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ぬちどぅたからやさ


意外にコメントが多かった秩父弁シリーズ第二弾!ではありません。


僕の島は戦場だった 封印された沖縄戦の記憶

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佐野慎一が「沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史」に続いて、その前史である沖縄戦といつまでも終わることのない「戦後」について、「戦争孤児」「集団自決」「援護法」「米軍基地」をキーワードに探ったルポルタージュ。


タイトルは、集団自決の最中にある母親が、手榴弾を爆発させようとした息子に自決を思いど止まらせようとウチナーグチで叫んだ「死ぬせーいちゃてぃんないさ。生ちかりるーうぇーかや、生ちちゅしゃさ。ぬちどぅたからやさ」(死ぬのはいつだってできる。生きられる間は生きなくてはいけない。命は宝だよ)という言葉から借りました。。

明日、6月23日は沖縄戦の終結した日として沖縄県が制定した「慰霊の日」。
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by mobydick67 | 2013-06-22 15:12 | | Comments(4)

だれもが書いて欲しかった沖縄

小学生の頃、左巻き?だった父親が、毎年朝日少年年鑑という冊子を買い与えてくれて、それを愛読していたせいもあって、沖縄=自衛隊基地、米軍基地、太平洋戦争激戦の地というステレオタイプな先入観が頭のなかでできあがって、子供心にも沖縄に対して何か後ろめたさのようなものがあった。また、10代後半から20代前半にかけて映画を浴びるように見ていた時期があり、その頃見た高嶺剛の「オキナワン・チルダイ」、「パラダイスビュー」、「ウンタマギルー」といった琉球サーガ映画は沖縄の別の顔も教えてくれた。その後20代後半、仕事で全国津々浦々回ったけど、なぜか沖縄だけは訪れる機会がなく、かといって観光旅行というのも好きではないし・・・


数年前にこの本を読んで、久々に再び沖縄に改めて興味、というよりは淡い憧憬のようなものが湧いてきた。

沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 佐野眞一

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花柳界、映画興行界、格闘技を暗黒街という線で結んでみせた章、「花街・映画・沖縄空手」で語られる、まるで任侠映画の脚本のような話は、たしかに沖縄のもうひとつのステレオタイプな物語かもしれないが、それでもやはり惹きつけられる。今回の沖縄出張でもこの本の取材の軌跡をなぞるように那覇やコザを歩いてみた。

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深作欣二 「博徒外人部隊」より


また藤田敏八が80年代にとった傑作青春映画 「海燕ジョーの奇跡」のモデルとなった人の生い立ち、その後たどった半生も、やはり月並みだが数奇な物語としか形容のしようがない(このあたりについては追加取材、加筆された集英社文庫版のほうが詳しい)。






「ちゅら島」、「基地の島」ではない沖縄、だけどそれらと決して切り離すことのできない沖縄がここでは書かれている。


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もう一度、できれば(暇な?)仕事で行きたいな、沖縄。
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by mobydick67 | 2012-04-18 08:33 | | Comments(2)

オキナワンチルダイ 残照

東京に戻ってきたけど、まだまだチルダイ。もう少し。

泊ふ頭、泊社交街

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栄町市場、栄町社交街

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農連市場、神里原社交街

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那覇の街は路地と坂道だらけ。迷路を迷走・・・

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一応ビーチも・・・那覇ではなく宜野湾ビーチ。

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by mobydick67 | 2012-04-01 14:26 | その他 | Comments(2)

オキナワンチルダイ どこでも・・・・

仕事で地方に行くとやること。


朝、地方紙を読む。ここ沖縄には沖縄タイムスと琉球新報がある。

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朝飯は喫茶店でモーニングセットか立ち食い蕎麦。

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古本屋を見つけて入る。

若狭通り、ちはや書房。素晴らしい品揃えでした。

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富士見ロマン文庫のヒッピードラッグカルチャー物を入手。野坂昭如の70年代以前のものにハズレはない。

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中古レコード・CD屋を見つけて入る。


那覇、ロマン書房。エロ系、ロック、沖縄文献、バランスがすばらしい。CDも安い。2枚で1000円でおつり。

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コザ、中古CDレコード’69。うらぶれたBCストリートから横道に入ったところで偶然みつけた。

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レコード、60年代~70年代のロック、歌謡曲のアナログ盤が充実。値段はそこそこだが東京よりは安い。近所のおじさんが普通にアナログ盤を試聴して購入していた。普段あまり見かけないピーター・ケイスのCDが5、6枚あった。

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ここでもらったレコードマップにはロマン書房も記載されていた。

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そして、時間があれば床屋で髪をきる。

泊社交街、前島理容店で髪をきってさっぱりした。髭も剃ってもらって1000円。

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西部劇のクリント・イーストウッドを気どって、床屋で地元の話を聞きながら髪をきってもらうのは至福の時間。

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・・・・・夜はちょっと外で飲んで、足りなければ地元の酒を買って部屋で飲む。ここ沖縄はコンビニでも泡盛が充実。

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ちなみに、沖縄の弁当はおつまみ弁当。300円也。ビールが必須。

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あと少しで東京にもどります。
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by mobydick67 | 2012-03-26 10:41 | その他 | Comments(4)

オキナワンチルダイ コザ

那覇の表通りは観光客相手の店ばかりでザワザワしていて落ち着かないので、コザまで足を延ばしてみた。田中小実昌をきどってのんびり路線バスで。

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客も疎らなバスに揺られて50分ほど。。

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途中道沿いに延々と続くのは基地のフェンスとその向こうの広々とした手入れの行き届いた土地。フェンスの向こう側では別の時間が流れる。矛盾。




「コザ」というバス停で降りる。銀天街、旧照屋特飲街。

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坂を上がって那覇方向に戻る。パークアベニュー、旧BCストリート。

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アーケード街

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もうすこしゆっくりしたかったけど、急に仕事の予定が入ってすぐに那覇までバスで戻ることに。



この街は、再訪したい。




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by mobydick67 | 2012-03-24 09:25 | その他 | Comments(0)

夜を掴んでひっぱり寄せろ



先日の朝日連峰縦走は短い時間だったが、いまでもときどきその道、山、人を思い出してにやにやしている。


山行用に酒は泡盛、つまみはミミガーなどを用意したので、ならばと揃えて旅の友に薄い沖縄出身の詩人の本も用意した。

山之口貘詩文集 (講談社文芸文庫)

学生の頃、思潮社現代詩文庫から詩集が出されたとき購入したものがあるはずだが、本棚を探してもない。子供ができてからは、引っ越すたびに本を売って減らしているので、売ってしまったのだろう。上記の詩文集ならわりと簡単に手に入るので購入して、ザックの雨蓋に忍ばせておく。

往路の夜行列車の中で酒(このときはワイン)をちびちびやりながら読み始めると、久しぶりに読んでもやはり惹きつけられた。一つ引用。



「夜景」

あの浮浪者の寝様ときたら

まるで地球に抱きついて ゐるかのようだとおもつたら

僕の足首が痛み出した

みると、地球がぶらさがつてゐる




山に向かおうとしているときにこんな詩を読まされると、否が応でも山歩きが足にぶらさがった地球を引きずりながら歩く、反逆的な行為であることを意識させられる。 逆らって歩け!


結局、山泊まりは一泊でそれも避難小屋泊まりだけだったので、山ではこの本を開くことはなかったが、帰路の鈍行列車のなか、立ち寄った新潟のホテル、新潟駅前のドトールなどで読んだ。気に入ったところは何度も読み返した。

コーヒーもいいけど、これはやはり夜、酒を飲みながら読む本だ。それも家ではなく外で、家ではないどこかで読むのがいい。

次の山行にも持ち出そう。


それと、沖縄に少しはいいニュースがあったっていい。
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by mobydick67 | 2010-08-22 17:33 | | Comments(2)