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あついときには、あついものを・・・

暑い・・・・。

もう脳までやられそうです。山雑誌では縦走、テント泊での山歩きが特集されているが、今年はいろいろ事情があって、夏は縦走どころか山にも行けそうもない。恨めしいので、そういう雑誌はなるべく見ないようにしています。

で、まあ本を読んだり、ちょっと自転車に乗ったりして憂さを晴らしてますが、読む本もどうせ夏によむなら常夏の国の冒険記がお薦め。

ボルネオの奥地へ (シリーズ精神とランドスケープ)

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同じ著者レドモンド・オハンロンによるコンゴ・ジャーニーもアフリカ弥次喜多珍道中記とでも言うべき暑苦しい傑作だったが、こちらも暑苦しさ、蒸し暑さ、そし面白さではひけをとらない。読んでいるとまわりの温度が5℃上昇し、湿度が20%増加すること間違いなし。エアコンや扇風機も融かしてしまうくらいSO HOT!

彼の本で翻訳されているのはこの2作だけのようだが、未訳のものには、やはり暑苦しそうなアマゾン、オリノコ川流域の川下り探検談などがあって暑いところ専門かと思ったら、真冬の北大西洋でトロール漁船に乗り込んだ涼しいそうな話もあるようだ。

ちなみにこのオハンロンもイギリス人。筆が立つ旅行家はなぜかイギリス人が多い。
by mobydick67 | 2011-07-18 13:36 |
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