カテゴリ:奥秩父:山歩きと備忘録( 126 )

奥秩父古道 真の沢林道 その1


シルバーウィークは山行できなかったが、この週末は月曜を休みにして3連休になったので、かねてから懸案だった真の沢林道にチャレンジすることに。前日金曜日仕事の帰りに神田の石井スポーツ本店でアルファー米を数食分購入。山用品10%OFFだったのでついでに山用の財布(ノースフェイスのやつを息子にとられてから100均のジッパー付きの袋を使っていたが軽いが使い勝手が悪いのでドイターのシンプルな札入れを)、コロニルの革靴用ワックスなども一緒に購入。

2009年9月27日

5時起床。100円ローソンで朝食用パン、昼食用おにぎり、夜用つまみなどを購入してから電車に。京王線、埼京線、西武池袋線を乗り継いで西武秩父駅に。そこから西武観光バスの三峰神社行きバスに乗って、途中秩父湖で下車。秩父交通の川又行きバスにのり10:30川又着。都内から公共の交通機関利用だと一番早くてこの時間になる。秩父側からのアプローチは都内からだとけっこう時間がかかる。武州秩父側は下山には何度も使っているがこちらからの入山は初めて。

10:40 トイレ前で身支度を整えて出発。

入川沿いの道をゆく。

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管理釣り場を過ぎて、森林軌道の残る入川林道を行く。

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12:00 赤沢吊り橋。林道はここまででここからは山道になる。尾根に上がったあたりでおにぎりふたつで昼食。

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14:00 柳小屋着。シーズン最後の土日なので釣り人が何人かいるのではと思ったが、誰もいないし、荷物も置いてなかった。この小屋には2年前の10月に息子と甲武信から股の沢林道を下った際に泊まったことがある。

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小屋の前の釣り橋で沢を渡り少しいくと道標があり、この道標の前に真の沢林道の分岐がある。道標の後ろの木に小さなブリキの板が打ちつけられていて、「真の沢林道、甲武信ヶ岳まで5時間、危険」と書かれている。

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ここから尾根をつめて1500mくらいまで高度をあげそこからは真の沢の谷の上部斜面をトラバースしながら西に進み、真の沢に近づいて流れの音が聞こえるようになるとそこから沢と平行に南に進む。このあたりまではわりと道もはっきりしていて、テープも随所に巻かれていて迷うこともない。

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すこしいくと前方からの水の流れる音が大きくなりに千丈滝が木々のあいだに垣間見える。道はそのまま滝の右岸を登っていき滝上の沢に出る。

15:30 千丈滝上。靴と靴下を脱いで右岸から左岸に渡渉。右岸側は狭いが、左岸側の河原が少し広くなっていてテント2張りほどなら張れそう。焚き火の跡もある。水を汲んで先に進む。

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沢の少し上の道を沢に沿って進んでいく。滝上から5分ほどすすんだあたりは河原も広くなっていてテント泊に最適。10張り以上大丈夫だろう。朽ちかけた桟道も数箇所あるがそれほど危険ではない。

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すこし行くと急に道も悪くなり倒木が多くなかなか前に進めない。巨木が1本ではなくまとめて何本も折りかさなるように倒れていてジャングルジムをくぐりぬけるようにして進む。テープも少し疎らになる。

17:00 沢から少し離れた左岸を進んでいくが、ちょっと広めの緩やかな谷を横切るあたりでテープを見失う。時間も遅いしそろそろテントを張って休みたい。その谷でテントを張ることもできたが、暗くて陰気な感じがしたので右側にすこし谷を上っていくと尾根にでれそうなので、トレイルから外れて谷をつめて尾根にでる。広い尾根で三宝山と十文字峠のあいだの武信白岩山とその東峰がみえた。ここは三宝山からのびる尾根の一画のようだ。奥多摩の狼平に少し似たなかなか素敵な場所。地図で現在地もわかったのでここでビバークすることに。ふかふかの乾いた苔の上にテントを手早く張った。

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こういう場所では鹿が鳴いたりテントの傍を歩いたりと意外と騒々しいものだが、なぜか鹿の鳴き声、鳥の鳴き声ひとつしない。寂しいのでラジオをつけたが生憎相撲中継の時間であまり興味がないので、持参したiPodで音楽を。少し気温も下がってきたのでモンベルU.L.サーマラップパーカをTシャツの上に羽織った。前室で蝋燭を灯し、ガスストーブで湯を沸かし、アルファー米を戻しながらワイン。つまみはめざし、チーズ蒲鉾、ミミガー。明日も天気は大丈夫そうだ。21:00頃就寝。
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by mobydick67 | 2009-09-28 21:40 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)

Wildwood in Oku-chichibu2



もちろんすべてをくまなく歩いたわけではないが、奥秩父主脈の山を囲む森のなかでもやはり武州側(埼玉県秩父市大滝村)の森が一番好きだ。北面の薄暗い苔蒸した原生林のなかを行く古い峠道は素晴らしい。


2009/7/5 甲武信小屋~十文字峠~四里観音~栃本


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実は四里観音と二里観音の間でこんなものを拾った。




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一人できょろきょろしながら斜面をトラバースする山道を歩いていると前方の斜面の道から1メートルほど下の藪に何か変なものが見えたような気がして、立ち止まって目を凝らすと鹿の角だった。ザックの後ろにはさんで持ち帰ることに。このあたりは東大演習林なので勝手に持ち帰るのはマズかったかなあ。もし問題あるようなら関係者の方ご連絡ください。後日また演習林を通ったときにどこかに埋めておきます。

以前三条の湯の小屋番のかたに雲取山からの下山路で子供が角を拾って大喜びしていたという話を聞いたことがあったが、まさか自分がこんなものを拾うとは思わなかった。三条の湯の軒に飾ってあるお頭付きの立派なやつにはかなわないが、それでも全長50cm余りあり、けっこうでかい。バス停で熟年パーティーの紳士ご婦人からどこで拾ったの!鹿から獲ったの?!いいねえ・・・とか質問攻めにあい、枝3本なので3年ものかなあ・・などと適当なことを言っておいた(実は毎年抜け落ちるので3年ものではなく3歳もの)。帰って調べると鹿の角には民間薬として強壮効果があるらしく、それであの熟年男女はもの欲しそうな目で角を見ていたのだなと納得(?)。そのあともザックに剥き出しのままくくりつけて家まで西武線、山手線、京王線と乗り継いで帰る道中も結構注目を浴びていて恥ずかしかった・・・


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今回同行しなかった息子に土産だといってプレゼント。いまは息子の部屋に飾られている。

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by mobydick67 | 2009-07-14 22:20 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)

Wildwood in Oku-chichibu


ゴールデンウイークの山行時にijiruさんと行動を共にしたとき、きょろきょろしながら歩くことを教わった。目を凝らすといろんなものが見えてくる。ただし相変わらず名前はまったくわからないのだが・・・

2009/7/4    西沢渓谷~近丸新道~甲武信小屋


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by mobydick67 | 2009-07-10 22:40 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)

梅雨の奥秩父 古い峠道 十文字峠越え

梅雨の奥秩父 2日目

2009年7月5日

3:30起床。少し暑くて目が覚める。外で気温6度くらいだろうか。もうひとつ薄い寝袋でもよかったか。昨日水をいれておいたアルファー梅しそご飯をかきこみ、撤収開始。4:00撤収終了。頂上で御来光目当ての人が起き出していて、小屋の前は結構にぎやか。このあとまた小屋仕事をひやかしたりしてだらだら。

できる男・・・・・その名はヅメ!
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みんな次々と出発するが、小屋ではジョニ・ミッチェルの「BLUE」をBGMに後片付けや今日のお客を迎える準備。good musicについつい長居をしてしまう。



7:10 甲武信小屋出発。

今日は十文字峠を経て、秩父栃本へと古い峠道を下る予定。

頂上などいつでもいけるし、今日は行程が長いので三宝山・十文字小屋方面への巻き道から。すぐに終るこの短い巻き道も今回初めて歩く。少し雲があるが晴れていて気持ちよい。十文字小屋までほぼ尾根伝いに道はつづく。苔、樹木、緑の濃い道。ここも奥秩父らしい素晴らしい道の一つ。遅出したためあまり人に会うこともなく静かな山歩き。たまにはこんなのもいい。昨夜は結構飲んだはずだが、体調も良い。

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遅咲きの石楠花一輪も見ることができた。


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9:40 十文字小屋着


こっちに手伝いにきている甲武信小屋主人徳さんに荷を担いだまま短い挨拶、また来ますと告げて先を急ぐ。ここから股の沢林道との分岐までは山の北面を巻く道で、苔むす緑が濃い道。前回は通ったのは秋だったが、やはり今の梅雨の時期のほうが素晴らしい。


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10:00 分岐着

ここからが今回お目当ての栃本までの古いロングルート。信州と武州を十文字峠を越えて結ぶ古道。もちろん歩くのは初めて。傾斜の緩い道を登ったり降りたりを繰り返しながら、ほとんど高度を下げることなく東へと道は続く。道はしっかりしておりところどころ痩せているところもあるが、尾根のすぐ下の斜面を北面、南面と尾根を乗り越えながらトラバースしていく。

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10:30 四里観音避難小屋着 

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きれいに使われているしっかりとした小屋。二分ほど降りた水場で水を補給。水場はすこし足場が悪く,水量もこの時期でもちょろちょろ。アルファー米ちらし寿司で昼食。


途中、こんなのも・・・これ間違えようがないよな・・・

やっぱりいるんだ・・・ときどき獣臭い所も通過した・・・

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13:30 白泰山避難小屋着。すぐそばののぞき岩を覗いてみたが、ガスっていて何も見えなかった。

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このあと白泰山の北を巻いたあとからは少し傾斜がきつくなり、高度を下げていく。


14:45 車道に出る。

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がすぐにまた杉の植林帯に入り、ここからもまだけっこう歩く。


15:15 栃本集落着


歩き応えのあるロングトレイルだった。途中4人の十文字小屋泊まりのパーティを追い越した以外に誰にも会うことがなく、静かな山歩き。



ここからバス亭まで約10分。15:45の秩父湖行きのバスに間に合う。

バス停で待っていた熟年の女性登山者が私の短パン姿とすこし擦り剥いた膝頭を見て、やっぱり山で半ズボンはねえー、だめよねえと連れの熟年男性たちに話してた。悔しかったら短パンはいてみろ! あっ、ちょっと言葉が過ぎました・・・

秩父湖で西武秩父駅行きのバスに乗り換え、今回は時間も遅いので大滝温泉はパスして、秩父駅で缶ビールと焼き鳥。電車を乗り継ぎ20:30帰宅。長いが充実した一日だった。

また一泊のわりには二日目にたくさん歩いたため充実感もあった。梅雨ながら歩行中は雨にも降られず(4日の宵に少し降った)、二日目は朝はゆっくりしすぎたが、日の長いこの時期ならこんなゆっくりとした一人山旅もいいね。
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by mobydick67 | 2009-07-07 00:58 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)

梅雨の奥秩父 いつもの山へ



7月は仕事がバタバタしていて、2日続けて休めるのは4,5日の土日のみ。週間天気予報では土曜は雨模様で4日は息子のサッカーの夏季区部大会公式戦が夕方あるのでそれを観戦に行き、日曜雨が降ってなければ丹沢でも日帰りで行ってくるかと漠然と予定していた。

ところが3日金曜19時に仕事が終わり、念の為天気予報を確認すると翌4日の関東の天気予報が雨から曇りに変わっている!とりあえず自転車で帰りながらいろいろ頭を巡らせ、一時間後家に着くころにはシナリオは出来上がっていた。ここのところ山とはご無沙汰だし、ひとりで一泊二日山泊まりに行くことに。

目的地候補として、バスが走り始めた鳳凰三山、奥多摩三条の湯泊まりで雲取経由三峰下山などいろいろ吟味した結果、結局ワンパターンで甲武信に登ることに決定。下山ルートにこれまで通ったことのないちょっとしたロングルートを予定してバスの時間などを検討。なんとか行けそうだ。メシ関係はキープしてあるアルファー米混ぜ御飯系とありもののパスタでなんとかなるし、酒も備蓄してあるワインで。あとはつまみを行きがけにコンビニで買えばOKだろう。ソロで一泊だと準備も気楽。パッキングを済ませ、25:00就寝。



梅雨の奥秩父 1日目

2009年7月4日

5:00起床。5:30出発。100均ローソンでつまみ、朝飯用パン、昼飯用おにぎりなどを購入して駅へ。京王線、中央線を乗り継いで8時過ぎ塩山駅着。バズは9:10なので少し早く着きすぎてしまった。バス停で油売っていると他にも西沢渓谷行きを待つ年配の登山者が二人。声をかけてタクシー相乗りすることに。夕方、ところにより雷雨との予報がありちょっと時間を稼ぎたかった。


9:10 西沢渓谷入り口着。

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ヌク沢経由の近丸新道から。今年西沢渓谷からは三度目の甲武信だがこれまでは二度とも雪の時期で徳ちゃん新道経由だったので、この道は久しぶりということになる。緑を楽しむならこの時期は沢を高巻くこちらの道がお奨め。


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11:10 徳ちゃん新道との分岐着。コンビにのおにぎり×2で昼食。

ここまでは蒸し暑かったが、このあたりから少し気温も下がってきて楽になる。



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一人なのでAMラジオを聴きながら黙々と進む。4日はアメリカの独立記念日で「私の独立記念日」というテーマの投書が次々と紹介されていく。俺は一体何から独立すればいいんですかね・・・。

12:45 縦走走路との分岐着

13:10 甲武信小屋着

ここまで近丸新道入り口から誰も会うことなく来てしまった。小屋は閑散としていて、早く着いた小屋泊まりの夫婦一組がテラスで休んでいた。ビールを勝手にとってお金を置いておきそれを飲みながらテント設営。1番乗りなので一番高い場所にある木賊山巻き道入り口側に設営。今回は一人なのでアライのエアライズ2。



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荷物を整理してテラスにあがると小屋番のヅメさんが出てきた。話しをしているあいだに少しづつ登山者が到着し始め賑やかになってくる。今日は小屋は25人宿泊予定とのこと。やることないのでテラスでチーズとチーカマをつまみにワインをちびちび。腹減ったので15:30くらいからスパゲティ作って早い夕食。そのあとちょっと小屋の仕事をひやかして邪魔したりして、小屋の食事が終った頃からまた飲み始める。小屋の中でヅメさんのギターを聞かせてもらったりして盛り上がる。



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美味しいつまみ、楽しいお酒、楽しい夜。

結構遅くまで飲み続け、最後は小便臭い場末の立ち飲みバーで、青いカウンターを挟んでマスターとさしで焼酎をロックで飲んだ記憶があるのだが・・・いやそんなものが山の上にあるわけはないので、きっと高度と飲み過ぎが原因の幻覚にちがいない・・・


23:30頃、就寝 (たぶん・・・)。
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by mobydick67 | 2009-07-06 23:13 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)

山に向かってます

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週末天気がもちそうなので、昨夜急に思いたって山に泊まりに行くことに。
なんたが晴れ間もでてきた。
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by mobydick67 | 2009-07-04 07:53 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)

ゴールデンウイーク奥秩父テント縦走 ~装備について


テント
三季用で大丈夫です。四季用、冬張りなどは必要ありあません。私はためしたことないですが、タープ泊も可能かと思います。森林限界を超えた吹きっさらしは金峰頂上付近、国師ヶ岳頂上付近のみであとは秩父らしい針葉樹と広葉樹のミックスした森のなかを歩くことになるので、ビバーク時のテント、ツエルト、タープを張る場所には不自由しません。ただテン場に関しては,雁坂小屋、将監小屋は水場がちかいのはよいのですが、強い風、雨(あるいは雪)のときには避けたほうがよいかも。ふきっさらしです。私はこれまでMOSSのOUTLAND(いつの話だろう・・)、アライのエアライズ2、ゴーライトのバルハラ2+(雨漏りしたけど・・・)などを持参しましたが、どのテントでもこの時期なら快適に過ごせました。

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寝床まわり
寝袋は、厳冬期用、三季用両方試してみましたが、最低気温が低くても-10℃までは下がることはないので、三季用でも対応可です。いろいろためして、最近は三季用+ゴアのシュラフカバーというところに落ち着いています。シュラフカバーは主に保温力アップのために持参していますが、今年の山行ではテントが少し雨漏りしていたので大変役にたちました。シュラフカバーのかわりにインナーダウンジャケットやパンツで保温力アップして、できれば寝袋も軽いものにするというのが理想でしょうか。ただ、私には息子と二人分の寝袋ラインナップを充実させる資金及び収納スペースが決定的に不足しています。
マットは旧式のサーマレストウルトラライト(青いやつ)、リッジレスト、プロライト4などを使用。テントマットは使用しません。

足回り
靴は、これも冬用革製重登山靴、三季用革製トレッキングシューズ、合繊トレッキングシューズなどいろいろ試しましたが、私には三季用革製トレッキングシューズ(今使っているのはASOLOのもの)が一番しっくりきます。後述するアイゼンとの兼ね合いもあるのでこのへんが良いかと思います。最近の軽量冬用登山靴なんてのも試してみたいですね、もし買うことがあったら。この時期トレラン系シューズで甲武信あたりまで来ているひとをよく見かけますが、防水、アイゼン、耐久性などの問題がクリアできていれば何とかなるのでしょうか。縦走路に関しては雁坂以東なら雪も少なく問題ないかもしれません。この手のスニーカーって雪の中で使用したときの耐久性ってどうなんでしょうか。ちょっと私には未知の世界です。今年の山行では、大きなザックに、綿のシャツ、綿のパンツ、スニーカー、スパッツ代わりにすねにごみ袋を巻きつけた大学生くらいの3人パーティーをみましたが、なんか昔の自分を見ているようでおもわず微笑んでしまいましたが、そういう試行錯誤が許される、許されないという境界線上にあるのが、GWの奥秩父じゃないでしょうか。あまりになめていると痛い目にあいます。できればそういうことがない範囲内の無謀さであってほしいと思います。
スパッツは必携。それもできればロング、膝下まであるやつ。雪がくさっていて踏み抜いて股下まで埋まるなんてのは普通です。スパッツがないとあっというまに靴の上から浸水して不快な思いをすることになります。冬用でなく薄くて汎用性のあるロング。
アイゼンは、土踏まずタイプの4本爪(なんちゃって6本爪)、いわゆる6本爪までの軽アイゼン、8本爪、10本爪を試してみました。今年は息子の非軽アイゼン歩行訓練といことで、息子が8本、私が10本(共にKAJITAXのもの)を使用しました。去年は確か私が8本爪、息子は6本爪だったはず。いわゆる氷あるいは雪に足を滑らせて谷までまっさかさま、といった滑落の危険があるような場所はこの時期の奥秩父にはありませんが、アイゼンはとりあえずはなんでもいいので持参したほうがよいと思います。アイゼンなしでも樹林帯では凍っているところさえ避ければ何とか進むことはできますが、それではあまりに時間がかかって縦走は難しくなります。同じ理由で4本爪よりは6本爪、マイナーですがもしあれば8本爪がお奨めです。爪が増えてトラクションが強くなるほど歩行スピードが速くなります。のんびり山旅、が理想ですが学生のように時間がたっぷりあるわけではないので、やはりスピードは大事。前爪を利かせて歩くような場面はないので10本爪は必要ありませんが、まあそれでも6本爪よりは縦走に関してはつぶしが利くと思います。ただ雁坂以東ではほとんど雪がなくなるので、外して担がなければなりません。雁坂を中心にそれより西では6本以上、東では4本で充分という感じでしょうか。大は小を兼ねる(なんという反ウルトラライトな標語でしょうか・・)ので両方またがる縦走では6本以上ですね。
ついでなので、お奨めの4本爪アイゼンをひとつ。うちには古いメーカー不明のやつとか、新しいモンベルの紺色のASPが付いたやつとか4つぐらい4本爪アイゼンがありますがお奨めは、やはりKAJITAXの(別になんかこことつながりあるわけではないです、念のため)RX-4です。これは息子がまだ小学2年のころに足がまだ20センチしかないころ、なかなかサイズの合うアイゼンがなくてやっと見つけたもの。なんかゴムの一本締めですぐに外れてしまいそうなのですが、いやいやよくできていて歩行中に外れることはまずありません。歩いているとき私のつけている一般的な2本ゴム締めタイプはときどきゴムが外れるのに息子の着けたこれはぜんぜん外れないなんてこともありました。他のアイゼンのように横にゴムの取り付け口が立ち上がったりもしていないのでズレもありません。サイズ的にも汎用性が高い。ゴムバンドがそのままASPの役目を果たすのもシンプルでよい。お奨めです。

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長もの
しつこいようですが滑落するような危険なところは縦走路にはないのでピッケルはまず必要ありません。ただ、昨年雁坂から川又へ向かう雁道場経由の道を降りた際に、北面の延々とトラバースする痩せた道がけっこう凍っていてピッケルあったら安心かなというところが3,4箇所ありました。ほかでは特に必要性を感じたことはないので、クラッシックなスタイルのアクセサリーとして持っていってもよいかなあという程度です。
ストックはあればかならず役にたちます。この時期雪が腐っていて踏み抜くことが多いので、それを避ける踏み抜かぬ先の杖としても有用です。もちろん不運にも踏み抜いたあとにそこから抜け出すとときにも役にたちます。最近私もシングル派から転向したばかりですが、ダブルでの使用をお奨めします。
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by mobydick67 | 2009-05-19 21:56 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)

ゴールデンウイーク奥秩父縦走について~コース


今年のGWもまた奥秩父を縦走してきましたが、これまでゴールデンウイークだけで、かれこれ4,5度はテント泊で縦走してきたので少しまとめておきたいと思います。

コースについて

GWはどこの山も混むので、山なんて行くもんじゃないと思っているみなさん、私もずっとそう思っていて子供と登るようになる前はGWは出かけることさえ控えていましたが、間違いです。確かに山は混みますが混むのは山頂と、山頂への最短ルートのみです。奥秩父ならば、金峰山、甲武信ヶ岳、雲取山あたりだけです。それを東西に結ぶ縦走路はたとえGWであってもとても静かです。

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縦走路は東の奥多摩側、西の瑞垣山、金峰山側いずれから、あるいは途中の甲武信ヶ岳、雁坂峠あたりなどどこからでも入れますが、お奨めは西側からの入山です。基本的に奥秩父は西から東にだんだん低くなっているので、GWの縦走の場合は西の高いほうから入って冬から春、さらに初夏の気配を感じながら東へと足を進めるコースをお勧めします。逆に秋は東から西へ冬の気配を感じながら歩くのもよいでしょう。

日程的にはテント泊でも天候にさえ恵まれれば、4泊5日で瑞垣山荘前から奥多摩駅まで縦走可能です。3泊4日、あるいは2泊3日ならその半分を歩くことができるはずです。距離やコースタイム的には笠取小屋あたりがほぼ中間地点となりますが、雪などの条件もあるので、私の場合は甲武信、雁坂あたりを中間に考えて、時間がなければ甲武信ヶ岳や雁坂を終点や基点にしたコースを考慮します。

また、入山下山路も少し工夫すれば静かな山行を楽しめます。最近わたし的には秩父武州方面への下山がマイブームなので、甲武信や雁坂から川又方面を目指す道がお奨めですが、北面のため雪が多い年もあり、GWの場合は小屋が開いて間がないためピーク、あるいは小屋への最短の登山道以外は整備が行き届いていない場合がほとんどなので小屋の方に確認するなり慎重に臨んでください。樹林帯の急な斜面をトラバースする道に大きな倒木群、崩落、雪などがあってヒヤヒヤするなんてのはよくあります。南の山梨甲州側の下山路はわりとよい道が多いので天候の悪いときや、自信のないときはこちらへの下山がお奨め。大弛、雁峠、笠取、将監からの下山は、下山後バス停が遠いため縦走者には不便です。またGWは激コミの雲取山をわざと避けるのもいいかも。雲取に休日に登るなら冬です。

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縦走路のなかで一番山深い雰囲気を湛えているのは、やはり国師ヶ岳、甲武信ヶ岳間でしょう。ここは全縦走路のなかでも一番静かな道です。雪がなければただ長いだけでどうということのない道ですが、年によっては雪の量や質によって思わぬ難渋を強いられ、時間がかかってしまうことがあります。途中実線のエスケープルートはないため、テント泊でない場合もツエルトはかならず持って行ったほうがよいと思います。

積雪状況はWEBで簡単に確認できるのは甲武信小屋雲取山荘のHPで、金峰、国師あたりは確実に甲武信近辺より多いと考えたほうがよいでしょう。

追記:ひとつ忘れてました。同じGWでも始まる前と後半ではトレイルの状況はかなり違います。初めて行くときはトレースのはっきりついた後半を狙って入山しましょう。道に迷ううんぬんよりも、雪がくさりはじめるこの時期トレースの有無はスピードに影響します。
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by mobydick67 | 2009-05-18 18:59 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)

ゴールデンウイーク 奥秩父縦走 その2


2009年5月5日

3:40 起床

気温はテントの中で4℃くらい。
完全に二日酔いだが、昨夜一緒に飲んだijiruさんと今日は一緒に歩いてみようということになったので、手早く朝食を済ませ撤収して5:00に小屋の前にあがる。小屋の主人の徳さんに昨日買って頭に巻いていたのに酔って忘れてきた手ぬぐいを渡される。恥ずかしい。


5:10 出発

今日は息子、ijiruさんと3人で歩く。下りははijiruさんが先頭、それ以外は息子が先頭。二日酔いで足取りの重い私が最後に遅れがちについてゆく。くだりでのijiruさんはとても早く、ドーピングの効果か息子の足取りも軽い。

巻き道経由で破風避難小屋のほうへと下る。
曇っていていつもは展望の良い賽の河原も見晴らしが悪い。

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破風避難小屋の前で一休み。アイゼンを外す。テント2張り撤収中。昨日は何人か小屋にも泊まったようだ。


二日酔いの体に破風山への急登はこたえる。


7:20 破風山

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7:40 東破風山

8:30 雁坂嶺

9:00 雁坂峠

いつもは水汲みも兼ねて、雁坂小屋まで降りるのだが今日は多めに水を担いでいるのでそのまま南へ。

アイゼンは外したが、まだ北面の斜面にはところどころ雪が残っている。

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9:30 水晶山


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古札山は北面の巻き道で巻く。


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11:00 雁峠着

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ここで昼食。インスタントラーメンに大沢の代用ミート。ijiruさんに新鮮な生の葱を分けていただく。すでに縦走3日目、生ものに飢えた二人にはたいへんなご馳走。ありがたい。食べている途中から雨がぽつぽつと降り始める。

このあと笠取山は下の水干に巻いて、そのまま尾根筋の縦走路を行く。小雨が降る中先を急ぐ。尾根の南側をトラーバスする縦走路は何箇所か崩落箇所もあるが、しっかり修復されているので心配なところはない。


14:00 将監峠

少し雨足が強くなってくる。


14:20 将監小屋着

雨がかなり強くなってきたので、急いで手続きを済ませてテントを張る。天場には他に3張りほど。和名倉山ピストンの人が多いようだ。ijiruさんはツエルト持参だが迷った末に天候がよくないので小屋素泊まりに。息子とテントを張る間にもどんどん冷たい雨は強くなり風も結構吹き始める。

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テントを張り終わった頃和名倉山ピストンの登山者が数人戻ってくる。テントの人が多いようだ。小屋前の屋根のあるところで手早く夕食を済ませる。あまりに寒いのでナルゲンボトルとグランテトラに沸かした湯を入れて2人分の湯たんぽを作る。ijiruさんとそこで飯、酒を共にする予定だったが気温が下がって寒い上に、結構風が強くて雨が吹き込んでくるのでとても長居はできない。小屋のご主人に断って、小屋の薪ストーブのあるところで休ませてもらおうと、何度か声をかけたが返事がないのでとりあえず入らせてもらい1時間ほど休ませてもらっているところに主人が来て叱られてしまう。無礼を謝り小屋を辞して冷たい雨の中テントに戻る。
 
昨年春に夏に購入し何度か使ってきたテントGOLITE Valhalla 2+ ですが、本格的な雨の中で使うのは初めて。夕食前に少し縫い目から水が漏れているのに気がついたが、やはり漏れている。量はたいしたことはないが、ちょうど寝ている顔をあたりに時々したたり落ちる。幸い二人ともシュラフカバーを持参しているので、シュラフをひどく濡らすことはないし床が濡れてもマットがあるので大きな問題にはならない。寒いのでシュラフにくるまって早めに就寝。





2009年5月6日

4:30 起床

昨夜ijiruさんと明日は朝雨の様子を見て予定を決めようと相談。朝になっても雨は止んでいないが、もう強くは降っていない。

前室で湯を沸かし、アルファー米の梅茶漬け、うなぎ茶漬けにSOYJOY,コーヒーを朝食に。雨のなか撤収。

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テントの素材はシルナイロンが半分くらいだが、あまり雨を吸わないせいか雨でもそんなに重くなった印象はない。小屋前でijiruさんと相談、とりあえず予定通り飛竜方面に向かう。といってもここ将監小屋から三ノ瀬方面に下ってもバスはない(昔は一ノ瀬までバスあったよな・・・)。連休最終日、今日中に下山しなければならない。三条の湯経由でもよいがそれではワンパターンなので前飛竜経由で丹波に降りることに。


6:30 出発

8:00 飛竜下 禿岩

雨でガスっているため展望まったくなし。


ここから前飛竜を経て丹波に降りる道は私と息子は初めて。ijiruさんを先頭に降りる。前飛竜を過ぎると少し道は緩やかになり、広葉樹の森が広がる。新緑が萌え始めていてとても美しい。たべられる植物(山菜とかきのこ)にめっぽう詳しいijiruさんにコシアブラの木の見つけ方を教えてもらい、上下左右に目をやり探しながらゆっくり歩くが植物に疎い私や息子にはさっぱり見つけることができない。ijiruさんは次々と見つけていくのに・・・


10:00 サオウラ峠

ここから丹波天平に向かうことにする。


10:30 丹波天平

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ここはijiruさんも私も初めて。予想していたより広くびっくりする。丹波への分岐もはっきりとした道標がある。丹波への道は大半が明るい広葉樹林の林のなかの斜面を九十九折に降りてゆく。
丹波小学校の横にでたところで登山道は終わり。

11:00 丹波へ下山

のめこいの湯までは歩いてすぐだ。温泉の上の売店でワインを一本ずつ買ってから温泉へ。温泉の中の休憩所で軽い食事と酒。今回はいつも忘れるポイントカードも持参。あとハンコ一つで入浴券と交換だ。

このあとijiruさんに奥多摩駅前の美味しい餃子屋をおしえていただき電車の前に一杯。さらに同じ私鉄沿線なので地元近くの居酒屋でもまた一杯。またもや酔ってしまった。
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by mobydick67 | 2009-05-08 18:52 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)

ゴールデンウイーク 奥秩父縦走

ゴールデンウイーク 奥秩父縦走

恒例のGW奥秩父縦走に行ってきました。
今年は前半が仕事で3日から4連休とれて、息子と二人で奥秩父連峰西端の瑞垣山荘から東へ進めるだけ行ってみようという計画。いくつかテーマもあり、出会いもあり、予期せぬニュースもありましたが、とりあえずは山行記を備忘録として記しておきます。

2009年5月3日

4:30 起床

おにぎりやパンを朝食、昼食用に購入しようと駅近くのコンビニにはいると「忌野清志郎逝く」というスポーツ新聞の見出しが目に入り、愕然。闘病中とは知っていたが、またきっと帰ってきてくれると思っていたのに・・・

駅のホームではなぜか狼が出発する私たちを送ってくれた。

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鈍行電車を乗り継ぎ韮崎8:30着、8:50発の山梨峡北交通のバスで瑞垣山荘まで。バスは満員で臨時バスが増発されてた。バス代2000YENは安いとは思わないが、廃線にせずにがんばって欲しい。


10:10 瑞垣山荘発

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富士見小屋を経て

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11:30 大日小屋着。

息子が高度変化に弱いためいつもはここでテント泊だが、今回はドーピングしているので先に進む。
水場で水を補給しおにぎりで昼食。

登りの樹林帯に入ると雪が凍ってアイスバーン化していたので、早めにアイゼン装着。私は10本爪、息子が8本爪。


12:30 大日岩通過

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13:30 稜線にでる

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岩場が多いのでいったんアイゼンを外す。快晴ではないがそこそこ遠くまで視界が広がる。


14:20 頂上通過

頂上を超えた東側の賽の河原のほうが人もいなくて景色もよいので、風がなければいつもここで休憩。アイゼンを再び着けて大弛峠を目指す。いつもこのあたりで不調を訴える息子もこの日は絶好調。

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ここから鉄山、朝日岳を経て峠へ向かう道は例年雪がけっこう多くかつ腐っていて踏み抜いて膝上までうまり、トレースがあってもなかなか時間がかかる道だが、今年は雪が締まっていてとても歩き易い。スピードを上げて先を急ぐ。

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16:20 大弛峠着

道路上にはすでにテントが10張り程度張ってあり、よい場所も残りすくないので急いで小屋で受付を済ませてテントを張る。

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小屋の隣の水場の水はちょろちょろで容器に汲むのに時間がかかる。晩御飯はアルファー米を戻して、レトルトの具を足した炒め御飯。まあまあのでき。明日は早出して時間を稼ぎたいたので早めに寝る。



2009年5月4日

3:40 起床

まだ外は暗いが、手早くアルファー米五目御飯と味噌汁で朝食を済ませテント撤収して荷造り。すぐに空が明るくなり始める。


5:00 出発

国師が岳への登りはいきなり急登。それでも例年より雪も少なく、雪質も締まっているため歩きやすい。

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前国師を経て国師頂上へ。


5:40 頂上着

曇っていて眺望あまりよくない。


昨年は前国師から先のトレースがほとんどなく(あるのだが消えかかっていた)、大変だったが今年は連休半ばということもありはっきりトレースがついている。ここから甲武信ヶ岳へ向かう縦走路は東へ300mほどいったところにあるなだらかなピークから南東へ向かう尾根を外れて、北北東にむかうわかりづらい尾根といえないような広い尾根筋を降りていく。昨年はトレースがないこともありなかなかこのルートが見つけられなくて南東へ向かう尾根を3,40m間違って降り、そこで気づいて来た道を登り返してうろうろしてやっと正規のルートにもどることができた。今年は間違わないよう気をつけていたのだが、どうやらみんなここで間違えるようで南東への尾根に下りる道にはっきりとかなりの数の踏み跡がついている。10mくらい降りてやっぱりおかしいと気がづき、登り返すのは面倒なのでそのまま斜面を北にトラバースするとすぐに正規のルートに戻った。間違えやすいところだ。

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ここから甲武信ヶ岳手前の水師あたりまではエスケープルートのない長いコース。実際去年は私たちも途中でビバーグしたし、今年もすれ違った登山者から昨夜ビバーグしたという話を聞いた。連休でも人は少なくすれ違う人が10人にも満たない静かで山深いコース。苔むした倒木が折り重なる美しい森のなかの道。今年は最後に雪が降ってから時間が経っているせいか、雪が少し汚れていたがそれでも雪道歩きを十分堪能。



途中ラジオで何度かRCサクセションや清志郎ソロの曲がかかり、そのたびにこみあげてくるものがある。私は自分が今一緒に歩いている息子と同じくらいの歳の頃から、RCサクセションに夢中だったんだよなあ・・・と山とはまったく無縁の若い頃のことをいろいろ思い出す。



11:20 甲武信ヶ岳山頂着

今年3度目の甲武信ヶ岳。さすがに連休で人が多いのですぐに小屋への道を降り始める。


11:30 甲武信小屋着

小屋のスタッフは休憩中のようで静まりかえっている。とりえず前のテラスで昼食をとりながら今日の予定を息子と相談。時間的には雁坂小屋までいけないこともないが、破風山への急な登りが待っている。ちょっと早いがここに泊まることに。天場にテントを張り終えた頃、小屋のスタッフも表にでてきて、登山者もどんどん到着し始める。テント泊の手続きの際、25周年記念の手ぬぐいを息子の分と2枚譲っていただく。かっこいい!テント場もあっというまに一杯になり、夕方までには20張り程度にまで増えた。


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早く着いたので昼から持参したワインと小屋で買ったビールをちびちび飲む。16:00くらいから再びテラスにあがって夕食。焼きそば、ひじきと煮豆をつまみに作り、そのあとスパゲティーをメインディッシュに。

食後には常連の小屋泊まりの方やスタッフとまた酒を飲み、楽しい夜。飲みすぎて酔っ払ってしまいテントに帰ったあと不始末をしでかしてしまいました。反省。
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by mobydick67 | 2009-05-08 18:37 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)