南アルプス南部を南へ進め その3


南アルプス南部縦走(2009年8月5日 3日目 三伏峠小屋~荒川小屋)

4:00 起床。昨夜は結構飲んでよく眠れた。昨夜戻した2人分のアルファー米の残りに鳥雑炊の素をいれて朝食に。食後インスタントコーヒー。いつも持参する森永のコンデンスミルクを忘れてきた。用意しておいたのだが、ザックにつめ忘れたようだ。下界ではコーヒーに砂糖もミルクもいれないのだが、山ではなぜか練乳をたっぷり入れた甘いコーヒーがうまい。苦いコーヒーを飲み干して撤収。

5:15 出発。少し雲があるが晴れて気持ちが良い朝。涼しいうちに距離を伸ばしたいのでとばす。3日目にしてやっと荷が少し軽くなったような気もしてきて足も軽い。道はすぐに稜線に出て四方の視界がひらける。

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今回一番こわかったガレのふちについた道。登山地図では危険マークはついていなくてガレのふち、注意とのみ書かれているがガレのふちというよりは、大崩落地のふち!恐る恐る足早に通りすぎた。

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7:00 小河内岳。

頂上下にある小河内岳避難小屋。抜群のロケーションだがテントは不可。

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ここからまた高度下げてほどなく林の中へ。

9:30 高山裏避難小屋着。
鬱蒼とした森の中に素晴らしいテン場が。水場が少し遠いが(往復25分)いつかここにテント張ってみたい。

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縦走路上の水場。地図には細いと書かれているが、枯れることはないらしい。

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水場の少し先で10人くらいのどこかのワンゲルとすれ違った。三伏峠をでて初めて人に会った。


10:30。荒川岳への登りにそなえて早い昼食。朝仕込んておいたアルファ米五目御飯。朝露で濡れた靴や靴下を脱いで乾かす。アブやブヨ、ハエがうるさいのでチグアウェイ(虫除け剤)を塗り、その上に日焼けを止めを塗る。

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ここからはただっぴろい大斜面のなかのガレ場を直登していく。

12:00 稜線にでるがあいにくガスっていて視界が悪い。

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12:30 前荒川岳(3068m)着。ガスで視界悪く100mくらいしか見通せない。荒川岳の最高点は東岳(悪沢岳)の3141mだがピークハントが目的ではないので、前岳より少し東岳方面に進んだところにある荒川小屋方面への分岐から南へ進路をとる。

前荒川岳の南面は広大な花畑で高山植物が咲き乱れる。また窪地には広大な万年雪(?)が残っていた。

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ジグザグの道を降りていくと右手の斜面に荒川小屋が見えてくる。

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13:30 荒川小屋着。小屋は泊まりの客でにぎわっている。天場は小屋横と下に大きいのが二つ、他にも林の中に小さいにのが2,3箇所ある。下のテント場はまだだれもいなかったのでそこに購入したビールを飲みながらテントを張った。水場もテント場のすぐ横で水が豊富に流れているのでそこで体を拭い頭に水をかぶり汗を落としたあとテント前で露に濡れた靴、靴下を乾かす。正面には明日昇る明石岳の稜線が見えるが、頂上付近は雲の中。少しすると小雨が降り出した。このあとこの日はずっと降ったり止んだりが続く。下のテント場は結局私以外に二張り。上が3張りでテント客は少ないようだ。

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焼酎の水割りを飲みながらラジオで天気予報の確認をするが酔っているせいか地理的な理由か天気のせいかわからないがいまひとつ電波の入りが悪い。だがどうやら明日は台風の影響もあり全国的にあまり天気はよくないらしい。

夕食はペペロンチーノ。簡単にすませておつまみの消化に励む。

19:30くらいにテントのフライを打つ雨音を聞きながら寝た。


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by mobydick67 | 2009-08-15 11:36 | 山歩き
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