梓川を遡って国師ヶ岳へ 3


2010年10月10日

4:30 雨音で目が覚めた。外はまだ雨だ。

アルファ米山菜おこわ、乾燥野菜を加えた味噌汁、コンデンスミルク入りコーヒーとソイジョイで朝食。雨具、スパッツなどフル装備。雨の中テントを撤収するのは久しぶりだが、雨をしのげる岩小屋があるので少し楽。

空が明るくなってきてヘッドランプなしでも行動できるようになってから出発。急いで暗い中出発してルートを誤ってはかえって時間がかかる。

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5:50 出発。

昨日にも増して倒木の折り重なる河床を進む。苔で滑る倒木を超えていくのは骨がおれるが、沢を大切に懐に抱え込むように広がる原生林はひっそりとしてとても美しい。

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ちいさなナメ。梓久保林道終点以降、梓川には滝らしい滝はない。

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踏み跡らしきものがあるが、苔がしっかりついているので通る人や獣は多くないと思われる。

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7:00 もうこれ以上倒木を越えるのは嫌だと思い始めた頃に、沢の源頭部に着いた。源頭部は岩場に囲まれている。これを左に巻く。いつの間にか雨は止んでいる。ここからは針葉樹の幼木が隙間なく生えた林の中を藪漕ぎ。

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コンパスを睨みながら北へと進路を保持しようとするが藪を突破できないところもあって少し西に進んだら東に戻ってとジグザグに進むことを強いられる。それでも北方向、霧の向こうに国師ヶ岳の稜線らしきものが時々覗き、進路が正しいことはわかった。

途中、大きな岩が重なり、藪が途切れたところに出た。北西の視界が開け、川上村の広大な畑が見えた。

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再び藪に突っ込んで急な傾斜を登りながらしばらく木と格闘していると突然、登山道に出た。

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ここを登ってきた。

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西側が登り、東側が下りになっているので、荷物をデポして西に向かう。前方すぐの所に顕著なピークが。5分も歩かないうちにそのピークに着いた。

8:00 国師ヶ岳頂上。なんか顔や頭にいろいろついてる・・・

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どうやらさっきは国師ヶ岳頂上と縦走路と天狗尾根の分岐にあたるピークとの鞍部に出たようだ。持参した1/25000地図で確認すると頂上から200~300mほど東の地点のようだ。


頂上の道標の後ろ、北側には踏み跡らしいものと赤テープ、ペンキが見える。これが本来の岩屋林道のようだ。せっかくなので少し下ってみた。

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顕著な踏み跡だが、高度にして50mほど下ると脇に生える木の枝が煩くなってくる。それでも登ってきた道に比べればずっと良さそうだ。沢の源頭部で岩場を左に巻いたのがよくなかったのかもしれない。左岸側には踏み跡があったのかもしれない。次はこの踏み跡を辿って頂上から下ってみよう。

頂上に戻り、縦走路を戻り、デポしたザックを回収して縦走路を甲武信ヶ岳方面に向かう。
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by mobydick67 | 2010-10-21 09:42 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)
Commented by hachi at 2010-10-23 22:33 x
遂に岩屋を通り国師へ到達しましたね。それも雨の中!
5月に梓久保林道でお会いした後、どうなったか気がかりでしたが最近ブログを見つけ、雪の中を縦走路までたどり着いたのを知りました。
そんな凄い方とは知らず失礼いたしました。
Commented by mobydick67 at 2010-10-24 06:38
hachiさんこんにちは。
hachiさんのヤマレコ上の山行記、とても参考になりました。あれがなけれれば梓久保林道を辿ることができなかったかもしれません。

沢登りの方があのあとすぐ登られていたんですね。Hachiさんも奥秩父の面白いところをいろいろ歩いてらっしゃいますね。

私の登った道は梓川原頭部からは藪がひどく骨がおれましたが、いつの日か国師ヶ岳頂上からの踏み跡を辿って、正調岩屋林道をひとつの線として繋げてみたいと思っています。

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