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朝日連峰 縦走路を南へ進め 4

2010年8月8日

9:15 大朝日岳 頂上

当初の予定は7日は泡滝ダム登山口から以東岳小屋まで歩き、翌8日は以東小屋から大朝日小屋まで、9日に大朝日小屋から祝瓶山(いわいがめやま)を経て小国の五味沢に下山する予定だったが、中途半端に進んできてしまった。ここから南はどのコースをとってももう稜線上の小屋はなく、あるのは登山口付近の小屋のみ。しかもその小屋はどこも結構遠い。迷ったが一応テント(Big Agnes Copper Spur UL1)は持参しているので、いざとなったら水場付近でビバーク、先に進むことに。

ガレた尾根下りていく。

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平岩山との間の見晴らしのよい広い鞍部で花に囲まれて昼食。アルファー米ちらし寿司。

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足りないのでドライパインとドライパパイヤ。甘味と酸味のバランスがよくて美味しい。先日銀座わしたショップで購入したもの。

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食後、単独の登山者とすれ違う。長靴で登る山馴れた地元の人。少し話をして、予定を訊かれたので行けたら祝瓶山まで行くと言うと、「大丈夫、私もこれから大朝日ピストンで大石橋まで降りるから。帰りに会ったら車に乗せてあげる」と嬉しい言葉。

10:30 平岩山

山と高原地図には分岐注意〈迷〉とあるが、立派な道標があった。分岐を右へ向かう。

まだまだ尾根歩きが続く。気温が上がってきて日陰のない尾根を歩いていると汗が絶え間なく滲み出る。

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左の西側の県境尾根に点在する雪渓が涼しそう。あの雪渓に頭を突っ込みたい。シリセードで滑り降りるのも気持ちいいだろう・・・命がけだが・・・

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暑さで朦朧としているせいではないと思うが、登山地図にある平岩山ー北大玉山間の水場が見つからない。水が少なくなってきたので気をつけて歩いていたつもりだが、札とか下がっていないのか。そもそもこんな尾根上に水場などありそうもないのだが・・・。

11:20 北大玉山

最後のピーク、祝瓶山の特徴あるシルエットが少しずつ近づいてきた。

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このあと荒川のほうへ降りる道との分岐を経て、さらに尾根を進む。この分岐を過ぎたあたりで水がなくなった。地図にある次の水場まで1時間半以上ある。真夏の炎天化水分補給なしに行動するのは自殺行為に等しい。泡盛なら少し残っているが、焼け石に水どころか火に油?、逆効果だ。もしも先程の水場のように見つけることができないときは予定を変更する必要もある。そうなれば祝瓶に向かうのはやめて次の分岐で赤鼻尾根を下って、桑住平の水場に行こう。今夜はそこでテント泊か、などとドロドロの血でめぐりの悪くなった頭で考えながら、犬のように喘ぎながら先を急ぐ。


12:10 大玉山

なぜか道標が倒れている。こっちも干上がって倒れそうだ。

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祝瓶山がその全貌をみせた。朝日連峰の他の山々と違ってなんだか急峻で意地悪そうな山容だ。

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道は一度森林限界よりも下がって、鬱蒼とした広葉樹林のなかを下っていく。

水場、今度は見つけることができた。登山地図には「下り2分」と書かれているが、道標には「15分」とある・・・。

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荷物を下ろしてプラティパスとソースの各2Lの水筒、500mlのペットボトルを持って藪のうるさい急な道を下る。道は雨のときに水が集まり水流ができるためだろうか深くえぐれている。ところによっては1m以上の穴のようになっていてとても歩き難い。そんな道を10分ほど下るとその道そのものが少しづつじめじめとぬかるんできてやがて、道から水が湧き出している地点に着いた。ちょろちょろなので汲むのに時間がかかるがまずは4、5杯飲んで十分喉を潤したあと、ペットボトルで少しずつ汲んで水筒に移した。最初は2L+2Lで4Lほど汲もうと思ったが、あまりに時間がかかるのでとりあえず2Lだけ汲んであとはもう何杯か飲んで戻ることに。上に戻って、水を満たしたソースの水筒にポカリ粉末を加えて残る登りに備える。が、いざパッキングしようとすると何かおかしい。水筒から水が漏れている。急いでプラティパスのほうに移し難を逃れる。ソースのソフト水筒、まだ山で使ったのは5、6回目だが短い命だったな・・・危うく道連れにされるところだった。やっぱりソフト水筒はあまり信用できないと再確認。バックアップが必要だ。かなり時間をとられたが、水が確保できたのでひとまず安心。

13:50 赤鼻の分岐

急な尾根を下り、鞍部からまた急な尾根を登り返す。ハートブレイク・リッジ。途中日帰りらしき3人とすれ違う。地元の人らしく、今年の夏は暑いと嘆いていた。

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右手には岩場。

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東西に走る稜線に辿りつくとそこは今日の下山路、鈴振尾根との分岐で頂上までは痩せ尾根をあと一息。荷を置いて空身で頂上へ。

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15:00 祝瓶山 

快晴。容赦無い夏の日差し。この山行最後のピークを一人満喫。遠く大朝日まで歩いてきた峰々が重なる。

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by mobydick67 | 2010-08-14 19:40 | 山歩き
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