奥秩父古道 真の沢林道 その3


2009年9月27日

この日は甲武信小屋に泊まろうと思っていたが、1日目にわりと小屋近くまで来たせいで8:30という変な時間に小屋に着いてしまった。小屋にいても暇をもてあますので下ることに。ちょうどづめさんが秩父市内でいくつか小屋仕事があるため下山するというので一緒に降りることに。昨夜はづめさんのもうひとつのホームグラウンドである四谷コタン出演者のPさんとK子さん、常連客M子さんが小屋に泊まり大宴会だったようでまだ小屋でゆっくりしていたので計5名で降りることに。たいてい一人か二人での山行が多いのでちょっと新鮮。 

降りる前に笛吹川側の水場で水の採取(飲むためではなく保健所用)。

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徳さんに古いほうの手拭いをお土産にいただく。ありがとうございます。

新旧二つの手拭い

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11:00 甲武信ヶ岳小屋出発
小屋の裏道から頂上を巻いて千曲川水源を経て毛木平へ。天気良くて気持ちよい。長野側に降りるのは7,8年ぶりか。

ちなみに真の真の沢林道を登ってくると本来はここに出ます。

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13:30 毛木平着
ここでPさんK子さんとは別れ、づめさんの運転する車にM子さんと一緒に乗せてもらい三国峠経由で秩父へ向かう。三国峠はガスっていてライダーも多く秩父側は未舗装の走りにくい道。十文字峠から三国峠へと尾根を繋ぐ道もいつか歩いてみたいな。

このあと栃本で一つ小屋の用を済ませた。栃本ではとても素敵な人たち(ヒントはこの本)と会うことができちょっとしたもてなしを受けて感動。細やかな気遣いにも感動。えんどう豆の煮物おいしかった。途中大滝の日帰り温泉で汗を流して秩父市街へ向かう。

今夜は秩父に泊まり翌日いくつか所用を済ませてから小屋に帰るというづめさんと、M子さんと秩父で一杯やることに。秩父在住でボッカなど小屋の手伝いもときどきされるというKさんをづめさんが呼び出して(もとい、誘って!)計4人で、地元では超有名らしいホルモン焼き屋Tへ。うまい!タレではなくて塩でいただくのがさっぱりしていて酒飲みにはたまらない・・・。ちなみにM子さんは甲武信ヶ岳に登るのはこれが2度目でなんと初めて登ったとき日本酒一升瓶を担ぎ上げたという豪傑。すばらしい飲みっぷり。

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さらに二軒目へ。これも地元では有名な餃子屋Sへ連れていってもらう。注文してからおばちゃんが具を包んで焼いてくれる。うまい!うまい!また酒がすすむ。

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(画面がブレてますが私は写真に写っているし、撮ったのは私ではありません。確かに私自身も酔っ払ってましたが・・・)

なんとか終電で帰れる時間に店をでたのだが、駅まで戻るとなんだかこれから遠路都内まで帰るのが面倒になり結局この日は秩父に泊まることに。Kさんとはここで別れ(どうもありがとうございました!)、M子さんも結局泊まることになり、酒精に溺れた3人のディープ秩父の夜は更けていくのだった・・・・




秩父側から入山し、信州側に下山しつつもまたもや秩父に戻ってきて山だけでなく秩父の夜も堪能した楽しい山行、お酒となった。たまには下山後降りた街でゆっくりするのもよい。

秩父を愛した田部重治も何十年も前に甲武信ヶ岳から真の沢林道を下っています。

わが山旅五十年 (平凡社ライブラリー)

私の持っている第一版では220ページあたりにそのことが述べられてます。彼は梓山あたりの林を何度も褒めているが、もうこのあたりは林がほとんどなくなってしまった。今回私が歩いた真の沢の道は彼があるいた頃のものと同じだろうか。そんなことを考えながら一人歩いた。秩父に何度も通い、さらにこの本も何度も読み返している。

また、岳人 2009年 10月号 の「奥秩父 山、谷、道、そして人(19) 登るほどに味わいを増す大荒川谷」で山田哲哉さんが奥秩父荒川水系側の道について詳しく書いています。ここで書かれている西破風山から柳小屋へと尾根伝いに降りる道(廃道)もいつか歩いてみたいな・・
by mobydick67 | 2009-10-05 01:33 | 奥秩父:山歩きと備忘録
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