越してきました。いろいろと身軽になり、子供ももう大学生で校区を気にする必要もなくなったし、住んでいたマンションの隣に3年前にコンビニができて騒がしくなったので、少し静かなところに越すことにした。都心に自転車通勤できる範囲で物色して、結局、世田谷区、調布市、狛江市の市区境が交錯するあたりの築40年を超えた古いマンションに決めた。11階建ての10階で、ふた昔前の高層マンションのまあまあの高層階という、これまで住んだことのない高さにも惹かれたけど、なんといってもマンションのすぐ前を野川が流れているのが決め手。
旧居では自宅から1kmほど走って仙川に出て、川沿いの遊歩道を4kmほど走り、また自宅に戻るというのが朝の定番ランコース。新居ではマンションから出て道路を渡ると野川の両岸に遊歩道が南北に伸びている。またコンクリで固めた川の堤の上のアスファルト敷の遊歩道ではなく、仙川にはなかった川幅の割には広めの川床の草生した踏み跡を走れば、朝露に靴を濡らしながら、途中横切る道路、歩行者や自転車を気にすることなく走り続けることができる。 3月末には遊歩道脇の桜が咲き、川床の菜の花がそれと競うように咲き誇ってた。 清流から程遠い人造河川だけど、鷺や鴨、鵜が羽を休めてる。でかい鯉もいて、ときどきガキどもがルアーで釣りしてます。写真は撮れなかったけど一度カワセミも見た。 負荷をかけるために少し寄り道して国分寺断崖をひいひいいいながら登ってたら、こんなのもいました。 自宅を出てそのまま上流に向かって右岸を走り、帰りは左岸というのが定番コース。これを参考にしてます。 村松昭 散策絵図シリーズ13 野川散策絵図 (村松昭 散策絵図シリーズ) 広げると3mを超える絵巻、そのうちいつも走るのは地図上で1mほどの区間。 京王線、甲州街道馬橋をくぐると往路3km、中央自動車道、御塔坂橋で5km、がんばって野川自然公園の二枚橋、西武多摩川線をくぐると10km超というふうに、橋をメルクマールに途中止まることなく何も気にせず走れるのは最高!!以前は二日に一度だった朝ランが回数、距離ともに増えた。 5月になると川床の草丈が高くなり、踏み跡にもかなり生い茂るようになったけど、藪漕ぎラン!といい気になって走ってた。ある日走って家に戻ると、脚が少し赤くなっていたので何かにかぶれたかなと思ったけど、気にせずまた次の日も走りました。数日後、今度は走っていると脚が猛烈に痒くなり、見ると湿疹ができてました。それでも草をかき分けて走っていると今度はくしゃみが止まらなくなり、目も痒みが止まらなくなりました。これらの症状が走っていないときも治まらないので、さすがにおかしいと思ってアレルギー科、皮膚科医院に行って検査してもらうと・・・・当たり! イネ科植物の抗体が少し、またこれまでシーズンでも何も感じなかったスギ、ヒノキの抗体も少しありました。ということで、50歳前にして花粉症デビュー。とりあず薬を処方してもらい、川床を走るのはやめて遊歩道で我慢することに・・・。薬は10日ほど服用して、そのあとは川床を走らなければひどい症状はでなくなったけど。 6月になって眼下の川床を恨めしく睨みながら走っていると、草が刈られている区間が少しだけあった。数日後遊歩道と川を隔てる金網にこんな掲示が。 おお、ありがとうごさいます、調布市様。どんどんお願いします。 ということで、日に日に刈り終えた区間が拡がるのを見て、再び川床を走れる日を楽しみに待ちながら走る今日此の頃でございます。
by mobydick67
| 2016-06-18 16:02
| その他
|
コメントはお気軽に・・・
リンクはご自由に・・・ LINK 甲武信小屋 甲武信小屋 小屋番の部屋 テントミータカ、山と猫の記憶 spectator2 バイシクル 我楽 甲武信小屋 小屋番 爪ちゃんの部屋 きーちゃんの部屋 風花緑空を求めて山歩き ijiruの山歩備忘録 自分のためだけの自転車記録(GHISALLO編) 桜井雄作のブログ Love Beer! - すべては美味いビールを飲むために - その男、藪漕ぎ中。 JF1JOF(すーさん)のホームページ 山旅メーリングリスト 七草晴のゆらりゆるりゆっくりと blog「稲野」 晴れるといいな 山ガールよっちゃんの部屋 トワ hachiさんのヤマレコ blues after hours ほのぼの山歩き KURIRINさんのヤマレコ タグ
奥秩父
GHISALLO305
甲武信小屋
縦走
地図
服部文祥
秩父
自転車通勤
奥多摩
オオカミ
真の沢林道
甲武信ヶ岳
STOVE
国師ヶ岳
岩屋林道
UL
カレー
ゴーヤ
畦地梅太郎
BLUES
呉
hobo
沖縄
とびしま海道
朝日連峰
いしだあゆみ
唐松久保沢
骨
ijiru
藪漕ぎ
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2016年 10月 2016年 08月 2016年 06月 2016年 04月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2014年 04月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 最新のトラックバック
その他のジャンル
ブログパーツ
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||