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おもしろい、TRAIL LIFE

パート3まで読了しました。

全体の構成ですが、

前書き
Part 1:Packweight
Part 2:Equipment
Part 3:Essentials
Part 4:Wilderness Skills
Part 5:Hiker'Well-Being
Part 6:Overcoming Obstacles
Part 7:Trail Biology
Part 8:Long-Distance Hiking
Part 9:Further Info

と全9章に分けられそれぞれがまた幾つかの小テーマで分けられています。

1章では主にロングトレイルを歩くことを念頭に置いた場合、荷物の軽量化によっていかに旅が楽しく快適なものになりえるかが説かれています。2章ではそのためにどういうEquipment(道具)を選択するべきかが書かれています。3章では衣料、履物、食料、飲料など必要不可欠(Essential)な衣食についてはどうすればよいかが書かれています。


途中ですがここまでの私なりの感想を書いておこうと思います。

テントよりタープ、シュラフよりキルト、インターナルフレームのザックよりフレームもパッドももたないシンプルなザックがいかに有効かということが考察されています。このへんについては日本でもいろいろな方が実践されているのでブログなどを拝見してある程度予備知識がありました。またこういったレイの流儀(RAY WAY)を取り入れた商品を日本でも店頭で手にすることができるようになったし、その気になればわりと簡単に海外から通販で取り寄せることもできるでしょう。
あとはそれぞれがこのRAY WAYをどのようにMY WAYに取り入れていくかということが読後の課題となってきます。たとえば私はタープの使用には魅力を感じるし、実践してみたいと思いますが、ザックを片方の肩にだけかけて歩くのはちょっと怖くて試してみようとは思いません。他にもいろいろユニークな道具についての考察、提案があり読んでいて飽きないし大変参考になります。軽量化にあたっては、ちまちまと小さな軽量化を重ねてもあまり効果はなく、どうせなら大きなものを思い切って削ってしまうほうが効果てきめんであるという指摘などは当たり前のことかもしれませんが、私にとっては目からウロコでした。

ですが、何よりも魅力的なのは、道具を自作しよう!という主張です。そもそもは市販の道具が使い勝手が悪いためため市販のものを切ったり削ったりして改造していたようですが、それならいっそ自分で最初から作ってしまえ、といことになったようです。不器用で、なんでもすぐに妥協してしまう私には真似はできませんが、それでも余計なものを切ったりするぐらいならばできそうなので見習ってやってみようと思います。また企業の宣伝塔になどなるのはまっぴらなので服についた企業のロゴなどは全部取ってしまうというのもスゴイ。取れなかったら軽量化を犠牲にしてでも上からパッチを貼るという徹底ぶりです。大事なのは軽量化という手段ではなく、DIYの思想で、それこそがRAY WAYの真髄というふうにも思えてきます。

食料についても同様です。加工食品は極力さける。保存の問題から加工が必要な場合も極力自分で事前に加工する。食料そのものに関しては軽量化よりも質の充実を重んじているようです。ただ、コーヒー、アルコールは百害あって一利なし、みたいな扱い(そこまで言ってないかもしれませんが・・)がされていて、う~ん、そこまで言うか!という気持ちはあります。3章の食料についての記述はほとんど「買ってはいけない!」の世界で、イイカゲンな私にはちょっと・・・
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by mobydick67 | 2009-01-30 18:56 | | Comments(0)

頭脳警察

今年はいよいよアルバムでるか?

朝日に告知出てたけど、
頭脳警察名義のライブもやりますね。

と、いうことで今日の一曲は歓喜の歌の「最終指令“自爆せよ”」!
なぜこのアルバムが廃盤なのよ・・・
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by mobydick67 | 2009-01-30 16:47 | ロックンロール | Comments(0)

生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言



あふれる情熱、みなぎる若さ、協同一致団結、ファイト! オ! オ!!



若い頃酔っ払うとよくみんなで叫んでたな・・・


ここでいろいろやってます。

千恵子もいいけどやっぱり美津子だよ!

「我に撃つ用意あり」もまた見たくなった・・・・


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by mobydick67 | 2009-01-29 09:00 | 映画 | Comments(0)

水筒


山におけるハイドレーション

電子ばかりを手に入れたので計量してみた。

グランテトラ 1L 201g
ナルゲンボトル 1L 171g
ナルゲンボトル 500ml 105g

MSR ドロメタリーパック 4L 146g
プラティパス 2L 35g
プラティパス 1L 26g

テルモス 400ml 324g

コカコーラPET 500ml 37g

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グランテトラはナルゲンを買ってから使わなくなっていたが、ナルゲン1L(広口)がどうも持ちにくく、飲みにくい(スプラッシュガードを付けても)ため、最近またよく使うようになった。重さも思ったほど違わないし、持ちやすく、慣れれば片手で開閉できるので便利。このどちらかをザックの雨蓋に入れるか、外にぶら下げて休憩時の水分補給用として使用。ナルゲンを外付けするときはにBOZEMANで購入したBOTTLE BELTを使用(カラビナはついてません)。ザック横のデイジーチェーンにつければザックをかついだまま手を伸ばして取ることができるし、邪魔にもならない。

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ナルゲン500mlは酒をいれるのにちょうどよい。ワインを開けてコップに半分くらい味見すると残りがぴったり入る。満タンで600mlくらいはいる。
最近のPETナルゲン(BPAフリー)は熱に少し弱くなったようだが、アルコールは大丈夫なんだろうか。

MSR ドロメタリーパックは少し重いが頑丈にできている。一度キャップの小さなほうを紛失したが、10年近く使っていてノートラブル。泊まりの山行時はいつも持参し、水を入れているときはそのままOSPREYのZEALOTに外付け。

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プラティパスは管をつけて息子がハイドレーションシステムにして使用。私はそういうのがあまり好きではないので、以前はこれをザックにいれていたが、何度か袋と栓の結合部分あたりに穴があいて中身が漏れていたことがあるので最近はあまり使っていない。外付けするには袋などが必要。軽さは魅力だが、思ったよりも耐久性がない。ワイン専用のものが発売されるみたいですね。

テルモスは冬に一日中零下で行動するような場合のみ持参。山用ではないとおもうがとりあえず問題ない。

ペットボトルは登山口までに電車のなかで飲んだお茶やジュースのものをそのままひとつ山に持ち込むことが多い。夜、テントの中での水分補給などに使用。


いま気に入っている組み合わせは、

グランテトラ 行動時の水分補給用
MSR ドロメタリーパック 調理用、上記ボトルの補給用

この組み合わせならいろいろな水場の状況にほぼ対応できる。
両方とも熱湯をいれても大丈夫なので、冬は湯たんぽに転用可。

グランテトラのパッキンはそろそろ交換しなきゃ・・・
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by mobydick67 | 2009-01-27 21:15 | 道具 | Comments(0)

オオカミ

狼に少し興味があって、機会があればいろいろ調べてます。

子供の頃シートン動物記の狼王ロボを読んだ記憶があります内容はもう思い出せません。
宮崎駿の「もののけ姫」に登場する山犬がカッコよかったので少し興味を持ちました。
その後熊谷達也の漂泊の牙 (集英社文庫)、児童書ですがウルフ・サーガ (福音館文庫)などの小説、その他オオカミをテーマにした本などにも機会があれば目を通してきました。

そんなとき2005年冬に新聞を読んでいてある記事に目がとまりました。その記事によると日本に三体しかないニホンオオカミの剥製が上野に集結するらしいのです。ひとつは国立科学博物館に常設展示されていて、それ以外の東大農学部と和歌山大が所有する二体が上野動物園で期間限定で展示されるということでした。これは行かねばなるまい!ということで子供をつれていってきました。
まず博物館にいきましたが、ここの剥製は剥製の丘ともいうべき剥製群のなかにありました。まわりの他の動物の立派な剥製にくらべ大きさも小さくとても地味。え、これがオオカミ?というぐらい迫力がなく近所の野良犬といった風情です。
次に動物園のオオカミ展に向かいました。池の傍の出口に近い建物の前に看板があり中に入ってみると学校の教室ぐらいスペースに標本が二つ置かれ、パネル数枚で解説がされていました。もっと人が多いかと思ってましたが、2,3人しかおらず盛り下がってました。こちらの剥製二体は大きさは博物館のものより少し大きく、何かを威嚇するよう姿勢で作られているのでまだましですが、それでも本来そういうものなのか剥製を作った人にセンスがないのかわかりませんが、顔つきがやはり捨て犬のようで哀愁がただよっており人の少なさもあって寂しさを覚えました。とりあえず子供を前に立たせて記念写真をとり帰途につきました。

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(ちなみにもののけ姫に登場する山犬は巨大ですがあれは北米のシンリンオオカミがモデルですね、おそらく。)

そんなこんなでオオカミには興味を持ち続けています。最近読んだ本では人はなぜ山に登るのか―日本山岳人物誌 (別冊太陽―日本のこころ)の巻末にオオカミに関する特集がありなかなか良かったです。

オオカミと言えば三峯神社!ですが、今まで何度も雲取山に登っていますが、実は一度も三峯神社側から登ったことはありません。今度是非一度登山のついでに三峯神社に行ってみたいと思ってます。

また雲取山の南西の縦走路沿いに狼平という地名の開けたところがあり、通るたびに何かオオカミに対するロマンをかきたてられていたのですが、最近読んだ原全教の「奥秩父回帰」という本の山の地名に関する記述のなかで、上(カミ)のほうの大きく(オオ)開けたところ(タイラ)でオオカミダイラではないかとの説明があり、すこしがっかり。まあ地名なんてものはそういう単純な由縁がほとんどなんでしょうが・・・
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by mobydick67 | 2009-01-23 10:45 | おおかみ | Comments(0)

地図とマップケース


山に入るとき持参する地図は

①カシミールで1/12500の地図を、1/25000、A3カラー出力したものをルート分何枚かに分けて用意する。一日の行動分はよほどのロングコースでないかぎり1枚におさまります。時間があったらコースタイムや水場などの情報を書き入れておく。

②山と高原地図の1/40000か1/50000をルート分A3にカラーコピーする。

③山と高原地図の本体


上の①と②をダイソーで売っているスライダー付きクリアパックA3厚手タイプ(1枚25g)に入れる。翌日行動分を前夜①と②を裏表にいれ、①の2,3日目の地図は間に挟んでおく。
先日の甲武信ヶ岳雁坂山行だと①が2枚、②が1枚。3泊、4泊の長めの山行きでも①が4,5枚、②が2枚程度におさまります。
クリアパックに入れる前に、地図を蛇腹に4つ、縦に2つに折り目をつけておき、クリアパックに入れたものを行動中は折ってポケットにいれて歩いてます。

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クリアパックはジップロックのように完全防水ではありませんが、大雨の中で使うくらいなら中が濡れることはありあません。1枚30円強ですが、そこそこ強度があり4,5度の山行に使えます。めったに破れることはなく、ビニールの透明性が落ちてきて地図が見えにくくなったら新しいものに換えています。もう少しA3に近いサイズ(結構大きめにできている)だといいなあと思いますがまあ満足しています。A3サイズで折りたためるものをハンズなどでも探してみましたが、なかなか良いものがなく今のところこれが一番使い易い。

③はバックアップとしてザックの中に入れておき、予定変更や、①②のセットを紛失した際に使用します。

息子と一緒のときは①②のセットはそれぞれが1セットづつ持参します。夜テントのなかでそれぞれ自分の地図を見ながら明日の予定を相談、確認するのも楽しいものです。
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by mobydick67 | 2009-01-19 23:38 | 道具 | Comments(0)

遅ればせながら


映画   INTO THE WILD
 
名画座でかかっていたので息子と自転車で見に行く。
原作もずいぶん前に読んだが、原作者クラカワーよりも監督ショーン・ペンのほうが主人公に対するシンパシーが強いように感じられた。本で描かれていた頑迷な一面は映画ではあまり強調されていない。本を読んだときは主人公の壮絶な疎外感に共感はしないが、感銘を受けたのだが。
でも、よい映画だった。

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by mobydick67 | 2009-01-17 22:43 | 映画 | Comments(0)

冬季奥秩父山行の装備について

・足回り

靴下  SmartWoolExpedition
靴    LOWAのアイガー(片足1150g)
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ISUKAのライトスパッツロング
Kajitaxの8本爪アイゼン FB-8
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靴、アイゼンは冬の山にのぼりはじめた頃からほとんど変わっていない装備ばかり。
靴の中が濡れることはなかったし、寒いということもなかった。が、しかし・・やはり重い。最近はもっと軽い合成繊維の靴がでているのでせめて片足1000以下のものに変えたい。先立つものがあれば・・だが。
他の人が使っているのをあまり見たことがないが前爪のない8本爪のアイゼンは奥秩父にはぴったりだと思う。8本爪とはいえ爪の長さは10,12本のものと変わらないので急な氷の斜面を前爪を利かせて登る、というようなシチュエーションがない森林限界前後の高さの山ではこれで十分だと思う。

山行前、アルミワカンタイプのエキスパート・スノーシューズの購入を検討したが結局購入しなかった。結果オーライだがもうあと20cm雪が多かったらワカンかスノーシューなしでは甲武信頂上や雁坂への縦走はできなかっただろう。私にとって今回の積雪量はワカンやスノーシューなしで歩けるギリギリのライン。
ワカンジキタイプかスノーシューかという選択肢については、アイゼンを着けたまま装着できるワカンタイプのほうがいいと思う。エキスパートスノーシューは爪が大きいのでその歯が利く状態では短いアイゼンの爪はあまり利かないと思うが、アイゼンを効かせたいときはワカンを外すだけでよい。いわゆるスノーシューだとアイゼンの着脱という手間が増える。と、頭の中で考えてみるのだが、ワカンもスノーシューも実際につけて山を歩いてみたことがないので分からないことが多いなあ(浮力とか歩き易さなど)。まあまた次の山行前にもう一度悩んでみよう。

・寝床

結果論だがもう一つ軽い寝袋(U.L.アルパインダウンハガー3)でも良かったかもしれない。去年テント泊で寒い思いをしたのでついオーバースペックになりがちだ。防寒着など寝るとき以外にも保温を果たせるものを増やし、寝袋と併用すればもう少し寝袋を軽いものにしてもよいだろう。マットのProlite4は以前のサーマレストU.L.に比べ厚みが増した分温かいような気がした。また昨年はマーモットのダウンセーターを湿らせてしまい寒い思いをしたので、今年は化繊綿のモンベルU.L.サーマラップパーカを購入して持参したが、これは良かったと思う。ロフトではダウンセーターに敵わないが結構暖かい。

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・ストーブ

MSRのWHISPERLITE INTERNATIONALE、いつもの事だが絶好調だった。ただ、わかってはいたがガソリン1Lは多すぎ。650mlボトルで十分。一人だし。
息子の(一昨年のクリスマスプレゼントとして与えた)プリムスP-153でも良かったのだがまだいまひとつ私のなかでガス量、種類と火力や使用できる時間の関係についての経験値が低いためついつい使い慣れたWLIを持ってきてしまう。ただテント泊の場合室内でガソリンストーブを使う勇気がないので湯沸しを狭い前室でしなければならない。雪雨が降っていたり風強いと辛い。少なくとも冬場だけでもLPガスのストーブを使うようにしたい。
蛇足だが先日Hiker's Depotで購入したLight My FireのFire Steel Scoutを暇だったので2日目の夜に使ってみました。rwalkerさんのブログで少し予習しておいたのだが、WLIの下のお皿に溜めたガソリンに着火させるにはちょっとこつがいります。皿が低いひっこんだところにあるのでなかなかうまく火花が飛ばせない。力をいれてやろうとするとストライカーがストーブにあたりひっくり返してしまいそうになり怖い。そこで、左手で握ったフリントに右手でストライカーを45度ぐらいの角度で押し当てそれを鉛筆を削るときの要領で左手親指でゆっくり押すとうまく着火できました。大事なのはストライカーを押し付ける強さで速さはあまり関係ないようなのでゆっくり押せばよい。

・その他

400mlのテルモス持参したがこれは気温零下で日中行動する冬山では必須。山用のものではなく少し重いがその重さ以上の価値がある。

BDのトレイルコンパクトをダブルで使用したが、いつも息子と1本づつシングルで使用しているが、やはりダブルのほうがよい。特に雪山では。今後はダブル使用をスタンダードにしよう。ただ他の方もブログで指摘されていたが、雪の中で使っているとグリップのスポンジ?部分に雪がつきそれが手の温度で溶けては凍り・・・・というのを繰り返してひどいと倍ぐらいの太さにまで氷がついて、一度ついてしまうとなかなか取れない。昨年経験済みなので今年は少しでも氷がつき始めたらまだ薄いうちに歯でかじってこそげて対応。以前同じBDのExpedition Poleを使っていたがこちらは重いが取っ手が樹脂製でそんなことにならなかった。最近トレイルコンパクトが山の雑誌でスノーシューイング時のポールとして商品紹介されているのを見かけた気がするが大丈夫だろうか?このトレイルコンパクト、軽いが剛性に欠ける面もあるのでそのことはまた後日述べてみたい。


〔まとめ〕

出発前飲料、食料込みでザックは17Kg。重い。もう少し減らしたい。重ければラッセルもつらい。
アルミワカンがあれば少し楽かもしれないが、着けていない時の荷は重くなる。テントをツエルトにすれば減量できるが、そうすると今回のように冬季小屋を使ってしまう機会が増えてしまいそう。できれば冬でも幕営でいきたい。たかが二泊だがやはり冬は色々難しいなあ~。いつかは冬季奥秩父主脈全縦走してみたいのだが問題山積みである。
装備ではないが、やはり少し行動時間が長すぎたので、もうあと1、2時間短くしてその分テント設営に余力を残して行動する必要があるな。
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by mobydick67 | 2009-01-17 22:19 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)

冬の甲武信ヶ岳 3日目

2009年1月12日

5:00起床。少し曇り

昨夜ひまなので地図を見ながら下山路を検討したが、突出峠経由は道があまりよくないのでパスしたい。甲州側沢伝いの道は帰路の交通機関が往路と同じでつまらない。黒岩尾根はこれまで通ったことはないが、よく整備されていると以前ここの小屋番の方に聞いていたので黒岩尾根経由で川又まで向かうことにする。

アルファ米の五目御飯、コーンスープ、コーヒーの朝食を済ませ、5:40まだ暗いなかヘッドランプを点けて雁坂小屋を出発。

道は、しっかり幅もありよく踏まれているので雪があっても気にならない。念のためアイゼン着けて出発したが、ゆっくり歩くならなくてもどうにかなりそう。できれば川又9:00のバスに間に合わせたいので走るようにして下る。

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日が昇ると尾根の東側側をトラバースする道からは進行方向に和名倉山、右側に秩父主脈の稜線がシルエットになって浮かぶ。さらに明るくなってくるとその稜線の秩父側の険しい山腹がよく見えた。雪はところどころ溶けてなくなっているところもあるが、積もっているところで30cmくらい。

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8:10 林道終点着。林道に着くと雪が降り始めた。

8:20 豆焼橋を通過。橋からは豆焼沢を挟む渓谷の絶景を眺めることができる。ここでもう9:00のバスはあきらめる。

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途中、秩父名水ゴボゴボ水の水場、雁道場からのショートカットルートの終点などを通りすぎ、歩き難い舗装された林道を1時間以上あるいてやっと9:30に川又バス停に到着。スパッツを取ったりアイゼンをザックのなかにしまったりして身支度をと整えるが、次のバスは11:20までない。待っていても寒いので秩父湖まで歩いてみることにした。直線距離で5kmくらいだろうか。いつもはバスで通りすぎるだけの秩父往還を歩くのもよいだろう。10:00川又出発。

栃本の白泰山、十文字方面への登り口。

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道は舗装されているが雪がけっこう残っていて通る車はほとんどなかった。
途中2,3度土地の人とあいさつを交わしたが、秩父湖まで歩くというとみんな親切に道を教えてくれた。

11:35 結局途中でバスに追い越されそうなので秩父湖の二つ手前の停留所、麻生でバスを待って乗った。

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秩父湖から三峰口行きのバスに乗り、いつもは途中下車して大滝の日帰り温泉に寄るのだが、帰りが遅くなりそうなのでそのままパスして三峰口で下車。
腹がへったので前から気になっていた駅前の福島屋で天ぷら蕎麦とビール。旨くて安い。
店内の柱、梁には三峰神社の厄除けなどいろいろな護符がたくさん貼ってある。セットになっていて貼る向きなどが決まっている護符もあるそうだ。安いがよく効く護符らしい??

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その後電車を乗り継ぎ夕方無事帰宅。
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by mobydick67 | 2009-01-16 18:33 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)

冬の甲武信ヶ岳 1&2日目


成人の日の3連休、去年に続き甲武信ヶ岳にチャレンジ。


当初は息子と二人で山行の予定だったが、前々日に息子が膝が痛いと言い出し、9日に病院で検査、オスグッドであることが判明。急遽ソロとなる。当分サッカーも山も無理だな。不憫。
ということで前夜一人用に荷を詰めなおす。テントもVALHALLAかエアライズか迷っていたが、一人ならエアライズ2で十分。夜遅くなっても都内は結構雨が降ってるが、山は当然雪だろう。去年の二の舞か・・・。武者震い?しながら眠りにつく。


2009年1月10日

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電車を乗り継ぎ山梨市駅へ。雲っているが駅周辺にはまったく雪がない。途中の高尾あたりのほうがまだ多いくらいである。バスに乗り西沢渓谷へ。途中だんだん雪が出てきて、西沢渓谷でだいたい15㎝ぐらいの積雪。

装備を整え10:20出発。徳ちゃん新道を行く。先行者がいるようで踏み跡がある。沢沿いの道との分岐点までアイゼンなしで進む。分岐点あたりで雪は30㎝前後。ここでクラッカーなどの行動食を昼食がわりにとる。
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分岐点を越えてすぐ先行者を追い越す。大きなザックを背負った夫婦で朝8:30に西沢渓谷出発し今夜は途中テントを張り明日頂上を目指すという。こんな時期に一人で登る人いるんだ~と言われ、互いに励ました後、先を行かせてもらう。
(追記:帰宅後WEBを見ていてこれがあのテントミータカさんだと判明)
ラッセルというほどでもないがやはりトレースがないところを行くのはシンドイ。登りも急になり高度2000mくらいで積雪は40㎝。2200mを超えると50㎝前後積もっていて結構キツイ。雪も少し降り始めスピードもかなり落ちてくる。
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16:00頃にやっと去年立ち往生した約2400mの縦走路との分岐点に辿り着く。去年はここから木賊山への登りが雪が深くて(胸まで埋まるくらいあった)どうしても登れずやむなくテントを張り翌日下山した。今年も腰の上まで埋まる積雪だが時間をかけながらなんとか木賊山頂上まで登りふきっさらしのザレ場を越えて甲武信小屋に到着したのが17:30。もうほとんど真っ暗になりかけていた。テントを張る余力などなく冬季小屋を使わせもらうことにする。小屋の入り口と冬季部屋にはそれぞれLEDの豆球が灯っていてとても助かった。翌朝確認したがソーラーパネルで発電、蓄電しているようだ。10年くらい前に4月上旬に一度冬季小屋を使わせもらったことがあるがその時とは開放してある部屋が違っていた。一階の広い部屋で普段は食堂に使っている部屋だとおもうが、いつもはテントなので入るのは初めて。小屋番がいるときはテントのくせに、留守のあいだに部屋にあがってしまう自分は少し厚かましいと思い反省。

ワインを乾きものののつまみで飲みながらMSRのWhiper Light Internationalで雪を溶かして湯を沸かす。2人の予定で詰めたまま詰め替えなかったのでホワイトガスはたっぷり1L持参。アルファー米の五目御飯と味噌汁の夕飯。先日Hiker's Depotで購入したオーサワの大豆ミートを味噌汁にいれて食べてみた。代用肉ということだが、歯ごたえのある油揚げという感じで、なかなかいける。かたちがカエルの脚にしかみえないのだが、故意か?酒もあまり持参していないのでほどほどにして寝袋に入ってラジオに耳を傾ける。外は結構吹雪いている。
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寝床は床にMPIのオールウェザーブランケットを半分折りにして敷いた上にマットはProlite4R、寝袋はモンベルのゴアシュラフカバーにスーパーストレッチ・ダウンハガー2。ULGさんが冬季寝床システムを検証中で、そこではどうもシュラフカバーは分が悪いようだが、それはあくまでテント内での話。小屋など湿気の心配のあまりないところでは当然カバーを使ったほうが保温の面でも有利だろう。靴下は予備のものを重ねて2枚履いて、TNFのLWの長下着上下を着たうえに、下はその上にMWの長下着を重ね着し、上はLow Alpineの厚めのフリース、モンベルのU.L.サーマラップパーカを着込み、ネックウォーマーと厚手のフリース帽つけて寝た。さらに沸かした湯をグランテトラ1Lに詰めて湯たんぽにし、丹田には使い捨てカイロを張って寝た。ここまでやると万全で、室内で夜は-13℃、起床時-17℃だったが寒いということはなかった。前述のULGさんのブログで呼気が寝袋を湿らすという指摘があったのでなるべく寝袋に顔をもぐらせないよう寝たが、朝になるとカバー、寝袋とも口に近い縁のあたりがバナナくらいの大きさで凍って硬くなっていた。やはり呼気の湿気はかなり影響大だ。
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2009年1月11日

5:30起床。

寒いが体を起こしてとりあえず湯を沸かす。アルファー米と中華スープの朝飯。食後コーヒーとチョコ。荷造りを済ませ荷物を小屋入り口にデポして6:30に頂上目指して小屋を出発。

小屋から上は雪が少なくかつ締っているため助かる。6:50頂上着。快晴だが風が強く(強風注意報がでている)積もった雪が吹上げられて空中を舞う。八ヶ岳、金峰山の五丈岩、(おそらく?)北アルプスがよく見える。風が強く寒いので頂上とその少し下で何枚か写真をとって小屋へ戻った。
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7:30、荷物を担いで小屋を出発。
ところが昨日自分がつけたトレースは風と新たな雪でほとんど無くなっているではないか!この分岐~小屋間は昨日最もラッセルにてこずったところでもう一度登り直すのはうんざりなので、いちかばちか北面の巻き道に向かってみた。こちらも5,60cmの積雪はあるがまだ木賊山の尾根筋よりはずっとましだった。昨日もこちらを通ったほうが楽だったかもしれない。
縦走路に合流。昨年はこのあたりでテントを張ったが雁坂方面への道は1m前後積雪がありとてもそちら行くのは無理でここから下山した。今年は昨年より少し雪が少なく、なんとかなりそうなので予定どおり雁坂を目指して進む。といっても腰上の雪の中をラッセル。とても時間がかかる。途中賽の河原で海が見えた。これは初めて。
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9:30に破風避難小屋着。中をのぞくと隙間から吹き込んだ雪が一面5cmくらい積もっていた。外のベンチでカロリーメイトなどを昼食代わりに摂る。
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このあとラッセルに苦しめられGWなどの倍以上の時間をかけて進むことになる。

11:30  破風山(2317m)

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15:00  雁坂嶺(2289m)   

15:40  雁坂峠(2050m) 

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16:00  雁坂小屋到着

この日の行動中の気温は-15℃~-5℃前後。
積雪はだいたい40cm~100cm。植生のまばらな樹林帯が吹き溜まりができやすいようで一番雪が深かった。
甲武信小屋~雁坂嶺間はまったくトレースがなく、鹿など野生動物のトレースも少なかった。雁坂嶺から峠までは一人か二人の新しいトレースがあった。雁坂峠近辺は結構たくさん踏み跡があった。

やはりこの日も小屋にたどり着くだけでへとへとでテントを張る余力がなく開放されている小屋を使わせていただく。というよりも、午後はもう疲れて途中テントを張ろうかと何度となく思ったが、小屋まで行けば楽ができるとそればかり考えてラッセルしていた。
また残り少ないワインを飲みながら湯を沸かし、インスタント塩ラーメンに大豆ミートを加えた夕食を摂る。高度を下げたせいで昨日より気温が高く小屋の中で夜-10℃、朝-13℃くらい。窓から月明かりが射してけっこう明るかった。ラジオを聴きながら寝た。
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by mobydick67 | 2009-01-15 18:05 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(4)