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なーんちゃって、ボッカ


田舎者なので、年末年始は田舎に帰省、山でご来光というわけにはいかない。11月の山行で今年は最後かなと思っていたが、甲武信ヶ岳小屋番のづめちゃんに頼んで、年末年始営業のためのボッカを手伝わせてもらうことに。

2009年12月26日

赤羽で待ち合わせて大宮から佐久平まで新幹線にのって信濃川上まで。これまで小海線は中央線経由しか乗ったことがなかったが、長野新幹線経由のほうが早いし、料金も特急使うならあまりかわらない。信濃川上から村営バスに乗り終点梓山まで。この日は白木屋旅館に前泊。そうあの田部重治も泊まった老舗旅館。前々から一度泊まってみたかったところ。

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今回泊まった部屋は増築した新館の一番大きな部屋「甲武信」。風呂に入り食堂で夕食。新幹線からずっと飲み続けだが、夕食でつけてもらった日本酒だけでは足らず、部屋に帰ってからも二人でちびちびと。途中佐久平の土産物屋で仕入れた焼酎「入魂」はなかなか癖のある味・・・ちょっと失敗だった・・・酒なんだから入魂されてもねえ・・・

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12月27日
翌朝7:00起床。朝食を済ませ、いつもボッカをされている小屋の常連平野さんと合流。平野さんの車で毛木平へ。三人で荷を分けて9:00出発。晴天。風もなく暖かい。

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最初はところどころ凍って滑りやすいところもあるが雪も少なく快適な山歩き。1時間歩いたあたりでアイゼンを装着。づめちゃんと平野さんは6本爪。私は今回息子の新しい靴を借りて(?)きたのでその靴と手持ちのアイゼンとの相性を確認したかったので10本爪を。ちなみに平野さんは自前のアルミ背負子で。かっこいい。

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12:10 千曲川源流碑。このあたりで雪は40cmくらい。これより先の登りで40cm~50cmくらいだが、しっかり踏まれていて歩きやすい。

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13:40 甲武信ヶ岳頂上着。少し雲もあるが富士はもちろん八ヶ岳、南北アルプス、赤城山と四方の見晴らし最高。

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14:00 甲武信小屋着。

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封じてある玄関の扉を開き、雨戸を外し、小屋の整理。水の準備。


先日秩父下界でご一緒した川上さんがこの日なぜか甲州西沢側から日帰りで甲武信にこられていたことを爪部屋の書き込みから知る。また行き違いでしたね川上さん!残念です・・・。ちなみにこれまた先日寒風吹きすさぶ連れ込みバーで一緒に飲んだふうろさんは翌28日に西沢から登ってきて着くのは夕方ということで、これもお会いできない。ニアミス多いなあ・・。ともあれ、明るいうちにできることを済ませ、夕方からは3人で酒宴。また遅くまで・・・・



12月28日
6:00起床。外は雪。

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朝食はカレー。1ヶ月寝かせたカレーは旨い。ああ、この日は北爪清史、サンジューキュー歳誕生日。おめでとう!まったりしたあと平野さんと10:00出発。雪は止み、外は晴れ始めている。昨夜は10cmほど新たに積もった。頂上経由で毛木平を目指す。降った雪が森を白く染め、また昨日と違う風景を楽しみながら空荷を担いで楽しい下山。

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13:00 毛木平着。平野さんの車に乗せていただいて16:30帰宅。



たいした量は担げないのだが、今回はボッカを手伝わせていただきとても楽しかった。テント泊や冬季解放小屋泊はあったが営業小屋に泊まったのは他の小屋も含めて初めて。美味しい酒とご飯もごちそうしてもらったし。今年最後の山行がとてもよいものになり、甲武信小屋のみなさまには本当に感謝!!!また来年もよろしくお願いいたします、テント泊ですが・・・


ということで、奥秩父にどっぷりの1年でしたが、まだまだ奥が深い奥秩父、来年も地味に歩きます。
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by mobydick67 | 2009-12-29 22:15 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(4)

聖なる夜に何を聴くか・・・


気どったタイトルですみません。基本的にはクリスマスなんかくそくらえっ!てスタンスなんですが、家に数枚クリスマスのレコードあってそれがとてもよいので紹介したくて照れくさいのでこんなタイトルになってしまいました。


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「BLACK CHRISTMAS」 SOUP RECORDS

アナログ盤です。残念ながらCD化されてません。黒人の歌うクリスマスソングを中村とうよう選で集めたオムニバスです。フレディー・キングやステイプル・シンガーズによるBLUESYでSOULFULなまっ黒けのクリスマスソング集。ジャケ裏の中村とうようによるライナーノーツに詳しいことが書かれているが、1984年に出されたBAND AIDによる「Do They Know It's Christmas?」へのアンチテーゼとして出されたレコード。「Yes, We Know It's Christmas.」というジャケットも完全にパロディ。


ちなみに「Do They Know It's Christmas?」のジャケット。意図がまったくわからない、何も考えていないコラージュ・・・ちょっとすごい・・・

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「クリスマス・タイム・イン・ブルー-聖なる夜に口笛吹いて」  佐野元春

これもアナログ、12インチシングル。The Essential Cafe Bohemia(CD)で聞けるようです。私は佐野元春の良いファンではありません。歌い方とかがちょっと苦手ですが、ときどき歌詞にどきりとします。


よく働く人も 働かない人も
うまくやれる人も しくじっている人も

お金のない人も ありあまっている人も
古い人達も 新しい人達も
教えてる人も 教えられてる人も

平和な街で 闘ってる街で

メリー・メリー・クリスマス
Tonight's gonna be alright


ジョン・レノンのHappy Christmas (War Is Over)が下敷きになっているようだけど、ドリーマー、レノンよりリアリスト、元春のほうにより共感できる。ジョン・レノンってかっこいいんだけど時々気色悪い歌を書く。「IMAGINE」とかね・・・


いまHOBO KINGというバンドを率いてるんだなあ・・・




つまらない大人になっちまいました・・・・
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by mobydick67 | 2009-12-24 13:12 | ロックンロール | Comments(0)

本の備忘録


最近読んだ本でおもしろかったものを何冊か・・・

大人のための自転車通勤読本

自転車界には、自転車屋とかSF作家とかTVディレクターとか筆のたつ物書きがいてそれぞれ面白い本を何冊も出しているが、この本の作者松田力は建築家。都会に生き、山に暮らす。―素晴らしき二住生活のすすめ (Ensu bunko)で田舎暮らしブームをうんだ人でもある。この本も面白いがさすがに田舎に家を買うような余力は私にはないのでとりあえず自転車のほうで。例によって「大人の」というタイトルはちょっと安易だが、中身はとても面白い。肩の力が抜けていて、目線が低く・・・タイトルも「大人の」ではなく「オッサンの」としたほうがしっくりくる感じ。住んでいるところも近いようで親近感を覚える。




山溪叢書4 疲労凍死/天幕の話

これまで読んだ山溪叢書は他のものはみなエッセイだったので、この本も読み始めて少しのあいだはてっきり山の事故のノンフィクションかと思って読んでいたが、心理描写が多いことから、そのうちこれはルポではなく実際にあった事件をもとにしたフィクションだということに気がついた。実録ものというか、再現ドラマというか・・・不思議な読後感。併録されている「天幕の話」のほうは山の幽霊の話だがこちらも、故意にオチがすぐわかるような描き方がされているせいでミステリーになり損ねているが、だからといってつまらない訳ではない。

山の怖い話が読みたいならこちらもどうぞ。
背筋が冷たくなる話 (集英社文庫) 谷甲州 
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by mobydick67 | 2009-12-23 21:36 | | Comments(0)

BA Copper Spur UL1


1人用3季用シェルターについていろいろ迷った
末、やはり中庸なやつ、これを選んで購入。


Big Agnes Copper Spur UL1


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Trail Weight 1.2 kg
Packaged weight 1.4 kg
Packed size 15 × 46 cm
Floor area 2.0 sq m
Vestibule area 0.9 sq m
Head height 94 cm





円高とクーポン釣られて海外から購入。すこし前の休日、近くの公園で試し張りしてみた。特別,組み立て説明書などはついてないが、まあ初めてでも何も考えなくても組み立てられるように出来ている。これならペグダウンを除けば2、3分もあればできてしまう。御丁寧にインナーとフライの四隅の連結部分は前後が色分けされていて広げて前後確認しなくても間違いようがない仕様。

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ペグダウンが必要なのは、頭側(短辺の幅が広いほう)がガイライン×2、フライ下部ループ×1、足側がフライ下部の自在付ライン×1、長辺が入口側と反対側にフライ下部ループ各1で計2、合計6本のペグでペグダウン(同語反復・・・)。ただ足側とドア反対側のペグは角度の問題で今ひとつ刺しにくい。細引き足すとか短くする調整が必要。あとで本家サイトの組み立てガイドみると頭側は一つのペグで3本まとめてペグダウンするようだ。それもよさそうでそうすると4辺と4隅で計8本か。

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もちろんペグダウンしなくても自立可能。付属の細挽きは反射加工された黒の2mmφで割と長さに余裕あり。細挽きには3cmくらいの極小の樹脂製自在付き。このガイラインと自在の強度はちょっと??。付属ペグは全長 160mm(DAC製?、刻印あり)×9。アライのエアライズに付属のものをちょっとおしゃれにした感じ。


中に入ってあぐらをかいて座っても身長165cmの私だとまだ上部にかなり余裕があり頭を上部メッシュに摺ったりすることはない。広さ高さともソロ+荷物で必要十分なぴったりサイズ。前室も広さ,上部空間とも必要十分で気をつけて使えばプレヒートが必要なガソリンストーブの使用も問題なさそう。このあたりはWEB上の図面などではなかなかわからず不安だった点だがひとまず安心。


写真をみてけったいな仕様だと思った、長辺のドアと反対側のインナーにあるジッパー仕様の小さなドアだが、フライとの間にある小さな空間(後室?)に小さなもの(例えばゴミ袋とか鍋、ストーブの類)なら置けるようになっている。よい使い道はまだ思いつかないがこういう遊び心も悪くはない(ジッパー分重くなるとかうるさいことをいわなければね・・・)。

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昨今では当然かもしれないがつり下げフック、ポールの連結部、天井の一本ポールとフライの連結部はすべて樹脂(ABS?ポリカーボネネート?半透明だったりする)でそのうち割れたりするんだろうなあ。結構複雑精巧な作りと仕組みで面白いんだけど壊れやすそう。できればフックだけでもセルフリペアできるように予備が入ってるといいんだが。まあフックぐらいなら細挽きで応急措置できそうだが・・・。それともアロンアルファーとかエポキシ接着剤をリペアーキットに入れとくかな。ここもちょっと強度が不安なところ。対抗馬であり構造もそっくりなMSR Carbon Reflex 1やMSR Hubba HPはこのへんどうなんでしょう。

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テント張りおえていろいろチェックして、暗くなってきたのでバラしたあとでフライ通気孔のチェックを忘れてたことに気づいた。もう少しひさしと下の生地が重なっている部分が大きくてもよさそうだが。これだと風雨の強いときに雨が吹き込んできそう。

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購入前スケスケが気になったが思ったほどでもなさそう。耐風性など強度が少し気になるが概ね満足。3季用というよりは2.5季用ぐらいに考えればいいのかも。でもこういうちょっと変わったポール仕様のものを使うのは人から借りて何度か野営したムーライト1以来なのでちょっと新鮮。

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購入前に参考にさせてもらったレポは

MOONTRAIL
Copper Spur UL 2の仮組みレポが写真入りでわりと詳しく。

Backpacker Gear Test
Copper Spur UL3 の使用レポ(残雪期の使用レポあり)


PTC
スコットランドのハードロック好きのハイカー、PTCさんのブログには同じ1の使用レポがあります。かっちょいいテントサイトの写真。耐風性は十分だと報告されています。コメント欄見るとみんな気になることは同じみたいで面白い・・・
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by mobydick67 | 2009-12-23 10:40 | 道具 | Comments(0)

等高線萌えCAP


等高線を見ると居ても立ってもいられないという等高線マニアのかたに・・・


INOV8 WINTER PEAK65

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フリースライニングが内側についていて暖かい。もともとはトレイルランニング用のようですが朝これかぶって走ってみたら汗で蒸れたので主に自転車に乗るときに使ってます。ツバがあると風よけ、日除けと何かと便利。

INOV8(これでイノヴェイトと読ませるらしい)はシューズやパックなどトレールランニング用品専門ブランドで、等高線プリントの小型ザックなど出してます。
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by mobydick67 | 2009-12-21 18:44 | 道具 | Comments(0)

Evernew Titanium DX Set


来季の軽量ストーブを物色していて一つ気になるものがあった。

Evernew Titanium DX Set

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と、

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が収納時には、

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となるようで・・・


Height: 2.36" / 6 cm
Weight: 3.03 oz / 86 g
Diameter: 3.26" / 8.29 cm
Material: Titanium




アルコールストーブを自作もしてみたいのだが、お手本となるものが手元にあればやりやすいだろうと思ってスタンダードなトランギアのやつの購入も考えたが、こっちはチタンってこともさることながら、ネイチャーストーブとしても使えるところが面白そう。でも、チタンなのはスタンドだけでよくて、ストーブのほうはこの組合せでつかうなら形、サイズが同じなら素材はなんでもよいわけで、もしあればだが、アルミとかでもいいのではないか?

SETとSTANDはcampsaverで在庫なしとなっているがストーブ単体のみなら購入できる。日本ではまだ発売されてないようだが、発売予定はあるんだろうか?発売になっても海外から取り寄せたほうが安い、なんてことにならなきゃいいんだけど・・・。
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by mobydick67 | 2009-12-21 13:10 | 道具 | Comments(0)

何に対する反骨ですか



・・・効率的に売ることだけ考えているとファッションの先がどんどん見えなくなる。そういう状況のなかで、ひとりあがいている感じですが。・・・・若いひとたちが考えたり作ったりする楽しみや必要性を忘れていくのが心配なのです。たとえば、ジーンズ1本が何百円なんてありえない。どこかの工程で誰かが泣いているかもしれないのに、安い服を着ていていいのか。いい物には人の手も時間も努力も必要だからどうしても高くなる。いい物は高いという価値観も残って欲しいです。

ーーー反骨精神は、何に対して?

自由に生きていきたい、皆が裕福でなければならないと思っても、そうでない世の中の仕組みがあります。それに人間はそれぞれ生まれても決して皆同じじゃないし、同じものをもらってないわけですよね。そういうどうにもならない不平等の中でも、自分は自分だって頑張っていきていかなきゃならない辛さがある。不条理って言ったら言い過ぎかしらね。子供の頃からずっとそういうものに怒りを感じてきました。その気持を今後も持ち続けたい。




2009年12月17日 朝日新聞朝刊 (東京12版)
川久保玲 インタビューより引用 




Comme des Garçons = 少年のように




反骨でありたい。
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by mobydick67 | 2009-12-19 10:55 | 雑感 | Comments(0)

茂庭が・・・



ちょっと遅くなってしまったが、茂庭がFC東京を去る。

寂しい、悲しい・・・

いつか石川みたいに変貌するって信じてたんだけどな。
今季も出場機会あまりなかったしな・・・

また他で実績あげて戻ってきてくれよ!  



もっ・ にっ・ わっ !    O!
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by mobydick67 | 2009-12-18 18:00 | football | Comments(0)

100均で自転車用フロントライト


自転車のフロント認識灯として使っているユニコ(UNICO) Bikeguy ジェミニUSBライトはなかなか秀逸で気に入っていてなんの問題もないのだが、充電式ということもありもしも出先で電池切れになっても充電するしか手はない。USB充電で、他にも携帯とかiPodを簡単に充電できるよう100V平行→USBの変換アダプターとそれぞれの充電ケーブルはそんなにかさばるものでもないので通勤時には持ち歩いているが、さあ帰ろうというときに電池切れだと困ってしまう。赤LEDのインジケーターで電池切れが近いことは教えてくれるがこれがついてから電池切れまで普通の点灯モードだと帰路分の1時間はもたない。

そこでいざというときのバックアップライトを100均で物色。形がジェミニUSBライトによく似た「ザ・安全ライト LEDライト ホルダー付」をダイソーで購入。でジェミニを真似てゴムでハンドルに固定できるように、やすりで溝をきって、底に携帯デコレーション用のシールを貼って足をつけた。

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この100均ライト明るさはジェミニに匹敵。山とかのテントライトにもいいかも。電池持続30時間ということだが、ただ電池にLEDが直にくっついている構造なので時間とともに明るさ落ちてくるんだろうな。電池がゴミになるので常用はしないが、バックアップとしてキーホルダーにつけて持ち歩いてます。


でもなんかこういう完コピをしていると、自分が情け無くなってくることも確か・・・
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by mobydick67 | 2009-12-18 17:43 | 自転車 | Comments(0)

魚を掴んだことがありますか?

メリットがあるかどうかわからないがとりあえず、今年も継続してモンベルクラブの会員になっているが、会員には年に何度か会報誌OUTWARDが、そしてカタログが2度送られてくる。楽しみにしているのはカタログのほうで会報のほうはまあ毒にも薬にもならないような情報ばかりでいつもは流し読みするだけだが、今回届いた46号に掲載されている野田知佑さんの「川ガキ達の行く末」というエッセイを読んでずっと昔のことを思い出した。

冒頭を引用してみる。

 あれが自分の人生の節目の一つだったと思える出来事がある。
 小学校五年の夏休みの直前、長雨で村の大中小の川が氾濫した。そんな日の朝、学校に行く途中、冠水した畑の中に異様なものを見た。その畑の中に魚の背びれが幾つも見え、それがすーっ、すーっと動いているのである。
 魚だ!
 畑に入り手を伸ばして掴むと20センチのフナだった。・・・・・





幼稚園に通っているときこれと似た体験をしたことがある。

海沿いの町を夜台風が通過したため、朝方まで激しい雨がふり、幼稚園に行くのはいつもの集団登園ではなく少し遅れて雨が上がったあとに母と二人で歩いていくことになった。
幼稚園までは1km弱の距離で途中小さな川を橋で渡り少し坂を下るとその川にそそぐドブ沿いの未舗装の道を歩いていくことになる。川を渡り坂をおりると未舗装の道は大きな水たまりだらけだった。その水たまりをジャブジャブ長靴で歩いていると大きなひかるものがあちこちでピチャピチャ跳ねているではないか。それもとても大きなやつ。いつも橋の上から川を泳いでいるのが見えるボラだ。それがそれこそ10尾以上も道の水たまりを飛び跳ねている。川は氾濫しなかったが、土管でつながっているドブ川のほうに水が逆流し、魚もそこを通ってふだんは浅くてザリガニくらいしかいないドブのほうに遡ってきたようだ。ドブが氾濫したあと水が引き、戻れなくなったボラは道の水たまりに閉じ込められたのだ。

私も掴んだ。

それも30cm以上はある大きなやつを抱くようにして捕まえた。肩からさげていたウルトラマンの絵のついた幼稚園バックの中身を母が出してもってくれたので、ボラをそこにいれた。尾がはみ出していたのを覚えている。もう1尾掴んでそれは抱き抱え、幼稚園まで走った。幼稚園で桶に水を張ってもらいそこに2尾のボラをいれた。そのあとそのボラがどうなったか覚えていない。でもその日、私は幼稚園でヒーローだった。


小学校に入ってからは釣りをするようになり、ボラは埋立地の堤防でアジのサビキ仕掛けで簡単に釣ることができたがあまり人気がなく、持って帰っても誰も喜ばないので、活き締めの練習と称して釣り上げたやつの頭を混棒で思いっきり殴ったり、尾を持って頭を地面にたたきつけてそのあと海に捨てたりしてた。ひどいことしてたなあ・・・



いまでも酒のつまみにカラスミを食べるとその台風の翌日の出来事や釣りのことを思い出す。
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by mobydick67 | 2009-12-16 22:01 | 雑感 | Comments(0)