<   2009年 11月 ( 13 )   > この月の画像一覧

登山靴ソール剥離とニューシューズ!


先日の奥秩父山行の数日前、仕事が終って家に帰ると息子が登山靴がきついという・・・。え、?山行前になってそんなこと言うなよ・・・。息子が前回山に登ったのはゴールデンウイークの奥秩父縦走で、かれこれ半年は経つ。成長期なのでまあそういうこともあるだろう。息子が使っているモンベル OutDryアルパインクルーザー2500は2年くらい前、まだ小学生の頃にモンベルのアウトレットショップで型落ちを安く買ったもの。当時も最適なサイズより1cmくらい大きいものを購入し、靴下二枚履きでごまかして穿かせていた。まあ2年も経つと履けなくなるのも当然か。安価な割にはしっかりしていて、手入れさえすれば何年でも履けそうで、まだ傷んではいないがサイズが合わなくなっては履けない。困った・・。

もう最近は山に登ることも少なくなったので新しいものを買って、あまり履かないうちに履けなくなっても勿体ないし。私の今使っているASOLOの皮革製トレッキングシューズ(4年くらい前にやはり型落ちをバーゲンで買ったもの)を履かせるとほぼぴったり。いまちょうど足のサイズは私と同じ25.5cmくらいのようだ。だがこれを息子に貸すと私が履くものがなくなる。冬用のLOWAの皮革製重登山靴が一足あるが、この時期こんな靴ちょっと大袈裟だし、これはとても重いのだ。

そんなこんなで山道具を入れていてる押入れを引っかきまわしていると、忘れていた一足が出てきた。2,3年前に私の父が送ってきたキャラバンのトレッキングシューズ。時々低山ハイキングを楽しんでいる母に誘われて購入したらしいが、父のほうは向いてなかったようで、1度か2度履いただけで履かなくなったものを送ってきたのだ。一応ゴアテックス・ブーティを内装しているようだし、ためしに履かせてみるとサイズも26.5cmでちょっと足型が幅広の息子にも少し大きいが靴下二枚作戦で充分履けそう。これはよいと、足馴れさせるのに少し外を歩かせることに。ところが「じゃあちょっと・・・」と言って家を出た息子が一分もしないうちに「ああもう最低!!!」といいなが帰ってきた。足元をみるとソールと靴本体をつなぐポリウレタンと思われる10mm前後の層が完全に崩壊してぼろぼろになっている。さっき家のなかで履かせてみたときはまったく気がつかなかったが、息子によると家のそとに出てマンションの階段を数歩いたときにボロボロと崩れるように潰れてしまったという。

f0194599_232110.jpg



いや、話には聞いていたし、山小屋やテント場で困っている人を見たことはあるが、間近にみるのは初めて。すごい・・・。確かにこの靴は使う予定が近々にはなかったので貰ってから2,3年押入れに入れっぱなしにしておいた(他の登山靴は押入れにしまったりせずに、風通しの比較的よいCDラックの上にむき出しで並べてある。)ので、保管方法が適切だったとは言い難いが、それにしてもこんなふうに突然(じゃないかもしれないが)駄目になるなんて知識としてはあっても目の当たりにするとびっくり。まあ、山行中に起こらなかっただけでも幸いだ。


ということで、いろいろあったが結局新しい靴を買うことに。資金は息子自身のお小遣いから少しださせて、あとは妻がへそくりから出資することに。翌日一緒にさかいやに行ってきた。タイプとしては3季用で、ちょっとした冬山ならなんとかなるアルパインクルーザー2500程度のものを探したが、生憎2500は品切れで在庫がないようだった。皮革製トレッキングシューズは結構値段が張って幅広の息子の足にあうシリオのものだと4万円前後もして、アルパインシューズの廉価なものとほとんど値段が変わらない。で、ああだこうだ色々履いたり二人で頭を悩ませたりして結局これを購入。


f0194599_2325871.jpg


SCARPA ミラージュGTX size 40 (25.5cm)



中学生のガキにはもったいない靴だが、もしも息子が山なんかもうイヤだと、もしもそういうことになったら私が履くことができる!時々は一緒に山を歩きたいが、別にいやならそれはそれでOK。息子のおふるが手に入る・・・へへへ。



今回の奥秩父山行で息子が実戦投入したが、軽くて(片足、実測795g)とても歩きやすいそうだ。ちょっとした雪の中を歩いたが当然靴の中が濡れることはなかったようだ。息子が硬いシャンクが入ってる靴を履くのは初めてだが、それも慣れれば問題ないと本人は言っている。当然普通の10,12本爪アイゼン(クリップ式とバンド式)にも対応。いいなあ・・新しい靴・・・俺なんかもう何年も新しい登山靴を買ってないのに・・・。



今度ソロ山行のとき、こっそり借りて履いてみよっと・・・




でも本当は特別仕立てのいかす「Leather Boots」が欲しいのさ!!!
THE ROOSTERS+a-GO GO
破れるまではいてやるぜ、ピカピカに磨いて!!!!

このせつなさ・・・
The Roosters-恋をしようよ

あの頃の大江慎也って誰かが「青い炎」っていってたけどすごかった・・・


なんか年末にまたやるみたいだな。
[PR]
by mobydick67 | 2009-11-30 23:38 | 道具 | Comments(0)

2XU Compression Tights



自転車関係の英国通販サイトWiggleから自転車用消耗品を何品か買った際に、前からちょっと興味があったコンプレッション・タイツを一緒に買ってみた。
妻が運動などほとんどしないのになぜかSKINSのタイツを使用してしていて、縫製などもなかなかよさそうで、色・デザインもSKINSのほうが好みだけれど、Wiggleでは扱っていないので2XU(ツータイムズユーと読む。「お前のパフォーマンスを2倍に!」ってことか?大きくでたなあ・・・)のものを購入することに。コンプレッションのきついエリート、保温性の高いサーマルといったものもあるがとりあえずノーマルの2XU Compression Tightsを。日本だと1万円以上するがWiggleだとレートにもよるが送料込みで1万円以下。

サイズは身長と体重を元に選ぶのだが、165cm/60kgの私はちょうどXSとSの間ということになるが、プチメタボで腹(特に臍から下・・・)も少し出ているので、Sをオーダー。11月初旬に到着。

さっそく身につけてみた・・・。きっ、きつい・・・!よかった、XSをオーダーしなくて。スピードの水着でではないが着るのにも一苦労である。また股上が浅くかなりローライズのなので、おじさんにはちょっと不安というか、落ち着かないというか・・・。またなんと説明すればよいか難しいのだが、股のところが肌にフィットしないで水掻き状に膜がはったような状態(見た目ではあまりわからないが、そのような違和感を覚える)になるのも落ち着かない。それとデザインが白いXの文字が左右シンメトリーでないのはサイトの画像などでわかっていたが、柄だけでなく縫い目もシンメトリーでないことがわかりびっくり・・・。これでいいのか?

f0194599_17391119.jpg


リカバリー効果があるということなのでそのまま穿いて寝ようとしたがあまりの違和感に布団の中で脱いでしまった。翌朝、犬の散歩の際にこれを穿いて4kmほど軽く走ってみたが、なかなか良い。大げさかもしれないが、体幹のブレが少なくなる感じ。4km程度のランだと乳酸など貯まらないので、疲れに関してはわからない。また自転車通勤の際にサプレックス生地の薄手のトレッキングパンツの下に穿いてみた。いい。確かに疲れの軽減を感じることができる。たかが往復35km2時間のジテツーだが脚力が強くなったように感じられる。



こうして3週間ほど毎日ではないが三日に二日くらいの割合で軽いランとジテツーで穿いてみて、以下のような感想。

・最初に感じた股上の浅さに起因する違和感はいまだにある。できれば臍くらいまでは覆って欲しいのだが・・・。それとも問題は私の体型のほうにあるのだろうか・・・。股に感じたほうの違和感は穿くときにしっかり股に食い込むようにずり上げることで解消。いまは違和感を感じなくなった。

・少し運動して体が温まってくると当然汗がでてくるのだが、その汗のかき始めの時に何かタイツの皮膚の間に汗が貯まって蒸発していないような感覚、ひやっとする感覚がある。たださらに体が温まるとそのべたっとした感覚はなくなる。またここから先はかなり汗をかいても暑い、あるいは蒸されるような感覚はない。運動後も汗が引いていくときに体が冷えるような感覚はない。脱いでみても汗は皮膚にもタイツにもあまり残っていない。いままでいろんな山用、スポーツ用の吸湿透湿下着を着てきたがこれまでになかった不思議な感覚。ただしタイツだけではなく、上にジャージやトレッキングパンツを穿いての話。まだちょっとタイツ一枚で外を出歩く勇気がない・・・。あと10kgぐらい痩せたら考えてみます。いや自転車に乗ってる分には問題ないかな・・・。

・洗濯してみて気がついたのだが、けっこう乾きが遅い。速乾性の下着なら干して1時間もすれば乾くが、生地が厚いせいもあってなかなか乾かない。コレって前項となんか関係あるよな・・・。

・ランにしても自転車にしても穿いていないよりは,穿いていたほうがパフォーマンスがあがる感じがする。ただあくまで感じ、で実測(どうやって??)して比較したわけではないが感じも大事だと思う。



そんなこんなで、とうとう先日の奥秩父山行の際に山で試してみました。11月、奥秩父とはいえお山はもう冬、先述したひやっとする感覚が長く続いたり、休憩時にあまりに体が冷えるようなら問題なのでバックアップにTNFのMWとLWのサーマルタイツを持って行きました。それでどうだったかというと・・・

・行動中の気温は-3~10℃程度。タイツの上にTNFの厚めのT-400生地のカーゴパンツを穿いていたが暑すぎず、寒すぎず問題ない。休憩時にまったく寒くなかったといえば嘘になるが特別汗が残っていて冷える感じはない。保温性に関しては、山用の下着のLWよりは高いと思う。

・寝ているときはまだちょっとイヤなので、目的地についてもすぐに脱がず寝るまで穿いて、寝袋に入る前に脱いだ。リカバリー効果は・・・あったような気がする。ただ荷もそんなに重くなく(おそらく出発時水こみで15kgくらい)、3日間通じて行動時間、距離とも短かったので・・・。もう少し厳しい縦走で使ってみないとな。ただ、この程度の山行でも帰宅翌々日(じじいなんで・・・)には多少の筋肉痛があったり脹脛や腿が張ったりするものだがそれはなかった。効果があったのか??


ということで、ラン、自転車、山歩きと使ってみたがなかなか良い。一枚だと着まわしできないのでもう一枚欲しい。こんどは字義どおりやせがまんしてエリートっていうキツイほうにしてみるかな・・・。

それとローライズじゃない(じじくさい)コンプレションタイツを知っているひとがいたら教えてください。
[PR]
by mobydick67 | 2009-11-29 17:40 | 道具 | Comments(0)

秩父桃源 青柳健二 


気になっていた青柳健二さんの写真展 「秩父桃源」を見に行ってきた。

自転車で10:00過ぎに家を出て環八、笹目通り、大宮バイパスと渋滞の道をすり抜けて順調に進んだが、北戸田で大宮バイパスから離れたあたりでちょっと道に迷って着いたのは11:40。

途中笹目大橋で荒川を渡る。
f0194599_1632838.jpg

近々この川を、この酔っ払いが遥々秩父から下ってくる。
f0194599_1634920.jpg




会場は浦和駅近くの「楽風」(らふ、と読むらしい)。古民家の一階がカフェになっていて、写真展は二階の畳の部屋で開かれていた。


祭りを楽しむ若衆、子供、年配の人々(そういえば、女性はほとんど写ってなくて男性ばかりだったな・・・)の表情,たたずまいがとても良い。最近よく通う秩父だがこうやって写真でみるとまた違った印象を受ける。私にとって秩父の風景は何か一枚フィルターがかかったようなぼんやりとした印象(決して酔っ払っているせいではないと思う)があるが、ここに展示された写真はどれも色鮮やかで、彩度が高く眩しささえ感じた。ちょっと意外、新鮮だった。写真の魔法・・・。

写真展は12月1日までやっているようです。


写真を見たあとは一階のカフェでコーヒーとたっぷり餡子を使った練りきりを。

f0194599_1644536.jpg



帰りも往路とほぼ同じ経路で帰った。和光市内の笹目通り、路面ガタガタボコボコ、車線、路肩、歩道、すべてが狭く、トラック、ダンプがびゅんびゅんでとても走りにくい。今度行くときは抜け道調べよう。


走行時間:2:33
走行距離:52.44km
平均速度:20.5km/h
最高速度:46.3km/h

積算走行距離:2701.5km


秩父といえば、12月2、3日は秩父神社の例大祭。
祭りに詳しいわけではないが、こんな寒い時期の祭って珍しいんじゃないだろうか。一度行ってみたい。もう十年くらいまえ、確か雲取山荘のテント場だったと思うが、夜テントから出ると秩父方面に花火が上がって、街の明かりもいつになく明るかったのでこんな冬の寒い時期にいったい何をやっているんだろうと不思議に思ったことがあった。

秩父っていいね。
[PR]
by mobydick67 | 2009-11-28 16:07 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)

雪の秩父往還と甲武信ヶ岳 その3

11月23日


甲武信小屋 ― 甲武信ヶ岳 ― 千曲川源流 ― 毛木平 ― 梓山


4:30 起床
昨夜も追加で少し雪が積もってテント場で20cmほど積もっている。それでも空は晴れ始めていて星も見える。

昨夜もあまり寒くなかった。ちなみに寝床は・・・

・私   モンベル アルパインダウンハガー3 + モンベル ダウンサーマルシーツ + モンベル ゴア3Lシュラフカバー(ハーフジップ)
・息子  モンベル スーパーストレッチダウンハガー2 + ICI石井スポース ゴア3Lシュラフカバー(フルジップ) 

(ダウンシュラフはいずれも4,5年以上前の型)

共にマットはThermarest Prolite4 (R)

寝る前に寒いかなと思って4箇所あるテントの通気口(うち2箇所は出入り口兼用)それぞれ少ししか開けておかなかったが、朝方少し暑くて息苦しいので半分くらいづつ開放した。テント内は少し(特に狭い面のEPIC素材の壁面が)結露していたが凍ってはおらず、外に出てみると外壁天頂部付近が少し凍っていた。外気温は4:30で-5℃。今回もシュラフカバーは必要なかったな・・・

f0194599_1823141.jpg


5:30 朝食。
朝食は小屋でごちそうになってしまった。やはり大きな釜(鍋)で炊いた飯は旨い。飯のあとテント撤収して少しだらだらして・・・T&Kさん、ijiruさんたちは昨日西沢渓谷から登ってきた同じグループの別パーティと先に出発。私と息子はあとから追いかけることに。

f0194599_1831715.jpg


f0194599_1841094.jpg


8:45 出発
最近二回ほどは小屋を通ったりテントを張っても頂上に行っていないが、この日は晴天で展望も良さそうなので頂上へと向かう。気持ちよい雪道歩き。

9:00 甲武信ヶ岳頂上
下界には少し雲が残っているが、ここは最高の天気、展望。いやあ頂上もいいなあ・・・誰もいないし。富士山、南北アルプス、八ヶ岳、金峰山、全部見える。

f0194599_184504.jpg


f0194599_1851526.jpg



ここからはもう下るだけ。林の中の気持ちよい雪道。10~25cmくらい積もっている。雪もこのくらいだったらかえって雪がないときより歩き易い。

f0194599_1855650.jpg


f0194599_1862691.jpg



水源の碑から15分くらい下ったところでijiruさんたちに追いつく。ここからは息子ともくっついたり離れたりしながらそれぞれのペースで歩く。

f0194599_1865449.jpg



11:30 毛木平着
結局、ijiruさんと同グループの男性1人、私が毛木平にまず到着。息子を含めた面々が到着するのを待つ。ここから先は普通の林道と舗装された車道歩きなのでスパッツを外したり、少し荷を整理しなおして、みんなが到着するとまた出発。みんなでテクテクと梓山目指して歩く。

f0194599_1873224.jpg



川上村の梓山集落は以前(7,8年前)にくらべ大きくなったような気が・・・レタス御殿か・・・。梓山バス停(白木屋旅館前。田部重治の山と渓谷 にもでてくるあの白木屋です。一度泊まってゆっくりしてみたい)からは村営バスで信濃川上方面へ向かい、途中下車してヘルシーパーク川上(残念ながら温泉ではありませんがいいお風呂です)で汗を流して、軽くビールなんか飲んで信濃川上駅まで徒歩。

f0194599_189513.jpg

ええ、ちょっと飲んでますよ。酔っ払い歩きなら・・・いいでしょ・・・


ぎりぎり間にあった小海線の電車に飛び乗り、電車内でも少し残りもののの酒など飲み・・・。小淵沢で立ち食い蕎麦を食べ、売店でビールを補給し中央線のホリデー快速に乗り換え。小淵沢からは八ヶ岳、甲斐駒岳などが夕日に染まりとてもきれいだった。

f0194599_1893756.jpg




このあとまたみんな同じ京王沿線で駅も近いということで降りた駅でまた飲んでっと・・・なんかijiruさんと一緒だと飲んでばかりだ・・・まあそれが楽しいんだけど・・・
[PR]
by mobydick67 | 2009-11-27 18:18 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(10)

雪の秩父往還と甲武信ヶ岳 その2

11月22日

樺避難小屋 ― 雁坂小屋 ― 雁坂峠 ― 雁坂嶺 ― 破風山 ― 笹平避難小屋 ― 甲武信小屋

前夜4:30起床ということでみんなと約束したが、息子が4時すぎに目を覚ましてもそもそしているので、一緒に起きてテルモスを持って外に出てトイレを済ませ(ここの小屋には小屋の中、外にもトイレがありません。ちなみにまったく同じつくりの柳避難小屋にもトイレはありません)、真っ暗な空を見上げると昨夜同様満天の星空。しばらく小屋前のベンチに寝転がって観天。気温は小屋の外で0℃。思ったより寒くない。昨夜も寝ていいて少し暑かったので、寝袋から肩と腕を出して寝た。

小屋に戻るとみんな起きだしていて、まず湯を沸かしてコーヒーや茶を飲みながら、手分けして昨夜の鍋の残り汁に野菜と肉、うどんをたして朝食を作った。息子は念のためダイアモックスを半錠服用(結局この日の夜は服用せずに済ませたらしい。持っているだけで安心できるということか・・・まあ、かわりにもっとよく効く大人の薬を少し飲んだ、いや飲まされた?ようだが・・・)。食後はパッキング、身支度を整え、部屋を軽く箒ではいて出発。

6:10 出発。起きたときは晴れてたのにもうすっかり雲っている。

少し歩くと道は斜面をトラバースする道になり、いくつも尾根を廻りながら進んでいく。雪も少し積もっている。

f0194599_2218940.jpg



8:30 雁坂小屋着。小雪がちらつきはじめているので小屋のなかで少し休憩。私は戻したアルファ米おこわで早い昼食。

f0194599_22183339.jpg


9:20 雁坂峠着。見晴らしゼロなのでそのまま先に進む。

f0194599_22195325.jpg


10:00 雁坂嶺。積雪は10~15cmくらい。まだ凍ったりしていないのでアイゼンを着けずにそのまま歩く。東破風山にはここからいちどぐっと高度を下げてまた登りなおすことになる。

f0194599_22191224.jpg


11:00 東破風山 ここから破風山まであいだは岩が多い。

f0194599_22202333.jpg


11:30 破風山。ここから北に尾根伝いに降りる道もいちど歩いてみたい。

f0194599_2221799.jpg


12:00 笹平(破風)避難小屋着。改築工事中で屋根と外壁は新しくなったようだが、中の床が取り払ってあり、部材や工具が中には置いてあり泊まるのは難しそう。年内に完成するのだろうか・・・年を越えると雪が深いので完成は春になってしまうかな・・・

f0194599_22223325.jpg


Tさんはアイゼンをつけたことがないというので、アイゼン歩行の練習ということでここからアイゼンを着けることに。私と息子は土踏まずに着ける小さな所謂4本爪、TさんとKさんは6本爪、ijiruさんはアイゼンをつけずに進む。

賽の河原も雪とガスで見晴らし0。

f0194599_22233479.jpg


f0194599_2224682.jpg


木賊山はトラバースして巻き道をいき、

14:00 甲武信小屋着。まだ時間が早く一番のりのようだ。お茶をごちそうになり手続きを済ませ私と息子はテント設営。今回はVALHALLA 2+を持参。他の3人は自炊小屋泊まり。

f0194599_22242946.jpg


この日の晩は、小屋で主人の徳さんの還暦祝いと小屋番25年の宴が催された。
私たち二人もテント泊にもかかわらず、小屋のなかで宴に参加させていただいた。

小屋の常連さんにまじって、息子は準備も少し手伝わせていただき、

f0194599_22245649.jpg


f0194599_2226436.jpg



この人は美女に囲まれてご満悦だったり・・・

f0194599_222735.jpg


うらやましい・・・

たくさんのご馳走や美酒、ケーキが振舞われた。

徳さん、おめでとうございます!

f0194599_22274252.jpg





すっかり遅くまで飲み最後はまた例の連れ込みバーで・・。

23:30就寝。
[PR]
by mobydick67 | 2009-11-26 22:31 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(4)

雪の秩父往還と甲武信ヶ岳 その1



下界でもすっかり落葉が進み秋から冬へと風が日に日に冷たくなる11月下旬の三連休。以前GWに甲武信ヶ岳から飛竜をへて丹波まで一緒に歩いたijiruさんから誘っていただき、またもや奥秩父にいってきた。


11月21日

川又 ― 突出峠 ― 樺避難小屋

今回は息子も誘っていただき、うちが二人、TさんとKさんという若いカップルに、リーダーのijiruさんという計5人のパーティー。新宿駅で集合して池袋からレッドアローで西部秩父駅へ。

9:05の西部秩父駅発三峯神社行きの始発バスで秩父湖へ。バスは立っている客もいて登山客でかなり混んでいたが、秩父湖で降りたのは私たち5人しかいなかったので、他の客は雲取山にでも登るのか。秩父湖で乗り換えた川又行きのバスには他に5人パーティが乗っていて話すと今日の目的地はどうやら同じらしい。

10:40 川又出発

f0194599_2294061.jpg


快晴で気持ちがよい。車道を雁坂トンネルのほうに向かうと15分ほどで右側に登山口。最初は植林された杉林の中を登っていく。1時間ほど歩くと杉林を抜け、道も明るくなる。

f0194599_22104716.jpg


f0194599_22112222.jpg


晴れていて北の十文字越え、南の旧国道黒岩尾根という奥秩父主脈から秩父の集落に向かうトレイルがある二つの尾根がよく見える。

f0194599_22114287.jpg


f0194599_2212138.jpg


一本たてるijiruさん

f0194599_22134257.jpg



笹が増えてくると突出峠は近い。落ち葉積もっていてクッションがわりになっている歩きやすい道。峠の手前から息子と二人でパーティを離れて先行する。

f0194599_22125992.jpg


14:00 樺避難小屋着。後続の3人も順に30分ほどで到着。

f0194599_2214942.jpg


今回のコースは2年ほど前のゴールデンウイークに甲武信ヶ岳から雁坂峠を経て下山路に使った路で、その際もここ樺避難小屋に泊まったが小屋の南側にある水場への踏み後が見つからず、5,6分降りた沢まで行ったが、今回は3分ほど降りたとろこに塩ビパイプの刺さった水場がすぐに見つかった。水場は緩やかな谷を距離にして40mほど降りた右側の沢の源頭部にある。バスで一緒だった熟年の男性5人パーティーも到着。このあと少しして学生6人(後で聞くと明大ワンゲルサークルだった)が到着し、無理すれば入れないことはないが結局テントを外に張ってもらった。

今夜のメニューはキムチ鍋。分担して担ぎ上げた具を適当にぶちこんで、わいわいいいながらみんなでつついた。たまにはこういうのもいい。

f0194599_22144742.jpg


仕上げにインスタントラーメンをいれてしめた。早くから食べはじめたので鍋のあとも飲み続けた。さらに消灯後も外のベンチで満天の星空を見上げながらijiruさんと飲んだ。

21:00就寝。
[PR]
by mobydick67 | 2009-11-24 22:18 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)

岳人2009年12月号


最新号の岳人 (2009年 12月号)には秩父ネタが二つ。

一つは連載「山のれじぇんど摩訶不思議」で三峯神社の狼信仰が取り上げられています。オオカミ情報満載。これまであまり真面目に読んだことがなかったが、隅から隅まで読むと結構な量の文字情報がある。オオカミの頭骨にまつわる話とか最後の民話とかとても興味深い。

もう一つは山田哲哉さんの連載「奥秩父 山、谷、道、そして人」で、今月は金峰山が取り上げられています。南面の御室小屋ルートや八幡尾根ルートはまだ歩いたことがないので来年は歩いてみたい。奥千丈岳とあわせたルートを検討中。

f0194599_21405290.jpg

2009年5月金峰山頂上付近



ああそれと山渓でも青柳健二さんのフォトエッセイ「秩父桃源」が連載されていますが、浦和でその写真展が開かれてます。自転車で見にいってみようかな。以前とりあげられていた「龍勢」って実物見てみたい。今年はもう終ったようなので来年かな。これも自転車で行きたいな・・・

そういえば先日知り合った秩父在住のKawakamiさんからいただいた名刺にはこの龍勢のカラー写真が使われていてチョーカッコいい。
[PR]
by mobydick67 | 2009-11-19 18:40 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)

3Season Shelterをどうにかしたいのだが・・・


前にも書いたが、息子があまり私に寄りつかなくなってきたのでソロの山行がふたたび増え、ここ1年はアライのエアライズ2を使ってきたが、やはり一人用テントが欲しい。もともと一人で山行していたころに使っていたMOSS Outlandは一人用(といってもかなり広い)だが2kgオーバーなのでいまさら長期山行に使う気になれない。ということで来期にむけていろいろ物色中。

候補として

プロモンテ VL13 
Big Agnes Copper Spur UL 1
Big Agnes Fly Creek UL
Terra Nova Laser Photon
アライ エアライズ1
MSR Carbon Reflex 1
MSR Hubba HP

テントではないが
MSR Twing Shelter
ファイントラック ツエルトⅡ


選ぶ基準としては

・今使用中のエアライズ2より軽いもの
・通気性が良いもの
・テントならばフライだけの単体使用が可能なものが望ましい
 →ちょっと重いツエルトとして使いたい。
・ある程度耐風性があるもの
・できればガソリンストーブ(ウィスパーライトI)が使えるくらいの前室があると嬉しい。ちょっとテント内でこれを使う勇気がないので。(まあWLIは雨ざらしでも結構使えるのでよいのだが・・・)

てな感じだがやはりどうも思い切って狭いもの、スースーなものは選べないなあ。割り切ってULに徹しきれないというか・・・またもや汎用性の虫がおさまらないというか・・・長期縦走の際にあまりにペナペナだと不安というか・・・しょうしょう重くても担げるだろうとか・・・やはり頭の中が古いのかな。まあツエルトはツエルト、タープ型シェルターはタープ型シェルターで別に考えれば良いんだろうが、資金のこともあるし。
まあ要するに春~秋にかけて6~7泊程度を水以外無補給で縦走できるシェルターが欲しいだけなんだが・・・

なぜこんなことを書いているかというとここのクーポンセールがあと24時間くらいで終わってしまうからなのだが・・・。ついついあのクーポンの魔力に負けて買っちゃうんだよな・・・

 
[PR]
by mobydick67 | 2009-11-18 10:22 | 道具 | Comments(0)

俺たちに明日はない


俺たちに明日はない

f0194599_22111153.jpg


パンタのソロ最新アルバムCACA~カカ~を聞いたときには正直少しがっかりしたが、この頭脳警察名義の最新作は傑作!!!!やっぱりパンタとトシの頭脳警察!
20世紀最高のロックンロールである前作歓喜の歌から18年、さあこの新作は21世紀の最高傑作になるのだろうか???

もちろんいま公開中のドキュメンタリ映画もなかなかよい。監督瀬々敬久も久々にまともな仕事をしている。ピンク映画デビュー作課外授業 暴行 / 羽田に行ってみろ そこには海賊になったガキどもが今やと出発を待っている で、頭脳警察のロックンロールが鳴り響いていたように思えるのは幻聴か?

パンタって昔ロールスロイスのってたけど、まだのってるだろうか?
[PR]
by mobydick67 | 2009-11-16 22:12 | ロックンロール | Comments(7)

本の備忘録



ここ一ヶ月は自転車通勤があまりできないかわりに通勤時や出張の移動時にけっこう本が読めたので備忘録として。

凍 (新潮文庫)
沢木耕太郎が山野井泰史・妙子のヒマラヤのギャチュンカンへの挑戦を聞き書きした山岳ドキュメンタリ。今更だが(こんな本が出てるの知らなかった・・・)とても良かった。ルポルタージュで作者というフィルターがとてもうまく作用した稀有な例ではないだろうか。自由って、やっぱり獲得するものなんだなあ。

アマゾンの悪魔
人里離れたアマゾンの奥地で、停滞を強いられたり、道に迷ったりすると人はどのような行動をとるか・・・。子供の頃からアマゾンには惹かれていた。仮面ライダーアマゾン、アマゾネス等々。そして本の密林、いや、いまではなんでも取り扱う物欲の森、amazon。話しをこの本に戻すと、読み始めは人名がたくさん出てきて(ご親切に人名は太文字になっている)なかなかとっつきにくいが、どうやら二つのグループが別個にアマゾン奥地で行動しているのがわかってくると、話にぐっと引き込まれてしまう。時の流れに身を任せて様子を見ているだけでは前には進まない、機をうかがって行動に移らなければならない。タイミングが大切。
アマゾン関係では高野潤のアマゾン源流生活をはじめとするエッセイも必読。ちょっとぎっちょのワールドミュージック専門誌Latina連載中のエッセイもいつも楽しみにしてます。


熊野修験の森―大峯山脈奥駈け記
最近ちょっとはまっている宇江 敏勝が記した大峯奥駈け体験記。それ以外にも滝打ち?(滝に打たれる修行)、断食など様々な修験道の修行のルポも。熊野側から入山していつかは行ってみたいロングトレイル。最近また少し話題になっている女人禁制についても自分なりに考えてみようと思ったが、うまく考えがまとまらない・・・
蛇足だが、炭焼日記―吉野熊野の山からって、漫画にもなってるのね。

ロマンポルノと実録やくざ映画―禁じられた70年代日本映画 (平凡社新書)
70年代プログラム・ピクチャーの徒花、日活ロマンポルノと実録やくざ映画(主に東映)を作品ごとに紹介した本。やくざ映画その他に関しては従来あまり注目されていない作品にも光が当てられていて面白かったが、ロマンポルノに関しては少し物足らない。やはり名著官能のプログラム・ピクチャー―ロマン・ポルノ1971-1982全映画 (ブック・シネマテーク 6)を超えるものはなかなかでない。ロマンポルノの名作も実録物の傑作「仁義の墓場」もDVD化されている今は、これらをなかなか見ることのできなかった90年代に比べれば恵まれていて、禁じられたというタイトルは少々大げさだが、スクリーンでこれらを見る機会については、80年代ならば新宿昭和館や亀有名画座などで気軽に見ることができたが、いまは、ミニシアターやフィルムセンター、あるいは映画祭などの特集上映しかないのが実情(やくざ映画に関しては浅草名画座ががんばってるけど・・・)。上映の多様性ということでは明らかに後退が進んでいる。シネコンってなんかつまんなくないですか、マックみたいで・・・。
[PR]
by mobydick67 | 2009-11-15 10:12 | | Comments(0)