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盛夏、奥秩父で藪漕ぎ、正太郎の夏休み2~梓山から岩屋へ

また今年も秩父の友人、正太郎が甲武信ヶ岳に登るというので、久しぶりに山にでかけてきた。去年登って自信がついた正太郎は今年は家族だけで登ってみるというので、往路は別行動をとった。

2013年8月2日

早起きして、高尾で京王線から中央線に乗り換える。夏休みでも平日なので電車は空いていて座ってうとうとしながら小淵沢へ。小淵沢で丸政の立喰蕎麦を食べるために少し余裕のある乗り換え時間を確保したけど、肉(さくら肉)そばはやってなくて、天玉蕎麦を。

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避暑に来た観光客で混み合う小海線で信濃川上へ。信濃川上からは村営バスで、レタス畑をぬけて梓山。11:20、いつものように白木屋旅館前から歩き始める。照りつける陽は厳しいが気温はそれほど高くなく車道歩きもそれほど苦にならない。

11:50 町田市民休暇村。ここで熊鈴をつけ、林道に入る。

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暑いし、日が落ちるのも遅いので、ゆっくり歩いていると、唐松久保沢方面への分岐と唐松久保沢渡渉地点のあいだあたりで鹿の角をみつけた。残念ながら先が少し折れているが持ち帰ることにする。

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このあたりを歩き初めて4年たつが、崩落、藪によってかつての道はどんどん元の自然の姿に戻りつつある。

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途中、地面に赤い粒のようなものがたくさん散らばっているので、よく見てみると野いちごが自生していた。小指の先ほどの大きさだが食べてみると甘酸っぱくて美味だったのでときどき摘んで食べながら歩く。

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崩落した橋の手前で一服。藪に備えて身支度を整える。今回はGOLITEのJAMを担いできた。生地に丈夫なダイニーマが使われていて、沢や藪でも気にせず使うことができる。荷はもう少しコンパクト軽量にするつもりだったが酒やらなんやらで結構な量になってしまった。

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崩落した橋の少し下で渡渉し、少し歩いて崩壊寸前の作業小屋の手前あたりから、足元を沢靴、沢スパッツに変えて沢を歩くことにする。

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梓川は沢といっても滝があるわけでもなく膝下ぐらいのちょろちょろの流れのなかを歩く。

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と、呑気なことを言っていられるのもつかの間で、すぐに倒木が多くなってきて、沢から上がってやり過ごし、何度も渡渉を繰り返すことになる。

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ちなみに途中頻出する赤、ピンクテープはそんな倒木地帯、沢に急な斜面が迫っている場所は左岸側を高巻くようにつけられているが、今回はせっかく沢装備を持ってきたのでなるべく沢筋から離れないないように歩く。沢筋はすべてが苔に覆われて視界全体が緑。

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苔むした倒木を乗り越えるのにそろそろ飽きてきた頃、目的地の岩屋に到着。15:30。持参したボンベイサファイヤを沢の水で割って一杯だけ飲み、酔わないうちに薪を集め、寝床を作って、ダケカンバの樹皮で火を熾す。

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火が落ち着いておきがたっぷりできたら、あれこれ肴をつくる。メインディッシュはスーパーでみつけたヒガシマル カレーうどんスープを使ったカレー水炊きとカレーうどんすき。この粉末出汁はなかなかいける。ただ辛さとパンチが足らないので、S&Bのカレー粉をたっぷり足す。

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いつのまにかあたりは真っ暗に。静かな沢音と薪の爆ぜる音に耳を傾け、炎を相手に長い夜をやり過ごす。

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by mobydick67 | 2013-08-10 13:43 | 奥秩父:山歩きと備忘録
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