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マップケース

山を歩く時はどんなに通い慣れたところでも必ず地図を持つ。持つといってもザックに仕舞っておいては、見るのがおっくうになるので、たいていポケットに入れている。プリントアウトした1/25000地形図が使い勝手がよいが、そのままだとすぐに破れてしまうので、マップケースを使うことになる。市販の専用品を使ったこともあったが、けっこう厚みがあってポケットには収まらない。かといってぶらぶらぶら下げて歩くのは、コンパスならまだしも、そこそこ大きさのある地図は邪魔なので薄いマップケースのほうが都合がいいい。以前はダイソーのスライダー付クリアパックを使っていたけど、生地の厚さは薄くも厚くもなくちょうどよいがスライダー部分の作りがいまひとつでよくちぎれるので、最近はキャンドゥーのチャック付整理パックを愛用。

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明日(もう今日?)は歩く距離も短いので、コンパクトにA5サイズにA4出力したものを二つ折りにして入れてある。以前はカシミールなどからA3出力できたが、最近は国土地理院が使用制限をかけているのでA4サイズまでになったのは残念。今回は以前出力したA3のものをバックアップにザックに忍ばせてある。

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おなじく百均で売っているハトメセットでガムテで補強した上からハトメを打つと紐をつけることもできる。かなり強度があるのでめったなことではハトメ部分がちぎれることはない。




実は裏にあんちょこが挟んであるのはナイショ・・・・
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by mobydick67 | 2012-08-24 00:49 | 道具 | Comments(0)

まっすぐ歩く

この時期、最後の神頼みに訪れる不埒な参拝客でにぎわう湯島天神。

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ここの鳥居には目立たぬところにある珍しいものがある。道路側正面からみて鳥居の左側の柱の基礎の道路側。


几号水準点

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明治初期に内務省地理寮(国土地理院の前身)が、全国の地図作成の基礎とするため各地に置いた測量標。現行の水準点はその後陸地測量部が据えたもので、この几号水準点とは互換性がない。それでも、末長く残るようにと神社仏閣などに置かれたため、いまでも残っているものが幾つかあり、都内ではこの他に皇居桜田門、大手門、竹橋に残るものなどが有名なようだ。

よく町で測量しているときに見かけるこれを模した記号「几号」。(「きごう」と読む)

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湯島天神は会社から近いので上野方面に歩く時に、よく通り抜けたりするが、下記の本を読むまでこんなところにそんなものがあるなんて知らなかった。


地形図の読み方・歩き方―標高0メートルから山岳まで 渡辺一夫

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「の」の字が赤線ルート上になっている面白い装丁デザイン。中身は東京の西端江戸川から東端で東京都最高地点でもある雲取山頂上までを地図を見ながら数度に分けて実際に歩いて、地図や地形、読図について学ぶという趣向。地図は机上で検証するだけでも随分楽しめるけど、もちろん実際に歩きながら見るほうがずっと面白い。また東京という土地を東から西へ道沿いにほぼまっすぐ歩くだけで、市街地から山岳まで地図と地形を堪能できるという着想もいい。楽しく読めるし、学ぶことの多い本。



そういえば、以前某小屋の人と酒を飲みながら、なんか面白い山歩きはないかと話していたとき、山の中を真っ直ぐ歩くのはどうか、という案が出た。例えば奥秩父のなかでもほぼ直線的に登山道がついている甲武信ヶ岳―国師ヶ岳間を地図とコンパスを頼りに藪を漕ぎ、沢を越え、崖を降りながら真っ直ぐ直線でつないで歩いてみる・・・・

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これだけでもなかなか大変。これをさらに延ばして金峰山―雲取山間なら・・・・もうこうなると難易度が超高い大冒険!と酔っ払って盛り上がりました。

いつか実現してみたいな・・・・
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by mobydick67 | 2012-02-22 23:24 | Comments(6)

地図を縦に読む

地図で読む戦争の時代  今尾恵介

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地図という三次元を二次元に縮小表現したものを、戦争をキーワードに四次元的に読み解いた本。戦争の傷跡、植民地化、戦時改描、軍事施設の変遷など多数の例をあげながら、地図から歴史を読み取っていく。手法としては斬新さはないけど、興味深い事例をたくさんみつけてきてそれらを解読していく手際は見事。軍港呉、広島の原爆、大久野島の毒ガス工場など広島ネタも多い。ちなみに下の写真は小学生の頃、友達の家族と一緒にその大久野島でキャンプしたときのもの。スイカを割りそうなのは俺です。この70年代中頃には国民休暇村としてちょっとしたリゾートになっていた。

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 そういえば、最近地形図から送電線が消えたのも、一種の「戦時改描」か。でも、国が本気で地図に載せたいと思ってるなら、別に電力会社から位置情報の提出を受けなくても、他の建築物同様に航空写真にははっきりと写っているのだから、それから地図におこせばいいだけなんじゃないの?いずれにしろ、地図には製作者である国の意図だけでなく、大企業の意向、あるいはもっと大きな社会状況が反映されるということが再確認できた一件でした。


そんなこんな(?)で、あいかわらず地図と地図に関する情報を収集中。先日は地図センターで地図と一緒にこんなものをゲット。

地図記号手ぬぐい

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350円也(通販でも購入可)。薄くて使いやすい。



 
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by mobydick67 | 2012-01-30 17:59 | | Comments(0)

読図の本を読む again

山岳読図大全 (山岳大全シリーズ)  村越真

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ヤマケイの大全シリーズのうちの1冊。山岳地図の読み方・使い方 (趣味の教科書)がとても読みにくい濃霧の藪山のような本だと以前書いたけど、こちらは2色刷りにしたせいか図版も見やすく、本全体の構成もよく練られ、論旨も明快になりとても同じ著者の本とは思えない読みやすさ。「大全」の名に恥じない読図に関する豊富な情報がわかりやすく説明された良書。特に第2章「なぜ道に迷うのか」では、心理的要素がナビゲーションに及ぼす影響について詳しく書かれていてとても参考になった。ナビゲーションの成否を左右するのは道具や読図テクニックだけではない、というあたりまえだけどついつい忘れがちなことを再確認できた。


また付属のハンディーシートに「山でのナビゲーションを確実にし、道迷いを防ぐために」に必要なことがうまくまとめてあったので引用しておく。

・リスクは常にある
・なんとかならない、なんとかする
・「あれ?」という感覚を大事に
・間違っても恥ずかしくない
・自信があるときこそ危ない
・パーティーの分離を避ける
・カン、記憶、感覚に頼るな



耳の痛くなる指摘ばかり・・・
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by mobydick67 | 2012-01-21 21:34 | | Comments(0)

原点、原点

少し前の休日に原点二つを自転車で廻ってみた。


・日本水準原点(35.677175,139.747868)

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国会議事堂前の憲政記念記念公園内にあるが、原点そのものは建物の中にあって見ることができない。ここには仕事で近くに来た時に何度か来たことがあるが、今回はせっかくなのでプロトレックを持参して高度25mにあわせてみた。

〈追記〉
なぜこんなところに水準原点があるか不思議だったが、先日雑誌(東京人 2012年 1月号)を読んでいてその謎が解けた。それによるとかつて太平洋戦争開戦直前まで、ここには参謀本部があり、そのなかに陸地測量部があったようだ。ちなみにウィキペデイアによれば、参謀本部の前身である陸軍参謀局は、現国土地理院の前身にあたるそうな。ふぅ~ん・・・・








・日本経緯度原点(35.6581,139.741354)

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紙が張ってあるのは、東日本大震災で生じたズレを訂正したものか。

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東京タワーの側、飯倉交差点のロシア大使館脇の細い道を入ったところにある。

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こちらは原点が剥き出し。GPSを持っていればここで緯度経度を確認してみるのもいいかな。なお、ここへはいる道の角に警官詰所があったけど、別にここを警備しているわけではない、と思う。




両原点とも詳しいことは国土地理院HPに説明がある(水準点経緯度原点)。場所はそれぞれ括弧の中の10進法の緯度経度をGoogle Mapの検索欄にコピペすれば地図が出てくる(これ、60進法にも対応してくれると楽なのに)。


一応日本国土の二つの原点を制覇!
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by mobydick67 | 2012-01-15 18:19 | その他 | Comments(0)

地図を読む本を読む

読図の本を2冊読んだ。

山岳地図の読み方・使い方  村越真、宮内 佐季子

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山岳読図に関する様々な情報が大量に盛り込まれた本。しかし、「わかりやすい写真と解説図を満載!」という表紙のコピーとは裏腹に、引用されている地図、写真は小さくてとても見にくいし、イラストもポイントがうまく伝わってこない。またそれらの文の編集、文と図版のレイアウトがごちゃごちゃしていてとても読みづらい。地図化とは現実3次元の大きな地形や人工物、植生などを2次元の小さなものに抽象化する作業のはずだが、この本はまるであるものすべてをぶち込もうとして何が何だかわからない見づらい地図のような出来。内容が悪くないだけに残念。



これで身につく山歩き 誰でもわかる地図の読み方 (るるぶDO!)  千秋社

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こちらは、前著に比べると情報量もあまり多くないし、著者個人名も明示されていないので一見JTBが外部編集委託したやっつけ本にみえるが、しっかりした内容の良書。特にコンパスの使い方の説明は図版も解説文も秀逸。引用された地形図や写真も見やすい。この本を編集した千秋社は地図作りを専門にする会社のようだけど、本書はさしずめよくできた簡略地図のような仕上がり。内容とは無関係だが、奥多摩や奥秩父の例がたくさん引かれ、馴染みのある地形図が多いのも個人的には良かった。ただ、ほとんどがカラー刷りなのに、なぜか一番重要なはずの「道迷いを避けるために」という最終章だけ単色刷りしてしまったのが惜しい。
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by mobydick67 | 2012-01-11 18:27 | | Comments(0)

奥秩父のこと、あれやこれや・・・

随分山を歩いていないけど、別に山の事を忘れたわけではなく、離れているからこそ余計に思慕が強くなる今日此頃・・・いくつか奥秩父のことを備忘録として記しておく。

まずは私事になるけど、このブログの記事訂正から。昨年、奥秩父の岩屋林道という廃道を歩いたときに岩小屋だと思っていたところが実はそうではなかったという話。
このあたりを頻繁に探索されているhachiさんが、11月上旬にこのあたりを歩かれて真の岩小屋を見つけています。詳細はhachiさんのヤマレコ山行記を参照してください。もう一度歩いてみたいとは思っていたけど、これを読ませてもらってさらにその思いが強くなった。次に歩くときは是非この岩小屋を見つけて泊まってみたいなあ。


次は本の話。
ヤマケイ文庫から奥秩父関係の本が2冊出版された。

覆刻 山と溪谷 1・2・3 撰集 (ヤマケイ文庫)

山と溪谷 田部重治選集 (ヤマケイ文庫)

前者には以前ここでも紹介した山と渓谷 三号 秩父特集が含まれる。80年前の秩父の山歩きを知ることができる大切な資料。田部重治による巻頭エッセイ、原全教による和名倉山山行記などが読める。個人的には三号にも幾つか文を寄せている菅沼達太郎という人が最近気になっている。この人は日本における自転車ツーリングのパイオニア菅沼達太郎と同一人物なのか?
後者は1919年の初版(初版時の書名は『日本アルプスと秩父巡礼』)出版以来何度も再編、再版を重ねている田部重治の古典的名著。ただし、奥秩父に関する文章に限っていえば、わが山旅五十年 (平凡社ライブラリー)のほうが充実している。絶版のようだが古書なら割と簡単に手に入る。山に行く時にポケットにしのばせておくなら新編 山と渓谷 (岩波文庫)のほうが薄くて都合いいし・・・でも、社名の由来でもあることだし、絶版にすることなく版を重ねて欲しいと思います。


最後は地図の話。
山と渓谷、岳人共に2011年11月号は地図読みに関する特集。全体としては「山を読む」という特集名をつけた岳人のほうが読み応えはあったが、地図、特に電子地図の現在、そして未来について書かれた山渓の記事も面白かった。どうも国土地理院で公開している電子地図が変わりつつあるようなので馴染みのある奥秩父で机上検証してみた。正確には現行の新しいほうは電子国土基盤地図、古い方は電子国土基本図版というらしいが紛らわしいので、ここでは新、旧電子地図ということにする。

まずは送電線が表記されなくなったという事について。
以下は昨年秋に歩いた奥秩父金峰山南面の八幡尾根近辺の新旧電子地図。


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実はその時の記事にも書いたけど、チョキから尾根を外れて近くの林道にトラバースした際、いつものことだが読図、進路決めが甘くて違う林道に出てしまい林道を右往左往していたとき結局送電線が現在地特定に役立った(そのときはこの古いほうの地図を1/25000相当にA3出力したものを持参していた)。実は奥秩父で送電線が現在地特定に役立ったのはこのときだけだが、以前はよく歩いた谷川連峰など上越国境あたりでは送電線が現在地特定や山岳同定の役にたった経験が何度かある。山渓には送電線が地図から割愛されることになった理由が記されていたが、本当にそれが理由ならこうして送電線が記載された旧電子地図もいつの日か閲覧不可になるのだろうか?納得いかない。




次は地図から消えたり、新たに記載された道について。

まずすぐに気づいたのは先程も触れた岩屋林道。これが新版では消えた。


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実際歩いても登山道どころか、獣道以下というのが現状なのでいたしかたないか。でも、そもそもここに興味を持ったのはまさにこの電子地図に記されていたことが発端だったので少し残念、そして寂しい。
ちなみに真ノ沢林道も同様に新版では消えてます。



そして西沢渓谷から尾根伝いに甲武信につながる徳ちゃん新道が新版ではやっと記載された。これでこれまでのようにプリントアウトしたものに手描きで描き足す必要がなくなった。


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次は些末なことだけど、甲武信小屋近辺の巻き道。甲武信小屋の前を北に奥の旧便所(現連れ込みバー、ではなくて蓄変電機、薪置き場)のほうに歩いていき太陽発電パネルを超えたあたりに鹿柵とそれを通り抜けるドアがある。このドアを通ってそのまま歩くと頂上を通ることなく甲武信ヶ岳と十文字峠をつなぐ道に出ることができる。


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この甲武信ヶ岳近辺2つの道は、両方とも、当たり前だが、山と高原地図にはずっと前から記載されてきた。この度、晴れてお上から道として認めてもらえたということでしょうか?



でもこうして地図みたり、本読んだりしても満たされないので・・・

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来週あたり一度歩いてこようと思います。
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by mobydick67 | 2011-11-27 12:10 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(4)

国師ヶ岳、甲武信ヶ岳間の主脈縦走路に信州側からとりつく道


去年からずっと気になっている道がある。現行の登山地図には記されていない道。沢沿いから尾根にとりつく藪の道。廃道なのか?

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昨年入手した1931年(昭和6年)の古い登山地図にあるこの道。まだ毛木平と甲武信ヶ岳を結ぶ千曲川原流沿いの道さえない頃からある道。

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今年になって入手した1913年(大正2年)大日本帝国陸地測量部発行の五万分の一地形図にも記されている。こちらだと途中枝分かれして二本の道がある。

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現行の2万五千分の一地形図にはもちろんそんな道はなく、途中まで林道が記されているだけだ。赤い線を引いてみた。

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梓山から岩屋林道を経て国師ヶ岳まで歩いた際に歩いた梓久保林道は唐松久保沢をで横切る少し前で二股になっていて右が国師ヶ岳方面への岩屋林道(廃道)、左が唐松久保沢沿いと思われる仮称唐松久保沢林道。これで唐松久保沢を詰めて途中から北へ伸びる尾根を辿るれば奥秩父主脈縦走路に両門ノ頭あたりでぶつかるはずだ。以前、岩屋林道から国師ヶ岳に登り、そのまま縦走路を北上して甲武信ヶ岳方面に向かって歩いているとき、このあたりで北面の下のほうからチェーンソーの音が聞こえた。もしかすると縦走路に近いところまで人の手が入っているのかもしれない。

Google Earthの航空写真を見るとこの縦走路北面は少し林が切り開かれているようにも見える。

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これだけ地図を睨んでいると、もうそれだけで歩いたような気がしてくるけど・・・・・今度、歩いてみるかな。
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by mobydick67 | 2011-04-22 19:11 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(5)

雪が融けてしまう前に

以前このブログに秩父・奥武蔵散策絵図が欲しいと書いたことがあるが、先日友人がその地図をプレゼントしてくれた。作者である松村昭さんの府中駅前にあるアトリエ77(地図はリンク先で通販可能)で直接購入したものだ。

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ただ、秩父市街地が中心になっていて、奥秩父は上のほうに遠景として描かれていて割かれているスペースも小さいので少し不満。やっぱり「奥秩父散策絵図」が欲しい。こんどアトリエに行ってお願いしてみるか?

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それでも・・・時々じっと見ていると、奥秩父が白いのは遠景で霞んでいるためだと思うが、その白が雪の色に見えてきて・・・ムラムラ。




雪の奥秩父を歩きたい。
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by mobydick67 | 2011-03-02 18:23 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)

点の記を読む

地形図の楽しい読み方 不思議でおもしろい地図の世界へ (ヤマケイ山学選書)

地形図に関する基本知識、雑学から、地図読みのちょっとしたノウハウまで幅広くコラム形式で書かれた読みやすい本。地図に関する興味を深め知識を広げることができる。

この本の最後のほうに国土地理院(Geospatial Information Authority of Japan)のサイトGSI HOMEPAGE点の記を閲覧できると書いてあったので覗いてみた(基準点成果等閲覧サービス)。点の記以外の基準点の緯度経度、高度、名称などについては登録なしで閲覧可能だが、PDFファイルでサイトに置かれている点の記を読むにはユーザー登録が必要になる。こちらの接続スピードにも原因があるのかもしれないが、このサイト、とても重い上に、GUIが今ひとつ直感的でないので使いづらく、使い方に慣れるまでには時間がかかる。またやっと目的の三角点の情報にたどりついてもすべての基準点の点の記が存在するわけではないようだ。例えば、甲武信岳頂上(2475m)に三角点がないことはよく知られているが、近辺の三角点としては木賊山頂上(2468.6m)に三等三角点、三宝山頂上(2483.3m)に一等三角点があり、それぞれ上記サイトで点の記を閲覧可能。そこから奥秩父縦走路を西に進んだ国師ヶ岳頂上(2591.8m)には一等三角点があり、これも点の記も閲覧可能だが、さらに西の金峰山頂上(2599m)は三等三角点があっても点の記はない。

国師ヶ岳の点の記。このように三角点周辺の簡易図(右下)も添えられている。

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三角点の実物は写真右下(2009年5月4日)

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ピークを踏んだ時には、下山後こうやって点の記を確認して楽しむこともできるだろう。ちなみに「劒岳 点の記」は小説も未読、映画も未見、そしてピークも未踏。小説は読んでみたい。


またGSI HOMEPAGEでは電子国土基本図(オルソ図)が公開されていて、過去(1970年代半ば)の航空写真も閲覧可能。これをグーグルなどの最新の航空写真と比較してみるのもおもしろいかもしれない。そういえばGoogle Earthにも古い航空写真が見れる機能があるらしいが、未だに使ったことがない。

ここのところカシミールTrekkingMapEditorといったソフトを使ってGSIの地図データを見てばかりいて、本家本元のサイトはあまりチェックしていなかったけど、使い勝手は別にして色々な新サービスが提供されているようなのでこれからは時々覗いてみよう。
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by mobydick67 | 2011-02-15 00:22 | 山の備忘録 | Comments(2)