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南アルプス南部を南へ進め その2


南アルプス南部縦走(2009年8月4日 2日目 熊ノ平小屋~三伏峠小屋)


4時起床。よく眠れた。焼き豚、コーン、餅を入れたラーメンで手早く朝食。夜露でじっとり湿ったテントを撤収。撥水性が低下してフライに水が染みている。次の山行までに撥水剤塗布するなり、スプレーするなりしておかないとなあ。裏表しておくと内側の結露も下に落ちるのでよいかもね。

5:15出発。昨夜テント内整理しないまま寝たのでちょっと準備に時間がかかった。今日も行動時間は長い。夏の午後は雷が怖いので、なるべく早出早着したい。露払いで靴の中を濡らしたくないので、スパッツ(ゲイター)を着ける。短パン、反袖Tシャツ。

しばらくは森林限界下の樹林帯、潅木の生えた草原歩き。安部荒倉岳、新蛇抜山と小さなピークを超えながら南に進む。

7:30 北荒川岳着。樹林帯を抜けて飛び出たピークから先はもう森林限界を超えた岩の世界。四方に視界がひらけとても気持ちの良い場所。これから登る塩見岳が目の前にそびえ、南東には富士山、西方には北アルプス、北面を振り返ればこれまで辿ってきた尾根のむこうに間ノ岳も小さく見える。小屋泊まりの先行者数名が休憩していた。

北荒川岳から望む塩見岳

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塩見への登りから振り返って見る北荒川岳

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塩見岳へと向かう途中の避難小屋。登山地図に水場とあるが近くに見当たらなかったので未確認。


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塩見へ向かう稜線は視界絶好。富士山もばっちり。


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雷鳥親子(親1+子3)を見た。

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9:20 ピークは間近に迫っているが、腹が減ってがまんできなくなり手前の小さな鞍部でランチ。朝仕込んでおいた(といっても水をいれただけだが)アルファー米チラシ寿司。

9:40 塩見東峰着。狭いのでそのまま通過。

9:45 塩見岳頂上(3046m)

東峰から見た西峰。

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西峰からは、今日の目的地三伏峠小屋とそこまでの稜線、さらに明日朝歩く予定の稜線まではっきりと見渡せる。

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塩見岳西峰からのくだりは急な足場の悪い岩場を降りることになる。登山地図では危険マークがついているが下っているぶんにはさほど危険は感じなかった。


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ちょうどなかほどで登ってくる25,6人のツアー登山チームとばったり。少しルートから離れたところに退避して道を譲ろうとしたが、先頭のガイドに時間がかかるので先にどうぞと言われた。しかし先を見るとみなさん別に道をあけてくれているわけではなくルート上に止まっている。こちらもでかい荷物をかついでいてとても狭いところを人をぬって進めそうにないのでやはりこちらが譲ることにして約5分ほどみんなが通り過ぎるのを待った。百名山とはいえマイナーなルートにくる客だけあってある程度年齢は高くてもみんな結構足元はしっかりしていた。しんがりのガイドに目的地と到着予定時間を尋ねると、熊ノ平小屋16:00到着予定とのこと。今年はツアー登山には何かと風当たりが強いが、無事到着できただろうか・・・・。

その急な岩場を通過すれば気持ちのよい稜線あるきで、程なく塩見小屋に着く。

10:40 塩見小屋着。

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小屋の屋根の上に若い小屋手伝いの女性がいて、小屋の前にも女性がいた。小屋の前で軽く休憩させてもらったが飾ってある手ぬぐいがカッコ良かったので購入。

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そのうち屋根の上の布団を一人が投げ、もう一人がキャッチして小屋の傍の倉庫のようなところにしまい始めた。確かに布団干しには絶好の日和だ。稜線の水のない小屋だが、こじんまりしていてなんか惹かれるなあ(女性だけだったからではない、と思う・・・)。

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塩見小屋を過ぎて少しするとまた道は下って林のなかに入り、少しぬかるんだ苔蒸した林の中をずんずん進む。

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けっこう登り返して本谷山を過ぎてまた少し下って鞍部のようなところに出ると看板があり、旧三伏小屋付近は幕営禁止とありそちらへ向かう道らしきものがある方向はロープで遮られている。ここをそのまま右にいくと小ピークを越えたところが今日の幕営予定地である三伏峠小屋だが、その小屋の水場は旧三伏小屋方面に15分ほど降りたところにあるらしい。わざわざ汲みに降りるのは面倒なので、最初から旧三伏小屋方面に向かう左側の登山地図では破線のルートをとることに。ロープをまたいで左側の踏み跡らしき道をたどると入り口こそ薄い踏み跡しかないが、すぐに道ははっきりとしたものになり、多少傍の樹の枝がうっとおしい程度の歩き易い道。15分ほど下ると緩やかに流れる三伏沢に行きあたる。

13:00 三伏小屋跡着。

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三伏沢の細い流れに右岸側からもう一つ沢が合流するひらけた気持ちのよい場所。着ていたTシャツを脱いで沢で洗い、手ぬぐいで体を拭いた。夏の長い山行時はこれで生き返る。水を5Lほど汲んで出発。苔むした緩やかな沢沿いの小道を汗をかかないようゆっくり登る。

15分ほど登ったところの小さな小屋とタンクのある三伏峠小屋の水場を通りすぎてあと少しだけの登ると、平らな峠らしき場所にでてそこから指示板に従って進むと三伏峠小屋についた。

13:30 三伏峠小屋着。この日も長い行程、長い行動時間で疲れた。背中の荷物も重く本当に疲れた。ビール加ってテントを張り、沖縄土産にもらった乾燥ゴーヤと乾燥パパイヤに魚肉ソーセージを加えて炒めたチャンプルーもどきやチーズ、タンのスモークなどをつまみに昼酒。上の段にテントを張った単独のおじさんとしゃべりながら酒も進む。この方は南アルプス南部にはよく来るらしく詳しいようなので明日以降のコースの水場、小屋情報を教えていただく。17:00くらいからレトルトのうなぎ蒲焼とアルファー白米を使ったうな丼を湯を沸かして作り夕食。なかなかいける。

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空は少し雲ってきた。明日も晴れると良いのだが・・・・

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20:00頃就寝。


南アルプス南部縦走 3日目へ
by mobydick67 | 2009-08-11 21:28 | 山歩き
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