タグ:甲武信小屋 ( 43 ) タグの人気記事

盛夏、奥秩父の藪漕ぎ、正太郎の夏休み2・・・岩小屋から国師ヶ岳、甲武信小屋、そして魔境秩父へ

2013年8月3日

真夏で、天然の屋根があるとはいえ、テントも張らずレジャーシートに半身マットだけ、寝袋も省略してゴアのシュラフカバーだけというのは無謀だったようで、酔っていい気分で寝たのはいいけど、すぐに寒くて目が覚め、結局朝までうとうとしながら過ごすはめになった。せめて薄いインシュレーションジャケットか何かもってくれば良かった。五時前にシュラフカバーから抜けだして、アルコールストーブで湯をわかし、茶を飲みながら、スープカッペリーニを作って食べ、珈琲で〆て、荷をまとめ6時前、岩屋を後にする。以前積雪期に歩いた頂上から南にまっすぐ伸びる尾根をつめて国師まで歩くことにする。

一晩お世話になった岩屋をふりかえる。

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南に向かって適当に斜面を登る。

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20分ほどで、開けた鞍部に出る。ここは昨年のGWにも歩いた。

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さらに尾根をつめようとしたけど・・・・

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藪、藪、藪。また藪。最初はなんとかなるさと針葉樹の幼木をかき分けて無理やり進んだけど、そのうちシャクナゲも混ざったり、密度が増したり、樹高が高くなったりでそのうち一歩も進めなくなり、戻って巻いて進んで、また戻って巻いて・・・・足元も次第に倒木が折り重なるようになって、歩き難いことこの上ない・・・・と七転八倒、やみくもに、がむしゃらに這い上がっていると、以前積雪期に歩いたとき同様左、西側に赤テープが現れた。これに合流すると藪こそ薄くなって道らしき体裁にはなってきたけど、足元に折り重なる倒木はあいかわらずで・・・・こんなことなら歩く前にロングパンツ、長袖に履き替えておくべきだった、と後悔先にたたず、足も腕も擦り傷だらけ、かき分ける木から雨のように降り落ちてくるブヨだらけになって・・・・7:40 国師ヶ岳頂上。これなら、いくら雪を踏み抜いても昨年のGWのほうがまだまし。疲労困憊の自分撮り。

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ここからはフツーの登山道を甲武信ヶ岳へ。夏の朝の縦走路は思ったほど暑くない。

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11:30 甲武信小屋着。テレビ出演の続く人気の小屋番ヅメりんともひさしぶり。ビール飲んで、いつもの場所にツェルトを張って、まったりしていると、徳さん、NHKの水の日取材チームらに続いて毛木平から登ってきたイジル、ホサピ、すーさん、トモスケ、Wさんら友人御一行が到着。ゆっくり休んだし、トモスケと一緒に正太郎たちを迎えに降りてみることに。水源あたりでよっちゃん、0号様、五月様、正太郎が意外に元気そうなようすで登ってきたので、一緒に登り返す。

握手クンを恐喝する正太郎。

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16:00 甲武信ヶ岳頂上。去年よりも1時間以上早くなった。さすが社会人。遅れていたツトピと甥のY君も無事到着してめでたしめでたし。このあと小屋では水の日の蕎麦や美味しいおでんをご馳走になり、打ち上げ花火上げたり、うちあがったりして遅くまで。

2013年8月4日

やはり寒くてあまり眠れず、4時過ぎに起きて前夜水で戻しておいた赤飯と味噌汁、珈琲で朝食。今回はファイントラックツエルトIIロングが仮の宿。風もなかったせいもあるけど、前日の昼前に張ってそのままで朝までこのくらいテンション維持できるなら、雨の稜線でもないかぎり、十分テントの代用になる。

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正太郎(右)と甲武信小屋の屋根の修理に来てた職人さん、じゃなくてトモスケ。

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だらだらして、先に正太郎たちを見送り、8:30小屋を毛木平に向かって出発。水源の少し先で川上一家に追いつき、ここから一緒にゆっくり下る。

ナメ滝にて。

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13:30 毛木平到着。下りも去年よりずっと早かった。なかなかやるな、正太郎。で、ここから車で山梨方面に抜けるグループと別れて、川上家の車に乗せていただいて、一緒に滝見の湯で山の垢を落として、運転する川上0号様に遠慮することなく生ビールなんか飲んだりして、さらに秩父到着後も家にあがりこんで、しゃべったり飲んだりしてるとあら不思議、あっというまに終電。駅まで見送りにきていただき、また後ろ髪引かれる思いで秩父を後にした。









で、確かに西武秩父駅から飯能行きの電車に乗り込んだんですが・・・・・駅に到着してアナウンスの声で目が覚めたら、何かがおかしい。飯能ってこんなに暗い駅だったっけ??電車を降りる人の後を追ってホームに降り立つとそこは秩父!・・・・もう日が変わって月曜の0時過ぎ・・・・結局、つい2時間ばかり前にお世話になりました、と言って出てきた川上家のドアを再び叩くことに・・・・恐るべし秩父の魔力、引力・・・・うぎゃぁ・・・・
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by mobydick67 | 2013-08-11 16:48 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(13)

甲武信小屋 小屋入り

2013年4月17、18日

西沢渓谷からヅメちゃん、平野さん、ワッキーと甲武信小屋の小屋入り。

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この後、徳さんはヘリ荷揚げの荷の送り出しに備え秩父に戻りました。

例年になく雪が少なく、土が隠れるくらい雪が積もってくるのは戸渡尾根2100mくらいから。

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それでも縦走路と合流するあたりから木賊山にかけては70cmほど積もっている。よく踏まれているので踏みぬくことはない。

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甲武信南面にはほとんど雪がついてない。

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奥秩父主脈。国師ヶ岳、金峰山の北面はしっかり雪が残る。

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14時頃、小屋に到着。聞いてはいたけどやはり雪が少ない。

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この日は小屋の中を少し片付け、少し雪掻きをして、夜は鍋を肴に遅くまで。



・・・・・・・・・・・・・・・



翌日はゆっくり起きて、10時過ぎに到着したTさんも加わり、みんなで雪掻き、ヘリの荷揚げの準備、小屋の水の確保などに汗を流す。

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笛吹川東沢源頭。水も無事に小屋まで上がる。

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15:00 荷揚げのヘリ第一便が到着したのを見届けてから、荷の整理も手伝わずに逃げるように下山。

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甲武信小屋の本営業は25日頃からの予定だそうです。これから営業開始準備、GWと大忙しの日々が続く小屋の皆様、ご苦労さまです。

雪が少ないとはいえ、何があるかわからないGWの奥秩父。まだまだ雪も降るし、降った雪も腐る。去年のように大雨が降るかもしれない。さあ、今年はどこをどう歩こうかな?
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by mobydick67 | 2013-04-19 20:03 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(11)

2012年の暮れも・・・

この年末も嬉しいことにまた声をかけていただいたので、甲武信小屋の年末年始営業のボッカに参加してきた。



2012年12月27日

都内から車で川上村白木屋へ。途中笹子トンネル事故工事のため一般道に降りたりしたため、川上村に着いたの日が落ちた後。ナナーズで小屋の宴会用、今晩の白木屋での宴会用に酒や肴を購入。

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翌日に備えて早めに寝よう、寝ようといいつつついつい遅くまで・・・これももう恒例。


12月28日

朝、毛木平で徳さんから樽酒や御節料理を受け取って、爪ちゃん、平野さんと三人で歩きはじめた。積雪はそこそこ。はっきりトレースがついていて歩き易い。なんだかボッカというよりも遊山気分。

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稜線に出ると風は強いが、生憎の曇空。

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1時過ぎに小屋に到着。

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小屋の中を片付けたら酒、酒・・・・

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夜半から粉雪がしんしんと降っていた。



12月29日

夜降った雪は20cmほど積もったけど、朝には止んだ。快晴の空の下、外仕事で少し汗をかいたあと、山梨側に下山する平野さんと一緒に巻き道との分岐まで歩いてきた。

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いいね、雪が降ったあとのまだ誰も歩いていない山歩きは。

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午後になると三々五々友人がたくさん登ってきて賑やかに。夜はS嬢が担いてきた鴨鍋を肴にワイン、日本酒、焼酎・・・・いいね、山で呑む酒は。

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ああ、雪山でテントも最高だな・・・寒いけど・・・

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12月30日

湿っぽい雪と強風の中を下山。分岐あたりから雪は雨にかわり、雪と泥と水でぬかるむ道をすっかり濡れた体を冷まさぬよう休むことなく下った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


昨年もお陰様でよい山で〆ることができました。ありがとうございました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


えーっと、そういうことで、今年もよろしくお願いいたします。


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by mobydick67 | 2013-01-04 18:51 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(8)

奥秩父、晩秋、藪山のバーで・・・

秋も深まり、奥秩父のお山にはもう雪が降ったと聞いたので、友人たちとちょっと藪をこいで人気のないところで宴を楽しんできたよ。

奇しくも「山と溪谷 2012年 11月号の特集は「仲間と山へ」、岳人 2012年 11月号は「藪山岩山読本」だったので、リーダーではなくただの仮設バーのマスターだし藪山岩山ではなくなんちゃって藪山だけど、一応両誌熟読して予習して山渓×岳人コラボ企画に備えたよ。これで「PEAKS」の特集が「山でお酒を」だったら完璧だったのに・・・


2012年11月3日

西武池袋駅でイジル、Hぴー、晴ちゃんと集合し、レッドアロー始発乗って出発。が、小手指あたりで人身事故があり特急が所沢止まりに。ばたばた乗り換えて、なんとか西武秩父についた頃には川又経由中津川行きの始発バスはもう影も形もなかった。ここでよっちゃんと合流し、作戦変更して秩父鉄道で三峰口に向かい、そこから出る中津川行きに乗り満員のバスに揺られて川又に着いたのは、予定から一時間以上遅れて10:30。これは想定外。

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登山口から少し登った尾根に乗る手前の水場「水の元」の水量はちょろちょろ。いつもは登山道に溢れるほど流れているのに、これでは樺避難小屋側の水場で水が摂れるかどうか不安なので、ここから水を担いでいくことに。翌日の昼まで途中水場がないので一人2Lから4Lほど汲んでいっきに荷が重くなる。これは想定内だったけど、想定した以上にみんなの肩に重い荷が食い込んだようだ。


それでも登るにつれ紅葉の秋から冬枯れの初冬へと変化する道を楽しみながら高度を上げ、距離を稼ぐ。奥秩父、それも武州側はとびきりいいね。

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もしも3時半までに登山道から離れる地点に着かなかれば藪はやめて、来た道を戻って樺避難小屋で泊ることにしようと決めておいたけど、みんなよくがんばったね。3:10、登山道を離れて笹薮にとりつく。

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鞍部に出て小ピーク一つ巻いたあとは、針葉樹林の中、尾根を進む。

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16:00目的地、孫四郎天平に無事到着。それぞれ手早くテントを張る。

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さあ、ここからは宴会。持ち寄ったつまみや鍋を肴にさむーい星空の下、盛大に飲む。飲み始めた頃は黄昏ていた人も、酒がまわってくると元気になり、話は弾む。弾みすぎてどこにいくんだろうと不安になるくらい弾む。巨人ファンは優勝のニュースにさらに酔う。マスターとしてたっぷり担いできた酒も気持ちよくなくなり、最後は甲武信小屋御用達のカレールーをたっぷり鍋の残り汁に溶かして作ったカレーラーメンで〆て、ごちそうさま。もう日付が変わる時間が近づいた頃にみんなそれぞれテントに帰って、おやすみなさい。気の置けない友とわいわい呑むのはいいね。





2012年11月4日

空が明るくなり始めた頃に起きてそれぞれ朝ごはんを済ませ撤収。

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7:00 出発。藪尾根をつめる。

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7:40 雁坂嶺。日本晴。富士山も南アルプス、なんでも見えたよ。

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ここからはゆっくりごきげんに縦走路を東へ。しつこいけど、奥秩父はいいね。

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北面の道には雪が残っていてすっかり冬気分だよ。

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11:00 甲武信小屋。前夜は小屋泊り100人を超えたそうだ。徳さん、爪ちゃん、今井さんと3人勢揃い。

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テラスで日向ぼっこしながら少し休ませてもらって出発。西沢渓谷へ。黄金色に輝く唐松の紅葉がまぶしい。何度もしつこいけど、奥秩父はいいね。甲州側も捨てたもんじゃないね。

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15:00 無事下山。けっこう疲れたけど、降りたら降りたでなんだか名残惜しいね。

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あとはお馴染みの隼温泉で垢を落として、馬刺しでビール。ニ皿も頼んだのに写真を撮ろうと思っているあいだにみんなの箸が伸びであっというまに・・・

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さらに山梨市駅でわざわざ東京から出てきたツトピーと合流してお馴染みの歩成へ。ここでも煮込みとか馬刺しとか、鳥モツとか、豚カツとか・・・・

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酒はいいね。もちろん、山もいいね。








どっぷりだよ。
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by mobydick67 | 2012-11-08 23:13 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(6)

田部重治も踊れ踊れホイホイ!奥秩父でロックンロール? 2

ちなみに、釜ノ沢東俣遡行時に山旅ロガーでとったログ。

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狭隘な谷筋ではやはり現在地を正確に特定できてない。

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少なくとも今使っているスマフォ(SH104)では迷って枝沢に入っても、スマフォのGPSはあまりあてにならない。

それと装備については、水量が少なく乾いた石や湿った土の上を歩くことが多かったので、フェルトではなく、アクアステルスソールのシューズが欲しいなあと思った。ソールの摩耗を気にしなければ登山道の下山にも使えるので、別に下山用に靴持つ必要もなさそうだ。買うならこれか?

キャラバン 渓流 大峰アクア

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2012年8月25日(土)

8月とはいえ、朝は冷え込むのでスケスケテントに薄い首までシュラフだと少し寒い。

ゆっくり起きて、楽団のリハの音を聞きながらテラスでのんびりしていると、午後から友人たちがどんどん到着。川上さん、すーさん、いじる、Hピー、皆野さん、Wさん、山はひさしぶりの息子等々。あまり飲むとライブまでもたないのでほどほどに飲みながらライブを待つ。

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5:30 開演

フォーク、ロック、70年代風ニューミュージック、ブルース、音頭、アバンギャルド?ありの楽しいライブ。田部重治も草葉の陰で踊り狂ったことでしょう・・・



ライブ後はそのまま食堂でメンバーとお客様、お子様が入り乱れての飲み会・・・

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誰?君等は一体何人アルか?

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飲みたりない人たちは某暗闇クラブになだれこんでそのまま遅くまで・・・

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翌日はゆっくり出発して頂上経由で毛木平へ。

左は初めて一人でお山でテント泊の息子。右は今年から小屋に入った新人小屋番の今井さん。頂上まで来て見送ってくれました。

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涼しい沢風のそよぐ千曲川沿いの道を降りる。

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なぜか今回のライブのスペシャルゲストfromシリア?だっけ?、ロドリゲス・スワが毛木平にも出現!

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このあと一緒に川上さん、皆野さん、イジル、Hピー、息子、スワと一緒に滝見の湯で汗を流して秩父へ。またもや川上家に世話になって、いつものようにレッドアロー終電で後ろ髪ひかれる想いで秩父をあとに。



また来年と言わず、年内、できたらクリスマスにでも特別に小屋開けて第2回開催してね。
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by mobydick67 | 2012-09-03 22:22 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(4)

田部重治も踊れ踊れホイホイ!奥秩父でロックンロール?

甲武信小屋で楽しい催しがあると聞いて、行って来た。

2012年8月24日

山梨市駅発の一番のバスに乗ろうと京王線から高尾で中央線に乗り換えようとすると後ろから声が。イジルとHピー。奇遇。おまけにザックにヘルメットがぶらさがっているところまでこっちと同じ。一緒に山梨市駅でバスを待っていると、今度は晴ちゃんが。ということで4人でバスに乗り西沢渓谷へ。東屋で装備を整え、サンダルを沢靴に履き替えた。徳ちゃん新道経由で甲武信小屋に向かう晴ちゃんと別れ、3人で吊り橋を渡る。

今回は田部重治が開いた甲武信ヶ岳へのクラシックルート、笛吹川東沢釜ノ沢東俣ルートを歩く。なぜか約束したわけでもないのにイジルパーティも同じルート。

11:00 鶏冠山登山口。すぐに河原に降りる。

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10分くらいゴーロ歩いたとこで、左岸に巻き道の入り口。ここで途中一泊予定のイジル・Hピーパーティと別れ、一人先をゆく。

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巻き道は途中痩せたところもあるが、そういうところは針金や木の根のホールドがあって問題ない。ただ雨が降って泥濘んだり滑りやすくなるとイヤかも。途中3人家族パーティを追い越す。


12:00 山の神。ここで巻き道は終わり。田部重治によると昔はここに小屋があったという。渓に降りる。

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水量が少ないので、暑さを紛らわせるために膝くらいの水にときどきつかりながら歩く。

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途中両岸から大きなナメ滝が幾つか流れこんでくる。

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釜ノ沢出合い。赤ペンキにちょっとげんなり。ここで進路を北に。

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13:10 魚止めの滝。ここでパン、おにぎりでお昼。

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装備としては、ザックはGoliteのJAM。中に60Lの防水パックを入れてお泊りセットほぼまるごと防水。中身はテント(Big Agnes Copper Spur UL1)、寝袋(モンベル サーマルシーツ)、マット(モンベル U.L.コンフォートシステムパッド90)、食糧火器一式、酒。他に6mmのロープを15メートル。スリング長短4本。カラビナ、環付1含めて3個。ハーネス、エイト環は省略。足元はモンベルのフェルト足袋シューズ。あとは下山用のアプローチシューズ、テント泊用のサンダルなど。

ちなみにここはあんちょこどおり右岸を巻き気味にすんなり登れた。


上がったところが有名な千畳のナメ。

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いい気になってビデオ撮りながら登ってたらいつの間にか斜度が増していてスッテン。

ナメの上を走る美しい水の波紋。

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14:00 両門の滝。

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すいまんせん。美しい滝の写真を見たい方はググッて他をあたってください。ここは左岸を巻く。


このあとすぐ現れるヤゲンの滝をマヨイ沢と挟まれた狭い左岸を巻いて少し登ると広い樹林帯に入る。沢は幾筋にも別れて流れる。通称広河原。

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あちこちからこんこんと水の湧き出る苔蒸した林。こんなところに天幕張って、焚き火でも見つめながら酒をちびちびび夜を過ごすのもまた一興・・・・・とは思うものの、今回はとりあえず先を急ぐ(いつもこればっかり・・・)。1時間ほどこんなところを歩くことになる。

15:30 階段大ナメ滝。最初右に巻いたあと、途中からは水も少ないし簡単そうだったので直登してみた。

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このあとは当分長く退屈なゴーロ歩き。二つほど枝沢との出会いを通過、2箇所とも看板が出ていて迷いようがない。

16:00 木賊沢との出会い。ここもあんちょこあてにしてまず木賊沢の左岸にとりついてテープに導かれてそこそこ斜度のある斜面を木につかまりながら巻く。ちょっと高巻きすぎたところで対岸の本流左岸、7mほど下にテープを見つけ、しょうがないので枯れた木賊沢を下りぎみにトラバース。高度感もあり、ザレてて嫌な感じ。

木賊沢との中間尾根から本流大ナメ滝。

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少し登ると狭いゴーロとナメの急登に入る。ここを踏ん張って登り切ると・・・

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16・30 源頭の甲武信小屋ポンプ小屋。

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水を浴びて汗と泥を落として、あとは作業道を上って・・・・


16:40 甲武信小屋。

まずは小屋に集まったバンドのメンバーの皆様とテラスでビール。

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テント張って小屋で飲んで、さらにもう一軒はしごして、ほどよく酔っ払って寝た。


―――――――――

かの田部重治が切り開き、服部文祥が日本の沢登り発祥の地と呼んだ笛吹川東沢。一人だし歩くのは初めてなので、遡行図のあんちょこ持って、1/25000の地形図持って気合入れて入渓したけど・・・・・・しょっぱなの巻き道からもーずっーとピンクテープ頻出。滝を高巻く時もあれこっちかな?と目をやると必ずテープが目に入る。高巻く途中もテープが頻出。出合いでもどっちかなと考える暇もなく看板かペンキが目に入ってくる。とりあえずテープの数は甲武信ヶ岳に向かうどの一般ルートよりも多いことは間違いない。そんなことで、地図を見て歩くというよりも、遡行図を頼りにピンクテープに導かれて歩くという感じ。ちなみに遡行図は東京起点沢登りルート120の東俣、西俣のページをコピーしたものを持参。新しい本なので添えてあるコメントも含めほぼ100%現状どおり。とても参考になった。強いていえば、距離感だけは遡行図からはつかめないので、地形図を時々みて確認した。

最初に巻き道で3人パーティを抜いてから、誰にも会うことなく一人歩きを満喫できたけど、何か違和感の残る沢歩き。もちろん技術も経験もない自分がすんなり歩くことができたのは、テープや遡行図、そして好天のおかげということは重々承知だけど・・・・まあいつかもう一度歩いてみてもう一度よく考えてみようと思う。
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by mobydick67 | 2012-08-29 23:34 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(4)

山で・・・・

なんか山のほうで楽しいことをやるようなので・・・・

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オッサンもきしゃに乗って行ってみようと思う・・・・

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プロデューサー兼バンマスはリサイタルとか言ってるけど・・・・

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要するに騒ぐんでしょ?

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え、違うの??



ああ、今週末、2012年8月25日(土)17:30より甲武信小屋で!
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by mobydick67 | 2012-08-22 22:24 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)

正太郎の夏休み

昨年末の秩父夜祭りのとき、酔っ払った勢いもあったけど、川上家長男1号こと正太郎と、夏にみんなで甲武信ヶ岳に登って花火をしようと約束した。


それで8月第一週の週末、みんなで甲武信に登ることにした。金曜の夜、小淵沢ステビチームとルートイン秩父チームに分かれて前泊。秩父チームは私を含む酒癖の悪いメンツが揃ってしまったので随分遅くまで・・・・。翌朝6:00に川上家と合流して川上号で毛木平へ。ここで小淵沢チームと合流。

9:00 総勢9人で歩き始めた。こんな大人数で歩くの初めてだ。

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みんなで、ゆっくり、のんびりと。

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千曲川源流沿いのこの道は夏でも沢風が通り抜けとても気持ちがいい。

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それでも、源流の碑から上はペースも落ちて、時間がかかった。

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17時過ぎ、甲武信岳頂上に着いた。

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正太郎にまた来年も一緒に登ろうよ!と言ったら来年はもういいという答えが返ってきたのは少し残念。それでもなんだか顔つきも精悍になって、男前の正太郎。ああ、そういえば2号もあいかわらずキーキーうるさいけど、なかなかいいサポートしててちょっとだけ見直したよ。


小屋に着いたのは18時前。毛木平を出発して9時間かかって辿り着いた。食後に念願の花火。爪ちゃんから禁断の打ち上げ花火の差し入れもあり、みんなでわいわいわい言いながらやって、大人にとってもいい夏休みの思い出ができた。



これ、やっぱり来年もやろうよ。
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by mobydick67 | 2012-08-13 22:01 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(7)

静かな山小屋

山と山小屋 小林百合子、野川かさね

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女性写真家、女性ライターによる、私的視点からみた山小屋を描いた本。小屋そのものには泊まったことはないけど、テントを張らせてもらったり、(もちろん自炊ですが)昼食をとったり、休憩をとったりした、馴染みのある小屋がたくさん紹介されている。写真からは山のゆっくりとした時間の流れが滲み出る。いつもこんなに静かでゆっくりとしていればいいのに・・・・やっぱり山歩きは平日に限る。

甲武信小屋とヅメちゃんもちゃんと紹介されてます。厨房のテーブルの下に無造作に並んだ酒に目をつけたのは慧眼。
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by mobydick67 | 2012-06-10 22:29 | | Comments(10)

2011年最後の山歩き

今年も甲武信小屋の年末ボッカになんちゃって参加させていただいた。ただ今年は希望者が殺到?した第一次先発隊の選考に落ちたため、第二次隊として参加。

2011年12月26日

年末ボッカの常連精鋭メンバー平野さんが運転する車で、ヅメリンと3人で川上村梓山の白木屋旅館へ。翌日に備えて酒はほどほどにする予定だったが・・・

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12月27日

朝食後、甲武信小屋主人徳さんと合流して、毛木平へ。3人で荷物を分けて出発。

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今年は雪が少ないと聞いていたが予想以上。少し寂しい。

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それでも、沢沿いの道で凍結箇所もたくさんあるのでナメ滝あたりでアイゼン装着。

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樽酒も少し担がせてもらった。途中コケたりよろけてバランスを崩して樽を落として割ってしまうと、そこで飲むしかないらしい・・・誘惑が・・・・

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昼過ぎに小屋に到着。小屋の前でも10cmも積もっていない。

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ざっと中を片付けて、軽く掃除したあとでソルティーなホルモン焼きとスィート・ソウル・ミュージック。

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12月28日

今年は雪が少なく、雪かきなど外の仕事がほとんどないので、午前中は小屋の隙間塞ぎ。

昼前にこの日下山する平野さんについて甲武信ヶ岳頂上まで。縦走路も雪が少ない。

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午後はだらだらと掃除など。

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早くから鍋を肴に一杯・・・・

12月29日

午前中ざっと掃除をして、早い昼を食べたあと下山。いろいろありがとう、ヅメリン。酒、肴、飯ごちそうさまでした。

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木賊、戸渡尾根経由で西沢渓谷へ向かう。こちらの道も例年に比べて雪が驚くくらい少ない。アイゼンを履かずに歩いた。

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2200mくらいから土がのぞくところもあり、1900m付近からは登山道上はほとんど雪がなくなる。凍結箇所も少しあるが、避けて通れば問題ない。

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途中、徳ちゃん新道とヌク沢道の分岐の上で甲武信小屋の正月営業を手伝いにデカイザックを背負って登ってきたS嬢と会う。今年はSさんの豪華鍋が食べれないのが残念。

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下山後、道の駅みとみでワインでも買ってバスに乗ろうと思っていたが、閉まっていた。残念。



今年も最後に楽しい山歩きをさせてもらった。ありがとう。
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by mobydick67 | 2011-12-29 23:01 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)