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ゴールデンウイーク 奥秩父縦走

ゴールデンウイーク 奥秩父縦走

恒例のGW奥秩父縦走に行ってきました。
今年は前半が仕事で3日から4連休とれて、息子と二人で奥秩父連峰西端の瑞垣山荘から東へ進めるだけ行ってみようという計画。いくつかテーマもあり、出会いもあり、予期せぬニュースもありましたが、とりあえずは山行記を備忘録として記しておきます。

2009年5月3日

4:30 起床

おにぎりやパンを朝食、昼食用に購入しようと駅近くのコンビニにはいると「忌野清志郎逝く」というスポーツ新聞の見出しが目に入り、愕然。闘病中とは知っていたが、またきっと帰ってきてくれると思っていたのに・・・

駅のホームではなぜか狼が出発する私たちを送ってくれた。

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鈍行電車を乗り継ぎ韮崎8:30着、8:50発の山梨峡北交通のバスで瑞垣山荘まで。バスは満員で臨時バスが増発されてた。バス代2000YENは安いとは思わないが、廃線にせずにがんばって欲しい。


10:10 瑞垣山荘発

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富士見小屋を経て

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11:30 大日小屋着。

息子が高度変化に弱いためいつもはここでテント泊だが、今回はドーピングしているので先に進む。
水場で水を補給しおにぎりで昼食。

登りの樹林帯に入ると雪が凍ってアイスバーン化していたので、早めにアイゼン装着。私は10本爪、息子が8本爪。


12:30 大日岩通過

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13:30 稜線にでる

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岩場が多いのでいったんアイゼンを外す。快晴ではないがそこそこ遠くまで視界が広がる。


14:20 頂上通過

頂上を超えた東側の賽の河原のほうが人もいなくて景色もよいので、風がなければいつもここで休憩。アイゼンを再び着けて大弛峠を目指す。いつもこのあたりで不調を訴える息子もこの日は絶好調。

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ここから鉄山、朝日岳を経て峠へ向かう道は例年雪がけっこう多くかつ腐っていて踏み抜いて膝上までうまり、トレースがあってもなかなか時間がかかる道だが、今年は雪が締まっていてとても歩き易い。スピードを上げて先を急ぐ。

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16:20 大弛峠着

道路上にはすでにテントが10張り程度張ってあり、よい場所も残りすくないので急いで小屋で受付を済ませてテントを張る。

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小屋の隣の水場の水はちょろちょろで容器に汲むのに時間がかかる。晩御飯はアルファー米を戻して、レトルトの具を足した炒め御飯。まあまあのでき。明日は早出して時間を稼ぎたいたので早めに寝る。



2009年5月4日

3:40 起床

まだ外は暗いが、手早くアルファー米五目御飯と味噌汁で朝食を済ませテント撤収して荷造り。すぐに空が明るくなり始める。


5:00 出発

国師が岳への登りはいきなり急登。それでも例年より雪も少なく、雪質も締まっているため歩きやすい。

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前国師を経て国師頂上へ。


5:40 頂上着

曇っていて眺望あまりよくない。


昨年は前国師から先のトレースがほとんどなく(あるのだが消えかかっていた)、大変だったが今年は連休半ばということもありはっきりトレースがついている。ここから甲武信ヶ岳へ向かう縦走路は東へ300mほどいったところにあるなだらかなピークから南東へ向かう尾根を外れて、北北東にむかうわかりづらい尾根といえないような広い尾根筋を降りていく。昨年はトレースがないこともありなかなかこのルートが見つけられなくて南東へ向かう尾根を3,40m間違って降り、そこで気づいて来た道を登り返してうろうろしてやっと正規のルートにもどることができた。今年は間違わないよう気をつけていたのだが、どうやらみんなここで間違えるようで南東への尾根に下りる道にはっきりとかなりの数の踏み跡がついている。10mくらい降りてやっぱりおかしいと気がづき、登り返すのは面倒なのでそのまま斜面を北にトラバースするとすぐに正規のルートに戻った。間違えやすいところだ。

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ここから甲武信ヶ岳手前の水師あたりまではエスケープルートのない長いコース。実際去年は私たちも途中でビバーグしたし、今年もすれ違った登山者から昨夜ビバーグしたという話を聞いた。連休でも人は少なくすれ違う人が10人にも満たない静かで山深いコース。苔むした倒木が折り重なる美しい森のなかの道。今年は最後に雪が降ってから時間が経っているせいか、雪が少し汚れていたがそれでも雪道歩きを十分堪能。



途中ラジオで何度かRCサクセションや清志郎ソロの曲がかかり、そのたびにこみあげてくるものがある。私は自分が今一緒に歩いている息子と同じくらいの歳の頃から、RCサクセションに夢中だったんだよなあ・・・と山とはまったく無縁の若い頃のことをいろいろ思い出す。



11:20 甲武信ヶ岳山頂着

今年3度目の甲武信ヶ岳。さすがに連休で人が多いのですぐに小屋への道を降り始める。


11:30 甲武信小屋着

小屋のスタッフは休憩中のようで静まりかえっている。とりえず前のテラスで昼食をとりながら今日の予定を息子と相談。時間的には雁坂小屋までいけないこともないが、破風山への急な登りが待っている。ちょっと早いがここに泊まることに。天場にテントを張り終えた頃、小屋のスタッフも表にでてきて、登山者もどんどん到着し始める。テント泊の手続きの際、25周年記念の手ぬぐいを息子の分と2枚譲っていただく。かっこいい!テント場もあっというまに一杯になり、夕方までには20張り程度にまで増えた。


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早く着いたので昼から持参したワインと小屋で買ったビールをちびちび飲む。16:00くらいから再びテラスにあがって夕食。焼きそば、ひじきと煮豆をつまみに作り、そのあとスパゲティーをメインディッシュに。

食後には常連の小屋泊まりの方やスタッフとまた酒を飲み、楽しい夜。飲みすぎて酔っ払ってしまいテントに帰ったあと不始末をしでかしてしまいました。反省。
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by mobydick67 | 2009-05-08 18:37 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)

早春の甲武信ヶ岳

連休にまたもや甲武信ヶ岳に登ってきました。

当初、連休3日間使って山行を考えていたが、同行する息子が20日サッカーの練習試合が入ったため(結局雨で中止になったのだが・・・)、甲武信ヶ岳を一泊二日で目指すことになった。

3月21日(土)
朝一本早い電車に乗れたため、山梨市駅からバスの予定を変更、塩山駅からタクシーで西沢渓谷に向かう。今回は息子同伴だし早め早めにということで。タクシー代¥6,500也。バスだと10:00着だが、8:30に西沢渓谷に着く。荷物を整え徳ちゃん新道の登山口9:00発。雪はぜんぜんなく、道も乾いていて登りやすい。

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近丸道との合流地点の少し前からところどころアイスバーン状の雪が出てくる。合流地点で急登に備えてアイゼン装着。私は8本爪、息子は6本爪。雪は30~40cm程度積もっているが、締まっていて、トレースもあるため大変歩きやすい。

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秩父縦走路との分岐 13:00着。ペースが速く時間がかなりあるのでとりあえず荷物をデポして,木賊山のほうへ向かう。

甲武信小屋 13:15 。
小屋の中には誰かいたようだが中は覗かなかった。1月よりも雪は増え、1階の窓は雪の下だったが、二階の軒には立派な氷柱ができ、もう雪が融け始めている。春、近し。

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甲武信ヶ岳頂上 13:30 。
快晴。南面は少し霞んでいるが、東西北面は遠くまで良く見える。風もないので寒さも感じなかった。

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デポ地点に14:30着。時間があるので雁坂方面に行けるだけ行って、破風山を越えたあたりでテント泊をすることも考えたが、息子が頭が痛いという。おそらく高山病だ。これまでも金峰山などで同様の症状がでたことがあったが、甲武信ヶ岳では大丈夫だったので油断していたが,登りをとばしたのが良くなかったらしい。とりあえずそこから少し降りた2400mあたりの樹林帯が切れた鞍部でテントを張ることにする。


息子が休んでいる横で、一人で整地してテントを張る。三鷹で購入した2mmの細引きとプラ製自在で補助ガイラインを着けて来たので、それも張ってみる。

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Valhalla 2+購入時についているガイラインは前後のベンチレーター部の2本のみ。2.5mmの細引きに少し大きめの自在。

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交差するポールのつくるライン上に追加した4本のガイラインはテンションをかけ過ぎると、出入り口や、前室のジッパーが閉まりにくくなってしまう。ほどほどに張っておく。



息子は寝袋に入って休んでいるので、一人前室でフリーズドライのキンピラをつくり、その他持参した乾きもので暮れ行く風景を見ながらワインを飲みつつ、ストーブでゆっくり雪を溶かして湯を作り夕食に備えた。

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18:00、フリーズドライの米とレトルトのパックでジャンバラヤを作るが、息子はあまり食欲がなく2人分をほとんど一人で食べた。息子が早々と寝てしまったあとは一人でラジオを聴きながらワインを飲む。
気になっていたFC東京の対山形戦、1-0で勝ったことをニュースで聞き安堵。やっと1勝。城福さん誕生日おめでとう。今年は頼みますよ・・。
20時くらいからかなり強い風が吹くようになり、テントがバタバタ音をたて、ポールがしなる。外を覗くと雲はなく星がたくさんでていた。


3月22日(日)

5:00起床。テント内で気温-2℃。外にでると雨は降っていないが、霧とひどい風。息子は復活。フリーズドライの五目御飯に三鷹で購入したひじきの乾物を入れたものと、味噌汁、コーヒー。乾物ひじきはフリーズドライの御飯と一緒に湯で戻しただけだがなかなか美味しい。戻ると少し大きくなるので、あらかじめ少し小さく刻んでおくとよいかも。強風のなかテント撤収し7:00出発。


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下りはじめてすぐに雨が降りはじめるが、小雨でたいしたことはない。分岐を過ぎたあたりで一度休憩し,あとはひたすら降りた。9:30、徳ちゃん新道登山口着。トイレそばの東屋で荷を整理し、西沢渓谷入口10:00発のバスに乗り、途中はなかげの湯(旧牧の湯)で温泉、ビール、そば。塩山駅から電車に乗り帰宅。
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by mobydick67 | 2009-03-24 15:28 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(3)

冬季奥秩父山行の装備について

・足回り

靴下  SmartWoolExpedition
靴    LOWAのアイガー(片足1150g)
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ISUKAのライトスパッツロング
Kajitaxの8本爪アイゼン FB-8
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靴、アイゼンは冬の山にのぼりはじめた頃からほとんど変わっていない装備ばかり。
靴の中が濡れることはなかったし、寒いということもなかった。が、しかし・・やはり重い。最近はもっと軽い合成繊維の靴がでているのでせめて片足1000以下のものに変えたい。先立つものがあれば・・だが。
他の人が使っているのをあまり見たことがないが前爪のない8本爪のアイゼンは奥秩父にはぴったりだと思う。8本爪とはいえ爪の長さは10,12本のものと変わらないので急な氷の斜面を前爪を利かせて登る、というようなシチュエーションがない森林限界前後の高さの山ではこれで十分だと思う。

山行前、アルミワカンタイプのエキスパート・スノーシューズの購入を検討したが結局購入しなかった。結果オーライだがもうあと20cm雪が多かったらワカンかスノーシューなしでは甲武信頂上や雁坂への縦走はできなかっただろう。私にとって今回の積雪量はワカンやスノーシューなしで歩けるギリギリのライン。
ワカンジキタイプかスノーシューかという選択肢については、アイゼンを着けたまま装着できるワカンタイプのほうがいいと思う。エキスパートスノーシューは爪が大きいのでその歯が利く状態では短いアイゼンの爪はあまり利かないと思うが、アイゼンを効かせたいときはワカンを外すだけでよい。いわゆるスノーシューだとアイゼンの着脱という手間が増える。と、頭の中で考えてみるのだが、ワカンもスノーシューも実際につけて山を歩いてみたことがないので分からないことが多いなあ(浮力とか歩き易さなど)。まあまた次の山行前にもう一度悩んでみよう。

・寝床

結果論だがもう一つ軽い寝袋(U.L.アルパインダウンハガー3)でも良かったかもしれない。去年テント泊で寒い思いをしたのでついオーバースペックになりがちだ。防寒着など寝るとき以外にも保温を果たせるものを増やし、寝袋と併用すればもう少し寝袋を軽いものにしてもよいだろう。マットのProlite4は以前のサーマレストU.L.に比べ厚みが増した分温かいような気がした。また昨年はマーモットのダウンセーターを湿らせてしまい寒い思いをしたので、今年は化繊綿のモンベルU.L.サーマラップパーカを購入して持参したが、これは良かったと思う。ロフトではダウンセーターに敵わないが結構暖かい。

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・ストーブ

MSRのWHISPERLITE INTERNATIONALE、いつもの事だが絶好調だった。ただ、わかってはいたがガソリン1Lは多すぎ。650mlボトルで十分。一人だし。
息子の(一昨年のクリスマスプレゼントとして与えた)プリムスP-153でも良かったのだがまだいまひとつ私のなかでガス量、種類と火力や使用できる時間の関係についての経験値が低いためついつい使い慣れたWLIを持ってきてしまう。ただテント泊の場合室内でガソリンストーブを使う勇気がないので湯沸しを狭い前室でしなければならない。雪雨が降っていたり風強いと辛い。少なくとも冬場だけでもLPガスのストーブを使うようにしたい。
蛇足だが先日Hiker's Depotで購入したLight My FireのFire Steel Scoutを暇だったので2日目の夜に使ってみました。rwalkerさんのブログで少し予習しておいたのだが、WLIの下のお皿に溜めたガソリンに着火させるにはちょっとこつがいります。皿が低いひっこんだところにあるのでなかなかうまく火花が飛ばせない。力をいれてやろうとするとストライカーがストーブにあたりひっくり返してしまいそうになり怖い。そこで、左手で握ったフリントに右手でストライカーを45度ぐらいの角度で押し当てそれを鉛筆を削るときの要領で左手親指でゆっくり押すとうまく着火できました。大事なのはストライカーを押し付ける強さで速さはあまり関係ないようなのでゆっくり押せばよい。

・その他

400mlのテルモス持参したがこれは気温零下で日中行動する冬山では必須。山用のものではなく少し重いがその重さ以上の価値がある。

BDのトレイルコンパクトをダブルで使用したが、いつも息子と1本づつシングルで使用しているが、やはりダブルのほうがよい。特に雪山では。今後はダブル使用をスタンダードにしよう。ただ他の方もブログで指摘されていたが、雪の中で使っているとグリップのスポンジ?部分に雪がつきそれが手の温度で溶けては凍り・・・・というのを繰り返してひどいと倍ぐらいの太さにまで氷がついて、一度ついてしまうとなかなか取れない。昨年経験済みなので今年は少しでも氷がつき始めたらまだ薄いうちに歯でかじってこそげて対応。以前同じBDのExpedition Poleを使っていたがこちらは重いが取っ手が樹脂製でそんなことにならなかった。最近トレイルコンパクトが山の雑誌でスノーシューイング時のポールとして商品紹介されているのを見かけた気がするが大丈夫だろうか?このトレイルコンパクト、軽いが剛性に欠ける面もあるのでそのことはまた後日述べてみたい。


〔まとめ〕

出発前飲料、食料込みでザックは17Kg。重い。もう少し減らしたい。重ければラッセルもつらい。
アルミワカンがあれば少し楽かもしれないが、着けていない時の荷は重くなる。テントをツエルトにすれば減量できるが、そうすると今回のように冬季小屋を使ってしまう機会が増えてしまいそう。できれば冬でも幕営でいきたい。たかが二泊だがやはり冬は色々難しいなあ~。いつかは冬季奥秩父主脈全縦走してみたいのだが問題山積みである。
装備ではないが、やはり少し行動時間が長すぎたので、もうあと1、2時間短くしてその分テント設営に余力を残して行動する必要があるな。
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by mobydick67 | 2009-01-17 22:19 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)

冬の甲武信ヶ岳 3日目

2009年1月12日

5:00起床。少し曇り

昨夜ひまなので地図を見ながら下山路を検討したが、突出峠経由は道があまりよくないのでパスしたい。甲州側沢伝いの道は帰路の交通機関が往路と同じでつまらない。黒岩尾根はこれまで通ったことはないが、よく整備されていると以前ここの小屋番の方に聞いていたので黒岩尾根経由で川又まで向かうことにする。

アルファ米の五目御飯、コーンスープ、コーヒーの朝食を済ませ、5:40まだ暗いなかヘッドランプを点けて雁坂小屋を出発。

道は、しっかり幅もありよく踏まれているので雪があっても気にならない。念のためアイゼン着けて出発したが、ゆっくり歩くならなくてもどうにかなりそう。できれば川又9:00のバスに間に合わせたいので走るようにして下る。

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日が昇ると尾根の東側側をトラバースする道からは進行方向に和名倉山、右側に秩父主脈の稜線がシルエットになって浮かぶ。さらに明るくなってくるとその稜線の秩父側の険しい山腹がよく見えた。雪はところどころ溶けてなくなっているところもあるが、積もっているところで30cmくらい。

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8:10 林道終点着。林道に着くと雪が降り始めた。

8:20 豆焼橋を通過。橋からは豆焼沢を挟む渓谷の絶景を眺めることができる。ここでもう9:00のバスはあきらめる。

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途中、秩父名水ゴボゴボ水の水場、雁道場からのショートカットルートの終点などを通りすぎ、歩き難い舗装された林道を1時間以上あるいてやっと9:30に川又バス停に到着。スパッツを取ったりアイゼンをザックのなかにしまったりして身支度をと整えるが、次のバスは11:20までない。待っていても寒いので秩父湖まで歩いてみることにした。直線距離で5kmくらいだろうか。いつもはバスで通りすぎるだけの秩父往還を歩くのもよいだろう。10:00川又出発。

栃本の白泰山、十文字方面への登り口。

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道は舗装されているが雪がけっこう残っていて通る車はほとんどなかった。
途中2,3度土地の人とあいさつを交わしたが、秩父湖まで歩くというとみんな親切に道を教えてくれた。

11:35 結局途中でバスに追い越されそうなので秩父湖の二つ手前の停留所、麻生でバスを待って乗った。

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秩父湖から三峰口行きのバスに乗り、いつもは途中下車して大滝の日帰り温泉に寄るのだが、帰りが遅くなりそうなのでそのままパスして三峰口で下車。
腹がへったので前から気になっていた駅前の福島屋で天ぷら蕎麦とビール。旨くて安い。
店内の柱、梁には三峰神社の厄除けなどいろいろな護符がたくさん貼ってある。セットになっていて貼る向きなどが決まっている護符もあるそうだ。安いがよく効く護符らしい??

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その後電車を乗り継ぎ夕方無事帰宅。
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by mobydick67 | 2009-01-16 18:33 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)

冬の甲武信ヶ岳 1&2日目


成人の日の3連休、去年に続き甲武信ヶ岳にチャレンジ。


当初は息子と二人で山行の予定だったが、前々日に息子が膝が痛いと言い出し、9日に病院で検査、オスグッドであることが判明。急遽ソロとなる。当分サッカーも山も無理だな。不憫。
ということで前夜一人用に荷を詰めなおす。テントもVALHALLAかエアライズか迷っていたが、一人ならエアライズ2で十分。夜遅くなっても都内は結構雨が降ってるが、山は当然雪だろう。去年の二の舞か・・・。武者震い?しながら眠りにつく。


2009年1月10日

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電車を乗り継ぎ山梨市駅へ。雲っているが駅周辺にはまったく雪がない。途中の高尾あたりのほうがまだ多いくらいである。バスに乗り西沢渓谷へ。途中だんだん雪が出てきて、西沢渓谷でだいたい15㎝ぐらいの積雪。

装備を整え10:20出発。徳ちゃん新道を行く。先行者がいるようで踏み跡がある。沢沿いの道との分岐点までアイゼンなしで進む。分岐点あたりで雪は30㎝前後。ここでクラッカーなどの行動食を昼食がわりにとる。
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分岐点を越えてすぐ先行者を追い越す。大きなザックを背負った夫婦で朝8:30に西沢渓谷出発し今夜は途中テントを張り明日頂上を目指すという。こんな時期に一人で登る人いるんだ~と言われ、互いに励ました後、先を行かせてもらう。
(追記:帰宅後WEBを見ていてこれがあのテントミータカさんだと判明)
ラッセルというほどでもないがやはりトレースがないところを行くのはシンドイ。登りも急になり高度2000mくらいで積雪は40㎝。2200mを超えると50㎝前後積もっていて結構キツイ。雪も少し降り始めスピードもかなり落ちてくる。
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16:00頃にやっと去年立ち往生した約2400mの縦走路との分岐点に辿り着く。去年はここから木賊山への登りが雪が深くて(胸まで埋まるくらいあった)どうしても登れずやむなくテントを張り翌日下山した。今年も腰の上まで埋まる積雪だが時間をかけながらなんとか木賊山頂上まで登りふきっさらしのザレ場を越えて甲武信小屋に到着したのが17:30。もうほとんど真っ暗になりかけていた。テントを張る余力などなく冬季小屋を使わせもらうことにする。小屋の入り口と冬季部屋にはそれぞれLEDの豆球が灯っていてとても助かった。翌朝確認したがソーラーパネルで発電、蓄電しているようだ。10年くらい前に4月上旬に一度冬季小屋を使わせもらったことがあるがその時とは開放してある部屋が違っていた。一階の広い部屋で普段は食堂に使っている部屋だとおもうが、いつもはテントなので入るのは初めて。小屋番がいるときはテントのくせに、留守のあいだに部屋にあがってしまう自分は少し厚かましいと思い反省。

ワインを乾きものののつまみで飲みながらMSRのWhiper Light Internationalで雪を溶かして湯を沸かす。2人の予定で詰めたまま詰め替えなかったのでホワイトガスはたっぷり1L持参。アルファー米の五目御飯と味噌汁の夕飯。先日Hiker's Depotで購入したオーサワの大豆ミートを味噌汁にいれて食べてみた。代用肉ということだが、歯ごたえのある油揚げという感じで、なかなかいける。かたちがカエルの脚にしかみえないのだが、故意か?酒もあまり持参していないのでほどほどにして寝袋に入ってラジオに耳を傾ける。外は結構吹雪いている。
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寝床は床にMPIのオールウェザーブランケットを半分折りにして敷いた上にマットはProlite4R、寝袋はモンベルのゴアシュラフカバーにスーパーストレッチ・ダウンハガー2。ULGさんが冬季寝床システムを検証中で、そこではどうもシュラフカバーは分が悪いようだが、それはあくまでテント内での話。小屋など湿気の心配のあまりないところでは当然カバーを使ったほうが保温の面でも有利だろう。靴下は予備のものを重ねて2枚履いて、TNFのLWの長下着上下を着たうえに、下はその上にMWの長下着を重ね着し、上はLow Alpineの厚めのフリース、モンベルのU.L.サーマラップパーカを着込み、ネックウォーマーと厚手のフリース帽つけて寝た。さらに沸かした湯をグランテトラ1Lに詰めて湯たんぽにし、丹田には使い捨てカイロを張って寝た。ここまでやると万全で、室内で夜は-13℃、起床時-17℃だったが寒いということはなかった。前述のULGさんのブログで呼気が寝袋を湿らすという指摘があったのでなるべく寝袋に顔をもぐらせないよう寝たが、朝になるとカバー、寝袋とも口に近い縁のあたりがバナナくらいの大きさで凍って硬くなっていた。やはり呼気の湿気はかなり影響大だ。
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2009年1月11日

5:30起床。

寒いが体を起こしてとりあえず湯を沸かす。アルファー米と中華スープの朝飯。食後コーヒーとチョコ。荷造りを済ませ荷物を小屋入り口にデポして6:30に頂上目指して小屋を出発。

小屋から上は雪が少なくかつ締っているため助かる。6:50頂上着。快晴だが風が強く(強風注意報がでている)積もった雪が吹上げられて空中を舞う。八ヶ岳、金峰山の五丈岩、(おそらく?)北アルプスがよく見える。風が強く寒いので頂上とその少し下で何枚か写真をとって小屋へ戻った。
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7:30、荷物を担いで小屋を出発。
ところが昨日自分がつけたトレースは風と新たな雪でほとんど無くなっているではないか!この分岐~小屋間は昨日最もラッセルにてこずったところでもう一度登り直すのはうんざりなので、いちかばちか北面の巻き道に向かってみた。こちらも5,60cmの積雪はあるがまだ木賊山の尾根筋よりはずっとましだった。昨日もこちらを通ったほうが楽だったかもしれない。
縦走路に合流。昨年はこのあたりでテントを張ったが雁坂方面への道は1m前後積雪がありとてもそちら行くのは無理でここから下山した。今年は昨年より少し雪が少なく、なんとかなりそうなので予定どおり雁坂を目指して進む。といっても腰上の雪の中をラッセル。とても時間がかかる。途中賽の河原で海が見えた。これは初めて。
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9:30に破風避難小屋着。中をのぞくと隙間から吹き込んだ雪が一面5cmくらい積もっていた。外のベンチでカロリーメイトなどを昼食代わりに摂る。
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このあとラッセルに苦しめられGWなどの倍以上の時間をかけて進むことになる。

11:30  破風山(2317m)

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15:00  雁坂嶺(2289m)   

15:40  雁坂峠(2050m) 

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16:00  雁坂小屋到着

この日の行動中の気温は-15℃~-5℃前後。
積雪はだいたい40cm~100cm。植生のまばらな樹林帯が吹き溜まりができやすいようで一番雪が深かった。
甲武信小屋~雁坂嶺間はまったくトレースがなく、鹿など野生動物のトレースも少なかった。雁坂嶺から峠までは一人か二人の新しいトレースがあった。雁坂峠近辺は結構たくさん踏み跡があった。

やはりこの日も小屋にたどり着くだけでへとへとでテントを張る余力がなく開放されている小屋を使わせていただく。というよりも、午後はもう疲れて途中テントを張ろうかと何度となく思ったが、小屋まで行けば楽ができるとそればかり考えてラッセルしていた。
また残り少ないワインを飲みながら湯を沸かし、インスタント塩ラーメンに大豆ミートを加えた夕食を摂る。高度を下げたせいで昨日より気温が高く小屋の中で夜-10℃、朝-13℃くらい。窓から月明かりが射してけっこう明るかった。ラジオを聴きながら寝た。
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by mobydick67 | 2009-01-15 18:05 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(4)

冬休みの宿題


秩父で検索かけて面白そうなのや古典?を図書館で借りてきた。
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休み中に全部読めるかな?
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by mobydick67 | 2008-12-28 09:02 | | Comments(0)

子連れ登山(~小学校卒業)

息子が小学校に入った頃、前述のワンゲル部出身者が転職してしまい、もっぱらソロ登山ばかりになってしまう。いつもソロでは寂しいので、息子を相棒として鍛えるべく、テント山行に同行させるようになります。息子は山に登ることよりも山に泊まることのほうが楽しいようで(当たり前か・・)、小学校1,2年の頃は雲取山を中心に1,2泊のテント山行を繰り返しました。お祭りから三条の湯まで歩いて、ここでテント泊。もちろん温泉付き。翌日は雲取山に登り、帰路は鴨沢か石尾根。下山後日帰り温泉。石尾根の場合は鷹巣避難小屋でもう一泊。あるいはこのコースを逆にたどる。いずれの場合も下山後は日帰り温泉へ。この頃は温泉とテント泊をエサに誘えば、息子は喜んでついてきました。ただまだ息子は荷物がほとんど持てないため、1,2泊の低山山旅でも私のザックは出発時20Kg前後はあったと思います。これに鍛えられ、少しづつ息子が大きくなって荷が担げるようになり私の荷が減ってきたとき、その分食料や燃料を余分に担ぐことで3泊、4泊の山旅ができるようになりました。
小学校3年からは奥秩父に通うようになります。4年生の春にはゴールデンウィークに瑞垣山荘から金峰山、大弛、甲武信ヶ岳と縦走し、翌5年生のGWには甲武信から飛竜を経て雲取山まで縦走(いずれも2泊3日で)。その秋には瑞垣山荘から金峰山を経て雲取山までを4泊5日で縦走しました。(雲取山から石尾根を経て奥多摩駅まで歩けば奥秩父全縦走ということになるのかもしれませんが、雲取山で温泉の誘惑に負けてしまい、三条の湯のほうに降りてしまいました)。この4泊5日の山旅、奥秩父全縦走というのはともに私にとっても初めての試みでしたが、天候に恵まれたせいもあって大変充実した山旅として記憶に残っています。
小学校高学年になると体力もついてくるのである程度自分の荷物(シュラフ、食料)などが持てるようになり3、4泊程度の山旅が可能になってきます。主に奥秩父を2,3泊で縦走することが多いのですがそれ以外の山行も備忘録として挙げておきます。

・吾妻連峰縦走   2泊3日
4年生の秋に。浄土平から家形山、東大顛を経て滑川温泉へ下山
・白峰三山縦走   2泊3日
5年生の秋に。広河原から御池経由で北岳、間の岳、農鳥岳を経て大門沢小屋経由で奈良田へ下山
・谷川連峰全縦走  3泊4日
6年生の夏休みに。土合から笠が岳、清水峠、谷川岳(いわゆる馬蹄型縦走)を経て、そのまま万太郎、平標山を経て元橋に下山

また、このあたりまでは私がそれ以前にソロ、あるいは別の人と行ったことのあるコースを選んできましたが、そろそろネタ切れになってきました。上記でいえば谷川連峰全縦走の場合は、清水峠ー谷川岳間、谷川岳ー平標山間はそれぞれ以前に縦走したことがありましたが、土合から白毛門、笠が岳を経て清水峠に至る道は私もこのときが初めてでした。奥秩父にしても単独の頃は南の甲州側からの道をよく使ってきましたが、最近はそれまでほとんど使わなかった武州秩父側を下山路に使うようになりました。子供が小学校を卒業する頃にはほとんど手持ちの駒がない状態になってしまいました・・・
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by mobydick67 | 2008-12-15 14:47 | 山の備忘録 | Comments(0)

秩父へ行きたい

年に何度か秩父に行きます。今年は1月に甲武信ヶ岳(西沢渓谷から登ったが朝から大雪で小屋までたどり着けず縦走路との分岐あたりでテントでビバーク)、4月は雲取山、5月に瑞垣山荘、金峰山、甲武信ヶ岳、雁坂、川又縦走(残雪が多く2日目に甲武信小屋までたどり着けずミズシあたりの登山道脇でテント泊)と三度ほどの息子との山行。三条の小屋甲武信小屋、雁坂小屋の方たちにはテント泊にもかかわらずいつも親切にしていただき訪れるたびにまたすぐ行きたくなってしまう。昨年秋に甲武信ヶ岳に登ったとき帰路を真の沢林道にとりたいのだがと小屋の方に相談すると秋は落ち葉などで道が不明瞭なのでまた夏にでも登りで使ったらとアドバイスを受け、そのときは股の沢林道を下ることにして真の沢林道は今年におあずけとなった。で、今年こそはと思っていたのだが今年の夏休みは飯豊山行に使ってしまい結局行かずじまいになってしまった。もう秋でまた落ち葉の多い季節になってしまったので真の沢林道は無理だが、できれば秩父側から股の沢林道か、雁坂経由で登りたいなあ・・・甲武信小屋のヅメさんの掲示板でも真の沢林道のことが話題にのぼっていてさらに秩父への郷愁(?)をそそられる今日この頃。
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by mobydick67 | 2008-10-17 10:10 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)