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君と踊りあかそう日の出をみるまで

深夜0時を過ぎたら、舞踏会は終わりにして急いで家に帰らないといけないって・・・ここは御伽の国か?それとも厳戒令下か?

Vibra is Back



いまこそ革命舞踏会を!

といいたところですが、もう夜更かしして酒を呑むぐらいがせいぜい。でも20年以上もざる法に頼って、お目こぼしに甘んじてきたツケがまわりまわってきたことをまずは反省して、こんなムチャしてる奴が間違っても首相になんかならないように肝に命じておきます。

君と踊りあかそう日の出を見るまで

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by mobydick67 | 2012-05-31 18:02 | ロックンロール | Comments(0)

自転車って本当にいいなあ

1ヶ月くらい前、帰宅時にリアディレイラーのシフトワイヤーがSTIのなかで破断。

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以前同じところで切れてときには、我楽に持ち込んでついでにブレーキワイヤーも一緒にすべて交換してもらったが、今回はインナーワイヤーだけを自分で交換してみることにした。近くのスポーツ自転車量販店に出かけてワイヤーカッターとワイヤーを購入。

ホーザン(HOZAN) ワイヤーカッター C-217

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SHIMANO シフトインナーケーブル ロード/MTB(Amazonの価格設定はおかしい!なんか勘違いしている模様・・・)

SHIMANO PTFE シフトインナーケーブル

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ワイヤーカッターはもっと安価なものが欲しかったが、これしか在庫がなかったので奮発して購入。よく切れ、切り口も綺麗でワイヤーのほつれもなく満足。ワイヤーは安価なものと高価なものをそれぞれひとつずつ購入。初めてなのでとりあえず安価な方から使った。

時間はかかったが、取説見ながらなんとか交換、調整。工具も手に入れたし、次はブレーキワイヤーや、アウターの交換も自分でやって、投資したぶんを取り戻そう。


また先日、少し前から自転車が欲しいと言っている息子と一緒に自転車でチャリンコ屋巡り。3軒ほどまわったうちの一軒はどちらかというと以前から自分のほうが行ってみたかった店。

一癖創作自転車屋 狸サイクル 

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たしかに一癖どころか二癖、三癖ありそうな店と御店主で、ガキの息子には少しハードルが高かったようだが、自分にはとても面白かった。納品前のキテレツな外観のママチャリ改造快速車にも試乗させてもらったりしてなかなか楽しめた。息子そっちのけで、自分のロードバイクのフレーム塗り替えの相談などもさせてもらったので、近々にまた立ち寄ってみたい。




こんな感じで自転車も楽しんでます。ロードバイクに乗り始めてちょうど3年。

積算走行距離:16533km

最近は自転車に乗ることそのものを目的にした遠出はほとんどしなくなったけど、通勤、お出かけの足として自転車を堪能中。
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by mobydick67 | 2012-05-30 00:37 | 自転車 | Comments(0)

本って本当にいいなあ


装丁山昧

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山の本の装丁を多数手がける「紙のアルピニスト」こと小泉弘が、自身が装丁を手がけた幾多の本ができるまでの過程を、一緒に本作りに関わった編集者や著者のことを回顧しつつ語った「本についての本」。派手な「ジャケット」をまとった最近の人目を惹くことと経済性のみを優先した本を「ポスターを巻いたいような本」と一刀両断してしまう著者だけあって、自著の装丁は質実剛健で抜かりはない。

ジャケットには鮫肌のような特殊な紙が使われているが、撫でてみるとその色同様とても柔らかい触り心地。凝っている。

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どこかクールで端正な佇まいの著者の装丁は自分には少し敷居が高い(?)が、それでも著者、編集者、装丁家、印刷所など多くの人が時に喧々諤々やりながら本づくりに情熱を傾ける様はなんだかとても眩しいし、そんなに丁寧に作られた本なら是非とも読んでみたいと思う。紹介されている本には既読の書もたくさん含まれているが、少し山岳書という範疇からははずれた、田舎暮らしを語った本や古い冒険記の類もたくさん紹介されていて、読書欲をそそられる。

やっぱり本はいいなあと思わせるいい本だ。
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by mobydick67 | 2012-05-26 18:33 | | Comments(0)

奥秩父で山旅ロガー

今や世の中猫も杓子もスマフォやアイフォン。たまに電車に乗れば、紙の新聞や漫画、本を読む人など少数派で、みんな小さな箱を顔に近づけてスイスイタプタプ。

で、私も遅ればせながら4月上旬、支給品のケータイをガラケーからスマフォに変えた。キャリヤーは選べないけど(ソフトバンク)、機種は自由に選べたのでお山にも持っていけるように、防水、外部メモリー使用可、テレビは見ないのでワンセグとか余計なものがついてないという条件で104SHを選択。

まだメールもろくに打てないうちから、とりあえずGPS絡みのアプリだけは幾つか入れて、特に藪漕ぎ先輩をはじめみなさんが利用されていて評判のよい山旅ロガーと地図ロイドだけは急いでおおよそ使いかたをマスターし、せっせと奥秩父の地図のキャッシュに励みゴールデンウィークの奥秩父山歩きに備えた。

また今回は3泊4日の予定でとても本体バッテリーだけでは持ちそうもないので、これも色々な方が定番として勧めているPanasonic USB対応モバイル電源パック リチウムイオン5400 QE-PL201-Wを購入して持参。データー通信機能のない充電専用ケーブルでないと充電できないというところで少し戸惑ったけど、電池容量1520mAhの104SHが3度以上フル充電できてこの値段、大きさなら文句はない。また、支給品だし壊れたら面倒なので、本体は海外通販CDが送られてくる際に梱包に使われているクッション封筒を適当に切り貼りして液晶側がクッション材が二重なるようにした袋に入れて、よくわからないけど空に近いほうがよいかと思って、ザックの雨蓋の一番上に入れて歩いた。

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今回は歩くためのナビゲーションツールとしては2万5000分の1の地形図をA3出力したものとコンパスを使い、スマフォは朝歩き始めるときに電源を入れたらそのままザックに入れっぱなし。夕方目的地について荷をおろしてログを終了したら一日の道程を地図ロイドで確認、というログのみに特化した使い方。そもそも紙の地図を持っていたら、現在地の同定さえできればわざわざ全体を把握しづらい液晶の小さな画面で地図を見る必要はない。ちなみ山旅ロガーの設定は15秒ごとの測定。スマフォは機内モードで。



前置きが長くなったけどまず一日目、川上村梓山から廃道梓山林道、岩屋林道経由、梓川岩小屋ルートのログ。ちなみに104SHでスクリーンキャプチャーするには電源ボタンとボリューム-ボタンを同時に長押し。なぜか(というかライセンス・フリーが理由で)ファイル形式はPNG。

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歩き始めて少ししていきなり1時間あまりのあいだがGPSで現在地が補足できてない(直線の部分)。途中町田市民休暇村までは舗装路で遮るものもないのに・・・なぜ?そこから未舗装の林道に入って少ししてなぜか復活。もしかしたら途中鹿よけの電線と高周波の音を発生する機械が仕掛けてあったのでそれが原因だろうか?

あとはほぼ順調。雨降る樹林帯のなかの谷間歩きでもちゃんとログがとれている。岩小屋は現地でポイントをメモリーした。岩小屋到着後、国境稜線を超え山梨側にワープしているのは、おそらく到着後にザックを電波を補足できない岩小屋内に置いたまま、ログを止めるのを忘れて焚き火用の薪集めをしたり、水を確保したり、テントを張ったりしていたので、GPS(あるいはアプリ自体)が迷いに迷って混乱したのだろうか?

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この日はログ終了時でバッテリー残量約60%。ただし信濃川上までの道中メールや天気の確認、ブログ投稿などしたので歩き始めた時点で残量75%ほどだった。夜のあいだに充電しておいた。



二日目は岩屋から狙い定めた主尾根に乗り、国師岳までつめ、その後は縦走路を一路甲武信小屋まで。

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国師までのルートは地形図を見てたてた予想通り。梓川から国師を狙ったのはこれで3度目だが、やっと思い描いた軌跡を描くことができた。途中一度だけ誤測してワープしたところがあるがこのくらいはご愛嬌だろう。

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問題は次の国師頂上の東から天狗尾根への分岐を分けて、甲武信方面北北西に広い尾根を下るところ。確かにここは尾根筋が曖昧だが、それで迷うのは人であって、そんな要素はGPSによる測定には無関係のはずだが、なぜかここでも誤測。

この後の尾根筋のアップダウンでも微妙に山梨側にずれているのが気になる。

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この日も甲武信小屋到着後長いあいだログを停止するのを失念していたため、甲武小屋周辺を真っ赤にしてしまった。電池は残量80%。歩行時間約10時間でこれなら、意外に持ちがいい。

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三日目は甲武信小屋から絨走路を雁坂嶺まで歩き、その後仮称孫四郎尾根というなんちゃって藪尾根を歩き仮称孫四郎天平まで。

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雁坂嶺まではほぼ問題ないが、なぜかそこから藪尾根に入った途端にロスト。ほぼまっすぐ歩いたので実際にあるいた経路に近いといえば近いけど・・・・。原因は不明だが、都内で自転車に乗って他のアプリでログをとるときもなぜか信号など停車中にロストすることが多い。このときも雁坂嶺頂上で藪に備えてレインジャケット、パンツを着たりしてちょっと休憩をとったのが遠因か?電池は約30%ほど使用して、残量50%をきったので山に入って2度目の充電。

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四日日目は孫四郎天平から藪尾根を適宜巻いたりしながら下って途中で雁坂小屋からの登山道に合流。そのまま川又まで下った。

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小ピークをまいたり、登山道に合流する地点もはっきり記録されている。

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ただ最後の最後にまたもや架空の軌跡は国道を飛び越え、谷を渡って迷走・・・・

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こうしていまさらながら初めてGPSなるものを使ってみたが、歩き終えたあとで、1日歩いてきた軌跡を確認できるのはとても楽しい。電池も意外に持ちがいい。スマフォのGPS機能では、ナビゲーション・ツールとしては頼りないところもあるが、こんな素晴らしいソフトを無料で提供されている開発者の方には大感謝。そもそもどこでも電子国土基本図が見られるというだけでも素晴らしい。まだまだソフト、ハードとも使いこなせてないのでもう少し使ってみて、機能やツールとしての限界を確かめてみたい。


ただ・・・・・
電車のなかであろうと、たとえ誰も見ていない山のなかであろうと小さな画面ばかりに没頭して周りを見ないのでは、まさに木を見て森を見ずになってしまう。多少道に迷うことがあろうと、なるべくこういうものを当てにしないで歩きたいとも思う。やはり歩いているあいだはザックにしまっておき、藪やトレースの無い雪道で道に迷ってどうしようもないときだけ頼りにさせてもらうことにしようと思う。
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by mobydick67 | 2012-05-25 00:07 | 道具 | Comments(2)

奥秩父 山、谷、峠そして人・・・そして? 4

2012年5月6日

4時過ぎに起きると外は薄曇り。昨日もどしておいたアルファ米わかめジャコご飯と味噌汁で朝ごはん。練乳入りインスタントコーヒーを淹れて、荷を片づけて5時20分出発。腐りかけの雪に足をとられながら尾根沿いに30分ほど下ると、雪がなくなり踏み跡らしきものも見えてくる。

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人の痕跡

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少し下るとすぐに最初の小ピーク手前の鞍部。

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12月に爪リンと歩いたときは尾根通しに愚直に進もうとして藪にはまった。巻き道を探すと左手、西側にはっきりと道がつけられていた。

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最初の小ピークを巻くとすぐに二つめのピークとの鞍部に出るが、ここは地形図で見ても東側すぐのところに登山道が走っているはずだ。草付きの急斜面にもなんとなく道らしきものがあるような、ないような・・・・下りてみる。

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10メートルほど下ると登山道にでた。ここから地蔵岩への分岐までは2、3分。

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あとは朝の柔らかい光がさす奥秩父らしい道を軽快に下る。

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ここにも森林軌道があったのだろうか。

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8:00 川又登山口。無事下山。


このあとバスを乗継いで三峰口へ。駅前の福島屋はすでに暖簾がでていて営業中。蕎麦と生ビールの誘惑は大きいが先を急ぐので駅の立ち食いで。何故か蕎麦がきれていてうどんになったけどこれもまたこれでよし。

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お花畑駅で下車して川上家へ。実は5日に川上御殿でのホルモンBBQにお招きいただいていたが、山行予定から参加は無理そうなので辞退させていただいたのだが・・・・・

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ちゃんといました、居残り佐平次約2名と居残り佐平子約1名。またもや人の家で我がもの顔で朝からビールを飲んでました。家にも帰らず呑んだくれて待っていてくれました。川上一家の皆様にも勢揃いで迎えていただき感謝。



それでビールとかワインとか焼酎とか日本酒とか飲んでいると、外はザアザアゴロゴロドッカーン。でもこうなると雹も雷も大雨もいい肴、かえって興が乗ってくる。雨があがると、外は陽がさしてきて気持ちよさそうだし、こっちもゴキゲンに出来上がってきたので、みんなでぶらぶらと銭湯へ。

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クラブ湯

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男の夢。

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いい湯でした。風呂から戻るとまた飲みなおして・・・・気がついたら陽が落ちていた。光陰矢の如し。またもや後ろ髪ひかれる思いで秩父をあとにする。

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奥秩父 山、谷、峠そして人、そして酒。
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by mobydick67 | 2012-05-20 23:20 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(4)

奥秩父 山、谷、峠そして人・・・そして? 3

2012年5月5日

4時頃起きた。

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マルタイの屋台ラーメンを食べたり、小屋仕事をひやかしたり、ポップコーンを大量に作ったり、甲武信小屋新名物たい焼き(見てくれはいまひとつだけど美味い)とコーヒーをご馳走になったりダラダラ。今日の予定を徳さんに話すと、そんな寂しいところに一人だといくら酒があっても足らないだろうと芋焼酎を餞別にいただく。ありがたいことだ。

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さんざん長居して、11:30出発。縦走路を東、雁坂峠方面へ向かう。

久々に晴れ。気温も上がり霞がかかる。

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笹平避難小屋の前で一休み。最近お気に入りのしるこサンド。甘さ控えめで乾パンがわりに非常食にもなる。

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破風山。水を3.5Lほど背負っているせいもあってなかなかスピードがあがらない。

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15:40 雁坂嶺。

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ここから藪尾根、孫四郎道を下る。

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尾根はほぼ真っ直ぐなので、一度コンパスをセットして尾根を外さないように歩けば問題ない。念のため1/2万5000に加え、1/10000で出力した地図も持参。

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北面の樹林帯なので残雪はそこそこあって50cm~100cmくらい。腐りかけでときどき踏み抜くけどワカン、アイゼンなしでもなんとかなる。そこそこの藪で、やはり幼木が鬱陶しい。

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それでも途中、以前は道であったことを思わせるところも所々ある。

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16:20 仮称、孫四郎天平(まごしろうでんでいろ)。今夜はここに泊まる。

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柄にもなく空を見上げたくなるような、そんな場所。

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幕営適地を探す。といってもサッカーのフィールドが優に1面はとれる天平。どこでも適地だ。それでもなんとなくサッカーならセンターサークルのあるど真ん中当たりに仮の居を定める。

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テントを張ったらやることはいつも同じだ。

音楽もある。

Be True to Yourself / ALTON ELLIS


つまみもある。

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酒ならたっぷりある。

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客のいない、バー孫四郎・・・・・
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by mobydick67 | 2012-05-12 10:28 | Comments(6)

奥秩父 山、谷、峠そして人・・・そして? 2

2012年5月4日

4時前に目を覚ましたが、外は雨がしとしと。ラジオをつけると今日も天気は不安定らしい。湯を沸かして茶を淹れ、朝食に定番となったスープカッペリーニを手早く作って腹に入れ、コーヒーで一服。何だか煙草が無性に吸いたくなる。岩屋の中は雨風を凌げるのでテントの撤収、パッキングもはかどる。5時になりさあ出発するかと思って手袋をつけたりストックを持ったりしていると、いきなり雨音が大きくなりザアザア降り。やり過ごしてから出発することに決め、もう一度荷を解いてコンロとカップを出してコーヒーをもう一杯。今度は練乳をたっぷり入れて甘めに。

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5:30、雨も小降りになったので出発。雨をやり過ごす間に今日歩くルートを検討しておいた。岩屋の前で二つの沢が合流しているがそのあいだの尾根にとりつくことにした。これを登って国師ヶ岳からほぼ真北に伸びる尾根に乗ろうと狙いをつけた。

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昨日よりは雪は少し締まっているので、うまくルートを見極めながら登るとワカンを履いていればひどく踏み抜くことはない。ただ、たまに踏み抜くとワカンが雪に埋まった栂の幼木にひっかかって鬱陶しい。

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6時過ぎに主尾根に乗った。ここは地図にも小ピークとして記されているので間違いないはずだ。積雪は1m弱だろうか。

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ここからコンパスを使って進路をほぼ真南にとりながら進む。地図にはない小さいピークを幾つか越えながら南下。2400mあたりから斜度も増し、栂の幼木に加えてシャクナゲが密生した藪が現れ、さらに積雪も増えて進み辛くなってくる。踏ん張りどころだ。積雪も優に1mを越える。

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一度少し樹林の疎らな斜度がさらにきついところに出てそこを雪の中を泳ぐように這い登り、再度藪に突っ込んでそこを抜けると・・・・

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7:45 国師ヶ岳頂上。

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唐突だけど、今回の岩屋林道歩きは、会ったことはないけど、2年前にこの国師北面の同じルートを同じ時期に歩かれそしていまは星になってしまったMOTO.Pさんのことを思いながら歩きましたよ。山の大先輩として、一度山でお会いしたかったです。

思ったよりも時間がかかった。行動食をとり、ここからは踏み跡を辿って甲武信のほうへ縦走路を進む。もう雪はうんざり。

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国師のタルを過ぎ、東梓の手前あたりでアクシデント発生。

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右のアルミワカンが真っ二つに。リベットが抜けたところは結束バンドで修理しておいたが、抜けかけていたリベットが幾つか完全に抜けて分離した模様。昨日ワカンを履いたまま強引に何度も沢を渡渉したのがよくなかったようだ。とりあえず手持ちの結束バンドで修理しようとしたが、バンドの幅がリベットの穴より若干幅広で入らないので、十徳ナイフのリーマーで穴を広げたりと結構手間取り、途中大弛峠方面からきた2組4人ほどに抜かれてしまう。修理完了して冷えた体に鞭うって再度歩き出すまでに30分以上かかってしまった。

せっかく直したワカンだが、両門の頭手前あたりで雪は一旦減ってくるので、アイゼンに履き替える。KAJITAXの10本爪、LXT-C10。途中ほとんど雪の溶けてしまった部分もあるが、面倒なのでつけたまま歩く。

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富士見あたりから再び増えてきた雪に難儀しつつ、

15:20 甲武信ヶ岳

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雨こそ上がったけど霞がかかって展望も金峰がやっと見える程度。急いで小屋に向かう。

15:30 甲武信小屋。残雪期とはいえ、かなり時間がかかった。いつもの顔ぶれ、徳さん、爪ちゃん、ワッキー。混み始めたテン場にテントを張り、好意に甘えて薪ストーブの前で冷えた体を温めながら徳さんの話を聞き、美味しい肴と酒をご馳走になり、新しい人たちと知り合い、たっぷり飲んだけどそれでも飲み足りなくて、甲武信小屋極北のさむ~い立ち飲みバーでまた遅くまで・・・・

そう、いつだって同じだ。

How Come / RONNIE LANE

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by mobydick67 | 2012-05-10 22:02 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)

奥秩父 山、谷、峠そして人・・・そして? 1

タイトルがまるまるパクリですいません。奥秩父 山、谷、峠そして人 山田哲哉については、いつかここに書こう書こうと思いながら、あまりの大著なためこれまでついつい躊躇してきました。それでも近いうち必ず書いてみようと思ってます。まあそれはおいといて・・・


2012年5月3日

天気予報では関東は5月としては記録的な雨量の大雨だと言っているし、また甲武信小屋情報では今年はGWとしては残雪が記録的に多いというけど、とりあえず天気は回復傾向、気温も上昇し雨も降れば雪も少しは融ける(腐る?)だろうと予定どおり奥秩父を歩きにでかけることにした。

最寄り駅から電車に乗るとなぜかイジルとHピーが。今年は経路が違うので山では別行動、互いに予定通りに歩けばすれ違うこともない。塩山で降りる二人を見送り、ゆっくり鈍行列車の旅。途中小淵沢の乗り換え時にホームの立ち食い蕎麦で腹ごしらえ。GW中はいつも観光客でぎゅうぎゅうに混みあう小海線も乗客は疎ら。信濃川上駅からのバスに乗った登山客は自分を含めて二人だけ。共に梓山で降りた。毛木平方面に向かうその若者と別れ、11:15、小雨のなか梓川沿いの緩い坂を歩き始めた。

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12:00 町田市市民休暇村

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GWにここから入山するのも今年で三年目。ただし、今年は一人だ。もう誰も一緒に歩いてくれない。雨は上がり蒸し暑くなってきたのでレインジャケットを脱ぎ出発。日が長くなったとはいえ今日も長い道程、ペースをあげて歩く。

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最初の崩壊した作業小屋を通りすぎて少し歩くと・・・

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道はこの濁流のなか。いつもは踝くらいの深さで、幅も4、5歩程度なのに・・・・。枝を拾って杖にして渡るが、膝まで水に浸かりすでにこの地点で靴の中を濡らしてしまう。


さらに30分ほど藪に戻りつつある林道を歩くと、朽ちて崩壊した橋のある梓川本流を渡渉するポイント。ここも水が多いがもう靴を濡らしているので強引に渡渉。

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渡るとすぐにもう一つ朽ちかけた橋があるがこれも危険なのでもう一度左岸から右岸に渡渉して戻るとすぐに崩壊した作業小屋。ここからは完全に藪化した林道跡を進むことになる。


けものの痕跡と・・・

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ひとの痕跡。

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3つ目の作業小屋の裏に回り込むようにつけられていた林道跡は鉄砲水で完全に分断されていた。

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このあたりから足元は雪、その上は藪。

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少し歩くと道は完全に途絶え沢床に消える。タイミングをあわせたように大粒の雨が降り始める。

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予想はしていたが水量も多く、腐りはじめた残雪もたっぷり。

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ずぼずぼ股まで踏み抜き、踏み抜いた下には冷たい水が待ち構えている。堪らずアルミワカンをつけて歩くことに。渡渉しにくくなるが背に腹ははかえられない。

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少し広い右岸を行くが、時には冷たい沢を左岸に渡りまた戻る。以前はなかったピンクテープ、赤テープ、赤ペンキが主に左岸つけられていて、少し興ざめ。

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最初に歩いた2年前に道を間違えた支流ポイント。北方向からの流れは完全に雪の下に伏流。西よりから流れてくる本流に沿って進む。

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このあたりから流れは半分くらい雪の下。渡渉も沢を覆った雪の上。そろそろと渡って上手く渡れるときもあれば、踏み抜いて腰の下まで水に浸かることも・・・。対岸にジャンプして上手く渡れることもあれば、ずりずりずり落ちて水に浸かることも・・・・。

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雨、雪、沢水にいい加減うんざりして、震えながら歩いていると、以前はこれが岩小屋だと思っていたニセ岩小屋に着いた。16:20。

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hachiさんによると本物の岩小屋はさらに先らしい。冷えた体に鞭打って先に進む。ニセ小屋から10分くらい進むと右側に大きな枝沢。ただし完全に雪の下で沢音だけが聞こえてくる。大きな岩のようなものが先に見える。本流との合流点から70メートル進んで先ほど見えた大きな岩の裏側に回り込むと大きな岩小屋があった。

16:40 梓川岩小屋。

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前に雪が150cmほど積もって小さく見えるが中はかなり大きい。テントだと5張り程度。雑魚寝なら15人くらいが雨露をしのぐことができるだろう。

中から。

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とりあえず、荷を降ろし雨のなかの薪を集める。集めた濡れた薪に火をつけようと苦労していると、体がブルブル震えてきて寒さが我慢できなくなったので、焚き火&岩小屋でテントなしで泊まる案を諦め、持参したBig Agnes Copper Spur UL1を岩小屋の中に張る。

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完全に雪の下に伏流化した沢から雪に穴をあけて水を汲み、テントのなかに入ってコンロの火をつけると焚き火のことなんてどうでもよくなった。とりあえず熱いお茶を淹れて体を暖めたら、スルメやチーズをツマミにボンベイサファイヤをちびちびやりながら夕飯の準備。

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今夜はいただきものの賞味期限切れアルファー米でカレー。100均のシリコン蓋となんちゃってコージーを使って暖かいカレーライスを食べると、さらにカレーが食いたくなったので、カレーポップコーンも。

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これをつまみに音楽を聞きながらまたちびちび飲んでいたけど、よっぽど疲れていたのかあぐらをかいたまま酒の入ったコップを抱え込んで寝てしまったようで気がついたらもう22時。つりそうになった足を揉みほぐして、寝袋にもぐりこんだ・・・・


Kath Bloom 1981-1984

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by mobydick67 | 2012-05-08 23:26 | Comments(4)

小淵沢

雨はひとまずあがったけど、甲斐駒は雲の中。

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しっかり腹ごしらえ。丸政。桜肉そば。

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by mobydick67 | 2012-05-03 09:32 | Comments(2)

奥秩父への誘い

奥秩父 山と渓谷社編 アルパインガイド15
(昭和42年4月1日改訂四版発行 420円)

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ちょうど私が生まれた年に発行された奥秩父のガイドブック。特筆すべきは国師ヶ岳に至る道が5つも紹介されていること。

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甲武信岳―国師岳縦走
国師岳Ⅰ―琴川コース
国師岳Ⅱ―石楠花新道コース
国師岳Ⅲ―天狗尾根コース
そして、
国師岳Ⅳ―岩屋林道コース 

巻末付属の地図

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このあと最初の琴川コースが森林軌跡から林道化されて、国師ヶ岳は、無雪期には簡単に車で頂上直下までアプローチできる観光登山の山となり、いずれのルートも歩かれることが少なくなってしまった。

蛇足だけど、巻末で宣伝されている奥秩父―山旅と風土 (山渓文庫〈第14〉)。高くて手が出ないけど読んでみたい。この他にもこの旧山渓文庫には、性の石神―双体道祖神考 (山渓文庫)なんていう魅力的な本もある。なんといっても奥秩父にはチン○ウ山こと金峰山があることだし・・・・

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机上登山ばかりではつまらないので、ゴールデンウィーク後半はやはり奥秩父を歩く予定。でも空模様も怪しいし、雨にうたれ、クサレ雪を呪う藪歩きになりそう・・・
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by mobydick67 | 2012-05-01 23:09 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(8)