カテゴリ:奥秩父:山歩きと備忘録( 126 )

奥秩父の裏側を歩く 2

2012年10月7日

夜半にはかなり降っていた雨も朝には小雨になった。

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早起きして朝食を済ませコヒーを啜りながら、雨の中の撤収を躊躇っていたが、ラジオで天気予報を聞いても朝のうちは止みそうもないので出発することに。6:15 出発。雨なのでカメラはRX100 はジップロックに入れてザックのなかにしまい、スマフォ(104SH )で代用。

今日はこの唐松久保沢を源頭までつめる。

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次第に狭くなり斜度も増す谷を30分ほど辿ると、水が岩の下に伏流する源頭と思しきところに着いた。

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源頭部を乗り越すと上には幅20m、高度30mほどのガリー。これは1/25000地形図にもよく目を凝らし見ると棒線で記されている。帰宅後調べたところ正式には「雨裂」記号というようだ。左側の樹林との縁を登る。

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ガリーを越え、苔むしたシラビソ林のなかを天竺平から富士見に連なる尾根を目指してつめる。

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が、あと尾根まで高度にして2、30mというところでしっかりとした杣道にぶつかった。道は尾根の下を稜線と平行するように続いている。

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せっかくなのでこれを富士見のピーク、南東方向に進む。しかしいくら進んでも道はいっこうに尾根に乗る気配はなく、かといって縦走路と交差するでもなくなんとなく縦走路の下を平行するように国師ヶ岳、南南西に方向を変え、そのうち下り始めた。

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途中に古い杭も残るが、道も途切れぎみで藪が濃く怪しくなってきたので見切りをつけて、来た道を戻ることに。

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少し戻って適当なところでやっぱりいつものように幼木の藪につっこんで登りつめると・・・

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8:10、主脈縦走路に出た。ここから富士見まで5分ほど。

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あとは歩き慣れた縦走路を進み、甲武信岳頂上へ。霧の上に頭を出したピークから紅葉が始まりつつある。

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9:20 甲武信小屋。徳さん、ヅメちゃん、今井さんに加え、すーさん、ワッキー、晴ちゃんなど馴染みの顔が・・・

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山旅ロガー、まあまあかな。

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いつもの場所にテントを張って、のんびりしているうちにいつのまにか天場も小屋もお客さんでいっぱいに。この日は小屋には90人近く宿泊したようだ。夜は美味しい酒、肴をご馳走になって遅くまで・・・・

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2012年10月8日

この日もお客さんが出発したあとコーヒーをご馳走になってゆっくり出発。なぜか前日下山予定の晴ちゃんが居残っていたので一緒に下山することに。9:20 縦走路を西へ出発。

秋の奥秩父。

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笹平。昨日までぐずついてた天気も回復傾向。

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今回はゆっくり歩こうと思っていたのに、晴ちゃんはすたすた先を行き、こっちはヒイヒイハアハア言いながらなんとか後ろをついて行く。侮ってました。すみません。

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11:30、雁坂嶺。せっかくなので孫四郎尾根をご案内。

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藪女。えっ、ガール?

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12:00 孫四郎天平。

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ここで昼食をとり一服した後、コンパスと地図を頼りに薄い踏み跡が出てきたり、途絶えたりを繰り返す藪尾根を下る。最後は急な笹薮を下って・・・・

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13:00、登山道に復帰。いつの間にか空模様が怪しくなっている。ここからは再びとばして歩く晴ちゃんに遅れをとらないよう何とかついていく。

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15:00 川又バス停。途中孫四郎尾根で雁坂峠をショートカットしたとはいえ甲武信ヶ岳から5時間40分。恐るべし晴ぶー、じゃなくて晴ちゃん!

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このあとバスを乗継いで秩父に向かう途中、徳さんのお母さん山中時子さんが偶然バスに乗ってきてびっくり。お元気そうでした。また三峰駅で川上さん一家が迎えに来てくれていたのにもびっくり!感謝。


・・・・・ということで、またもや秩父川上家で楽しい時間を過ごし、なんだか浦島太郎なったような気分で亀ならぬレッドアロー終電で秩父を後に・・・・・
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by mobydick67 | 2012-10-15 22:21 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(4)

奥秩父の裏側を歩く

ここのところせかせかした山歩きばかりだったので3連休、奥秩父の裏側をゆっくり歩いてきた。


2012年10月6日

前夜パッキングに手間取り、遅くまで起きていたせいで眠い目をこすりながら鈍行列車を乗継いで信濃川上に向かう。途中、小淵沢駅で肉そばと稲荷。中央線ホームの丸政はまだ開いていなかったので、駅舎改札前で。

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信濃川上駅からバスに乗ったのは自分の他に登山者二人だけ。11:10、梓山から南へ歩き始める。

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いつもの町田市民休暇村から右の国師方面、南へ向かう。

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カメラはRX100をRAPID R10速写仕様で。使い勝手がよく山でも十分使える。

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国師方面との分岐から左の「山道」、唐松久保沢沿いの昔の姿に戻りつつある林道を東へ。

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道は部分的にしか残っていない。赤テープに従って沢床に降りたり、崩れかかった道に戻ったりしながら沢に沿って遡る。

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唐松久保沢には必要とは思えない堰堤が幾つも続く。道沿いには錆びついたワイヤー、H鋼、空き缶など人の営みの痕が残る。

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ずっと右岸を進むが最後の堰堤は右岸が土崖になっているので、手前で左岸に渡り堰堤を超えると南側からの支流との出合い。ここで赤テープは途絶える。探索していないが、このあたりから尾根に取り付く道があるのかもしれない。

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出合いのすぐ先に10mほどの緩やかな滝。唐松久保沢唯一の滝。右岸を登る。

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滝から先も右岸に林道の痕跡が部分的に残るが歩きにくいところもあるので、渡渉を繰り返しながら歩く。

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右岸側の大きな崩落地を超えたあたりから谷は狭くなってくるので、今夜の幕営地を探しながら歩く。昨年のGWに歩いたときに甲武信、国師間の縦走路へとりつくために樹林帯の藪に突っ込んだところより少し先まで進んだが、結局先ほど目星をつけておいた苔むした沢の左岸の明らかに人の手で開いた幕営適地まで戻りそこにテントを張ることにした。14:40。

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持参したワインを呑みながらゆっくりテントを張り、荷を片づけ、薪を集め、焚き火の準備。

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ダケカンバの樹皮を種火して湿った薪に火がについた頃には、ナルゲンに移して持ってきたワインが空いたので、次の大瓶にも手をつけ煙に燻される・・・・

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チーズや枝を挿して遠火で炙ったウインナーを肴に呑んでいると17:30頃から小雨が降り始め、結局テントに引っ込んで遠目に焚き火を肴に呑みながら、コンロで肴作りに励むことに・・・・

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フィッシュバーガーカレー風味・・・・

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沢音、雨音、Good Music・・・・

Takin My Time / Bonnie Raitt





夜は長い。



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by mobydick67 | 2012-10-12 01:06 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)

田部重治も踊れ踊れホイホイ!奥秩父でロックンロール? 2

ちなみに、釜ノ沢東俣遡行時に山旅ロガーでとったログ。

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狭隘な谷筋ではやはり現在地を正確に特定できてない。

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少なくとも今使っているスマフォ(SH104)では迷って枝沢に入っても、スマフォのGPSはあまりあてにならない。

それと装備については、水量が少なく乾いた石や湿った土の上を歩くことが多かったので、フェルトではなく、アクアステルスソールのシューズが欲しいなあと思った。ソールの摩耗を気にしなければ登山道の下山にも使えるので、別に下山用に靴持つ必要もなさそうだ。買うならこれか?

キャラバン 渓流 大峰アクア

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2012年8月25日(土)

8月とはいえ、朝は冷え込むのでスケスケテントに薄い首までシュラフだと少し寒い。

ゆっくり起きて、楽団のリハの音を聞きながらテラスでのんびりしていると、午後から友人たちがどんどん到着。川上さん、すーさん、いじる、Hピー、皆野さん、Wさん、山はひさしぶりの息子等々。あまり飲むとライブまでもたないのでほどほどに飲みながらライブを待つ。

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5:30 開演

フォーク、ロック、70年代風ニューミュージック、ブルース、音頭、アバンギャルド?ありの楽しいライブ。田部重治も草葉の陰で踊り狂ったことでしょう・・・



ライブ後はそのまま食堂でメンバーとお客様、お子様が入り乱れての飲み会・・・

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誰?君等は一体何人アルか?

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飲みたりない人たちは某暗闇クラブになだれこんでそのまま遅くまで・・・

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翌日はゆっくり出発して頂上経由で毛木平へ。

左は初めて一人でお山でテント泊の息子。右は今年から小屋に入った新人小屋番の今井さん。頂上まで来て見送ってくれました。

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涼しい沢風のそよぐ千曲川沿いの道を降りる。

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なぜか今回のライブのスペシャルゲストfromシリア?だっけ?、ロドリゲス・スワが毛木平にも出現!

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このあと一緒に川上さん、皆野さん、イジル、Hピー、息子、スワと一緒に滝見の湯で汗を流して秩父へ。またもや川上家に世話になって、いつものようにレッドアロー終電で後ろ髪ひかれる想いで秩父をあとに。



また来年と言わず、年内、できたらクリスマスにでも特別に小屋開けて第2回開催してね。
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by mobydick67 | 2012-09-03 22:22 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(4)

田部重治も踊れ踊れホイホイ!奥秩父でロックンロール?

甲武信小屋で楽しい催しがあると聞いて、行って来た。

2012年8月24日

山梨市駅発の一番のバスに乗ろうと京王線から高尾で中央線に乗り換えようとすると後ろから声が。イジルとHピー。奇遇。おまけにザックにヘルメットがぶらさがっているところまでこっちと同じ。一緒に山梨市駅でバスを待っていると、今度は晴ちゃんが。ということで4人でバスに乗り西沢渓谷へ。東屋で装備を整え、サンダルを沢靴に履き替えた。徳ちゃん新道経由で甲武信小屋に向かう晴ちゃんと別れ、3人で吊り橋を渡る。

今回は田部重治が開いた甲武信ヶ岳へのクラシックルート、笛吹川東沢釜ノ沢東俣ルートを歩く。なぜか約束したわけでもないのにイジルパーティも同じルート。

11:00 鶏冠山登山口。すぐに河原に降りる。

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10分くらいゴーロ歩いたとこで、左岸に巻き道の入り口。ここで途中一泊予定のイジル・Hピーパーティと別れ、一人先をゆく。

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巻き道は途中痩せたところもあるが、そういうところは針金や木の根のホールドがあって問題ない。ただ雨が降って泥濘んだり滑りやすくなるとイヤかも。途中3人家族パーティを追い越す。


12:00 山の神。ここで巻き道は終わり。田部重治によると昔はここに小屋があったという。渓に降りる。

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水量が少ないので、暑さを紛らわせるために膝くらいの水にときどきつかりながら歩く。

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途中両岸から大きなナメ滝が幾つか流れこんでくる。

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釜ノ沢出合い。赤ペンキにちょっとげんなり。ここで進路を北に。

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13:10 魚止めの滝。ここでパン、おにぎりでお昼。

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装備としては、ザックはGoliteのJAM。中に60Lの防水パックを入れてお泊りセットほぼまるごと防水。中身はテント(Big Agnes Copper Spur UL1)、寝袋(モンベル サーマルシーツ)、マット(モンベル U.L.コンフォートシステムパッド90)、食糧火器一式、酒。他に6mmのロープを15メートル。スリング長短4本。カラビナ、環付1含めて3個。ハーネス、エイト環は省略。足元はモンベルのフェルト足袋シューズ。あとは下山用のアプローチシューズ、テント泊用のサンダルなど。

ちなみにここはあんちょこどおり右岸を巻き気味にすんなり登れた。


上がったところが有名な千畳のナメ。

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いい気になってビデオ撮りながら登ってたらいつの間にか斜度が増していてスッテン。

ナメの上を走る美しい水の波紋。

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14:00 両門の滝。

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すいまんせん。美しい滝の写真を見たい方はググッて他をあたってください。ここは左岸を巻く。


このあとすぐ現れるヤゲンの滝をマヨイ沢と挟まれた狭い左岸を巻いて少し登ると広い樹林帯に入る。沢は幾筋にも別れて流れる。通称広河原。

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あちこちからこんこんと水の湧き出る苔蒸した林。こんなところに天幕張って、焚き火でも見つめながら酒をちびちびび夜を過ごすのもまた一興・・・・・とは思うものの、今回はとりあえず先を急ぐ(いつもこればっかり・・・)。1時間ほどこんなところを歩くことになる。

15:30 階段大ナメ滝。最初右に巻いたあと、途中からは水も少ないし簡単そうだったので直登してみた。

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このあとは当分長く退屈なゴーロ歩き。二つほど枝沢との出会いを通過、2箇所とも看板が出ていて迷いようがない。

16:00 木賊沢との出会い。ここもあんちょこあてにしてまず木賊沢の左岸にとりついてテープに導かれてそこそこ斜度のある斜面を木につかまりながら巻く。ちょっと高巻きすぎたところで対岸の本流左岸、7mほど下にテープを見つけ、しょうがないので枯れた木賊沢を下りぎみにトラバース。高度感もあり、ザレてて嫌な感じ。

木賊沢との中間尾根から本流大ナメ滝。

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少し登ると狭いゴーロとナメの急登に入る。ここを踏ん張って登り切ると・・・

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16・30 源頭の甲武信小屋ポンプ小屋。

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水を浴びて汗と泥を落として、あとは作業道を上って・・・・


16:40 甲武信小屋。

まずは小屋に集まったバンドのメンバーの皆様とテラスでビール。

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テント張って小屋で飲んで、さらにもう一軒はしごして、ほどよく酔っ払って寝た。


―――――――――

かの田部重治が切り開き、服部文祥が日本の沢登り発祥の地と呼んだ笛吹川東沢。一人だし歩くのは初めてなので、遡行図のあんちょこ持って、1/25000の地形図持って気合入れて入渓したけど・・・・・・しょっぱなの巻き道からもーずっーとピンクテープ頻出。滝を高巻く時もあれこっちかな?と目をやると必ずテープが目に入る。高巻く途中もテープが頻出。出合いでもどっちかなと考える暇もなく看板かペンキが目に入ってくる。とりあえずテープの数は甲武信ヶ岳に向かうどの一般ルートよりも多いことは間違いない。そんなことで、地図を見て歩くというよりも、遡行図を頼りにピンクテープに導かれて歩くという感じ。ちなみに遡行図は東京起点沢登りルート120の東俣、西俣のページをコピーしたものを持参。新しい本なので添えてあるコメントも含めほぼ100%現状どおり。とても参考になった。強いていえば、距離感だけは遡行図からはつかめないので、地形図を時々みて確認した。

最初に巻き道で3人パーティを抜いてから、誰にも会うことなく一人歩きを満喫できたけど、何か違和感の残る沢歩き。もちろん技術も経験もない自分がすんなり歩くことができたのは、テープや遡行図、そして好天のおかげということは重々承知だけど・・・・まあいつかもう一度歩いてみてもう一度よく考えてみようと思う。
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by mobydick67 | 2012-08-29 23:34 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(4)

山で・・・・

なんか山のほうで楽しいことをやるようなので・・・・

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オッサンもきしゃに乗って行ってみようと思う・・・・

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プロデューサー兼バンマスはリサイタルとか言ってるけど・・・・

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要するに騒ぐんでしょ?

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え、違うの??



ああ、今週末、2012年8月25日(土)17:30より甲武信小屋で!
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by mobydick67 | 2012-08-22 22:24 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)

正太郎の夏休み

昨年末の秩父夜祭りのとき、酔っ払った勢いもあったけど、川上家長男1号こと正太郎と、夏にみんなで甲武信ヶ岳に登って花火をしようと約束した。


それで8月第一週の週末、みんなで甲武信に登ることにした。金曜の夜、小淵沢ステビチームとルートイン秩父チームに分かれて前泊。秩父チームは私を含む酒癖の悪いメンツが揃ってしまったので随分遅くまで・・・・。翌朝6:00に川上家と合流して川上号で毛木平へ。ここで小淵沢チームと合流。

9:00 総勢9人で歩き始めた。こんな大人数で歩くの初めてだ。

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みんなで、ゆっくり、のんびりと。

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千曲川源流沿いのこの道は夏でも沢風が通り抜けとても気持ちがいい。

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それでも、源流の碑から上はペースも落ちて、時間がかかった。

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17時過ぎ、甲武信岳頂上に着いた。

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正太郎にまた来年も一緒に登ろうよ!と言ったら来年はもういいという答えが返ってきたのは少し残念。それでもなんだか顔つきも精悍になって、男前の正太郎。ああ、そういえば2号もあいかわらずキーキーうるさいけど、なかなかいいサポートしててちょっとだけ見直したよ。


小屋に着いたのは18時前。毛木平を出発して9時間かかって辿り着いた。食後に念願の花火。爪ちゃんから禁断の打ち上げ花火の差し入れもあり、みんなでわいわいわい言いながらやって、大人にとってもいい夏休みの思い出ができた。



これ、やっぱり来年もやろうよ。
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by mobydick67 | 2012-08-13 22:01 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(7)

奥秩父 山、谷、峠そして人・・・そして? 4

2012年5月6日

4時過ぎに起きると外は薄曇り。昨日もどしておいたアルファ米わかめジャコご飯と味噌汁で朝ごはん。練乳入りインスタントコーヒーを淹れて、荷を片づけて5時20分出発。腐りかけの雪に足をとられながら尾根沿いに30分ほど下ると、雪がなくなり踏み跡らしきものも見えてくる。

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人の痕跡

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少し下るとすぐに最初の小ピーク手前の鞍部。

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12月に爪リンと歩いたときは尾根通しに愚直に進もうとして藪にはまった。巻き道を探すと左手、西側にはっきりと道がつけられていた。

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最初の小ピークを巻くとすぐに二つめのピークとの鞍部に出るが、ここは地形図で見ても東側すぐのところに登山道が走っているはずだ。草付きの急斜面にもなんとなく道らしきものがあるような、ないような・・・・下りてみる。

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10メートルほど下ると登山道にでた。ここから地蔵岩への分岐までは2、3分。

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あとは朝の柔らかい光がさす奥秩父らしい道を軽快に下る。

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ここにも森林軌道があったのだろうか。

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8:00 川又登山口。無事下山。


このあとバスを乗継いで三峰口へ。駅前の福島屋はすでに暖簾がでていて営業中。蕎麦と生ビールの誘惑は大きいが先を急ぐので駅の立ち食いで。何故か蕎麦がきれていてうどんになったけどこれもまたこれでよし。

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お花畑駅で下車して川上家へ。実は5日に川上御殿でのホルモンBBQにお招きいただいていたが、山行予定から参加は無理そうなので辞退させていただいたのだが・・・・・

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ちゃんといました、居残り佐平次約2名と居残り佐平子約1名。またもや人の家で我がもの顔で朝からビールを飲んでました。家にも帰らず呑んだくれて待っていてくれました。川上一家の皆様にも勢揃いで迎えていただき感謝。



それでビールとかワインとか焼酎とか日本酒とか飲んでいると、外はザアザアゴロゴロドッカーン。でもこうなると雹も雷も大雨もいい肴、かえって興が乗ってくる。雨があがると、外は陽がさしてきて気持ちよさそうだし、こっちもゴキゲンに出来上がってきたので、みんなでぶらぶらと銭湯へ。

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クラブ湯

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男の夢。

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いい湯でした。風呂から戻るとまた飲みなおして・・・・気がついたら陽が落ちていた。光陰矢の如し。またもや後ろ髪ひかれる思いで秩父をあとにする。

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奥秩父 山、谷、峠そして人、そして酒。
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by mobydick67 | 2012-05-20 23:20 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(4)

奥秩父 山、谷、峠そして人・・・そして? 2

2012年5月4日

4時前に目を覚ましたが、外は雨がしとしと。ラジオをつけると今日も天気は不安定らしい。湯を沸かして茶を淹れ、朝食に定番となったスープカッペリーニを手早く作って腹に入れ、コーヒーで一服。何だか煙草が無性に吸いたくなる。岩屋の中は雨風を凌げるのでテントの撤収、パッキングもはかどる。5時になりさあ出発するかと思って手袋をつけたりストックを持ったりしていると、いきなり雨音が大きくなりザアザア降り。やり過ごしてから出発することに決め、もう一度荷を解いてコンロとカップを出してコーヒーをもう一杯。今度は練乳をたっぷり入れて甘めに。

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5:30、雨も小降りになったので出発。雨をやり過ごす間に今日歩くルートを検討しておいた。岩屋の前で二つの沢が合流しているがそのあいだの尾根にとりつくことにした。これを登って国師ヶ岳からほぼ真北に伸びる尾根に乗ろうと狙いをつけた。

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昨日よりは雪は少し締まっているので、うまくルートを見極めながら登るとワカンを履いていればひどく踏み抜くことはない。ただ、たまに踏み抜くとワカンが雪に埋まった栂の幼木にひっかかって鬱陶しい。

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6時過ぎに主尾根に乗った。ここは地図にも小ピークとして記されているので間違いないはずだ。積雪は1m弱だろうか。

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ここからコンパスを使って進路をほぼ真南にとりながら進む。地図にはない小さいピークを幾つか越えながら南下。2400mあたりから斜度も増し、栂の幼木に加えてシャクナゲが密生した藪が現れ、さらに積雪も増えて進み辛くなってくる。踏ん張りどころだ。積雪も優に1mを越える。

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一度少し樹林の疎らな斜度がさらにきついところに出てそこを雪の中を泳ぐように這い登り、再度藪に突っ込んでそこを抜けると・・・・

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7:45 国師ヶ岳頂上。

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唐突だけど、今回の岩屋林道歩きは、会ったことはないけど、2年前にこの国師北面の同じルートを同じ時期に歩かれそしていまは星になってしまったMOTO.Pさんのことを思いながら歩きましたよ。山の大先輩として、一度山でお会いしたかったです。

思ったよりも時間がかかった。行動食をとり、ここからは踏み跡を辿って甲武信のほうへ縦走路を進む。もう雪はうんざり。

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国師のタルを過ぎ、東梓の手前あたりでアクシデント発生。

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右のアルミワカンが真っ二つに。リベットが抜けたところは結束バンドで修理しておいたが、抜けかけていたリベットが幾つか完全に抜けて分離した模様。昨日ワカンを履いたまま強引に何度も沢を渡渉したのがよくなかったようだ。とりあえず手持ちの結束バンドで修理しようとしたが、バンドの幅がリベットの穴より若干幅広で入らないので、十徳ナイフのリーマーで穴を広げたりと結構手間取り、途中大弛峠方面からきた2組4人ほどに抜かれてしまう。修理完了して冷えた体に鞭うって再度歩き出すまでに30分以上かかってしまった。

せっかく直したワカンだが、両門の頭手前あたりで雪は一旦減ってくるので、アイゼンに履き替える。KAJITAXの10本爪、LXT-C10。途中ほとんど雪の溶けてしまった部分もあるが、面倒なのでつけたまま歩く。

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富士見あたりから再び増えてきた雪に難儀しつつ、

15:20 甲武信ヶ岳

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雨こそ上がったけど霞がかかって展望も金峰がやっと見える程度。急いで小屋に向かう。

15:30 甲武信小屋。残雪期とはいえ、かなり時間がかかった。いつもの顔ぶれ、徳さん、爪ちゃん、ワッキー。混み始めたテン場にテントを張り、好意に甘えて薪ストーブの前で冷えた体を温めながら徳さんの話を聞き、美味しい肴と酒をご馳走になり、新しい人たちと知り合い、たっぷり飲んだけどそれでも飲み足りなくて、甲武信小屋極北のさむ~い立ち飲みバーでまた遅くまで・・・・

そう、いつだって同じだ。

How Come / RONNIE LANE

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by mobydick67 | 2012-05-10 22:02 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)

奥秩父への誘い

奥秩父 山と渓谷社編 アルパインガイド15
(昭和42年4月1日改訂四版発行 420円)

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ちょうど私が生まれた年に発行された奥秩父のガイドブック。特筆すべきは国師ヶ岳に至る道が5つも紹介されていること。

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甲武信岳―国師岳縦走
国師岳Ⅰ―琴川コース
国師岳Ⅱ―石楠花新道コース
国師岳Ⅲ―天狗尾根コース
そして、
国師岳Ⅳ―岩屋林道コース 

巻末付属の地図

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このあと最初の琴川コースが森林軌跡から林道化されて、国師ヶ岳は、無雪期には簡単に車で頂上直下までアプローチできる観光登山の山となり、いずれのルートも歩かれることが少なくなってしまった。

蛇足だけど、巻末で宣伝されている奥秩父―山旅と風土 (山渓文庫〈第14〉)。高くて手が出ないけど読んでみたい。この他にもこの旧山渓文庫には、性の石神―双体道祖神考 (山渓文庫)なんていう魅力的な本もある。なんといっても奥秩父にはチン○ウ山こと金峰山があることだし・・・・

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机上登山ばかりではつまらないので、ゴールデンウィーク後半はやはり奥秩父を歩く予定。でも空模様も怪しいし、雨にうたれ、クサレ雪を呪う藪歩きになりそう・・・
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by mobydick67 | 2012-05-01 23:09 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(8)

山を越えてみんなに会いに行ったにもかかわらず・・・

2012年3月3日

外が明るくなる6時頃に目を覚まし、夜更かししたせいで残り少なくなってしまったアルコール燃料で湯を沸かして、昨夜戻しておいたアルファ米のおこわと味噌汁、食後にコーヒー。火を使うとフライの内側の結露後凍った水滴が融け始める。

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夜のあいだに10センチほど積もっただろうか。

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身支度を整え、テントを畳んで7時過ぎに出発。

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少し登ると霧の向こうに雲取避難小屋が一瞬だけ見えた。

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頂上に着くと、昨日鴨沢から登ってきて避難小屋で一夜を過ごした平野さん、イジル、Hさぴーが出発の準備をしているところだった。ここからは一緒に歩くことにする。

三条ダルミ方面へ下っていると霧も少し晴れてきた。

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そのまま雪もまばらな水無尾根をゆっくりと下り、三条の湯へついたのは11時前。一番乗り。

このあとビールや酒をちびちびやりながらみんなの到着を待っているあいだに出来上がってしまって、さらにみんなが持ち寄った旨い酒や肴でさらに出来上がって・・・

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・・・・気がついたら寝袋で寝てたけど、夕方からまた起き出して飲み直して・・・・からまれたり、からんだり・・・・・結局いつものように一番最後まで・・・・・




2012年3月4日

・・・・翌朝、ちゃんと目が覚めたし、酔いも残っていなかったが、なぜか素泊まりのはずなのに、みんなの後について小屋飯を喰ってしまうし(旨かったです)・・・・だらだらしてたら出発もビリッ尻に・・・・

9:00 最後に残った精鋭メンバー、すーさん、平野さん、づめちゃん、Nっちゃん、木菜ぴーと竿裏峠に向かって歩き始めた。

不敵な面構えの木菜ぴー。初めて一緒に歩いた。

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道は思った以上に雪が多い。

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11:30 竿裏峠。

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ここから天平尾根を進む。

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が、尾根にとりついてすぐに道を見失う。何度か歩いたことのある道で迷うはずなどないのだが・・・ここで、「地図やコンパスは嘘をつかない」、「カンに頼ってはいけない」「あれ?という感覚を大事にする」などこれまで読んできた地図読みの本に書いてあったいろいろな教訓、そして経験を駆使して、進行方向を特定した・・・が、諸々あって結局来た道を戻るかとかいうことになったが・・・・なぜかちゃんと?最初の目的地の丹波天平のほうに向かっていた。危ない危ない。


そして・・・
「自信があるときこそ危ない」

というよりも、厳密には、
「自信があるヤツが一番アブナイ」

ということを実感・・・


とまあ、いろいろあったけど丹波天平。

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来てよかったと心底思える景色。


このあと14時前に丹波へ無事下山。ビールと非常酒を飲みながらバスで奥多摩へ。駅前で後山林道経由で下山したよっちゃん、つとぴー、Hさぴー、イジルと合流。

天益は地元の宴会で入れなかったので氷川ステーション食堂で打ち上げ第一弾。

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立川で第二弾。

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みんなちゃんと帰れたでしょうか・・・
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by mobydick67 | 2012-03-12 19:09 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(8)