盛夏、奥秩父の藪漕ぎ、正太郎の夏休み2・・・岩小屋から国師ヶ岳、甲武信小屋、そして魔境秩父へ

2013年8月3日

真夏で、天然の屋根があるとはいえ、テントも張らずレジャーシートに半身マットだけ、寝袋も省略してゴアのシュラフカバーだけというのは無謀だったようで、酔っていい気分で寝たのはいいけど、すぐに寒くて目が覚め、結局朝までうとうとしながら過ごすはめになった。せめて薄いインシュレーションジャケットか何かもってくれば良かった。五時前にシュラフカバーから抜けだして、アルコールストーブで湯をわかし、茶を飲みながら、スープカッペリーニを作って食べ、珈琲で〆て、荷をまとめ6時前、岩屋を後にする。以前積雪期に歩いた頂上から南にまっすぐ伸びる尾根をつめて国師まで歩くことにする。

一晩お世話になった岩屋をふりかえる。

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南に向かって適当に斜面を登る。

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20分ほどで、開けた鞍部に出る。ここは昨年のGWにも歩いた。

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さらに尾根をつめようとしたけど・・・・

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藪、藪、藪。また藪。最初はなんとかなるさと針葉樹の幼木をかき分けて無理やり進んだけど、そのうちシャクナゲも混ざったり、密度が増したり、樹高が高くなったりでそのうち一歩も進めなくなり、戻って巻いて進んで、また戻って巻いて・・・・足元も次第に倒木が折り重なるようになって、歩き難いことこの上ない・・・・と七転八倒、やみくもに、がむしゃらに這い上がっていると、以前積雪期に歩いたとき同様左、西側に赤テープが現れた。これに合流すると藪こそ薄くなって道らしき体裁にはなってきたけど、足元に折り重なる倒木はあいかわらずで・・・・こんなことなら歩く前にロングパンツ、長袖に履き替えておくべきだった、と後悔先にたたず、足も腕も擦り傷だらけ、かき分ける木から雨のように降り落ちてくるブヨだらけになって・・・・7:40 国師ヶ岳頂上。これなら、いくら雪を踏み抜いても昨年のGWのほうがまだまし。疲労困憊の自分撮り。

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ここからはフツーの登山道を甲武信ヶ岳へ。夏の朝の縦走路は思ったほど暑くない。

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11:30 甲武信小屋着。テレビ出演の続く人気の小屋番ヅメりんともひさしぶり。ビール飲んで、いつもの場所にツェルトを張って、まったりしていると、徳さん、NHKの水の日取材チームらに続いて毛木平から登ってきたイジル、ホサピ、すーさん、トモスケ、Wさんら友人御一行が到着。ゆっくり休んだし、トモスケと一緒に正太郎たちを迎えに降りてみることに。水源あたりでよっちゃん、0号様、五月様、正太郎が意外に元気そうなようすで登ってきたので、一緒に登り返す。

握手クンを恐喝する正太郎。

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16:00 甲武信ヶ岳頂上。去年よりも1時間以上早くなった。さすが社会人。遅れていたツトピと甥のY君も無事到着してめでたしめでたし。このあと小屋では水の日の蕎麦や美味しいおでんをご馳走になり、打ち上げ花火上げたり、うちあがったりして遅くまで。

2013年8月4日

やはり寒くてあまり眠れず、4時過ぎに起きて前夜水で戻しておいた赤飯と味噌汁、珈琲で朝食。今回はファイントラックツエルトIIロングが仮の宿。風もなかったせいもあるけど、前日の昼前に張ってそのままで朝までこのくらいテンション維持できるなら、雨の稜線でもないかぎり、十分テントの代用になる。

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正太郎(右)と甲武信小屋の屋根の修理に来てた職人さん、じゃなくてトモスケ。

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だらだらして、先に正太郎たちを見送り、8:30小屋を毛木平に向かって出発。水源の少し先で川上一家に追いつき、ここから一緒にゆっくり下る。

ナメ滝にて。

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13:30 毛木平到着。下りも去年よりずっと早かった。なかなかやるな、正太郎。で、ここから車で山梨方面に抜けるグループと別れて、川上家の車に乗せていただいて、一緒に滝見の湯で山の垢を落として、運転する川上0号様に遠慮することなく生ビールなんか飲んだりして、さらに秩父到着後も家にあがりこんで、しゃべったり飲んだりしてるとあら不思議、あっというまに終電。駅まで見送りにきていただき、また後ろ髪引かれる思いで秩父を後にした。









で、確かに西武秩父駅から飯能行きの電車に乗り込んだんですが・・・・・駅に到着してアナウンスの声で目が覚めたら、何かがおかしい。飯能ってこんなに暗い駅だったっけ??電車を降りる人の後を追ってホームに降り立つとそこは秩父!・・・・もう日が変わって月曜の0時過ぎ・・・・結局、つい2時間ばかり前にお世話になりました、と言って出てきた川上家のドアを再び叩くことに・・・・恐るべし秩父の魔力、引力・・・・うぎゃぁ・・・・
by mobydick67 | 2013-08-11 16:48 | 奥秩父:山歩きと備忘録
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