「生きる形」
会期:2012年4月20日[金]-2012年9月1日[土]
開館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)
会場:東京大学伊藤国際学術研究センター(本郷キャンパス)
入館料:無料
WEBでみた告知から予想したよりもこじんまりとした展示だったけど、なかなか面白かった。動物の骨をオブジェ化した個々の展示は、どっかの本で見たものによく似てるけど完成度は高い。
が、全体としてはすっちゃかめっちゃかで未完成、試行錯誤・・・・
特に光ファイバーを使ったインスタレーションというか何だかよくわからないものは、下手な学園祭の出し物かアングラ芝居みたいだし・・・・
一言でいうと混沌。でもそれが「生きる形」ってことなんでしょうか?そういえば監修者である死体解剖学者?遠藤秀紀の最新刊
東大夢教授もなんだか表現が芝居っぽくて真面目なんだか不真面目なんだかわからない変な本。変な芝居うっているあいだに、かんじんな科学のほうがお留守になってしまってます。
会期はあと2日ですが、変なものが好きな人、骨マニアの方は是非!タダです!
それと以前見た本館のほうの展示。
常設展示
「キュラトリアル・グラフィティ――学術標本の表現」
会期: 2011年10月17日[月]-
休館日:月曜日(ただし、4月30日は開館)、5月1日
開館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)
会場:東京大学総合研究博物館(本郷本館)
入館料:無料
こっちほうが展示の基本形に忠実で、まとりまりがあってコンセプトもわかりやすい。
現生人類(ホモ・サピエンス)の頭骨が縄文時代から江戸時代のものまで20体近く並べてあるのは壮観。
ただし、こちらは人骨がメインなので撮影禁止だそうです。
同じ骨でも動物の骨なら遊べるけど、やっぱ人骨はダメなんだろうな・・・