国師ヶ岳、甲武信ヶ岳間の主脈縦走路に信州側からとりつく道


去年からずっと気になっている道がある。現行の登山地図には記されていない道。沢沿いから尾根にとりつく藪の道。廃道なのか?

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昨年入手した1931年(昭和6年)の古い登山地図にあるこの道。まだ毛木平と甲武信ヶ岳を結ぶ千曲川原流沿いの道さえない頃からある道。

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今年になって入手した1913年(大正2年)大日本帝国陸地測量部発行の五万分の一地形図にも記されている。こちらだと途中枝分かれして二本の道がある。

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現行の2万五千分の一地形図にはもちろんそんな道はなく、途中まで林道が記されているだけだ。赤い線を引いてみた。

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梓山から岩屋林道を経て国師ヶ岳まで歩いた際に歩いた梓久保林道は唐松久保沢をで横切る少し前で二股になっていて右が国師ヶ岳方面への岩屋林道(廃道)、左が唐松久保沢沿いと思われる仮称唐松久保沢林道。これで唐松久保沢を詰めて途中から北へ伸びる尾根を辿るれば奥秩父主脈縦走路に両門ノ頭あたりでぶつかるはずだ。以前、岩屋林道から国師ヶ岳に登り、そのまま縦走路を北上して甲武信ヶ岳方面に向かって歩いているとき、このあたりで北面の下のほうからチェーンソーの音が聞こえた。もしかすると縦走路に近いところまで人の手が入っているのかもしれない。

Google Earthの航空写真を見るとこの縦走路北面は少し林が切り開かれているようにも見える。

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これだけ地図を睨んでいると、もうそれだけで歩いたような気がしてくるけど・・・・・今度、歩いてみるかな。
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by mobydick67 | 2011-04-22 19:11 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(5)
Commented by hachi at 2011-04-22 23:09 x
こんばんわ、
御無沙汰しております。Hachiです。

唐松久保沢林道から縦走路まで行く道は「山と高原」地図の1976年版に赤破線で記載されています。
経路は、現在の地図の林道終点の手前から2209mピークの250m程東側の尾根に上がり、そこから尾根を辿り東梓2272mピークの400m程東側で東梓から二つ目の2245m位の小さなピークで縦走路につながる様に書かれています。
つまり両門ノ頭へ上がるのではありません。

また日地出版の同じころの地図でも黒破線でほぼ同じ位置に道が書かれておりますので間違えないようです。

御参考になるかと思いお知らせしました。
Commented by earlgrey8 at 2011-04-23 07:25 x
いーないーな、あんまりそういうの調べないで、薮山に突っ込む私ですが(笑) 以前富士見からまっすぐ北上して、毛木平の駐車場まで尾根伝いに歩いたのですが
案外人の臭いがして、人跡未踏なんてことはなかったですし、行けそうな気がします。 沢沿いで怖いのは滝やゴルジュなどで進退窮まることですが
尾根筋でも越えられない岩場とか、怖いから一緒かなぁ・・・大体手前から巻くんですかねぇ、ザイルで懸垂?
Commented by hachi at 2011-04-23 09:50 x
ヤマレコの日記に地図の写真載せましたのでご覧ください。
とは言っても写真撮りのセンスないので見づらいですがお許しください。
「35年前の国師岳付近の気になる登山道」
http://www.yamareco.com/modules/diary/4607-detail-19363

なぜか奥秩父だけは古い地図を捨てないで持ってます。今頃旧道を歩くのに役立つとは思いませんでした。
Commented by mobydick67 at 2011-04-23 21:19
Hachiさん、ご無沙汰してます。

いろいろアドバイスありがとうございます。
大変参考になりました。
確かに写真拝見するとこの道はもう少し西よりについていたようですね。

もうここまで来ると歩いてみないわけにはいきませんね・・・

Hachiさんのヤマレコの記事、いつも楽しませてもらっています。
またどこかで、バッタリ会えるといいですね。
Commented by mobydick67 at 2011-04-23 21:27
eralgrey8さん諸々ご苦労さまです。

こういう性分なので調べ始めると止まらなくなるのですが、こんなに調べても実際に歩くと脱線につぐ脱線で予定通りに歩けたことがありません。

その富士見から五郎山方面に続く尾根、逆コースですが私も去年半分くらい歩きました。杣道として結構最近まで使われていたような雰囲気でした。

沢も岩も全然ダメ、ロープも使えないなので基本的に大巻きしますが、なかなか元のコース戻れないのが問題です。
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