梓川を遡って国師ヶ岳へ 2

2010年10月9日

14:15 梓川入渓。かつての岩屋林道を行く。

入渓、といっても沢をジャブジャブと歩く訳ではない。迷ったが沢足袋は持参していない。今年5月に歩いたときは積雪した沢の側を靴を濡らすことことなく歩くことができたので今回もなんとかなると考えた。

沢の河床の踏み跡の痕跡と思しきものを辿りながら進む。けもの道も錯綜していてどれが本来の道かさっぱりわからないが沢沿いに進めばいい。

f0194599_1023171.jpg




北面の沢のせいか、腐って苔を纏った倒木が折り重なっている。これを跨ぎ、潜り、時には踏み抜きながら進む。渡渉も繰り返す。浅いので何とかなると思っていると、そのうち靴を濡らしてしまった。やはり沢足袋持ってくればよかった。濡れたものはしょうがないので、渡渉を頻繁に繰り返して楽そう道を見つけながら進む。



f0194599_10235167.jpg




15:00 前回迷った二股。そのときは明るく歩き易そうな左の沢を詰めたが、2、300mも進まないうちに沢は途絶えてしまった。今回は倒木の折り重なる右の沢を進む。

f0194599_10245017.jpg



渡渉さえ厭わなければ進むことはできるが、やはり倒木は厭わしい。大きな倒木をまたごうとして足を置いた下の倒木を何度も踏みぬく。それでもここもでくると沢を取り囲む森は深く、小雨が幽玄な雰囲気を醸しだしている。

f0194599_10253128.jpg



15:40 岩小屋らしき所に到着。それまで沢の左岸に気をつけながら歩いていると似たような岩の庇が数カ所あったが、これはかなり大きい。

f0194599_10262553.jpg



幅は5mくらい。高さは2m。ただし奥行きは深いところでも1.5mくらいしかない。床もけっこうドロドロしている。土が少し崩れていて雨を避けることのできるところで平らなところはたたみ一畳分ほどしかない。


(2011年11月27日追記:ここは実は岩小屋ではなかった。ここにもコメントをくださったHachiさんが、これよりさらに南の支流沿いでさらに大きな本当の岩小屋を見つけられています。詳しくはHachiさんのヤマレコ山行記を参照されたし)

雨が降っていなければ、岩小屋に寝袋だけで泊まって焚き火でもと考えていたが、テントを張ることした。といっても、まわりには沢のすぐ側以外に適地はなくやむをえず岩小屋の庇の下に張ることに。アライエアライズ2の三分の一ほどは庇からはみ出してフライが雨に打たれる。ただ沢の水面からは2mほど高く、4,5mは離れているので雨で多少増水してもこの緩やかな谷なら流されることはないだろう。

f0194599_10265570.jpg



テントを張り終わった頃から雨が強くなってきたので、沢で水を汲んでテントのなかに引きこもった。めざし、チーズでワイン。夕食は簡易パスタ2種。ラジオの天気予報は今晩関東東海地方は局地的大雨に注意と言っている。泡盛の水割りを寝酒にラジオを聴きながら眠りについた・・・
by mobydick67 | 2010-10-18 10:33 | 奥秩父:山歩きと備忘録
<< すすきの ♪ラテンで行こう♪ >>