カテゴリ:おおかみ( 5 )

オオカミの護符が欲しい

オオカミの護符  小倉美恵子

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そのままズバリのタイトル。表紙もカッコいいし、期待して読んだが、中身はあまりピンとこなかった。代々続く農家である川崎市の実家に貼ってあった御嶽山のオオカミの護符を発端に、御嶽神社、秩父の猪狩神社、三峯神社を訪ねてオオカミ信仰を探る過程は面白いし、その土地それぞれの習俗や言葉使いが紹介されているところまではいいけど、そこから筆者が導き出したものが、近代以前の農村文化、里山文化、山村文化の懐古主義的な「昔はよかった」的礼賛に終わっているところは???だし、もったいぶった文体がなんだかまどろっこしい。「ガイア・シンフォニー」とかが好きな人にはお勧めかもしれないが・・・

ともかく、今年こそは三峯神社に行ってみよう。
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by mobydick67 | 2012-01-25 23:18 | おおかみ | Comments(2)

オオカミ、六本木に現わる?

震災もあって、楽しみにしていたシュルレアリズム展になんとなく行きそびれていたけど、少し気持ちも落ち着いてきたし、どうしても見ておきたいものがあったので終了間際に行ってきた。

平日だったので、そんなに混んでいなくてわりとゆっくり見ることができた。芸術新潮の特集で少し予習しておいたが、やっぱり本物はいい。特に本物とか偽物とかということに疑問を投げかけた運動でもあることだし、やっぱり「本物」を見るのは悪くない。


で、どうしても見ておきたかったものですが・・・

ヴィクトール・ブローネル 「狼ーテーブル」 (1939年/1947年)

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そう、狼。が、実物を目にすると意外に小さい・・・何か変だ。プレートには作品名や作者と共に素材が記されているが、なんと「木、キツネの剥製」とある!キツネ??そうか・・・・まあね・・・・リアリズムの超克ってことだから・・・まあ、いいか。ちなみにシュルレアリスム展は会期を延長して5月15日に終了。オオカミもどきのキツネももうパリに帰ったのかな。


それにしてもネオテニー展のときにも結構オオカミをモチーフにした作品が多かったけど、現代美術とオオカミって相性がいいのか?
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by mobydick67 | 2011-05-29 18:31 | おおかみ | Comments(2)

またもや上野の杜にオオカミが集う・・・


今日は休みで、息子も部活がなかったので二人で自転車ででかけた。GHISALLO 305 とGIANTのMTBを乗り換えながら目的地上野に向かう。

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途中新宿桂花ラーメンで太肉麺(ターローメン)。夏暑いときでもやっぱりこれは外せない。

秋葉原で少し寄り道。私は会社も近く、よく仕事関係の部材を求めにくるのだが、息子は初めてだったので、ラジオセンターとかメイド喫茶とかを案内(後者は入ってみるかと誘ってみるといやな顔をされた・・・何でも経験だと思うのだが・・・)。


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上野へ。今回の目的は上野の森美術館で開催中のNEOTENY JAPAN (ネオテニー・ジャパン)展。あのとき偶然ポスターを目にして以来気になっていたのだが、もうすぐ終わりそうなので急いで自転車で馳せ参じた。

入場料1000円(成人1名分、中坊の息子は上野の博物館、美術館は基本的にただ、タダ!)を払って、会場に入るといきなりでかいぴかぴかのオオカミがこちらに尻を向けているではないか!タイトル、作者は忘れたがとりあえずつかみはOK,これだけでなんかうれしくなってきた。
高橋さんという精神科医が集めた日本の現代美術作品が展示されているのだが、門外漢の私でも名前を知っていたり、作品を雑誌などで目にしたことのある奈良美智、村上隆の作品もあれば、それ以外に聞いたことも見たこともないような作家の作品がたくさん集められておりとても面白い。

会田誠の「紐育空爆之図」がいい!欲しい!床の間(ないけど・・)に飾りたい!このひと私とほぼ同世代でガンダム好きのようだが、ガンダムにはあまり惹かれなかったが、松本零士のコクピットシリーズを座右の書としガキの頃はプラモデルのゼロ戦でプラモデルの軍艦を爆撃する遊びに明け暮れていた私にもこの作品はグッとくるなあ。この絵の前にいると、

ブロロロ・・・ヒューン・・・ダダダダ・・・・キーーーン・・・ドッカアアアーン!

とか言いたくなってきた。危ない危ない。どうして男の子はセンソーが好きなんだろう。


そしてそれは二階にいた・・・。

衝撃的だった。ポスターやチラシの図案は二つの作品をコラージュして作ったものだったんだ。背景として使われている作品もそばにあったが、何より衝撃的だったのはオオカミのほうだ。あのプロフィールが作品に写真として使われているのではなく、そのままそのものがそこにあった。それもポスターの図案ではそのほんの一部が使われているにすぎない。オオカミは2頭いたのだ!






ジャーーーン!


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小谷元彦 Human Lesson(Dress 01)

(お土産に買った絵葉書より)

これにはほんと驚きました。ロックンロールするオオカミみたいでカッチョいー。これも欲しい。着てみたい。これを着て銀座のクラブとか飲みに行ってさりげなくホステスに脱いだこのコート(いやコートではなくドレスなのでこれを着たホステスになるのか・・・?)を渡してみたい。 

現代美術好きだけでなくオオカミ好きも是非この美術展にいくべきである。オオカミはいまや日本現代美術における重要なモチーフ?である。こんなに上野にオオカミが集ったのはあのとき以来である。必見、NEOTENY JAPAN !7月15日まで!


帰りはこことか寄り道して帰った。

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とりあえずお約束なので・・・

今日の走行距離:40.82km
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by mobydick67 | 2009-07-12 21:25 | おおかみ | Comments(0)

世田谷の狼



先日オオカミのことを書いていて、三峯神社をググっていると世田谷区にも三峯神社があることがわかり、家からそんなに遠くないので少し前に自転車で行ってみた。


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住宅街にある小さな神社で(実は10年くらい前に砧に住んでいたのだが、その当時近くにこんな神社があるとは知らなかった。前は何度か通ったことはあるはずなのだが、まったく印象に残っていない。)少し地味である。境内に入ると参道の入り口と社殿の前にそれぞれ対で狛狼?がいます。



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なかなか立派な面構えでした。
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by mobydick67 | 2009-02-20 17:45 | おおかみ | Comments(0)

オオカミ

狼に少し興味があって、機会があればいろいろ調べてます。

子供の頃シートン動物記の狼王ロボを読んだ記憶があります内容はもう思い出せません。
宮崎駿の「もののけ姫」に登場する山犬がカッコよかったので少し興味を持ちました。
その後熊谷達也の漂泊の牙 (集英社文庫)、児童書ですがウルフ・サーガ (福音館文庫)などの小説、その他オオカミをテーマにした本などにも機会があれば目を通してきました。

そんなとき2005年冬に新聞を読んでいてある記事に目がとまりました。その記事によると日本に三体しかないニホンオオカミの剥製が上野に集結するらしいのです。ひとつは国立科学博物館に常設展示されていて、それ以外の東大農学部と和歌山大が所有する二体が上野動物園で期間限定で展示されるということでした。これは行かねばなるまい!ということで子供をつれていってきました。
まず博物館にいきましたが、ここの剥製は剥製の丘ともいうべき剥製群のなかにありました。まわりの他の動物の立派な剥製にくらべ大きさも小さくとても地味。え、これがオオカミ?というぐらい迫力がなく近所の野良犬といった風情です。
次に動物園のオオカミ展に向かいました。池の傍の出口に近い建物の前に看板があり中に入ってみると学校の教室ぐらいスペースに標本が二つ置かれ、パネル数枚で解説がされていました。もっと人が多いかと思ってましたが、2,3人しかおらず盛り下がってました。こちらの剥製二体は大きさは博物館のものより少し大きく、何かを威嚇するよう姿勢で作られているのでまだましですが、それでも本来そういうものなのか剥製を作った人にセンスがないのかわかりませんが、顔つきがやはり捨て犬のようで哀愁がただよっており人の少なさもあって寂しさを覚えました。とりあえず子供を前に立たせて記念写真をとり帰途につきました。

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(ちなみにもののけ姫に登場する山犬は巨大ですがあれは北米のシンリンオオカミがモデルですね、おそらく。)

そんなこんなでオオカミには興味を持ち続けています。最近読んだ本では人はなぜ山に登るのか―日本山岳人物誌 (別冊太陽―日本のこころ)の巻末にオオカミに関する特集がありなかなか良かったです。

オオカミと言えば三峯神社!ですが、今まで何度も雲取山に登っていますが、実は一度も三峯神社側から登ったことはありません。今度是非一度登山のついでに三峯神社に行ってみたいと思ってます。

また雲取山の南西の縦走路沿いに狼平という地名の開けたところがあり、通るたびに何かオオカミに対するロマンをかきたてられていたのですが、最近読んだ原全教の「奥秩父回帰」という本の山の地名に関する記述のなかで、上(カミ)のほうの大きく(オオ)開けたところ(タイラ)でオオカミダイラではないかとの説明があり、すこしがっかり。まあ地名なんてものはそういう単純な由縁がほとんどなんでしょうが・・・
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by mobydick67 | 2009-01-23 10:45 | おおかみ | Comments(0)