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アルミワカンの応急修理

先日の奥秩父残雪歩きでも使用したエキスパートオブジャパン スノーシューズL (アルミワカン)。軽さの割にはしっかり浮力もあり今回も大活躍。雪の多いときにはテントのペグ代わりにも使える。でも使いかたが雑なせいか、爪とワカン部分を固定するリベットがかなり外れてしまっている(MAGIC MOUNTAIN(マジックマウンテン) トレースライン TJWN01はここがリベットではなくネジとナットで固定されているようだが緩んで落ちたりしないのかな。アルミパイプ径はエキスパートオブジャパンのものより若干細い)。固定箇所は片足全4箇所で各固定箇所が4個のリベットで止められているので簡単に使用できなくなったりはしないが、停滞で暇だったので手持ちの道具で修理してみた。といっても、結束バンド(別名ケーブルタイ、商品名インシュロック)を通して締め付け余ったところをナイフで切っただけ。結束バンドにはかなり引張強度があるので、針金などよりは耐久性があるだろう。

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今回使ったのは普通に100均などで手に入る幅3mm長さ150mm程度のもの。この他に幅5mm全長300mm程度のT60R-HSWも2、3本あると心強い。前にも書いたが同じメーカーの同じ幅のものなら複数繋げて使うことも可能。切れたアイゼンベルト、靴紐の代用、剥がれた靴底の固定、テントやザックの応急補修、2、3本使ってストックを縛ればタープのポール代わりにもなるし、アイディア次第で汎用性は高い。山を歩くときは2、3種を2、3本つづエマージェンシーキットに忍ばせておくと色々役に立つ。

その他にもこうやって別に一本持ち歩くのもいい。

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着火剤にもなるガムテープをライターに巻いて使っている人は多いと思うが、そこにインシュロックを1本挟んで(ループにしないで二つ折りにするだけ)おけば、エマージェンシーグッズ3品をひとつにまとめることができるし、ミニカラビナを付けてネックループにぶら下げておけば、山で火を使うときに酔っ払っていてもライターを探してジャケットやパンツのすべてのポケットをまさぐらなくて済むのでとても便利。
by mobydick67 | 2011-05-13 20:51 | 道具
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