<   2011年 08月 ( 12 )   > この月の画像一覧

フルジャノフスキー×シュニトケ BY 東京交響楽団×秋山和慶

サマーフェスティバル2011 映像と音楽 at サントリーホール 2011年8月22日

初めてフルオーケストラによる現代音楽を生で聴いた。

THE GLASS HARMONICA





この他にも2曲ほど多少楽器の少ない編成で演奏された曲があったが、やっぱりこのグラス・ハーモニカが曲、演奏とも圧巻。多様式主義とかいうらしいがごった煮みたいで聞いていて面白いし、楽しい。エンニオ・モリコーネ風の渇いたセンチメンタリズムとジョン・ゾーンっぽい前衛性が同居するこの曲には、現代音楽=観念的難解という先入観を吹き飛ばす軽快な力強さ、そしてかっこよさがあった。ちなみに調べてみたらシュニトケはユダヤ・ドイツ系ロシア人だった。

フルジャーノフのアニメもよく20分足らずの作品にこれだけ詰め込んだなあという怪作。こういうのを見るとポリゴンで描いたCGアニメが安っぽく見えてしまう。宮崎アニメとテーマやモチーフ、キャラクターが似ているところもあって興味深い。



CDを買おうと思って探してみたけど、このジャンルのCDって相変わらず高いなあ・・・

シュニトケ:映画音楽集第2集
[PR]
by mobydick67 | 2011-08-31 17:41 | ロックンロール | Comments(2)

終わらない夏、いつかは終わるオーガズム。

今日東京ではこの夏の最高気温を記録。でも暑さも明日までで一段落という予報を聞いたので・・・

夏の日のオーガズム/ムーンライダーズ



これも傑作だけど、Worst Of Moon Ridersに収録されたライブバージョン、「夏の日のオーガズム(イッツ・ヴェリー・ヴェリー・ロング・オーガズム)」は17分あまりの長ーい問題作。日本の、いや世界のNEWWAVEの最高到達点!
[PR]
by mobydick67 | 2011-08-18 23:59 | ロックンロール | Comments(0)

奥秩父を舞台にした山小屋小説 「春を背負って」

春を背負って 笹本稜平

甲武信ヶ岳と国師ヶ岳の縦走路のほぼ中間地点にあるという山小屋を舞台に、父の急死でその小屋を継ぐことになった一人の若者の視点から、その山小屋で起こる様々な事件や出来事を綴った短編連作小説。もちろんそんな小屋は実在しないが、小説中の記述からその場所をある程度特定できそうなので地図を見ながら考えてみた。

梓小屋と名づけられたその小屋は、甲武信ヶ岳と国師ヶ岳を結ぶ稜線のほぼ中間から長野側に少し下った沢の源頭にあった。梓川の谷の上部に位置することからつけられた名前らしい。
 近くには二二〇〇メートル台の眺望に恵まれないピークがあるだけで、・・・・・・

国師のタルは梓小屋から二キロほどのところにある主脈上の鞍部で・・・・普通なら片道二時間はかかる。



とあるので、おおよそ東梓と両門の頭の間の尾根の北側、下の地図、鳥瞰図の上赤丸近辺の場所と思われる。

f0194599_025259.jpg


f0194599_0254293.jpg


ここならば唐松久保沢沿いに続く林道(廃道)から途中沢を渡渉して南に尾根伝いに登ることもできるし、山梨側も塩山尾根が主脈にぶつかるところに近いので山梨側に道がつけやすい。小説にあるように山梨、長野の両側に通じる登山道を結ぶポイントとしては絶好の場所かもしれない。そもそも山小屋は、甲武信小屋や雁坂小屋もそうであるように縦走路上でかつそこに取り付くための登山道が何本か交差する場所(あるいはその近辺)にあると営業する側も利用する登山者も都合がいい。でも、もしここに小屋ができてしまうと大弛小屋、この梓小屋、甲武信小屋、雁坂小屋とそんな小屋が縦走路上に続くことになりせっかくの奥秩父の奥深かさが損なわれてしまうような気もするが・・・

小説は春の小屋開けから始まって、小屋閉めを経て次の小屋開けに備えて荷揚げするところまでのほぼ一年を6話の短編をつなぐ構成になっているが、肝心のお話のほうは、ご都合主義的だし、ステレオタイプな人物しか登場しないので退屈極まりない。でもそういうこととは別に奥秩父、特に国師、甲武信近辺の地名や登山道がマイナーなものも含めて頻出するので読んでいてなかなか楽しい。特に、第5話の「擬似好天」という一編は、3月後半の小屋が閉まっている時期に、雁坂から甲武信、この梓小屋を経て川上村に下山する予定の3人パーティが二つ玉低気圧による悪天候で甲武信小屋の冬季開放小屋で停滞を強いられる話で、少しつっこみどころもあって(冬のトイレや雪崩、救助隊のとるルートなど)おもしろい。奥秩父が好きな人には楽しめる一冊・・・かな?
[PR]
by mobydick67 | 2011-08-17 00:31 | | Comments(2)

Londonが本当に燃えた

ジョー・ストラマーは34年前に「ロンドンが退屈で燃えている!」と叫んだけど、ロンドンどころかイギリス各地で街が燃えた。鬱屈した不満が燃えあがったのか?それともやっぱりただの退屈しのぎ?

TheClash



東京も燃えてみるかい?
[PR]
by mobydick67 | 2011-08-14 18:32 | ロックンロール | Comments(4)

おすそわけ

誰も頼んでいないのに、料理を星の数でランク付けしたグルメガイドにはうんざりしてしまう。そんなものは幻想だと笑われても、食物や酒には数値であらわせない何かがあると思いたい。


平松洋子 買えない味

f0194599_12212419.jpg



平松洋子は食べたり、飲んだり、料理をしたりするときの気分や空気を書くのが巧い作家だ。ここで、遅れたお中元がわりに、その「売っていない」味を少しだけおすそわけしてみたい。

 
 肴は焙ったイカでいいのは、八代亜紀。酒田の料理屋にもらった蛍烏賊を乾かしたの、これは家に客があったとき自慢して出せると書いたのは吉田健一。どちらも奥歯の深いところにじわりと滲んで広がるうまみを思い描かせ、にわかにそわそわ、あぁ熱燗が恋しい。
 焙ったイカも、蛍烏賊を乾かしたのも、どちらも風のお世話になっております。干して、乾いて、水分の抜けたぶん、ぜんたいがぎゅっと凝縮している。噛めば噛むほど真の味が湧き出るので、噛んでも噛んでも、さらにその次を噛みしめる気になる。
 なんとまあ、座持ちのよいこと。風は大立役者なのである。

   ・・・・・・・

     風――肉、魚、野菜、果物を干す  「買えない味」より



ということで、


残暑見舞い申し上げます。











 
[PR]
by mobydick67 | 2011-08-14 12:28 | | Comments(2)

ゴーヤ日記 2011/08/14


残暑厳しい盆のころ、みなさんいかがお過ごしでしょうか。



ベランダのゴーヤですが、数は週に3、4個収穫できますが、形はますます小型化がすすみ、とうとう10cmをきるようになりました。

f0194599_113626.jpg


先日、わざわざ出向いて(?)エラソーに栽培方法を指南してきた友人の家の庭では、娘もゴーヤも大きく育っているようで羨ましい限りです。あ、娘は庭で育っているわけではないか・・・・



で、うちでは今朝収穫したゴーヤがさっそく朝食に出てきました。

f0194599_1140292.jpg


ゴーヤパンケーキ!?

たいてい朝食はパンのことが多いけど、今朝はパンを切らしていたようで、面倒だったのかゴーヤも一緒に焼かれたようです。最初フライパンから皿の上にこれが移されたときには、「うわっ!?」と思ったけど、食べると意外に旨かった。普通にバターを上に載せて溶かして食べると、ゴーヤの苦味とシャキッとした歯ごたえ、バターの香りととろりとした食感が意外に合う。これなら夜ならゴーヤお好み焼もいけるかも。もちろん泡盛ロックで。
[PR]
by mobydick67 | 2011-08-14 11:42 | 雑感 | Comments(6)

ジョー山中×原田芳雄×若松孝二


映画「キスより簡単」


歌謡ロックを歌うジョー山中はあまり好きではなかったけど、この映画の劇中、ミラーボールの光を浴びて歌うジョーはかっこよかった。サングラスの飄々とした原田芳雄も。





To the New World!
[PR]
by mobydick67 | 2011-08-12 08:32 | ロックンロール | Comments(0)

ロードバイクを宅配便で送ってみる

ロードバイク、帰省の往路は輪行したが、復路は再び宅配便で送ってみることにした。使用する輪行バックはOSTRICHオーストリッチロード320輪行袋。電車で輪行するだけならもう少し薄くて軽いものでもいかもしれないが、宅急便で送るなら厚くてしっかりしたものがいい。329輪行袋にはリヤエンド金具も付属しているので、最初の一枚としては最適。

ホイールを外して、なるべく突起を少なくするために前後輪のクイックレリーズも外す。スプロケットは裏返した軍手で保護。チェーンスティにチェーンがあたるところは袋に付属しているダウンチューブ保護用のパッドを転用。リエンド金具を装着して強めに固定。

f0194599_93027100.jpg


f0194599_9303825.jpg


f0194599_9311056.jpg


f0194599_9305450.jpg


このあとただ袋に入れるだけでは少し不安なので、ダンボールで各所を保護養生。まずは、立てたときにリアエンド金具とともに脚になるサドルから。パーツ単品としては全体で一番高価な部分なので入念に。ダンボールを巻いてビニールテープで固定。

f0194599_9313187.jpg


リアディレイラーも。

f0194599_9321650.jpg


袋を広げて絵にあわせてフレームを立てる。ホイールを付属ベルトとビニールテープで固定し、このときダウンチューブにあたるところは大きめのダンボールを挟んで保護して、ホイールの外側も大きなダンボールを逆U字に被せておく。

f0194599_9324396.jpg


f0194599_937695.jpg


f0194599_9372429.jpg


ハンドルのSTI、フロントフォークも保護。仕上げはチェーンリング。

f0194599_9374927.jpg


f0194599_9381336.jpg


最後に、隙間にヘルメットと輪行バックの収納袋に入れたパーツボトルを入れてジッパーを閉じてパンの包装に使われているねじりっこでジッパーを固定。輪行袋のジッパーはすぐに開いてしまうので、これをいつもジッパーにつけておくと便利。

f0194599_9385472.jpg


f0194599_9392546.jpg


f0194599_9394222.jpg




あとはクロネコヤマトのヤマト便で送るだけ。送料は気休めの保険料込みで広島ー東京で2000円ちょっと。


さあ、無事に着くだろうか・・・・


追記:

無事到着。が、なぜか着くまでは二泊三日かかった。前回は一泊二日で出した翌日に着いたんだけど・・・・
[PR]
by mobydick67 | 2011-08-08 09:42 | Comments(2)

島を北へ

8月6日

原爆の日。これといった目的はないが、海沿いに広島市街まで行ってみようかと思って10:00頃にロードバイクに乗って広の実家を出た。海沿いに県道66号をいく。

f0194599_17103186.jpg


音戸渡船乗り場を通ると、無性に渡船に乗りたくなったので目的地を倉橋島方面に変更。

f0194599_17105039.jpg


f0194599_1711290.jpg


5分も待ったら船が着いた。自転車と大人一人で90円。客は私一人。対岸までの3分ほどの贅沢な船旅。

f0194599_17112580.jpg


f0194599_17114281.jpg


f0194599_17121830.jpg


f0194599_171314.jpg


音戸側に着いたら、工事中の第二音戸大橋の下をくぐって、反時計回りに海沿いの道を走る。狭い道を車がけっこうとばして走るので注意して走る。

f0194599_1713201.jpg


音戸田原漁港

f0194599_17135523.jpg


f0194599_17141281.jpg


早瀬から先は昨夏走ったので、早瀬大橋を渡って江田島方面に向かう。

f0194599_17144342.jpg


f0194599_1715315.jpg


橋を渡ったらまた海沿いの道を北へ。

f0194599_17154362.jpg


柿浦港

f0194599_1716569.jpg


この先県道44号は海から離れる。飛渡瀬交差点で右折して県道299号に入り、ちょっとした丘を超えてまた海沿いにでる。

f0194599_17164434.jpg


下りきったところに広いは基地があって、珍しいものが・・・

f0194599_1717145.jpg


「海上自衛隊 呉造修補給所工作部 エアクッション艇整備科」と看板にある。ホバークラフト艇基地。子供の頃、瀬戸内ではホバークラフトの高速連絡船航路がたくさんあって、乗ったこともあるが、久しぶりに見た。かなり大きい。

f0194599_1719465.jpg


またここから海沿いを北に向かう。299号は車もほとんどいなくて走りやすい。

f0194599_17195715.jpg


秋月港

f0194599_8583761.jpg


が、この先をこのまま海沿いを行こうとすると米軍基地に阻まれる。

f0194599_1721530.jpg


米軍秋口弾薬庫。こんな呉の海上自衛隊基地のほぼ対岸に米軍基地があるなんて知らなかった。しょうがないので、Uターンして基地を迂回する山道を行く。

f0194599_17222138.jpg


海をはさんで手前が米軍弾薬庫、むこうが海上自衛隊のイージス艦や潜水艦の基地がある呉湾。

f0194599_17215539.jpg


かなり広大な敷地を山道で迂回して下ったところが、江田島小用港。12:00。

f0194599_17225293.jpg


ここからは呉や広島とフェリーや高速船で結ばれている。高速船には自転車を持ち込めない。次の呉行きのフェリーは14:47発。かなり時間があるのでとりあえずお昼ごはんを食べることに。街を自転車でまわって最初に見つけたお好み焼の暖簾をくぐった。

f0194599_17243867.jpg


3人も座ればいっぱいになる鉄板一枚と二人掛けテーブル一つの小さい店で、客は近所のおばさんが二人。年季の入った鉄板でお好み焼を焼いているのもおばさん。そば肉玉、410円也。ワンカップの空き瓶に入れて出された氷水が旨い。もちろんお好み焼きも旨いのは言うまでもない。

フェリーで戻るにしてもまだ時間があるのでもう少し先に行くことに。さらに北に向かう。ここからは小さなアップダウンとトンネルが続く。途中天応行きフェリーの看板がったので、港に向かう。

f0194599_17272840.jpg


切串港。江田島のほぼ北端。

f0194599_17284119.jpg


f0194599_1729674.jpg


待合室に入ってみたが、広島行きの時刻表はあるが、天応行きの時刻表がない。売店で訊ねると天応行きのフェリーは少し離れた別の港から出るという。道を訊いてそちらに向かう。

自転車で5分ほどの少しわかりにくいところにもう一つの切串港フェリー乗り場はあった。

f0194599_17295453.jpg




次のフェリーは14:14発。30分ほど待てばいい。乗船券大人280円、自転車120円。待合室前には自転車ラックもある。他にローディーも一人。

f0194599_1732057.jpg


f0194599_17305594.jpg


f0194599_17313673.jpg


着いたフェリーに乗り込み、ワイヤーロックで自転車を固定し2階デッキへ。

f0194599_1732465.jpg


f0194599_1733957.jpg


僅か20分弱の船旅。天応の呉ポートピアについた。ここからは交通量の多い国道31号で呉市街地へ。

この日は土曜日で土曜夜市の準備が進んでいたが、昔ほどの賑わいはない。銀座デパートの跡地も長いあいだ駐車場になったまま。歓楽街も休業中の店が目立つ。

f0194599_17341122.jpg


f0194599_17343955.jpg


山。山か。そこに山があったら登りたい。夜になったら出なおしてくるか?

f0194599_17455474.jpg






呉シネマもとうとうこの春閉館したようだ。

f0194599_1735548.jpg


f0194599_17352185.jpg


f0194599_17353969.jpg


このあと休山新道トンネルができて車の往来が減った呉越を超えて実家へ。



海沿いのサイクリング、船旅、賑わいを失った街・・・・いろいろ堪能・・・・


走行距離: 65.4km
[PR]
by mobydick67 | 2011-08-07 17:54 | 自転車 | Comments(0)

とびしまぐるぐる 2


この岡村島もぐるりと廻ってみたかったが、帰省して上蒲刈の県民の浜に泊まっている妹一家と息子と昼食の約束をしているので、帰路を急ぐ。往路は各島の南面の道を来たので、復路は北面の道を行く。

f0194599_20343068.jpg


f0194599_2035762.jpg


f0194599_20352384.jpg



12:00 県民の浜着。昼食は、妹一家総勢5人と息子、私でわいわい賑やかに。お昼からお刺身とかいろいろご馳走。ビールも・・・。本当はこのあと一人別れて温泉に入って帰る予定だったが、勢いで海で泳ぐことに。

f0194599_20354512.jpg


f0194599_203677.jpg


f0194599_20363821.jpg



二時間ほど泳いで、遊んで、みんなと別れ近くの温泉で少し休んで帰路につく。

f0194599_20384038.jpg


f0194599_20392093.jpg


f0194599_20394853.jpg


西日をに向かって海沿いの道を走る。

f0194599_204093.jpg


f0194599_20402716.jpg


f0194599_20413443.jpg


途中、祖母のいる介護施設によって顔を見せて、17:00実家に戻る。



走行距離:105.46km



いいなあ、とびしま海道。今年のオレンジライド開催日程が決まり、エントリーも始まったようだ。

安芸灘とびしま海道オレンジライド2011

一人で走るのが好きなので、参加しないと思うけど・・・・
[PR]
by mobydick67 | 2011-08-06 20:46 | 自転車 | Comments(0)