今年のゴールデンウイークも奥秩父の奥深いところを歩いてきた。
2011年4月29日
早起きして電車を乗り継ぎ小淵沢へ。一本早い電車でくればここで早いお昼をゆっくり食べることができる。ひょいと食前酒にワインも・・・・
中央線ホームの駅そばはまだ準備中だったので、改札を出たところの立ち食いで。天玉蕎麦。
いつも連休中は観光客で混み合う小海線も今年はそれほどではない。信濃川上駅からは予約しておいたタクシー(
川上タクシー)で町田市自然休暇村まで。去年と同じ運転手さんだった。料金は6000円。
11:20 出発。今年も去年と同じメンバー、息子、イジルと梓久保林道を行く。
一つ目の作業小屋あたりで空は晴れているのに小雪が舞い始めた。
12:20 歩き始めて一時間ほどで分岐に到着。ここを右にいけば岩屋林道(廃道)。今年は左の唐松久保沢の道を行く。
沢には幾つか堰堤がある。
1kmほど歩くと林道は消え、沢の右岸沿いの踏み跡を進む。テープがつけられ、ところどころに古い治山工事の後が残る。沢床に降りて歩くところもあり、ガレを嫌って左岸に渡渉するところもあるが水量が少ないので問題ない。
さらに進むと下の写真の手前でテープは左岸から沢を離れるようにつけられていた。両門の頭かそれより少し国師ヶ岳寄りの縦走路に繋がっているのかもしれないが、もうこのあたりは尾根の北面で日陰なため、沢左岸は雪がたっぷり。たとえ踏み跡があっても深い雪の下。もう少し雪のない沢沿いをつめて高度を上げたいのでそのまま沢を詰める。
沢の水量も減ってきて、左岸の雪も増えてくる。沢の源頭方面には天竺尾根がのぞく。
時計の高度計で2080m。もうあまり沢沿いを歩いているメリットもなくなってきたので、左岸に渡って進路を南東にとり、沢から離れ急な斜面に取り付いた。14:30。