秩父夜祭に酔う

12月2日 宵宮

ヅメリンと一緒に山から降りて、麓をたっぷり歩かされたあと、温泉に寄り、一杯仕込んでから、バスと秩父鉄道を乗り継いで、秩父市街へ。西武秩父駅前には出店のテントが用意されていたが、残念ながら雪混じりの雨で人出はいまひとつ。仲見世で少し仕込み直してから川上家へ。

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御主人が帰宅する前から勝手に呑み始めた。少しすると新婚のヅメリンは東京へ帰っていった。今年も7ヶ月間お疲れさま。この日は川上一家と花火を見物。帰宅後はまた飲んで、御主人が寝たあとも2号相手に遅くまで。飲み過ぎた。記憶がない。粗相、すみません。


12月3日 大祭

外は朝から土砂降り。大雨注意報。笠鉾や屋台が家のそばを通るが、ビニールを被っているせいかどうも興が乗らない。そんななか川上家に次々と山の友がやってくる。朝早くから仕事に出かけた御主人、奥様がいないなか、我物顔で勝手に呑み始める。

それでも、昼前には急に雨があがり、空が明るくなってきた。千鳥足で外に出た。晴れてきた。待ち構えていたように人が街に繰り出してきて、あっといまにすごい人、人、人。

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秩父神社

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外でも飲んだ。

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日が暮れる前に一度家に戻り、今度は仕事を終えて帰宅した川上さんに花火を案内してもらった。

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冬の花火。もう10年以上前のことだが、この時期に雲取山荘のテン場にテントを張ったことがあった。夜になると遠くから大きな音。テントの外に出てみると下のほうで花火が上がるのがよく見えた。冬に花火なんて酔狂なことだと思いながら眺めた。今回はその花火を間近から見上げて音と光を浴びるように満喫した。

その足で笠鉾や屋台や集まる秩父市役所前の御旅所に向かうが人が多くてなかなか近づけない。

観光できても決して見ることができないものも見せていただいた。

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0時をまわって屋台や笠鉾がそれぞれの町に戻り始める頃、やっと御旅所に近づくことができた。それぞれの屋台や笠鉾から響いてくる秩父屋台囃子がいろんな方向から響き、反響して独特の雰囲気。ただそこにいるだけ気分が高揚してくる。酔った。

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川上さんのご好意で、団子坂を降りる屋台を曳くという貴重な体験もできた。

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夜2時を過ぎて人通りの絶えた通りを屋台が町に帰っていく。宴の後。



正直に言うと、別に祭り好きでもないし、人混みはどちらかというと嫌いだし、まあ祭りを理由に昼酒が飲めれば御の字くらいにしか思っていなかった。でも不覚にも心を揺さぶられた。屋台を曳く男たちも、化粧した梶取りもみんないい面構えで、自分の弛緩しきった面が恥ずかしくなった。繊細かつ暴力的なビートが絶えることなく続く秩父屋台囃子も侮れない。外からは見えない演奏者たちの粋と気迫を感じた。昼、太陽の下で見ると派手すぎるかなと思った屋台、笠鉾も、夜になって提灯の灯に照らされた姿はまた別格で、この世のものとは思えなかった。



12月4日 

大祭の夜が明けて、日常に戻りつつある街を散策。

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町に戻ってきた中町屋台。

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朝、早起きして一仕事終えてやっと仕事から開放された川上さんとみんなで朝酒、昼酒・・・・。日が暮れる前に後ろ髪引かれる思いで秩父を離れた。





熱いお祭り男 1号。花火の約束。

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未来のギターヒーロー? 2号。ごめん。

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秩父、夜の案内人、0号様。ありがとうございました。

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そして奥様、大変お世話になりました。ありがとうございました。



いいな、秩父。
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by mobydick67 | 2011-12-16 19:17 | 雑感
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