山と鉄道

奥秩父縦走路のほぼ真ん中に位置する甲武信ヶ岳は、山容こそ凡庸だが、その頂上からの眺めは奥秩父随一だ。(山田哲哉調・・・)

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このところの降雪できっと奥秩父もいい感じになってるだろうなあ・・・と思いを馳せる今日この頃・・・・それはともかく、甲武信ヶ岳へと登る道には、他ではなかなかお目にかかることのできない森林軌道跡が武州埼玉側と甲州山梨側にそれぞれ一つづつある。

甲州側の近丸新道沿いの三塩森林軌道の珪石線跡

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武州側の川又から赤沢出合まで伸びているのは東京大学演習軌道の入川線跡

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両方とも、鉄道マニアでなくても歩いていると何故かウキウキ、スタンド・バイ・ミーな気持ちのいい道。


そんな全国の森林鉄道の資料を集めた本がある。

全国森林鉄道 JTBキャンブックス  西裕之

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それぞれの軌道の歴史、走っていた車両、管理者などがかなり詳しく書かれている。上記二線の現役時代の写真も幾つか掲載されていて往時を偲ぶことができる。簡単な軌道図もある。奥秩父のものとしては他に武州中津川森林鉄道も紹介されている。表紙の写真もぐっとくる。一部の鉄道マニアだけのものにしておくのはもったいない資料。ただの鉄道マニアに終わらない、趣味の細分化にも驚くけど、本業は歯科医だというこの著者、本当によくこれだけ調べたなあ・・・恐るべし鉄男魂!



The Grateful Dead (Skull & Roses)


小さくても大きくても、こういう緩い感じが鉄道のいいところ。



もしも長生きして老後なんてものがあったら、こんな鉄道にも乗ってみたい。

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やっぱり鉄男?
by mobydick67 | 2012-02-20 22:40 | 奥秩父:山歩きと備忘録
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