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山行後のメンテナンス


南アルプス南部縦走で破損、劣化が明らかになったもののメンテを少しずつ。


・ARAI AIR RAIZの撥水加工

フライシートの撥水性がほとんどなくなっていて、雨、夜露を吸って重くなるので、ひさびさに撥水処理を。前はフッ素系撥水スプレーで処理したが、今回は最近話題の信越シリコーンの POLON-T を使ってみた。

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塗ってすぐの乾く前の状態
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刷毛で塗ると生地に滲みて色が変わるが揮発性が高いのですぐに乾く。最初は裏面にも塗布しようか思ったが、表から塗ってもかなり浸潤するようなので溶剤でシームテープが剥離したら困るし表だけにしておいた。
インナーの底のバスタブ部分外側にも塗った。シームリング剤が剥げないよう手早く塗った。
できあがりは手触りがしっとりした感じでNIKWAXを使った直後の雨具に似た感じになる。試しに水をかけてみたが玉になって落ちた。あとはこれから使ってみてどのくらい耐久性があるか見てみよう。



・OSPREY ZEALOT 水洗い、補修、撥水

臭いのだ。特に濡れたあとで乾くときに・・・。山行後にはかならず泥などを拭いて落とし、しっかり乾燥させるのだが、それでも長年染み付いた臭いが蓄積して濡れるとそれが放出される。これまでに靴用の防臭スプレーなどを使ってみたがあまり効果がない。おもいきって、洗ってみた。風呂の浴槽にぬるま湯をためフレームを抜いたザックをそれにつけて押し洗いした。洗剤を使うのはやめて、ぬるま湯を何度か取り替えて洗い、洗濯機で脱水せずにそのままベランダに干した。乾いたあとに嗅いでみたが臭いはとれたようだ。あとは雨で濡れたときにどうなるか様子を見よう。

前に一度背面の左右に入ったポール状のフレームが底から飛び出したのを補修したが(そのとき飛び出したのはどちらか片方だったがもう片方も時間の問題のように見えたので両方補強した)、今回前回と同じところか分からないがまた飛び出てきたので、

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スピーディーステッチャー小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)  PVCリペアシートを使って補修。

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このリペアシート、分厚くて強力だが今回は念のため二枚重ねで山でも安心!見た目は悪いが当分大丈夫だろう。

仕上げにテントに使って余ったPOLON-Tをたっぷり塗っておいた。



でもそろそろ買い替え時期か・・・
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by mobydick67 | 2009-08-30 14:49 | 道具 | Comments(0)

パーツ交換あれこれ



夏休み前にGHISALLO 305のパーツを 幾つか交換。


サドル

Fi'zi:k ARIONE CX k:ium Rail W/R


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前のサドルが尻を乗せたとき小さい感じがしたので縦に長いこのサドルにしてみた。乗り心地は最高だが、走り出すとき前からサドルに尻を乗せようとすると時々先っぽが短パン(グラミチのショーツとか普通のやつ)の股の部分の布にひっかかることがある。色、形も気に入っているが細身のGHISALLO305つけると少し頭でっかちな印象になる。もとのギザロのサドルはGIANTのMTBにつけた。



ステム

POSTMODERNE SMICA PRO STEM  90mm/25.4mm


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ハンドルが遠くてSTIの上部を握ったときに少し腕が突っ張る感覚がいやだったので10mm短い90mmのものに。スペーサーも上15mm下15mmにしてハンドル位置を少し下げた。またハンドル角度も若干しゃくってみた。このステム安くてサイズ、色も揃っていてよい。コラム径、ハンドルクランプ径にしてもオーバーサイズのものが主流になっているようで、細いものが充実しているメーカーはこことシマノのPROくらいしかない。
ハンドルの高さもう少し下げたい気もするなあ。



バーテープ

Fi'zi:k Bartape MetalBlue


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もともと巻いてあったBBBの黒のコルクテープまだ傷んでないが、気分転換に替えてみた。うーん、はっきりいって下手くそ。きっと次は巧く巻けるだろう。色もWEBでみたときもう少し明るいかとおもったんだけど。巻いてすぐは前のコルクテープに比べて摩擦係数が低い感じがしたが、少し使うと手の汗のせいか(きたねーな・・・)適度な粘りがでてきて良好。



各パーツの交換はあさひのサイトを参考にした。ここはなにかと便利(まだ買い物したことないが)。

その頃登り調子だったFC東京カラーにしようと目論んでいたが、出来上がったものは少し違う??。なんかパチもんのアウエイユニフォームみたいなカラーリングになってしまった。フレーム白だからなあ。石川の好調も終わりか?


それとじつは帰省した際にどこかでナルゲンの赤い600mlボトル紛失したため、自転車用ボトルを購入。

POLAR BOTTLE 24oz


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あまり期待してなかったが、保冷力はそこそこというところか。ボトルをホルダーにさすときちゃんと上下考えてささないと黒いループがこいでいる脚にあたって邪魔。とって使っている。


う~ん、パーツ交換ってきりがないなあ・・・はまんないようにしよ。


あいかわらず晴れの日が続くので通勤で毎日乗ってます。

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積算走行距離がメーターで1000㎞超えました。

走行距離:37.1㎞
平均時速:22.6㎞
最高速度:44.1㎞
積算走行距離:1156.1㎞
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by mobydick67 | 2009-08-28 22:32 | 自転車 | Comments(0)

JUDE/FREE

先日SORCEのイスラエル製ハイドレーションシステムについて書いたとき、シオニスト云々とエラソーなこと書いていてこの人のこと思い起こした。

ユダヤ系フリーミュージシャン John Zorn

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80年代終わり頃(そう、バブル崩壊前後です)東京がとても面白かった頃(その頃は自分が山に登るなんて考えてもいませんでした)、ジョンは東京とニューヨークを往復するように暮らしていて毎夜毎夜いろんなセッションに参加。COBRAとか面白いことたくさんやってました。ライブの前は本当にゾクゾクしたもんです。映画フリークで当時私がバイトしていた映画館にもよく観にきて支配人と知り合いだったこともあり何度か言葉を交わしたこともあります。かっこいいパンクのおっさんという風情でした。すごい量でいろんなグループ、ソロ名義でアルバム(値段も高い!)を出してたな。東京でフリーを歩けばジョンにあたる状態。
その後90年台半ば頃より自身のルーツである、ユダヤ音楽に比重を置いた活動をするようになり、日本でも以前ほど頻繁にライブ活動しなくなり、私もこの頃からあまり彼の活動を追わなくなった。
ユダヤであることと自由。久しぶりに彼の今の音楽が聞いてみたくなった。

とりあえず過去の作品ですが最高にかっこいい1枚

Spy Vs. Spy: The Music of Ornette Coleman

いつ聞いても鳥肌。衝動。パンクもジャズもロックもケツまくって逃げ出す気迫。限りなく自由に近づくための音楽。
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by mobydick67 | 2009-08-26 22:39 | ロックンロール | Comments(0)

夏の課題図書


今年の夏休みは体を動かすことに費やし、さらに自転車通勤で通勤中に本を読まなくなったのであまり読書が進まなかったがそれでも数冊読んだので備忘録として記してておく。

タイガを通って―極東シホテ・アリニ山脈横断記 (東洋文庫)
所謂、迷信についての記述がおもしろい。迷信ってなんなんだろう。黒澤映画の原作デルスウ・ウザーラ―沿海州探検行 (東洋文庫 (55))も読んでみたくなった。


孤独の要塞 (BOOK PLANET)
70年代ニューヨーク、ブルックリンをガキの目線から描きつつ、そこに音楽ネタをたっぷりまぶしたサブカルチャー小説。ガキが成長してその視線がSF的なものに変容していくあたりは意外な展開。70年台ブルックリン版「なんとなくクリスタル」(古いな・・・)?か。あるいはどこにも帰属できない孤立感を描いたありがちな成長譚か。いずれにしろ私は黒人の街ブルックリンで殻をかぶって暮らす白いガキである主人公の上目使いの低い視線に感情移入しながら読んだ。白人の世界である70年代から80年代アメリカショービズ業界で孤軍奮闘したマイケル・ジャクソンの逆バージョンとして読むこともできる。変身願望も含めて・・・。ジャクソンズ5の唄も引用されている。ふわふわした幻視的な描写のせいか、少し読みにくいがとても面白い。ちなみにマイケル・ジャクソンネタではなんと現代思想2009年8月臨時増刊号 総特集=マイケル・ジャクソンなんてのも出てるし。裏目読みしたくなるんだよなMJって・・


アウトドア関連もひとつ・・・

大人の男の野遊び風街暮らし術
「大人の男の」というタイトルにひいてしまい触手が伸びなかったが、パラパラ中を見てみると面白そうなので読んでみた。大人の男からは程遠い私にも大変役にたちました。前編と思われる大人の男のこだわり野遊び術、続篇と思われる大人の男の実践“森の生活”―野遊び仲間の二週間の休暇も読んでみるか。でも次は「大人の男の~」ってタイトルはやめませんか。読んだことないし絶対読みたくない「女性の品格」みたいでねえ・・。


本ではないがジュンク堂で岩波文庫がらみでH・D・ソローと田部重治のTシャツ売ってました。欲しいような買っても着ないような・・・
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by mobydick67 | 2009-08-25 00:12 | | Comments(0)

SOURCE ConverTube 結局赤ちゃんがえりか??


以前水まわりの道具をまとめた際に、咥えてちゅうちゅうやるタイプのハイドレーションシステムのことを気に入らないというようなことを書いたが、ころりと転向して先だっての南アルプス南部縦走の際に私もとうとう導入。

というのも現在愛用中で信頼性抜群のMSRドロメタリーパック(4L)をそのまま利用でき、さらにペットボトルなどにも転用できるシステムを見つけたからです。最初にHiker's DepotのHP(重さに関する情報が記載されています)で見たときから少し気になっていたのですが、山行前にアルファー米等を購入するため神田石井スポーツ本店に行った際においてあったのでついでに購入。(大手代理店で扱っているようで、あとで東急ハンズなどにも置いてあるのをみかけました)

SOURCE ConverTube

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イスラエル製。売上げの一部がコミュニティーに寄付されるとありますが別にシオニズム万歳!のコミュニティにだけ寄付しているわけではないようです。よかった。
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自転車用ボトルにも転用できます

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ペットボトル、プラティパス用のキャップを基本に、それにナルゲンの広口、SIGG用の変換("Convert")がついて一つで三つ分使えてお得というわけです。

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汎用性だけでなく、キャップへのチューブ差込口横に小さな気孔がついていて空気を取り入れる仕組みになっていることと、チューブのキャップ側にインナーチューブが20cm程仕込まれていてこれを引き立して使うことで、水量が残り少なくなっても弱い吸引力で最後まで飲めるし、水筒をさかさまにしたりしなくても済みます。

さっそく縦走に使ってみた。

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今回の山行で使用したのはMSRドロメタリーパック4Lとグランテトラ1L。いつもはこの組み合わせだとドロメタリーパック側に水、グランテトラにポカリ等を入れて歩くのですが今回は逆。グランテトラに水500ml、ドロメタリーパックに薄めに作ったアクエリアスレモン味を約半分2Lほど入れて毎朝出発しました。行動中あまり飲むほうじゃないのでこれだけあれば真夏で途中水場がなくても十分です。今回もちゅうちゅうシステムのため多少飲む量が増えたとは思いますが、途中補給しなくても一日これで足りた。
で、SOURCE ConverTubeですが(というかちゅうちゅうシステム全般かもしれませんが)いまさらですが・・・とても便利です。おかげで昼食休憩以外で荷物を降ろして休憩することが減りました。休憩自体の回数も減りました。今回も1日約8~10時間程度の行動時間で、荷を降ろしたのは1日3,4度です。それがいいことかわるいことかわかりませんが、スピードが上がるのは確かです。


概ね気に入ったのですが一つだけ。そのちゅうちゅうする部分ですが水を出すには黒いキャップをとり、オレンジ色の部分を120度ほど回転させてバルブを開けなければ噛んでも水がでません。ちょっと煩雑なので私はキャップとりっぱなしで行動しましたが、この部分はゴムだけで栓をするシンプルなプラティパスの標準噛み口のほうが私は好きなので次は交換して使ってみようと思ってます。

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食わず嫌いで避けていたが、水分を多く摂取する必要のある夏の縦走には手放せなくなりそう・・・
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by mobydick67 | 2009-08-22 16:04 | 道具 | Comments(0)

南アルプス南部を南へ進め その5 大団円へ??


南アルプス南部縦走(8月7日 5日目最終日 聖平小屋~畑薙第一ダム~帰宅)

3:30起床。今日の行動時間はアバウト10時間以上??、バスは畑薙第一ダムを14:25発なので、5:00出発では少し遅い。アルファー米大豆ひじきごはんで朝食。本降りの雨のなかテント撤収し、4:30出発。雨が降り霧が濃いので、雨具上下を着てヘッドランプをつけて出発。

6:00 上河内岳。霧でさっぱり何も見えない。

道は一度草原のようなところに入るがしばら歩くと再び賽の河原のようなところに出る。風も少しあり歩いていても雨具の下は半袖Tシャツ1枚、パンツ1枚なのでけっこう寒い。10人くらいのワンゲルパーティーとすれ違う。80L以上ありそうな巨大な荷物を背負って、うち数人は雨のなか雨具もつけていない。女子などは雨具をつけていてもフードを被っておらず、髪が濡れて乱れている。修行でもしているのだろうか?

ハイジの丘。濃霧時注意とあったので素直に←のほうには行かず縦走路を直進。

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茶臼岳方面、畑薙ダム方面への分岐を左手南東方面に少し下ると霧の向こうに茶臼小屋が見えてくる。ここでもライチョウ二羽ほど見た。結構低いところにもいるんですね。

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7:30 茶臼小屋。
休まず歩いてきたのでここで休憩。コーヒーをオーダーしてできるまでのあいだに腹が減ったのでアルファ米じゃこわかめ御飯でとても早い昼食。土間でコーヒーを飲みながら小屋の方たちと少しお喋り。ここは静岡市井川観光協会が運営している。光岳方面の情報をいろいろ教えていただく。ヤマケイ8月号で南アルプス特集していたのでもっと人が多いかと思ったと言うと、えっ、ヤマケイが特集?!ホント?と言われた。暢気でいごこちのよさそうな小屋だ。コーヒー¥300。ごちそうさま。小屋を出る頃には雨も小降りになってきた。

ここからは樹林帯の中を尾根沿いに下っていく。雨は止み、時々雲の切れ間から明るい青空が覗くようになる。


9:00 横窪沢小屋着。
沢がいくつか出合う場所に建つ小屋。(あまりの湿気にカメラのレンズが内側で結露してここから当分こんな写真ばかりに・・・)

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少し着ているものを脱いだり着替えたりしたかったので小屋からでてきたご主人らしき初老の男性に小屋の前のベンチで休ませてもらいますと言うと、中にどうぞと言われたので言葉に甘えて中の土間へ。若いアルバイトと思われる女性がお盆にお茶と茶菓子を載せて出してくれた。この女性、自分でも山に登るらしく私の荷物を見てテント縦走にしては少ないですねと言う。先ほどすれ違った大荷物のワンゲルパーティーの話をするとあれは早稲田のワンゲルで昨日はここにテントを張り、9泊10日で北岳まで歩くという。えらくゆっくりだがその分食料、燃料が嵩みあの大荷物となったのだろう。ワンゲルってそういうふうにして荷物と山行期間を増やすのか・・・現代に継承される極地作戦ですかね。ここの小屋もいごごちが良くゆっくりしたかったが、先を急ぐので礼を述べて発つ。

ここから先、日帰り、もしくは小屋泊まりと思われる軽装の人とたくさんすれ違う。まだみんな山行初日で里の匂いがする。自慢ではないがきっと自分は山の臭いを放っているハズ。

ここから下のウソッコ沢小屋までのあいだは大量のキノコが・・・。もうどこを見てもキノコだらけ、種類も豊富。カメラもピンボケ、手ぶれ、視野も曇る・・・。

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しつこいようですが、あまりに多種大量のキノコだったためもう少し・・・・

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まだまだあるよ・・・ほらこんなのも・・・

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きのこといえばしいたけ、えのきくらいしか判別できないので、今度来るときはしっかり勉強してキノコ鍋でも作れるようになろう。


9:40 ウソッコ沢避難小屋。管理人のいない小屋。

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小屋の前には看板を飲み込む木が。

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このあと鉄製、アルミ製の階段をいくつか下りて沢に出る。さらに小さな吊り橋を幾つか渡りながら沢の側の道を進み最後にヤレヤレ峠という小さな峠を越えてダム湖の縁に出ると・・・

11:00 畑薙大吊り橋

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渡り終えたところであとはもう林道歩きだけなので、ゲイターを脱いで、濡れたテントをスタッフバックから出し、ザックの雨蓋の下に挟んで乾かしながら歩く。途中東海フォレストの送迎バスが無情にも追い越していく。

12:00 畑薙第1ダム。
ダムの上を渡る前にバス停のような場所があるが山と高原地図によるとバスが停まるのはそこから第二ダムのほうへダムを渡ってさらに歩いた駐車場となっているので先へ進む(これが罠だった・・・)

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12:20 畑薙第一ダム発電所入口駐車場着。なんだ、おどかされたから早出したけど早く着いたじゃん。

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長い山旅の終点(のはずだったのだが・・・)。臨時の登山相談所が設けられていてテント(運動会とかで使うほうのやつ)の下で、男性二人女性一人がのんびりお茶を飲んでいた。お疲れ様と声をかけられ、お茶をごちそうになり下山届けに記入を求められたので記入してバスのことを訊くとバスは静岡から来る便がここで客を降ろすだけで、静岡へ向かう便はここから乗るのではなく先ほどのダムの手前のバス停からしか客を乗せないという。ガチョーーン(古いですね??)。だって2009年版山と高原登山地図にはここまでしかバスの路線が描かれていないのに。そこにいた井川山岳会のおじさんは、13時過ぎに静岡からの便がここに着いたときバスの運転手に頼んでくれるという。もしも駄目だったらそのおじさんの車でダムのバス停まで連れていってくれるとまで言ってくれる(涙)。その親切はうれしいがまあ交渉すればなんとかなると思うので自分でなんとかしますと伝え、下にある草の生えた駐車場でそれまで待つことに。

濡れたテント、ザックなどを広げて乾かしながら僅かに残った焼酎とつまみで一人太陽を浴びながら乾杯。

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下山届けを書くときに頂いた「平成21年度版 南アルプス登山観光情報」という小冊子をパラパラと。実は最初そんなものゴミになるだけなのでいらないと思ったのだが、これが実によくできている。南アルプス全登山口へアクセスするバスの時刻表、コースタイムを簡略化したチャート図で示した山小屋概略図(これなら指の本数以上の足し算ができない私にも何とかコースタイムの計算ができそう)、各登山小屋情報。惜しむらくは、おそらく静岡県側の団体が共同で発行しているからだと思うが、掲載されている10万分の1の地図が塩見岳から光岳までで、塩見以北の白峰三山、甲斐駒、鳳凰三山方面の地図がないことである。その他の情報は全南アルプスを網羅しているのだからケチらないで北部もしっかり載せてくれればよいのに。もし毎年発行しているならば、次に来るときは必ず山行前に入手したい。東京でどっか置いてるとこないですか?

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で、靴下も靴も脱いでシートの上で和んでいると13:00ちょうどくらいに静岡からのバス2台運が到着。どんどん登山者が降りてくる。いそいで駐車場からバスのほうに走って(これが100mくらいある)、運転手と添乗員に静岡駅行にここから乗せてくれないかと頼むが、会社からダム停留所以外では乗せるなと言われていると拒否される。山と高原地図にはここまでしかバスが入らないように描かれていると言っても、そんな他社の出した地図のことは知らないという。それでも食い下がっているとじゃあその地図を見せてみろというのでまた荷物を広げているところまで走って戻り地図をとって引き返し見せた。添乗員も運転手も困った顔して、じゃあ静岡行きの便にここで乗せる訳にはいかないので、ここからダムのバス停までなら今特別に乗せていくという。どうせここで乗せるなら今でも静岡に向かうときでも同じだと思うが、しょうがない。荷物をまとめてくるので5分待ってくれと伝えて、急いで駐車場に戻り急いでひろげた店を撤収してパッキングして(帰宅後、テントのスタッフバックを紛失していることが判明・・・とほほ・・・)バスまで走って、井川山岳会のおじさんになんとかなったことを伝えて礼を言い、バスに乗る。さっきからここ何往復したかな・・・。


バスは5分もしないうちに畑薙バス停につき、これから登る登山客数名とバスを降り、休業中の売店の前で14:25の出発を待つ。自動販売機のジュースの補充にきていたかつてここで売店を出していた女性の娘だという人と、しずてつジャストラインへの不満を語り合って盛り上がっていると、東海フォレストの送迎バスが到着し登山者が10名ほど降りてくる。中に途中小屋で会ったり、道で会って顔を見知った人も数名いる。

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14:25 畑薙第1ダム、バス発。さきほどの駐車場前の臨時登山相談所を通るとき、窓を開け三人にお礼の声をかけた。とても親切にしていただき本当にありがとうございました。決してこのご恩は忘れません!


静岡行きのバス乗り場はここですよ



途中バスは大井川鉄道井川駅でトイレ休憩15分。かつてまだ3歳の息子をつれて鉄道&キャンプ(といってもただの河原でテント張っただけで、川の水を沸かして飲んだりした)でここまできたことがある。売店からいい匂いがしてきたので見てみるとおでんを煮ていたので、スジとハンペンを缶ビールで。1本¥80。スジ絶品。


17:30 静岡駅着。

腹が減った、というか普通の食い物に飢えていたので駅近くの居酒屋に入り、サラダとか、刺身とかコロッケとか生ビールとか日本酒とか・・・・。


鈍行を乗り継ぎ、22時、無事帰宅。臭いのかジョニ(愛犬)に嗅がれまくり。疲れと臭いのかたまりのような体で風呂に入り、ビール飲んで即寝!
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by mobydick67 | 2009-08-21 18:47 | 山歩き | Comments(0)

ロードバイクを宅配便で送ってみた


帰省の際、往路は処女輪行にチャレンジし東海道新幹線、在来線を乗り継いで無事実家にたどりついたが、復路は途中義母のいる岐阜に寄る予定もあり、青春18きっぷを利用して鈍行でゆっくり旅することにした。(まあいつかは実家(呉市)~東京間を自転車で走り通してみたいもんです・・!)

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在来線利用とはいえ、お盆の最中ということもあり混雑が予想されたので、GHISALLO305 は輪行ではなく宅配便で送ることに。

ググッって色々調べてたが、自転車を輪行袋にいれてコンパクトにしたものなら割と安価に送れることがわかったので、まず宅配便のサイズ規定(幅+奥行き+高さ)が170cmと一番緩い日通(もう日通じゃないのかな?)に電話してみた。実は採寸してみると170cmを少しだけ越えているのだがその辺は大目にみてくれる例が多々あるようなので、集荷ダイヤル代表に電話して荷の大きさを伝えるときも、ぎりぎり大丈夫だと思いますと伝えると宅配便扱いで今日中に集荷にきてくれるとのこと。電話したのが15:00くらいだが、16:30くらいに集配センターから電話があり、予想以上に集荷量が多くトラックがいっぱいになった(なりそう?)ので今日(8月12日)は集荷できないという。それはないよ~。一度引き受けておいてあとで断るなんて。トラックが一度引き返せばいいだけでしょ。明日(8月13日)なら集荷にこれるというが、明日は早朝出発のため親に荷渡しを頼まなければならない。できれば自分で渡したいのでそれなら結構とこちらから断るとむこうはホッとした様子。だめだなぁペリカン。

ということで今度はヤマトに電話してみた。ヤマトは宅配便(いわゆる「宅急便」)で送れるのが160cmまでと少し小さく、いくらなんでもこれは無理そうなので、160cm以上のものでも送れるヤマト便というサービスでお願いすることに。集荷ダイヤルに電話すると今日遅くとも20:00までには集荷にきてくれるとのこと。保険もその電話で依頼できるようなので、万一破損の場合の修理費程度にと¥50だけかけた。19:00前に集荷にきたので、天地無用、取り扱い注意、上積み厳禁などのシールを貼って欲しいとお願いし、直接手渡した。今日13日はもう出荷できないので明日14日に出荷して15日着予定とのこと。料金は広島県呉市内から東京都内までで¥2,800(別途保険料が¥50、任意)。これで自転車一台送れるなら安いと思う。

輪行バックにいれただけでは心もとないので、ダンボールを適当な大きさに切って中の大事な部分を保護養生した。

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8月13日、私と息子は早朝実家を発って鈍行を乗り継ぎ15:00に岐阜着。その日は義母のところに泊まって義母と義弟一家と焼肉屋で夕食。翌14日昼は名古屋、いば昇でひつまぶしを。少し高いのでいつも寄るわけにはいかないが味は絶品。

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名古屋、岐阜でしっかり精(というより贅肉)をつけ、13:00くらいに元気に名古屋を出発。21:00にくたくたになって家に着くともう自転車は届いていた。すぐに開封して組み立てたがどこも問題なし。さすがクロネコ!(とヨイショしておく・・・)


各運送会社のみなさん、これだけ自転車流行しているのですから、スキーやゴルフ同様にサイクリストに便利なサービス(自転車輸送用バック、ケースの貸し出し、窓口、営業所、そして駅での荷物保管、受け取り、引渡し等など)の提供を考慮されたらいかがですか?今なら潜在的顧客層としてサイクリストのほうがスキーヤー、ゴルファーより絶対多いと思うが・・・どうでしょう?
ついでにハイカー、トレッカーに便利なサービスも提供していただけると恩の字です。(例えば下山地点の日帰り温泉等に着替え一式などが簡単に送れ、そこから荷物を自宅まで送ってくれるとか・・・んん、イマイチですか?)



今回の帰省で輪行、宅配便、さらに船にまでのった愛車GHISALLO305。少し旅なれて風格さえ感じられるようになった??
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by mobydick67 | 2009-08-19 22:55 | 自転車 | Comments(0)

南アルプス南部を南へ進め その4


南アルプス南部縦走(2009年8月6日 4日目 荒川小屋~聖平小屋)

4:00起床。今日は行動時間が長くなる予定なのでもう少し早く起きようと携帯の目覚ましを3:45にかけたが、結局寝袋から出たのは4:00。昨夜仕込んでおいたアルファ米梅わかめ御飯に湯を沸かして作った味噌汁。食後にインスタントコーヒー。外は明るくなってきたが、霧が濃い。まあ雨が降っていないだけましだ。夜降った雨で湿って重いテントを撤収。

5:00出発。林の中をすこし行くとすぐに森林限界を超えて緩い斜面をトラバースしながらすこしずつ高度を上げてゆく。

5:20 大聖寺平着。来るのを楽しみにしていた場所の一つだが霧で視界が限られ、何かこの世の果てを歩いているような気分になってくる。まあこれはこれで雰囲気があってよい。

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6:20 小明石岳(3081m)着。霧の中尾根を進む。

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6:50 明石岳(3120m) 。 百名山のようですがだーれもいません。朝から誰にも会いません。異界にでも迷いこんだか・・・


少し縦走路を少し下ったところに明石避難小屋。

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ハイマツとガレのなかを高度をさげていくにつれ少し霧も晴れてきた。


8:00 百間平。これも楽しみにしていた場所。こんな高度にこんな平な開けた場所があるのは不思議な感じ。遥か南方を望めば台風の接近を知らせる空模様。

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台地状の百間平を乗り越え高度を下げていくとやがて道は林の中に入り沢音が聞こえてくる頃には百間洞山の家の幕営地が現れる。沢に沿っていくつかのテン場を通りすぎると小屋が現れる。

8:40 百間洞山の家。小屋の前にはいくつかテーブルと椅子が用意されているがあいにく少し前から雨が降り始めたので階下の軒で朝仕込んだアルファ米で昼御飯。雨が止みそうもないので小屋で少し休むことに。コーヒーをオーダーして入り口の薪ストーブの前で休ませてもらう。湯が沸いていなかったのかけっこう時間がかかったが出てきたコーヒーにはミルクと砂糖がついていて甘いコーヒーを堪能。¥500。

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小屋にはアルバイトと思しき若い女性が3人いた。雨は本降りになってきたがいつまでも休んでいる訳にはいかないので出発することに。小屋の人(♂)に今日中に聖平小屋まで行きたいが大丈夫だろうかと訊くとこの時間に荒川小屋からここまでこれたらまず大丈夫だろうと太鼓判をおしていただいたのでそれを励みに雨具を着けて雨の中を出発。

中盛丸山を超え、兎岳を越えた稜線で今日初めて単独の初老の男性とすれ違った。雨で足場が悪いの互いに気をつけましょうと声を掛け合って別れた。兎避難小屋や縦走路の西側すぐ側にあったが中は覗いていない。南側の急なガレのふちを通過しなければいけないところが数箇所ある。このあたり道の側にテントの張れそうな場所(というよりこれまで何度かテントが張られた形跡がある場所)も何箇所かある。途中どこかの大学のワンゲルと思しき男女混成6,7人のパーティーが疲労困憊した様子で休んでいた。こちらも疲れていたがカラ元気を出して挨拶して足を止めずに通りすぎる。

11:20 聖兎のコル着。ここからの登りに備えて小休憩。雨は小止みになったが霧でこれから登る聖岳はさっぱり見えない。

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13:30 聖岳(前聖岳、3013m)着。ここにも誰もいない。静かな百名山万歳!雨で百名山ピークハンターも今日はお休みか。これなら雨もいいな。ぜんぜん見晴らしないけど・・・・。人目がないのを良いことに自分撮り。

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頂上から奥聖岳のほう(東方向)に20mほど行くと静岡県山岳遭難防止対策協議会設置の黄色い分岐の指示板がある。ここから急な下りをくだり林に入ったあと小さな小ピークをいくつか越えていく。霧雨と濃霧のなか聖平に到着。ここで縦走路をはずれ左側に伸びる木道を聖平小屋のほうへ向かう。

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15:10 聖平小屋着。今日はあまり人に会わなかったが小屋は人であふれている。小屋前のテント場にもすでにテントが二つ。手続きを済ませビールを購入し小屋の前に置かれた椅子に座ってとりあえず一人で乾杯。小雨の中テントを設営。

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そうしている間にも人がどんどん到着し、テント場にテントを張る人も増えてきた。手前に見えるのはHILLEBERG のテントか。現物初めて見た。

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雨は降ったり止んだり。時折強く降ることも。濡れた衣服を干したテント内は異常に高い湿度と夏山山行4日目の臭気で居心地が良いとは言い難いが、それでも住めば天国。今日はよく歩いたので自分へのご褒美として二本目のビールを買い求め、持参の焼酎も節制することなく飲んでつまみの消化に励む。

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実は小屋に着いて記帳する際、今日の出発地、明日の目的地、最初の出発地を記す欄がありそれぞれにいくつか地名が書かれておりそこに丸をする仕様になっているのだが、最初の出発地と明日の目的地の欄にそれぞれ野呂川出合い、畑薙ダムがなかったので欄外に野呂川出合い、ダムバス停(畑薙の薙という漢字が書けなかったのでごまかしてこう書いた・・)と書くと受付の山小屋スタッフに「ダムバス停って・・?」と訊ねられので、畑薙ダムです!と答えると、「あのぉ・・・畑薙ダムバス停までは・・・何処何処までが何時間何分で・・・そこから○○小屋までが何時間・・・・さらにつり橋から林道を○○分歩くので、合計10時間以上かかるので14:20のバスにはちょっと間に合わないですよ・・・」と言われたのだ。ガチョーン。山行前にだいたい一日の行動時間は計算してありなんとかなると思ってここまで何とかなってきたのだが、5日目だけ計算間違ってただろうか。よく覚えてないがだいたい8時間ぐらいで楽勝のはずだが・・・。あわよくばバス乗る前に明石温泉に入ろうとさえ目論んでいたのだが。ということでテントの中で山と高原地図を見ながら何度か計算しようとしたが酔っているせいもあり(これでも高校時代文系ながら数学は得意科目だったのだが・・・。話は逸れるが先日秩父のK小屋で指を折りながらぶつぶつ数を復唱しながらあることをやっていて小屋番のK氏から、「Mさん(私のこと)、数が数えれないのですかぁ?」とつっこまれた・・・)なかなか時間の足し算ができない。考えすぎると頭が痛くなってくるのでまあだいたい小屋の人が言う時間は正しいようだが、早出して急げばなんとかなるだろう、ということにしておく。

雨の中半開した前部屋でストーブMSRのウィスパーライトインターナショナルを使ってビーフンを調理。水を少し多く入れすぎたので途中で少し水を捨て、戻した乾燥ゴーヤ、大沢の大豆ミート、魚肉ソーセージを加えて具沢山のビーフンができあがる。ケンミンの焼きビーフンは軽いし味もついているのでなかなか便利。

ラジオで明日の天気確認しようとするがNHK第一はなぜか大阪の局からのものしか入らず、静岡近辺の天気はいまひとつよくわからない。台風の影響で全国的に不安定ということしかわからない。夜が更けるにつれフライをたたく雨の音も大きくなってくる。

20:00頃 明日に備えて早寝。

南アルプス南部縦走 最終日!5日目へ
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by mobydick67 | 2009-08-17 22:59 | 山歩き | Comments(0)

島へ


2009年8月10日 

上蒲刈、下蒲刈島周遊ゆるりサイクリング&海水浴のはずが・・・・

・・・・とびしま海道をツーリング、愛媛県まで!







帰省中天気が良さそうなのはこの日しかなそさうだったので、朝10:00息子と連れ立って蒲刈島へサイクリングに。バックパックに海パンとタオル1枚を入れて途中の県民の浜で泳ぐつもりで出かけた。自転車は一昨日と同様GHISALLO305とパナソニックの折りたたみ電動機付自転車WILLを交代で乗りながら。隣町仁方と川尻のあいだから安芸灘大橋(有料道路、本土側地元では高い通行料が評判悪い。ただし自転車、徒歩は無料)を通って下蒲刈島へ。

子供の頃はまだ橋がなくフェリーに自転車をのせて何度か釣りにきたことがある。息子が生まれた頃に橋ができたので夏に帰省するたびに父の車でキャンプや海水浴にきたが、自転車で渡るの初めて。

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橋の下を潜って、

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海に沿って島を反時計まわりにまわる。島の西側には民家もまばらで道を通る車もほんどない。

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地蔵の集落、新しく作られた梶が浜の海水浴場を通って島を一周すると、今度は蒲刈大橋を渡り隣の上蒲刈島へ。

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渡ったすぐの小高い丘にある観光総合案内所であいの館で休憩。腹が減ったので食堂で特産である藻塩を使った藻塩麺を食べる。塩味のきいたスープにラーメンのような細い麺。なかなかうまい。¥400。食後にアイスクリーム。

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また半時計まわりに島の南岸を県民の浜のほうへ向かう。

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何度かキャンプにきたこともある恋が浜を通り過ぎ、日本の渚100選にも選ばれている人工ビーチ、県民の浜に着く。

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当初ここで泳ぐ予定だったがなんだか面倒になってきたので、海の家で焼きソバを食べて、栄養補給と目の保養を済ませさらに左まわりに大浦の集落に向かって先を進む。が、1kmほどいったところで道の横の山が崩れて道がふさがっていて通行不能。
しかたがなく引き返し恋が浜と大浦をショートカットして結ぶ国道のほうに戻る途中、火曜定休日(このあたりの島の施設、火曜定休日が多い)でやっていないはずの天然温泉やすらぎ館の窓があき、電灯がついている。ダメもとで覗いてみるとなんと営業しているではないか。ラッキー!入浴料1人¥600を払って中にはいると他にだれも客がおらず貸切状態!これまたラッキー!

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風呂上りに食堂でソフトクリームを食べながら、受付券食堂の調理担当のおばちゃんとしゃべっているとここから幾つか島を橋で渡っていくと愛媛県の島までいけるという。「安芸灘とびしま海道」としてドライブや自転車のツーリングを楽しむ人が多いので是非行ってみたらと勧められた。簡略化された地図を見ると距離的にもここがちょうど中間くらいでたいした距離はないようだ。

予定変更。

帰りは船に乗って帰るという手もあるし、息子と相談しいけるところまで行ってみることに。町ごとに作られた無料の観光地図もまとめて数枚いただく。


まずは昨年開通したばかりらしい(グーグルマップではまだこの橋が架かっていない!)豊島大橋を渡って豊島へ。


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島の北側の海沿いの道を時計まわりに廻ってこんどは豊浜大橋を渡って大崎下島へ。

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ここも呉市内。以前は違ったと思うが町村合併で最近呉市内になったのだろう。

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北側の海沿いの道を行く。

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小さな島を繋ぐように三つの小さな橋が続く。

平羅橋

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中の島瀬戸大橋

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岡村大橋

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最後の岡村大橋を渡るとそこは愛媛県今治市の岡村島!

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小さな島影が重なる美しい場所。

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ここからふたたび来た道を戻って大崎下島へ戻り、また時計まわりに廻ってみかんで有名な大長へ。こじんまりとした漁港。

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そしてすぐ隣の町、御手洗に。14:20着。古い町並みが残されている。来た道を戻るのは退屈なので、ここから高速船に乗って本土川尻まで帰ることにする。

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少し時間があったので食堂でビール。息子はアイスコーヒー。

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GHISALLO 305 とWILL

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四国今治と本土川尻を結ぶ御手洗15:00発の高速船で川尻へ。大人一人¥1.300、自転車1台200円。自転車は船尾のデッキに乗せて縛っておく。

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少し前までこのあたりの島、本土、四国を網の目のように結ぶ航路をフェリー、高速船が走っていた。子供のころはそんな船にのってあちこちの島、あるいは四国へと渡った。だが今では島と島が橋で結ばれ、本土、四国と島が車で行き来できるようになってしまったため、ほとんどのフェリーは廃止になってしまった。自転車でこんなところまで道伝いにこれるのは嬉しい反面、船による海上の交通網の衰退は残念でもある・・・

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川尻港 15:40着。船名はせとひめ。美人だね。

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16:10 実家着。



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走行距離  66.7km
平均時速 18.1km

私が半分以上乗ったWILLは坂道は楽だが、平地では最高速度がどうがんばっても25kmほどしかでないため、それにあわせてゆっくりとしたツーリングとなった。別に急ぐ理由はないがもう少しスピードがでたほうが快適。



思わぬ展開から四国まで走ることになったがとても気持ちの良いツーリングだった。信号機などなく、車を気にすることなく走れるすばらしい道。できれば春とかにまた来たいなあ・・・
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by mobydick67 | 2009-08-16 02:03 | 自転車 | Comments(0)

南アルプス南部を南へ進め その3


南アルプス南部縦走(2009年8月5日 3日目 三伏峠小屋~荒川小屋)

4:00 起床。昨夜は結構飲んでよく眠れた。昨夜戻した2人分のアルファー米の残りに鳥雑炊の素をいれて朝食に。食後インスタントコーヒー。いつも持参する森永のコンデンスミルクを忘れてきた。用意しておいたのだが、ザックにつめ忘れたようだ。下界ではコーヒーに砂糖もミルクもいれないのだが、山ではなぜか練乳をたっぷり入れた甘いコーヒーがうまい。苦いコーヒーを飲み干して撤収。

5:15 出発。少し雲があるが晴れて気持ちが良い朝。涼しいうちに距離を伸ばしたいのでとばす。3日目にしてやっと荷が少し軽くなったような気もしてきて足も軽い。道はすぐに稜線に出て四方の視界がひらける。

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今回一番こわかったガレのふちについた道。登山地図では危険マークはついていなくてガレのふち、注意とのみ書かれているがガレのふちというよりは、大崩落地のふち!恐る恐る足早に通りすぎた。

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7:00 小河内岳。

頂上下にある小河内岳避難小屋。抜群のロケーションだがテントは不可。

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ここからまた高度下げてほどなく林の中へ。

9:30 高山裏避難小屋着。
鬱蒼とした森の中に素晴らしいテン場が。水場が少し遠いが(往復25分)いつかここにテント張ってみたい。

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縦走路上の水場。地図には細いと書かれているが、枯れることはないらしい。

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水場の少し先で10人くらいのどこかのワンゲルとすれ違った。三伏峠をでて初めて人に会った。


10:30。荒川岳への登りにそなえて早い昼食。朝仕込んておいたアルファ米五目御飯。朝露で濡れた靴や靴下を脱いで乾かす。アブやブヨ、ハエがうるさいのでチグアウェイ(虫除け剤)を塗り、その上に日焼けを止めを塗る。

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ここからはただっぴろい大斜面のなかのガレ場を直登していく。

12:00 稜線にでるがあいにくガスっていて視界が悪い。

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12:30 前荒川岳(3068m)着。ガスで視界悪く100mくらいしか見通せない。荒川岳の最高点は東岳(悪沢岳)の3141mだがピークハントが目的ではないので、前岳より少し東岳方面に進んだところにある荒川小屋方面への分岐から南へ進路をとる。

前荒川岳の南面は広大な花畑で高山植物が咲き乱れる。また窪地には広大な万年雪(?)が残っていた。

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ジグザグの道を降りていくと右手の斜面に荒川小屋が見えてくる。

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13:30 荒川小屋着。小屋は泊まりの客でにぎわっている。天場は小屋横と下に大きいのが二つ、他にも林の中に小さいにのが2,3箇所ある。下のテント場はまだだれもいなかったのでそこに購入したビールを飲みながらテントを張った。水場もテント場のすぐ横で水が豊富に流れているのでそこで体を拭い頭に水をかぶり汗を落としたあとテント前で露に濡れた靴、靴下を乾かす。正面には明日昇る明石岳の稜線が見えるが、頂上付近は雲の中。少しすると小雨が降り出した。このあとこの日はずっと降ったり止んだりが続く。下のテント場は結局私以外に二張り。上が3張りでテント客は少ないようだ。

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焼酎の水割りを飲みながらラジオで天気予報の確認をするが酔っているせいか地理的な理由か天気のせいかわからないがいまひとつ電波の入りが悪い。だがどうやら明日は台風の影響もあり全国的にあまり天気はよくないらしい。

夕食はペペロンチーノ。簡単にすませておつまみの消化に励む。

19:30くらいにテントのフライを打つ雨音を聞きながら寝た。


南アルプス南部縦走 4日目へ
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by mobydick67 | 2009-08-15 11:36 | 山歩き | Comments(0)