奥秩父古道 真の沢林道 その1


シルバーウィークは山行できなかったが、この週末は月曜を休みにして3連休になったので、かねてから懸案だった真の沢林道にチャレンジすることに。前日金曜日仕事の帰りに神田の石井スポーツ本店でアルファー米を数食分購入。山用品10%OFFだったのでついでに山用の財布(ノースフェイスのやつを息子にとられてから100均のジッパー付きの袋を使っていたが軽いが使い勝手が悪いのでドイターのシンプルな札入れを)、コロニルの革靴用ワックスなども一緒に購入。

2009年9月27日

5時起床。100円ローソンで朝食用パン、昼食用おにぎり、夜用つまみなどを購入してから電車に。京王線、埼京線、西武池袋線を乗り継いで西武秩父駅に。そこから西武観光バスの三峰神社行きバスに乗って、途中秩父湖で下車。秩父交通の川又行きバスにのり10:30川又着。都内から公共の交通機関利用だと一番早くてこの時間になる。秩父側からのアプローチは都内からだとけっこう時間がかかる。武州秩父側は下山には何度も使っているがこちらからの入山は初めて。

10:40 トイレ前で身支度を整えて出発。

入川沿いの道をゆく。

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管理釣り場を過ぎて、森林軌道の残る入川林道を行く。

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12:00 赤沢吊り橋。林道はここまででここからは山道になる。尾根に上がったあたりでおにぎりふたつで昼食。

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14:00 柳小屋着。シーズン最後の土日なので釣り人が何人かいるのではと思ったが、誰もいないし、荷物も置いてなかった。この小屋には2年前の10月に息子と甲武信から股の沢林道を下った際に泊まったことがある。

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小屋の前の釣り橋で沢を渡り少しいくと道標があり、この道標の前に真の沢林道の分岐がある。道標の後ろの木に小さなブリキの板が打ちつけられていて、「真の沢林道、甲武信ヶ岳まで5時間、危険」と書かれている。

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ここから尾根をつめて1500mくらいまで高度をあげそこからは真の沢の谷の上部斜面をトラバースしながら西に進み、真の沢に近づいて流れの音が聞こえるようになるとそこから沢と平行に南に進む。このあたりまではわりと道もはっきりしていて、テープも随所に巻かれていて迷うこともない。

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すこしいくと前方からの水の流れる音が大きくなりに千丈滝が木々のあいだに垣間見える。道はそのまま滝の右岸を登っていき滝上の沢に出る。

15:30 千丈滝上。靴と靴下を脱いで右岸から左岸に渡渉。右岸側は狭いが、左岸側の河原が少し広くなっていてテント2張りほどなら張れそう。焚き火の跡もある。水を汲んで先に進む。

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沢の少し上の道を沢に沿って進んでいく。滝上から5分ほどすすんだあたりは河原も広くなっていてテント泊に最適。10張り以上大丈夫だろう。朽ちかけた桟道も数箇所あるがそれほど危険ではない。

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すこし行くと急に道も悪くなり倒木が多くなかなか前に進めない。巨木が1本ではなくまとめて何本も折りかさなるように倒れていてジャングルジムをくぐりぬけるようにして進む。テープも少し疎らになる。

17:00 沢から少し離れた左岸を進んでいくが、ちょっと広めの緩やかな谷を横切るあたりでテープを見失う。時間も遅いしそろそろテントを張って休みたい。その谷でテントを張ることもできたが、暗くて陰気な感じがしたので右側にすこし谷を上っていくと尾根にでれそうなので、トレイルから外れて谷をつめて尾根にでる。広い尾根で三宝山と十文字峠のあいだの武信白岩山とその東峰がみえた。ここは三宝山からのびる尾根の一画のようだ。奥多摩の狼平に少し似たなかなか素敵な場所。地図で現在地もわかったのでここでビバークすることに。ふかふかの乾いた苔の上にテントを手早く張った。

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こういう場所では鹿が鳴いたりテントの傍を歩いたりと意外と騒々しいものだが、なぜか鹿の鳴き声、鳥の鳴き声ひとつしない。寂しいのでラジオをつけたが生憎相撲中継の時間であまり興味がないので、持参したiPodで音楽を。少し気温も下がってきたのでモンベルU.L.サーマラップパーカをTシャツの上に羽織った。前室で蝋燭を灯し、ガスストーブで湯を沸かし、アルファー米を戻しながらワイン。つまみはめざし、チーズ蒲鉾、ミミガー。明日も天気は大丈夫そうだ。21:00頃就寝。
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by mobydick67 | 2009-09-28 21:40 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(2)
Commented by づめ at 2009-09-30 10:51 x
これぞ奥秩父的な道、真の沢林道。
人が少ない故自然が色濃く残りますが同時に道も荒れてしまいますね。

以前歩いた友人が「あの道はとうほく(倒木)道だ」と言ってました。


人の少ない道を好む向きには楽しい道。


目刺し、ちーかま、ミミガーの晩酌。素敵です。

その頃うちは、中華風餃子鍋、牛スジ煮込み、シシトウ焼き、大根サラダ、ヒジキと薩摩揚げの煮物等、…質素でした。



ちなみに川又からの沢は、入間川←×、入川←○、です。
Commented by mobydick67 at 2009-10-01 01:05
こんばんわ、づめさん。大変お世話になりました。訂正ありがとう。一人でビバークが少し寂しかったせいか翌日はじけてしまいました。これから2日目、3日目もアップするよ。
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