カテゴリ:奥秩父:山歩きと備忘録( 126 )

Okuchichibu×Chichibu


先日甲武信小屋でいいものをいただいた。

Okuchichibu Trail シェラカップ

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下界ではなぜか1500円近い値段で売ってるところもあるけど、甲武信小屋なら税込み1000円!
かっこいいので、息子のお土産用にもう一つ購入。


ただ・・・他にもシェラカップは持っているけど、山で飲み物(主に酒)を飲むならマグカップのほうが使いやすいし、直接火にかけるというシチュエーションもあまりないのでほとんど出番がない。この奥秩父トレイルシェラカップもステンレス製でそこそこ重いし、取手もあまり持ちやすいとは言えないので山に持っていくことはなさそう。




でも、家ならこんな素敵な使い方がある。秩父産のとっておきのやつをロックで。

イチローズモルト ダブルディスティラリーズ 46度

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カップもボトルもあっというまに空っぽ。

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カップの底から奥秩父と秩父を想う。



至福。
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by mobydick67 | 2013-08-16 21:09 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)

盛夏、奥秩父の藪漕ぎ、正太郎の夏休み2・・・岩小屋から国師ヶ岳、甲武信小屋、そして魔境秩父へ

2013年8月3日

真夏で、天然の屋根があるとはいえ、テントも張らずレジャーシートに半身マットだけ、寝袋も省略してゴアのシュラフカバーだけというのは無謀だったようで、酔っていい気分で寝たのはいいけど、すぐに寒くて目が覚め、結局朝までうとうとしながら過ごすはめになった。せめて薄いインシュレーションジャケットか何かもってくれば良かった。五時前にシュラフカバーから抜けだして、アルコールストーブで湯をわかし、茶を飲みながら、スープカッペリーニを作って食べ、珈琲で〆て、荷をまとめ6時前、岩屋を後にする。以前積雪期に歩いた頂上から南にまっすぐ伸びる尾根をつめて国師まで歩くことにする。

一晩お世話になった岩屋をふりかえる。

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南に向かって適当に斜面を登る。

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20分ほどで、開けた鞍部に出る。ここは昨年のGWにも歩いた。

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さらに尾根をつめようとしたけど・・・・

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藪、藪、藪。また藪。最初はなんとかなるさと針葉樹の幼木をかき分けて無理やり進んだけど、そのうちシャクナゲも混ざったり、密度が増したり、樹高が高くなったりでそのうち一歩も進めなくなり、戻って巻いて進んで、また戻って巻いて・・・・足元も次第に倒木が折り重なるようになって、歩き難いことこの上ない・・・・と七転八倒、やみくもに、がむしゃらに這い上がっていると、以前積雪期に歩いたとき同様左、西側に赤テープが現れた。これに合流すると藪こそ薄くなって道らしき体裁にはなってきたけど、足元に折り重なる倒木はあいかわらずで・・・・こんなことなら歩く前にロングパンツ、長袖に履き替えておくべきだった、と後悔先にたたず、足も腕も擦り傷だらけ、かき分ける木から雨のように降り落ちてくるブヨだらけになって・・・・7:40 国師ヶ岳頂上。これなら、いくら雪を踏み抜いても昨年のGWのほうがまだまし。疲労困憊の自分撮り。

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ここからはフツーの登山道を甲武信ヶ岳へ。夏の朝の縦走路は思ったほど暑くない。

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11:30 甲武信小屋着。テレビ出演の続く人気の小屋番ヅメりんともひさしぶり。ビール飲んで、いつもの場所にツェルトを張って、まったりしていると、徳さん、NHKの水の日取材チームらに続いて毛木平から登ってきたイジル、ホサピ、すーさん、トモスケ、Wさんら友人御一行が到着。ゆっくり休んだし、トモスケと一緒に正太郎たちを迎えに降りてみることに。水源あたりでよっちゃん、0号様、五月様、正太郎が意外に元気そうなようすで登ってきたので、一緒に登り返す。

握手クンを恐喝する正太郎。

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16:00 甲武信ヶ岳頂上。去年よりも1時間以上早くなった。さすが社会人。遅れていたツトピと甥のY君も無事到着してめでたしめでたし。このあと小屋では水の日の蕎麦や美味しいおでんをご馳走になり、打ち上げ花火上げたり、うちあがったりして遅くまで。

2013年8月4日

やはり寒くてあまり眠れず、4時過ぎに起きて前夜水で戻しておいた赤飯と味噌汁、珈琲で朝食。今回はファイントラックツエルトIIロングが仮の宿。風もなかったせいもあるけど、前日の昼前に張ってそのままで朝までこのくらいテンション維持できるなら、雨の稜線でもないかぎり、十分テントの代用になる。

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正太郎(右)と甲武信小屋の屋根の修理に来てた職人さん、じゃなくてトモスケ。

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だらだらして、先に正太郎たちを見送り、8:30小屋を毛木平に向かって出発。水源の少し先で川上一家に追いつき、ここから一緒にゆっくり下る。

ナメ滝にて。

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13:30 毛木平到着。下りも去年よりずっと早かった。なかなかやるな、正太郎。で、ここから車で山梨方面に抜けるグループと別れて、川上家の車に乗せていただいて、一緒に滝見の湯で山の垢を落として、運転する川上0号様に遠慮することなく生ビールなんか飲んだりして、さらに秩父到着後も家にあがりこんで、しゃべったり飲んだりしてるとあら不思議、あっというまに終電。駅まで見送りにきていただき、また後ろ髪引かれる思いで秩父を後にした。









で、確かに西武秩父駅から飯能行きの電車に乗り込んだんですが・・・・・駅に到着してアナウンスの声で目が覚めたら、何かがおかしい。飯能ってこんなに暗い駅だったっけ??電車を降りる人の後を追ってホームに降り立つとそこは秩父!・・・・もう日が変わって月曜の0時過ぎ・・・・結局、つい2時間ばかり前にお世話になりました、と言って出てきた川上家のドアを再び叩くことに・・・・恐るべし秩父の魔力、引力・・・・うぎゃぁ・・・・
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by mobydick67 | 2013-08-11 16:48 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(13)

盛夏、奥秩父で藪漕ぎ、正太郎の夏休み2~梓山から岩屋へ

また今年も秩父の友人、正太郎が甲武信ヶ岳に登るというので、久しぶりに山にでかけてきた。去年登って自信がついた正太郎は今年は家族だけで登ってみるというので、往路は別行動をとった。

2013年8月2日

早起きして、高尾で京王線から中央線に乗り換える。夏休みでも平日なので電車は空いていて座ってうとうとしながら小淵沢へ。小淵沢で丸政の立喰蕎麦を食べるために少し余裕のある乗り換え時間を確保したけど、肉(さくら肉)そばはやってなくて、天玉蕎麦を。

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避暑に来た観光客で混み合う小海線で信濃川上へ。信濃川上からは村営バスで、レタス畑をぬけて梓山。11:20、いつものように白木屋旅館前から歩き始める。照りつける陽は厳しいが気温はそれほど高くなく車道歩きもそれほど苦にならない。

11:50 町田市民休暇村。ここで熊鈴をつけ、林道に入る。

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暑いし、日が落ちるのも遅いので、ゆっくり歩いていると、唐松久保沢方面への分岐と唐松久保沢渡渉地点のあいだあたりで鹿の角をみつけた。残念ながら先が少し折れているが持ち帰ることにする。

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このあたりを歩き初めて4年たつが、崩落、藪によってかつての道はどんどん元の自然の姿に戻りつつある。

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途中、地面に赤い粒のようなものがたくさん散らばっているので、よく見てみると野いちごが自生していた。小指の先ほどの大きさだが食べてみると甘酸っぱくて美味だったのでときどき摘んで食べながら歩く。

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崩落した橋の手前で一服。藪に備えて身支度を整える。今回はGOLITEのJAMを担いできた。生地に丈夫なダイニーマが使われていて、沢や藪でも気にせず使うことができる。荷はもう少しコンパクト軽量にするつもりだったが酒やらなんやらで結構な量になってしまった。

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崩落した橋の少し下で渡渉し、少し歩いて崩壊寸前の作業小屋の手前あたりから、足元を沢靴、沢スパッツに変えて沢を歩くことにする。

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梓川は沢といっても滝があるわけでもなく膝下ぐらいのちょろちょろの流れのなかを歩く。

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と、呑気なことを言っていられるのもつかの間で、すぐに倒木が多くなってきて、沢から上がってやり過ごし、何度も渡渉を繰り返すことになる。

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ちなみに途中頻出する赤、ピンクテープはそんな倒木地帯、沢に急な斜面が迫っている場所は左岸側を高巻くようにつけられているが、今回はせっかく沢装備を持ってきたのでなるべく沢筋から離れないないように歩く。沢筋はすべてが苔に覆われて視界全体が緑。

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苔むした倒木を乗り越えるのにそろそろ飽きてきた頃、目的地の岩屋に到着。15:30。持参したボンベイサファイヤを沢の水で割って一杯だけ飲み、酔わないうちに薪を集め、寝床を作って、ダケカンバの樹皮で火を熾す。

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火が落ち着いておきがたっぷりできたら、あれこれ肴をつくる。メインディッシュはスーパーでみつけたヒガシマル カレーうどんスープを使ったカレー水炊きとカレーうどんすき。この粉末出汁はなかなかいける。ただ辛さとパンチが足らないので、S&Bのカレー粉をたっぷり足す。

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いつのまにかあたりは真っ暗に。静かな沢音と薪の爆ぜる音に耳を傾け、炎を相手に長い夜をやり過ごす。

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by mobydick67 | 2013-08-10 13:43 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(10)

秩父のイチおっぺし本


先日、山の帰りに秩父に寄らせてもらったとき、とても面白い秩父の本を教えてもらったのでここで紹介しておきます。

黒沢和義 著

山里の記憶1

山里の記憶2

山里の記憶3



秩父の林業、農業、採取業、郷土料理などを題材に実際に作業に従事する人、あるいはかつてしていた人に取材し、イラストとそれらの人々の方言まじりの言葉を交えながら説明したユーモラスな秩父民俗大全。ちょうどGWには西武秩父駅仲見世に原画イラスト展示コーナーが設けられていて著者もいらっしゃいました。秩父では1巻、2巻をざっと読ませてもらって、とても面白かったので、後で最新刊第3巻を購入。

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これらの本でとりあげられている人の多くが、かなりお年を召しているし、林業や採取業などは後継者も少ないことを思えば、そうあってほしくないけど、将来は以前ここで紹介した故小林茂さんの秩父民俗三部作に匹敵する「過去」の貴重な資料となるかもしれない。本の前半はカラー刷でイラストと取材対象の「生」の言葉を紹介し、本の後半にそれらひとつひとつの詳細な取材ノートが添えられているのもうれしい。また小林茂さんの執念の凝縮した結晶のような文体に対し、こちらはイラスト、文体ともに軽妙、ユーモラスでとても読みやすい。取材対象のおじさん、おばさんたちの秩父弁をそのまま文字に起こしてあるのも、なんとも味わい深い。この調子で是非4巻、5巻と巻を重ねて欲しいです。

ちなみにタイトルに使った「おっぺす」という方言も、この本で使われていて意味がピンとこなかったので、地元の0号様に聞いてやっとわかった言葉の一つ。0号様にうかがったところ、血気溢れる若者は「おっぺしてえ!」と未来願望形で使い、百戦錬磨のお年寄りなどは「昔はおっぺしたもんだいね」と過去回想形で使うとか使わないとか???
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by mobydick67 | 2013-06-18 20:49 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(8)

ぶらぶら奥秩父

ここ10年ほどはGWは奥秩父と決めているので、今年も奥秩父。最近は残雪を利用するつもりで藪に出かけて、逆にそれが仇になるような晩春の雪を罵りながら歩く山歩きが多かったが、昨年、今年と普段あまり山を歩いてないので、今年は日和って何度か歩いた廃道、縦走路、藪を繋いでゆっくり歩いてきた。

2013年5月3日

5時台の列車に最寄り駅から乗ると、なぜかそのドアにイジルが立っていた。近くにはHぴーが。別に待ち合わせたわけでもないのに奇遇。確か去年も同じようなことがあったようななかったような・・・赤いザイルで結ばれているのか?高尾で中央線に乗り換え、西沢渓谷から登るという二人を見送って、うとうとしていると小淵沢。一本早いのに乗ってきたので、小諸方面行きの発車までは1時間近くある。改札を出たところにある丸政でいつものように早い昼食。

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いつものように肉そば(煮込んだ桜肉)。

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横の名産品を集めた土産物屋でつまみその他を仕入れて、小海線で川上村へ。川上村営バスはほぼ満席だけったけど、小川山、廻目平方面へ向かう人が多いようで梓山白木屋前で降りたのは4人ほど。11:20、毛木平方面へと向かう人たちと別れて、いつものように進路を真南にとって歩き始める。

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いつものように鹿除けのワン公に吠えられる。

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いつものように常土院平の町田市民休暇村からは熊鈴をつけて歩く。

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いつものように廃道途上で自分撮り。

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いつもの唐松久保沢林道と国師方面への林道との分岐。

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家を出るまではここから梓川沿いに岩屋を目指すか、唐松久保沢沿いに進むのか決めてなかったが、陽気もいいし昨年のように北面を南北に流れる暗い苔むした沢を詰めるより、尾根の北面でも東西に流れる明るい沢のほうが楽そうだだったので、唐松久保沢に沿って歩くことにした。一応唐松久保沢が国師方面への道を横切るところまで行って渡渉してみたが、豪雨直後で氾濫していた昨年に比べると水量は少なく靴を濡らすことなく渡渉できた。

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分岐まで戻って唐松久保沢に沿って歩き始める。

最後の堰堤前。沢があって、山があって、涼風がふき抜けて・・・あとはビールさえあれば言うことないね・・・でも行動中は呑まないことにしてるんだよ。

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堰堤を左岸側から乗り越えたところが枝沢との出合い、そして緩い滝。

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滝を越え、歩きやすいそうなところ見つけて数度渡渉を繰り返す。昨年秋に歩いたときよりも水量が少ないので、そのとき張った場所よりも少し下を今日の幕営地に。14:30。眼の前を沢がちょろちょろ流れ、少し下には水が湧き出すところもある。

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薪集めて、生モノの肴を雪のなかにつっこんで、諸々準備を整えてから一人で乾杯。今回は酒はジンだけにしておこうと思ったけど、小淵沢で時間を潰しているときに、売店のグレースワインが気になって気になって・・・結局購入してホームで少しだけ味見して残りを500mlのナルゲンに詰め替えたものをザックに詰めてきた。集めた薪は乾ききっていて、ダケカンバの樹皮で一発着火。火が落ち着いて熾ができるまえにワインはなくなりジンへ。拾った骨と、沈む陽に刻々と色を変える林を愛でながら飲む。

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ソーセージ焼いたり・・・どうですか、奥さん?

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カレー(アルファ米とフリーズドライカレー)作ったり

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炎を相手に喋ったり

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酔いつぶれる前にテントに転がりこんで、寝袋にくるまって、おやすみなさい。


2013年5月4日

外が明るくなってきた頃起きて、湯を沸かし、スープパスタを作りながら茶を飲んで、コーヒーで一服して重い腰をあげて荷をまとめ、テントを畳み、7:00出発。

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少し歩くと沢は伏流し、ひらけたところで再び細い流れが戻る。

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ここからは谷が狭くなり少し斜度が増すがそれでも沢沿いに歩けば雪はほとんどなく歩きやすい。

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流れが途絶えたあたりでさらに斜度が増し、少し登ると40mほどのガレにでる。昨年の秋は左に巻いたので、今回右を巻いてみるが、右は北面でガレから少し外れると雪がたっぷりで踏み抜いて歩きにくい。失敗だ。

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それでも巻いていいる途中、振り返った唐松久保沢の谷越しの景色はなかなか。

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無理やり登ってガレの上にでるとそこから先は栂林で雪がたっぷりだけど、程よい硬さで踏み抜くことも、滑ることもなく歩きやすい。

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20mほど登ると雪に埋まった杣道。秋に歩いたときはこれを歩かせてもらったけど縦走路に出るには遠回りになるので、ここからアイゼンをつけてそのまま次第に斜度、密度が増す林を直登。

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途中から踏み抜くようになりワカンをつけようかどうか迷ったが、あと少しなので無理やり幼木に乗っかるようにして登ると尾根に出た。五郎山から富士見まで続く天竺平尾根。ここから富士見まではわずかばかりの尾根歩き。

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8:40 富士見。ここからは縦走路を一路甲武信へ。数日前に何度か雪が降ったせいか、春にしては雪が汚れていない上に、このところ気温が下がったせいかよく締まっていてトレースにしっかりあって歩きやすい。途中4月の小屋開きのときに一緒に登ったワッキーに会う。小屋の手伝い、長い間お疲れ様でした。

甲武信ヶ岳頂上を経て、9:40甲武信小屋。徳さん、すーさん、晴ぶー、ヅメリン・・・・。小屋泊りやテント泊の客もすでに出発し静まりかえった小屋はいいな。ビールをご馳走になって、テントを張ってまったりしていると、午後からは雪がちらほら。

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そのうち、平野さんも戸渡尾根経由で到着。夜は宴にまぜてもらって、その後開店準備の整ってないバーでちょっとだけ。本当にちょっとだけ。

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2013年5月5日

夜半まで雪が降ったせいか気温もあまり下がらなかったので快眠。朝起きてみると前日は気が付かなったけど(?)、テン場もいっぱい。快く起きて、快く飯を作って食って、日が昇ると快晴。

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だらだらして、いったん小屋を降りる徳さん、すーさん、小屋開きの以来ヅメリンと一緒にずっと小屋を切り盛りしてきた徳さんの弟ミツジさんを見送ってからゆっくり出発。9:00。ここからは平野さんと一緒。雁坂方面に向かってゆっくり残雪歩き。

12:00 雁坂嶺。ここから孫四郎尾根。多少踏み抜くけど、ワカンなしでも楽に歩ける。

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12:30 孫四郎天平。

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ここで一泊する予定だったけど、里と人が恋しくなってきたのでそのまま秩父へと向う。

13:20、登山道に戻る。結局ワカン使わずじまい。

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ここからはすっ飛ばして駆けるように下る。誰にも会わない。川又15:30のバスに間に合った。

バスを乗り継いで秩父市街、川上家。なぜか徳さんがいてすでに飲んでるし、山に登ったわけでもないのにわざわざ秩父まで飲みにきて、すでにぐでんぐでんに酔っ払ってる人もいて、すぐにすーさんも着いて、何かほかにえらいひともいたりして・・・

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またクラブ湯いって、番台のお姉さんが大滝出身で徳さんと顔見知りだとかなんとか・・・・

美味い酒、美味い肴はたっぷりあるし、人もたっぷりいるし、つもる話もたっぷりあるし・・・と思っていい気になって飲んでたらいつのまにかいつものように最後の一人になってた。


2013年5月6日

朝起きたらもう帰った人もいたけど、朝ごはんをごちそうになったら、ビールに手が伸びて・・・・元気が出てきたので、みんな羊山公園の芝桜観にいくというのでついていって・・・

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で、芝桜と武甲山。綺麗ですね。

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もちろん、花よりだんご、だんごより◯◯、というダメな大人のためのスペースがちゃんと用意してあるわけで・・・

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いま話題のイチローズ・モルトのハイボール。美味い・・・・だけどとてもロック、ダブルで!というわけにはいかないお値段。

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ああ、これは友達の正太郎です。別に酔っ払った怖い人ではありません。今年から秩父の牧場で働き始めて、肉牛を育ててます。

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武島屋のいなりずし。

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戻ってきてまただらだらと飲んで、気がついたら日が暮れて、最後の二人になってて、盗人に追い銭で、蕎麦やら酒やらたくさんお土産もらって、逃げるように電車に乗って帰ってきました。

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「ぶらぶら」とか、かっこつけてみたけど、、、だらだらでした。すみません。
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by mobydick67 | 2013-05-18 22:36 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(17)

明日から奥秩父

明日から休み。最近あまり山を歩いてないので、今年はのんびり歩こうと思ってます。

やっとパッキング終了。慣れないザックでなかなか綺麗にまとまらない。

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テント持った。アイゼン持った。ワカン持った。酒も持った。



明日の夜は美味い酒が飲めるかな?
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by mobydick67 | 2013-05-02 23:10 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)

PEAKS 奥秩父特集

PEAKS (ピークス) 2013年 05月号で、奥秩父が特集されている。

各ルート紹介、ロングトレイルとしての魅力、奥秩父武州側ルートの魅力、文学的、歴史的アプローチから、甲武信小屋の越冬カレーや金峰山荘主人の超健脚といったトリビアルなネタまで、奥秩父の情報が万遍なく網羅されてます。文章(なにかが足りない・・・)、編集(山田哲哉ガイドの寄稿、写真に白抜き文字でとても読みにくい)については???と思うところも多い特集だけど、巻頭グラビアの矢島慎一の数枚の写真に心を射抜かれました。なかでも最初の真の沢林道を撮った1枚。

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やられた、だめだ。やっぱりもう一度、いや何度も行かないといけないようです。あの道ではない道に何か忘れ物をしてきたようです・・・・
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by mobydick67 | 2013-04-21 11:53 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(3)

甲武信小屋 小屋入り

2013年4月17、18日

西沢渓谷からヅメちゃん、平野さん、ワッキーと甲武信小屋の小屋入り。

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この後、徳さんはヘリ荷揚げの荷の送り出しに備え秩父に戻りました。

例年になく雪が少なく、土が隠れるくらい雪が積もってくるのは戸渡尾根2100mくらいから。

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それでも縦走路と合流するあたりから木賊山にかけては70cmほど積もっている。よく踏まれているので踏みぬくことはない。

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甲武信南面にはほとんど雪がついてない。

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奥秩父主脈。国師ヶ岳、金峰山の北面はしっかり雪が残る。

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14時頃、小屋に到着。聞いてはいたけどやはり雪が少ない。

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この日は小屋の中を少し片付け、少し雪掻きをして、夜は鍋を肴に遅くまで。



・・・・・・・・・・・・・・・



翌日はゆっくり起きて、10時過ぎに到着したTさんも加わり、みんなで雪掻き、ヘリの荷揚げの準備、小屋の水の確保などに汗を流す。

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笛吹川東沢源頭。水も無事に小屋まで上がる。

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15:00 荷揚げのヘリ第一便が到着したのを見届けてから、荷の整理も手伝わずに逃げるように下山。

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甲武信小屋の本営業は25日頃からの予定だそうです。これから営業開始準備、GWと大忙しの日々が続く小屋の皆様、ご苦労さまです。

雪が少ないとはいえ、何があるかわからないGWの奥秩父。まだまだ雪も降るし、降った雪も腐る。去年のように大雨が降るかもしれない。さあ、今年はどこをどう歩こうかな?
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by mobydick67 | 2013-04-19 20:03 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(11)

2012年の暮れも・・・

この年末も嬉しいことにまた声をかけていただいたので、甲武信小屋の年末年始営業のボッカに参加してきた。



2012年12月27日

都内から車で川上村白木屋へ。途中笹子トンネル事故工事のため一般道に降りたりしたため、川上村に着いたの日が落ちた後。ナナーズで小屋の宴会用、今晩の白木屋での宴会用に酒や肴を購入。

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翌日に備えて早めに寝よう、寝ようといいつつついつい遅くまで・・・これももう恒例。


12月28日

朝、毛木平で徳さんから樽酒や御節料理を受け取って、爪ちゃん、平野さんと三人で歩きはじめた。積雪はそこそこ。はっきりトレースがついていて歩き易い。なんだかボッカというよりも遊山気分。

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稜線に出ると風は強いが、生憎の曇空。

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1時過ぎに小屋に到着。

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小屋の中を片付けたら酒、酒・・・・

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夜半から粉雪がしんしんと降っていた。



12月29日

夜降った雪は20cmほど積もったけど、朝には止んだ。快晴の空の下、外仕事で少し汗をかいたあと、山梨側に下山する平野さんと一緒に巻き道との分岐まで歩いてきた。

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いいね、雪が降ったあとのまだ誰も歩いていない山歩きは。

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午後になると三々五々友人がたくさん登ってきて賑やかに。夜はS嬢が担いてきた鴨鍋を肴にワイン、日本酒、焼酎・・・・いいね、山で呑む酒は。

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ああ、雪山でテントも最高だな・・・寒いけど・・・

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12月30日

湿っぽい雪と強風の中を下山。分岐あたりから雪は雨にかわり、雪と泥と水でぬかるむ道をすっかり濡れた体を冷まさぬよう休むことなく下った。


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昨年もお陰様でよい山で〆ることができました。ありがとうございました。


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えーっと、そういうことで、今年もよろしくお願いいたします。


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by mobydick67 | 2013-01-04 18:51 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(8)

奥秩父、晩秋、藪山のバーで・・・

秋も深まり、奥秩父のお山にはもう雪が降ったと聞いたので、友人たちとちょっと藪をこいで人気のないところで宴を楽しんできたよ。

奇しくも「山と溪谷 2012年 11月号の特集は「仲間と山へ」、岳人 2012年 11月号は「藪山岩山読本」だったので、リーダーではなくただの仮設バーのマスターだし藪山岩山ではなくなんちゃって藪山だけど、一応両誌熟読して予習して山渓×岳人コラボ企画に備えたよ。これで「PEAKS」の特集が「山でお酒を」だったら完璧だったのに・・・


2012年11月3日

西武池袋駅でイジル、Hぴー、晴ちゃんと集合し、レッドアロー始発乗って出発。が、小手指あたりで人身事故があり特急が所沢止まりに。ばたばた乗り換えて、なんとか西武秩父についた頃には川又経由中津川行きの始発バスはもう影も形もなかった。ここでよっちゃんと合流し、作戦変更して秩父鉄道で三峰口に向かい、そこから出る中津川行きに乗り満員のバスに揺られて川又に着いたのは、予定から一時間以上遅れて10:30。これは想定外。

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登山口から少し登った尾根に乗る手前の水場「水の元」の水量はちょろちょろ。いつもは登山道に溢れるほど流れているのに、これでは樺避難小屋側の水場で水が摂れるかどうか不安なので、ここから水を担いでいくことに。翌日の昼まで途中水場がないので一人2Lから4Lほど汲んでいっきに荷が重くなる。これは想定内だったけど、想定した以上にみんなの肩に重い荷が食い込んだようだ。


それでも登るにつれ紅葉の秋から冬枯れの初冬へと変化する道を楽しみながら高度を上げ、距離を稼ぐ。奥秩父、それも武州側はとびきりいいね。

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もしも3時半までに登山道から離れる地点に着かなかれば藪はやめて、来た道を戻って樺避難小屋で泊ることにしようと決めておいたけど、みんなよくがんばったね。3:10、登山道を離れて笹薮にとりつく。

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鞍部に出て小ピーク一つ巻いたあとは、針葉樹林の中、尾根を進む。

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16:00目的地、孫四郎天平に無事到着。それぞれ手早くテントを張る。

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さあ、ここからは宴会。持ち寄ったつまみや鍋を肴にさむーい星空の下、盛大に飲む。飲み始めた頃は黄昏ていた人も、酒がまわってくると元気になり、話は弾む。弾みすぎてどこにいくんだろうと不安になるくらい弾む。巨人ファンは優勝のニュースにさらに酔う。マスターとしてたっぷり担いできた酒も気持ちよくなくなり、最後は甲武信小屋御用達のカレールーをたっぷり鍋の残り汁に溶かして作ったカレーラーメンで〆て、ごちそうさま。もう日付が変わる時間が近づいた頃にみんなそれぞれテントに帰って、おやすみなさい。気の置けない友とわいわい呑むのはいいね。





2012年11月4日

空が明るくなり始めた頃に起きてそれぞれ朝ごはんを済ませ撤収。

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7:00 出発。藪尾根をつめる。

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7:40 雁坂嶺。日本晴。富士山も南アルプス、なんでも見えたよ。

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ここからはゆっくりごきげんに縦走路を東へ。しつこいけど、奥秩父はいいね。

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北面の道には雪が残っていてすっかり冬気分だよ。

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11:00 甲武信小屋。前夜は小屋泊り100人を超えたそうだ。徳さん、爪ちゃん、今井さんと3人勢揃い。

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テラスで日向ぼっこしながら少し休ませてもらって出発。西沢渓谷へ。黄金色に輝く唐松の紅葉がまぶしい。何度もしつこいけど、奥秩父はいいね。甲州側も捨てたもんじゃないね。

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15:00 無事下山。けっこう疲れたけど、降りたら降りたでなんだか名残惜しいね。

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あとはお馴染みの隼温泉で垢を落として、馬刺しでビール。ニ皿も頼んだのに写真を撮ろうと思っているあいだにみんなの箸が伸びであっというまに・・・

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さらに山梨市駅でわざわざ東京から出てきたツトピーと合流してお馴染みの歩成へ。ここでも煮込みとか馬刺しとか、鳥モツとか、豚カツとか・・・・

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酒はいいね。もちろん、山もいいね。








どっぷりだよ。
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by mobydick67 | 2012-11-08 23:13 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(6)