朝日連峰 縦走路を南へ進め 2


2010年8月7日

9:40 泡滝ダム登山口、出発。

沢の右岸につけられた道を辿る。すでに陽の光は朝のものではなく、汗が噴き出てくる。水があちこちから湧きでて、流れを作っているので水に不自由はしない。喉を潤し、顔を洗い、手拭いを濡らして頭に巻く。

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吊り橋を二つほど渡ると森は一層深くなる。

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はるか下の本流を遡る釣り人。

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変わった標識。小屋まであと10分とある。いいなあ、これ。山では大きな地図看板や標識ではなくこれくらいで十分。

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11:40 大鳥小屋(タキタロウ山荘)着。タキタロウ池は予想以上に大きい。小屋前の池を臨むベンチで昼食。チーズデニッシュ3つ。朝日連峰山域唯一テント泊可の小屋なので、ここでテント泊も惹かれるものがあるがいくらなんでもまだ時間が早いので先に進む。

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湖畔の道を進む。水際のほうが涼しいのではと思い、右の直登コースへ。

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イワナの子がのんびりと泳ぐ。

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池から離れると、夏草の下生えが生い茂る林の中を急登。1時間ほど汗をかき、息を切らしながら登ると、森林限界を抜け登りも少し緩やかになるが、霧の中、五里霧中。

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このあたりで登りの3人パーティーを抜き、下山単独1名とすれ違う。しばらく登ると前方の霧の中に雪渓と小屋が見えてきた。

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14:00 以東小屋着。1泊目はここにする予定だったが、先程大鳥小屋で管理人さんから「以東小屋は混むよ」と聞いていたのでもう少し歩いて次の小屋まで行くことに。

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小屋から以東岳頂上まではすぐだが、ガスで何も見えない。「キツネ」と書かれた南へと主脈稜線を進む。

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すっかり晴れることはないが、ときどきガスが散ってこれから歩く尾根が見渡せる。素晴しい尾根歩き。

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我を忘れてただひたすら歩く。すれ違う人もいない。

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幾つかピークを越えるとまた霧の向こうに小屋が見えてきた。

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15:30 狐穴(きつねあな)小屋着。
朝日連峰の一番深いところにある小屋。四方が見渡せるロケーションも素晴らしい。飯豊の御西小屋を思い出した。

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今夜はここに泊めてもらうことにする。朝日連峰は前述の大鳥小屋以外は幕営禁止で管理人のいる避難小屋泊まりとなる。テント好きとしては残念だが、自然保護の観点から妥当な方法だと思う。

気さくな管理人さんに二階を案内された。このときで宿泊者は10人ほど、夕刻に2人ほど到着したが小屋はゆったり広く使えた。管理料¥1500、ビール¥800を支払い、小屋の前の豊富に流れる水場で半身裸になって体を拭き、ビールで喉を潤す。夏の縦走の至福の時間。

二階に戻り、目刺しをあぶってつまみを作り、泡盛「南風」を一人飲む。今回ストーブはEVERNEW TI ALCOHOL STOVE STAND DX SET。アルコールは300mlを持参(燃料用、ちなみに飲用は42%を600ml)。

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少しすると常連らしい山形の人ふたりと管理人さんが飲んでいる座に、こっちに混ざれと呼ばれたので喜んで混ぜていただく。飯豊や朝日の話をいろいろ聞く。私以外みな山形人でなまりのせいで話の半分くらいはよくわからなかったが、飲んでいるとそんなこともどうでよくなり、何か分かったような気になるから不思議だ。飯豊は素晴らしい、朝日も素晴らしいということはお互いよく伝わった。

途中日没を眺めにみんなで外にでる。晴れてきて、青空が覗き、雲が染まる。

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このあと小屋に戻ってまたみんなで飲んだはずだが、よく覚えていない。前夜夜行であまり寝てないせいか、飯も食べずに寝てしまったようだ。夜半に目が覚めると寝袋にもはいらず、半身マットの上で寝ていた。寝袋を広げて潜り込み再び眠りに落ちた。
by mobydick67 | 2010-08-10 11:24 | 山歩き
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