ゴールデンウイーク奥秩父縦走について~コース


今年のGWもまた奥秩父を縦走してきましたが、これまでゴールデンウイークだけで、かれこれ4,5度はテント泊で縦走してきたので少しまとめておきたいと思います。

コースについて

GWはどこの山も混むので、山なんて行くもんじゃないと思っているみなさん、私もずっとそう思っていて子供と登るようになる前はGWは出かけることさえ控えていましたが、間違いです。確かに山は混みますが混むのは山頂と、山頂への最短ルートのみです。奥秩父ならば、金峰山、甲武信ヶ岳、雲取山あたりだけです。それを東西に結ぶ縦走路はたとえGWであってもとても静かです。

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縦走路は東の奥多摩側、西の瑞垣山、金峰山側いずれから、あるいは途中の甲武信ヶ岳、雁坂峠あたりなどどこからでも入れますが、お奨めは西側からの入山です。基本的に奥秩父は西から東にだんだん低くなっているので、GWの縦走の場合は西の高いほうから入って冬から春、さらに初夏の気配を感じながら東へと足を進めるコースをお勧めします。逆に秋は東から西へ冬の気配を感じながら歩くのもよいでしょう。

日程的にはテント泊でも天候にさえ恵まれれば、4泊5日で瑞垣山荘前から奥多摩駅まで縦走可能です。3泊4日、あるいは2泊3日ならその半分を歩くことができるはずです。距離やコースタイム的には笠取小屋あたりがほぼ中間地点となりますが、雪などの条件もあるので、私の場合は甲武信、雁坂あたりを中間に考えて、時間がなければ甲武信ヶ岳や雁坂を終点や基点にしたコースを考慮します。

また、入山下山路も少し工夫すれば静かな山行を楽しめます。最近わたし的には秩父武州方面への下山がマイブームなので、甲武信や雁坂から川又方面を目指す道がお奨めですが、北面のため雪が多い年もあり、GWの場合は小屋が開いて間がないためピーク、あるいは小屋への最短の登山道以外は整備が行き届いていない場合がほとんどなので小屋の方に確認するなり慎重に臨んでください。樹林帯の急な斜面をトラバースする道に大きな倒木群、崩落、雪などがあってヒヤヒヤするなんてのはよくあります。南の山梨甲州側の下山路はわりとよい道が多いので天候の悪いときや、自信のないときはこちらへの下山がお奨め。大弛、雁峠、笠取、将監からの下山は、下山後バス停が遠いため縦走者には不便です。またGWは激コミの雲取山をわざと避けるのもいいかも。雲取に休日に登るなら冬です。

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縦走路のなかで一番山深い雰囲気を湛えているのは、やはり国師ヶ岳、甲武信ヶ岳間でしょう。ここは全縦走路のなかでも一番静かな道です。雪がなければただ長いだけでどうということのない道ですが、年によっては雪の量や質によって思わぬ難渋を強いられ、時間がかかってしまうことがあります。途中実線のエスケープルートはないため、テント泊でない場合もツエルトはかならず持って行ったほうがよいと思います。

積雪状況はWEBで簡単に確認できるのは甲武信小屋雲取山荘のHPで、金峰、国師あたりは確実に甲武信近辺より多いと考えたほうがよいでしょう。

追記:ひとつ忘れてました。同じGWでも始まる前と後半ではトレイルの状況はかなり違います。初めて行くときはトレースのはっきりついた後半を狙って入山しましょう。道に迷ううんぬんよりも、雪がくさりはじめるこの時期トレースの有無はスピードに影響します。
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by mobydick67 | 2009-05-18 18:59 | 奥秩父:山歩きと備忘録 | Comments(0)
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